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第一部
誰につけられたの?
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「はあっ、嘘だろ……っ」
しまった、と飛び起きた頃には、既にスマフォの時間は昼を差していた。
学食を食べている暇なんてなく、僕は走って次の講義がある教室へと向かう。普段からあまり走らない僕は、教室へ入る頃には息を完全に切らしていた。
「お、珍しいな。リヒトが遅刻しかかるなんてさ」
あのゼミの友人が取ってくれた席に座り「二度寝しちゃってね」と苦笑いで返す。嘘はついてないが、本当のことを話すわけにもいかず。
講義が始まってからも、僕の頭の中は、最近の出来事で埋め尽くされていた。
そもそもなんでこんなことに?
前世がああだったから?
僕がはっきり言えないから?
ユーリがしつこいから?
そのどれもが当てはまる気もするが、いまいちしっくりとした答えにはならない。
「――ぁ」
「……」
「――い、リヒ」
「……」
「おいってば」
「うひゃ……!?」
不意に脇腹をつつかれ変な声が出た。つついた張本人も意外そうに僕を見つめた後、小さな声で「すまん」と呟いた。それに僕も小声で「いや、大丈夫」と友人に身を寄せてから、
「僕もごめん。何?」
と教授にバレないよう確認しながら返した。
「いや、手元が全然進んでないからさ。ちゃんと聞いてんのかなぁって」
言われて手元を見れば、確かに最初に話した部分以外、何も書かれていない。友人のほうはだいぶ書き込んであるため、僕の知らない間に話が進んだのだろう。
「あぁ、うん……、ちょっとバイトのしすぎで……」
「やっぱりかぁ。ま、後ででもいいし、いつでもノート写させてやるからよ」
「うん……」
いい友人だ。だから前世とか、今世とか、ユーリのこととか、そんな個人的な問題には巻き込みたくなかった。
講義を終え、次の教室へ移動する。ゼミの友人は次の講義は取っていないため、教室を出る時に別れ、僕は一人で歩いていく。と、その途中、反対側から歩いてくるユーリの姿が見えた。
僕はすぐにくるりと向きを変えて、気づかれないうちに違う道から行こうとしたのだけど。
「あ、リヒト先輩」
呼ばれた気がした。いや、確実に呼ばれた。
だけど聞こえないフリを装って、僕は逃げるように次第に足を早めていく。廊下の突き当たりを曲がって、すぐそこにあった男子トイレへと駆け込む。
大丈夫、トイレに入るのは見られていないはず。追いかけてくるわけ――
「せーんぱい」
「ひいっ」
ガラリと扉が開かれ、腕を思い切り引かれる。僕にこんなことをするのは、あいつしかいない。
「ユーリ……っ」
出入口に立つユーリの表情は、心なしか怒っているように見える。
「先輩、いや、リヒト。なんで逃げたの?」
ユーリが僕の手を離し、それから入口を塞ぐように扉に背を預けた。腕を組んで僕を見下ろす様は、まるで支配者のようだ。
「なんでって……。トイレぐらいするだろ。急にしたくなって、一番近かったのがここだったから、入っただけで……」
「あー、なるほど」
トイレをしたいなんて、恥ずかしい理由にもほどがある。それでも、これならユーリも大人しく出ていってくれると思ったのだが、
「じゃ、早くしないと」
と楽しそうに笑い、僕の背を押して小便器の前まで連れて行く。
「どうぞ?」
「どうぞって……」
ユーリは僕の後ろに立ったままで、一向に動こうとはしない。用を足すつもりなんて毛頭ないが、もしそうだったとして、この状態では出るものも出ないではないか。
「早く」
耳元に、ユーリがわざとらしく息を吹きかけてくる。それだけの刺激でも僕の身体はすぐに拾い上げ、自分でも熱を持ち始めたのがわかる。
ユーリもそれに気づいてるようで、微かな笑い声とともに腰の辺りを指先でくすぐられる。
