特殊戦闘降下空兵 ボディーアーマーナイトスターD1

星屑さん

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大国の亡霊、その二、新首都上空

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空中交戦、



俺は、何とか追撃して来た、新日本皇国の防空迎撃用のボディーアーマーライドウ部隊の攻撃をかわして、

何機かは、俺が叩き落としたが、残りの奴らは、戦い慣れたパイロットらしかった。


傭兵部隊のバトルミッションカンパニーの機体マークの入っている事も構わずに、

襲い掛かる無数のボディーアーマーライドウ部隊を相手に、機体を回して左右の攻撃をかわしていた。



俺は、新日本皇国の防空用ボディーアーマーライドウと、新首都上空で戦闘機動で激しく揉み合っていた。

「コイツ、中々どうして、機動力が高いな!」

「ナイトスターの緊急回避の旋回も、難無くトレース仕手きやがる、厄介な奴だ!」

俺は、派手にフレアーを散布、スモーク飛行で目くらましを掛ける。

だが、追撃して来るライドウは、俺の小手先の小細工にも掛からない、厄介なタイプのパイロットだった。

俺のナイトスターと、ライドウ部隊が、旋回や急上昇、急降下と、新帝都上空で、激しく空中戦を繰り広げていた。

そんな戦闘の中で、俺は、そのしつこい防空部隊の機体ナンバーから、この部隊が、新帝都防空部隊の物では無い事を知った。

「んん!どう言う事だ?」

それは、そのライドウの編隊は、巨大犯罪秘密組織の息の掛かった反乱を起こした防空部隊だったのだ。

皇国に忠誠を誓った軍人が、何故と思うが、大方、カネと女のご馳走に落とされたのだろう、

微細戦術兵器を運んで来た、俺を葬って、内乱予備の証拠を消そうとしていたのだ。

「そう言う事か!それで、必死に攻撃をしていたのか、冴木 め、変な物を俺に運ばせやがって!」

そこへ本物の新日本皇国の防空部隊が、俺たちの小競り合いをキャッチして、空中戦の現場に急行してきたのだ。

そんな中に、かつてのエースと呼ばれた大佐がいた。

別名空のタランチュラの三上と言う異名を持った大佐の乗った迎撃用のボディーアーマーイカズチが、上空に上がって来ていた。

その大佐が、広域通信で、俺たちに警告してきた。
「直ちに戦闘をやめて、此方の指示に従いたまえ!君らは、新帝都上空で兵器の使用をしている、従わなければ、撃墜する!」

俺が答えた、
「此方は、民間軍事戦略企業の、バトルミッションカンパニー所属の機体だ、行き成り攻撃をされて反撃していた、武器の使用を直ちにやめる。そちらの指示に従おう!」

「バトルミッションカンパニー?了解した!我々が誘導する」

「分かった、誘導に従う!」

だが、ライドウ部隊は、新日本皇国の防空部隊のイカズチへ攻撃を仕掛けて来た。
バズバズバズバズ、

「な、何だ、ライドウが、貴様何をするか?友軍機に攻撃をするとは、何処の所属だ!」

だが、全く返答もない、その上に、ライドウの部隊は、後方から、三十機の部隊が合流して来て、勢いを増した。

此方のイカヅチの部隊は八機、ライドウ部隊は、五機、そして、三十機のライドウが加わった。

その攻撃で、あっと言う間に、防空部隊のイカヅチの機体が、四機撃墜される。

慌てる三上大佐、
「何、ナニーーー、クソーー、各機、反乱したライドウを迎撃しろーー!」

三上大佐の機体が、上昇旋回、俺は、機体を低空に下げて、戦闘空域から離れようとした。

それを、三上大佐が、
「き、貴様、逃げる気か?貴様も容赦はしないぞ!逃げれば撃墜する」

何とまあ、横暴な事をいうんだ。

俺は、機体を戻した、三上大佐機が、俺に言う、
「貴様の武器の使用を許可する、私の援護が出来るか?」

「ああ、はい、出来ます!」

「なら、援護を頼む、行くぞ!」

乱れ飛ぶ、乱戦の中を、三上大佐の機体の後を、俺は、援護しながら随行した。

三上大佐が言う、
「増援部隊が、上がって来るまで、持ち堪えるんだ!」

俺は、三上大佐機を盾に、ライドウを狙い撃ちにする。

すると、三上大佐が、
「な、何だ?俺を盾にして、まるで谷間見たいな事をしやがって、何て事をするんだ!」

何を言っているんだ、この大佐は、今は戦闘中だ!どう戦おうと自由な筈だ!