「ちょ、ちょっと、離れてくれ……」
ユーリの手を払い、そう言った時だ。
「これ、何」
「え……?」
一瞬なんのことだかわからず、自分でも間抜けな声が出たと思った。だけどユーリが言っているのが、昨夜アキくんに噛まれた傷跡だとわかり、僕は「これは」と慌てて弁明しようとし。
「……リヒト」
「あっ」
ぬるりとした感触を首筋に感じ、僕はたまらず声を上げた。けれどもそれは、すぐに舌先で傷口を抉られるような動きによって、快楽から痛みへと変わっていく。
「い、いたっ……やだ、痛い!」
「ねぇ、リヒト。これは誰につけられたの?」
「そ、れは……」
あの近衛兵だ。いや、教え子の高校生に? どっちと答えればいいのか。どっちも違う気がするし、そもそも答えてはいけない気もする。
迷う僕に呆れたのか、それとも怒ったのか。どちらかわからないが、ユーリはため息をひとつついてから、アイフェルドとは比べ物にならない強さで噛みついてきた。
「いっ! やだ、ユーリ痛い! ユーリ!」
吸血鬼というのがもし現代にいて、血を吸われるとしたらこんな感じなのだろうか。いや、痛くないとも聞くし、こんな乱暴に吸わないのかもしれない。
「……はは、リヒトの血、おいひぃね」
そんなわけがない。鉄の味が美味いわけがない。
痛みが勝ってるというのに、ユーリにそう言われ今度は優しく舐められれば、僕の身体はあっけなく反応を示しだした。
「ね、リヒト。俺以外に噛まれた時も、まさか同じ反応したわけじゃ、ないよね?」
「……っ」
昨夜の出来事が蘇る。
確かに僕は、アイフェルドによって欲を吐き出してしまったが、でも僕はそれが嫌だったし、何よりユーリ以外に触れられたくなかった。けれどそれを言うのは今の僕には難しく、結果として間が空いてしまう。
「……なーんだ、じゃ、いっか」
沈黙を肯定と受け取ったユーリは、つまらないとばかりに僕から離れていき、そのまま無言で出ていってしまった。
追いかける? 追いかけてなんと言えばいい?
僕にはその答えが、まだ見つけられない。
しまった、と飛び起きた頃には、既にスマフォの時間は昼を差していた。
学食を食べている暇なんてなく、僕は走って次の講義がある教室へと向かう。普段からあまり走らない僕は、教室へ入る頃には息を完全に切らしていた。
「お、珍しいな。リヒトが遅刻しかかるなんてさ」
あのゼミの友人が取ってくれた席に座り「二度寝しちゃってね」と苦笑いで返す。嘘はついてないが、本当のことを話すわけにもいかず。
講義が始まってからも、僕の頭の中は、最近の出来事で埋め尽くされていた。
そもそもなんでこんなことに?
前世がああだったから?
僕がはっきり言えないから?
ユーリがしつこいから?
そのどれもが当てはまる気もするが、いまいちしっくりとした答えにはならない。
「――ぁ」
「……」
「――い、リヒ」
「……」
「おいってば」
「うひゃ……!?」
不意に脇腹をつつかれ変な声が出た。つついた張本人も意外そうに僕を見つめた後、小さな声で「すまん」と呟いた。それに僕も小声で「いや、大丈夫」と友人に身を寄せてから、
「僕もごめん。何?」
と教授にバレないよう確認しながら返した。
「いや、手元が全然進んでないからさ。ちゃんと聞いてんのかなぁって」
言われて手元を見れば、確かに最初に話した部分以外、何も書かれていない。友人のほうはだいぶ書き込んであるため、僕の知らない間に話が進んだのだろう。
「あぁ、うん……、ちょっとバイトのしすぎで……」
「やっぱりかぁ。ま、後ででもいいし、いつでもノート写させてやるからよ」
「うん……」
いい友人だ。だから前世とか、今世とか、ユーリのこととか、そんな個人的な問題には巻き込みたくなかった。
講義を終え、次の教室へ移動する。ゼミの友人は次の講義は取っていないため、教室を出る時に別れ、僕は一人で歩いていく。と、その途中、反対側から歩いてくるユーリの姿が見えた。
僕はすぐにくるりと向きを変えて、気づかれないうちに違う道から行こうとしたのだけど。
「あ、リヒト先輩」
呼ばれた気がした。いや、確実に呼ばれた。
だけど聞こえないフリを装って、僕は逃げるように次第に足を早めていく。廊下の突き当たりを曲がって、すぐそこにあった男子トイレへと駆け込む。
大丈夫、トイレに入るのは見られていないはず。追いかけてくるわけ――
「せーんぱい」
「ひいっ」
ガラリと扉が開かれ、腕を思い切り引かれる。僕にこんなことをするのは、あいつしかいない。
「ユーリ……っ」
出入口に立つユーリの表情は、心なしか怒っているように見える。
「先輩、いや、リヒト。なんで逃げたの?」
ユーリが僕の手を離し、それから入口を塞ぐように扉に背を預けた。腕を組んで僕を見下ろす様は、まるで支配者のようだ。
「なんでって……。トイレぐらいするだろ。急にしたくなって、一番近かったのがここだったから、入っただけで……」
「あー、なるほど」
トイレをしたいなんて、恥ずかしい理由にもほどがある。それでも、これならユーリも大人しく出ていってくれると思ったのだが、
「じゃ、早くしないと」
と楽しそうに笑い、僕の背を押して小便器の前まで連れて行く。
「どうぞ?」
「どうぞって……」
ユーリは僕の後ろに立ったままで、一向に動こうとはしない。用を足すつもりなんて毛頭ないが、もしそうだったとして、この状態では出るものも出ないではないか。
「早く」
耳元に、ユーリがわざとらしく息を吹きかけてくる。それだけの刺激でも僕の身体はすぐに拾い上げ、自分でも熱を持ち始めたのがわかる。
ユーリもそれに気づいてるようで、微かな笑い声とともに腰の辺りを指先でくすぐられる。
「ちょ、ちょっと、離れてくれ……」
ユーリの手を払い、そう言った時だ。
「これ、何」
「え……?」
一瞬なんのことだかわからず、自分でも間抜けな声が出たと思った。だけどユーリが言っているのが、昨夜アキくんに噛まれた傷跡だとわかり、僕は「これは」と慌てて弁明しようとし。
「……リヒト」
「あっ」
ぬるりとした感触を首筋に感じ、僕はたまらず声を上げた。けれどもそれは、すぐに舌先で傷口を抉られるような動きによって、快楽から痛みへと変わっていく。
「い、いたっ……やだ、痛い!」
「ねぇ、リヒト。これは誰につけられたの?」
「そ、れは……」
あの近衛兵だ。いや、教え子の高校生に? どっちと答えればいいのか。どっちも違う気がするし、そもそも答えてはいけない気もする。
迷う僕に呆れたのか、それとも怒ったのか。どちらかわからないが、ユーリはため息をひとつついてから、アイフェルドとは比べ物にならない強さで噛みついてきた。
「いっ! やだ、ユーリ痛い! ユーリ!」
吸血鬼というのがもし現代にいて、血を吸われるとしたらこんな感じなのだろうか。いや、痛くないとも聞くし、こんな乱暴に吸わないのかもしれない。
「……はは、リヒトの血、おいひぃね」
そんなわけがない。鉄の味が美味いわけがない。
痛みが勝ってるというのに、ユーリにそう言われ今度は優しく舐められれば、僕の身体はあっけなく反応を示しだした。
「ね、リヒト。俺以外に噛まれた時も、まさか同じ反応したわけじゃ、ないよね?」
「……っ」
昨夜の出来事が蘇る。
確かに僕は、アイフェルドによって欲を吐き出してしまったが、でも僕はそれが嫌だったし、何よりユーリ以外に触れられたくなかった。けれどそれを言うのは今の僕には難しく、結果として間が空いてしまう。
「……なーんだ、じゃ、いっか」
沈黙を肯定と受け取ったユーリは、つまらないとばかりに僕から離れていき、そのまま無言で出ていってしまった。
追いかける? 追いかけてなんと言えばいい?
僕にはその答えが、まだ見つけられない。
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