だが、イカヅチが次々と撃墜されていく、戦況は数でまさったライドウ部隊が有利だった。

苦境に立つ三上大佐、
「クソーー、此方は、三機だけだ、反乱軍のリーダを撃墜すれば、指揮が乱れるかも知れない、おい、貴様、俺と来い、リーダー機を落とすぞ!」

簡単に言うが、優勢の戦闘部隊の中のリーダーをどう落とすんだ?

俺は仕方なく、三上大佐機の後に続いた。

三上大佐は、パルスレールガンを左右両腕に装備、背面飛行で上空の敵を撃破していく、

凄い戦い方だ、無鉄砲だが、正確な射撃だ。

一気にライドウを四機をつぶしていた。

そして、三上大佐が、俺に言って来た
「貴様、俺の前に出て、上に上がるリーダー機を打ち落とせ、いいな、いけーーー!」

三上大佐がパルスレールガンを前方に集中連射、ライドウ部隊の先頭の機体を撃破していく、

俺が前に出て、撃ち漏らしたライドウを撃破する。

すると、その中からリーダー機が上に逃れて急上昇していくのだ。

大佐の予想道理だ!
「よし!」
俺は、そのリーダー機の後を追い、パルスレールガンの標準を定めた。

だが、
「な、何だ、ああーー?」

その俺を、部下のライドウが前方を塞ぎ、俺の機体を羽交い絞めにして、リーダーを護ったのだ。

そこへ三上大佐が、
「おい、貴様、動くなよ!」

三上大佐機のイカズチのパルスレールガンが、俺の機体を押さえ付けるライドウの腕を吹き飛ばし、

その儘、ライドウを撃破して、俺の機体と交差した。

俺が振り向く間もなく、いつの間にか、三上大佐機が上昇、上昇するリーダー機を素早く撃破したのだ。

轟音を轟かせてリーダー機のライドウが火だるまに為って墜落していく、
「やったーー!」

然し、残った反乱部隊は、まだ十数機残っていた。

一方、此方の味方機は、俺と三上大佐機だけが残るだけだった。

弾薬も残り少ない上に、周りを、反乱軍のライドウ部隊に囲まれた俺たちは、絶体絶命だった。

三上大佐が言う、
「参ったな、此処までか、覚悟を決めてやられるまでやるか!」

「それしか無いようだな!」

そんな俺たちの上空を、どこからか、誰かが対空砲撃をして来たのだ。
ドドンドドンドドン、グオーーン、

上空の敵のライドウが、砲撃に当たり砕け散る。

俺の通信に、冴木の声が入ってきた。
「ヨロイ、無事か?遅く為って済まない、少々手筈が狂ってな!」

「手筈、何だ?どう言う事だ、冴木!」

冴木
「んん、まあ、芝居ってやつか、反乱を企む、秘密組織を壊滅するために仕掛けた物だったんだ!」

「どう言う事だ?」

冴木
「まあ、騙しあいって言う事だ!アハハハハハ、」

俺たちの周りのライドウ部隊は、冴木と、傭兵の部隊が狙い撃ちに撃破して、

次々と反乱軍のライドウ部隊は墜落していく、

地上では、反乱部隊と犯罪組織は、新日本皇国陸兵部隊の集中砲火を受けて壊滅していた。

だが、犯罪組織は、超微細兵器を起動させて、新帝都に攻撃を仕掛けた。

だが然し、その攻撃も、冴木の渡した微細兵器が逆に、犯罪組織を攻撃して、奴らは自滅して仕舞ったのだった。


その後、三上大佐は、やっと来た、増援部隊と合流して、基地に帰還していったが、
「貴様は必ず、もう一度、俺が捕まえてやる!覚悟をして置けよ、ククククク、」

俺に対して、そんな不敵な言葉を残して、三上大佐は去っていった。

然し全く、冴木の話に乗れば、このざまだ、俺は、その儘、冴木のアジトに帰還した。




2025年4月15日、
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