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艦長室の小さな檻の中
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天月美魔中佐
天月闇大佐の部屋で、俺の入っている箱檻を、怪訝に覗く、その者に、必死に懇願して、何とか俺は、入っていた檻から、やっと出して貰ったが、
俺の目の前にいたのは、天月闇大佐より、少し小柄の、美しい女性だった。
その人が、俺に言って来た。
「あなたは誰ですか?闇大佐の私物のようですが、ここで、何を闇大佐としていたんですか?」
俺が答えた、
「俺は、ここで、天月闇大佐に殺されそうに為っていたんだ!」
その女性士官が言う、
「殺される?そんな遊びを、あなたは、闇大佐としてたんですか?」
なんだ、この女は?あくまでも俺が、あの大佐と遊んでいたと言う、
その女性に言わせれば、俺は、殺される危険な遊びを喜んでしていたと言うのか?
その女は、更に俺に言った。
「あなたの事は、不問にします。ここで闇大佐の戻られるまで、大人しく静かに仕手いなさい、分かりましたね!」
じょ、冗談じゃ無い、戻って来たら絶対に殺される。
俺は、何がなんでも、ここから出なければ命が無いのだ。
俺は何とかして、この女性に分かって貰って、俺をここから逃がして貰おうと、目の前のこの女性に、縋ってしがみ付いていた。
俺は、目の前の女性に、必死に縋り付いて説明した。
「お、俺を、た、助けて呉れ!ここにいられないんだ。早く、助けて呉れ、何とかしてくれ!」
すると、この女性は、
「あ、ああ、ああーーつ!な、何をするんですか?や、やめなさい、やめろー!この変態、離せ異常者め!やめろって言っているんだ!分からないか、気違い男が!私を離せ!そこは触るな 変態!ああーーつ、やったな色きちがい!」
俺はちょっと、腕と肩と背中に、抱き付いただけだ。
なのにこの騒ぎだ!俺が言った。
「何を言ってんだ!俺は、触ってないぞ!変な事を勝手に言いやがって!」
天月美魔中佐
「なにをー、人聞きのいい事を言いやがったなーー!この儘、私を犯す積りだなー!なら、見ていろよ、変態めーー!」
ここに人がいるのか?いないのに何を言ってんだこの女、だがこの女は、俺に対して飛んでも無い事を 始めたのだ。
それは、縋る俺の足を払い除けて転がして、その上から馬乗りに為って、あっと言う間に、俺の両脚を両脚で挟み込んで、動けなくして、片手を引き上げてもう一方の手で絡めて抑え込み、自由に為った右手で、俺の首を絞め始めたのだ。
「どうだ変態!嬉しいか?お前はこう言うのが楽しいのだろう?この儘、私が殺してやるから、喜んで死ぬがいい!さあ、死ねーー!死ぬんだよ、死ねえーーーーー!」
俺は慌てた、これでは、まだ天月 闇大佐の方がましな位だ。
この女の方が異常者に近かったのだ。しかも、楽しそうな顔をして、俺の首を絞めて来る。
これでは堪った物では無い、俺は、徳利蜂に捕まった、芋虫のようにもがきながら激しく暴れた。
すると、その女は両手で、俺の手を交差させた儘、左右に押え付けて絞め殺そうとするのだ。
こ、殺される、俺は反射的に、そう感じた。
「や、やめろーー、やめてくれーー!し、死ぬーーー、死んじゃうーーー!ぐへええーーーーー」
天月美魔中佐
「ど、どうだ、楽しいか?変態男め!この儘死んで仕舞えーー!アハハハハハハ、」
俺は、もがくのをやめて、おさかれていた両手で自分の頭を抱え込んだ。
そして、体も真っ直ぐに両脚を閉じて、棒のような姿をした。
すると、乗っかった女が自分の重みで横倒しに為り、俺は、劣勢を挽回した。
上下が入れ替わり、俺が、その女の上になると、途端に女は、急に変な声を上げ始めた。
「あ、ああーーー、い、いやああーーー!やめてえーーー、いやあーーーーー!きゃあーーーー、きゃーーーーー!ああーーーーー、」
こっちが力の抜けるような、声を出し始めた。
これには、俺は、戸惑って仕舞った。
「な、何を言ってんだ!始めたのは、あなたの方でしょ、騒がないで下さい!」
だが、俺の言葉など、全く無視したように、騒ぐのをやめないのだ。
「きゃあーーーーーー、や、やめてーーーー、きゃあーーーーーー、きゃーーーーーー!」
俺は仕方なしに、女の耳元に思いっ切り大きな声で叫んで言った。
「うわああーーーーーつ、騒ぐなーーー、いい加減に、静かにしろーーー!」
俺が怒鳴り声を出すと、すると、やっと女は静かに為った。
「あ、へえーつ?ああ、さ、騒ぐ、ああ、ああーー、いや、やめて!ああ、怖いの、私、怖いわ!ああ、なにをするの?あ、ああ、ああーー、」
何が怖いんだ?さっきまで怖かったのは、そっちの方だ。
俺が言う、
「騒がないで下さい、何もしませんから、いいですね!」
女は、俺を変な目で見ながら、首を竦めて頷いた。
俺が、そっと手を離した、その瞬間だった、女が急に豹変したのだ。
自由に為った両手で、また俺の首を絞め付けて来たのだ。
「アハハハハハ、バカ男め!離すのを待っていたんだ。私が、大人しくお前なんかに犯される物か!愚か者めーー!」
正義
「ぐへえーーーーつ、ぐひいいーーーーつ、」
な、何て事をするんだ?ああーー、ああーー、やっぱりだ、この女は仕様もなしのいかれ女だ。
俺は、首を絞められながら、そう思った。
そして、まだ自由な儘の手で、俺が、思い切って、その女の胸を掴んだ。
すると、途端に女は顔色を変えた。
「あ、ああーーつ、な、何をする、ああーーつ、いやあーーーーーーーん!きゃあーーーーーーーーつ、きゃあーーーーーーーー!」
何と、慌てた女は、俺の首を絞めていた、首から手を離して、自分の胸を必死に庇っていた。
「ああーーー、い、いやーーーん!きゃーーーーーーつ、ああーーーーーーん、ひいーーーーーーーつ、」
何だこの女は?俺なんか無視して、自分の胸や体を庇って撫で回しながら悲鳴を上げている。
意識過剰のいかれ女だ。
でも、あー、助かった!俺は当然、無防備に為った女を簡単に捕まえて、その危険な両手を後ろ手に押え付けていた。
俺に捕まった、この女は、いじけながら愚痴を言っている。
「ああ、ううつ、汚い真似をしやがったな!この儘では済まさないぞ!うう、くそーーつ、」
まだ、負け惜しみを言っている、俺は、ほとほと呆れ果てていた。
正義
「あなたは、何ですか?行き成り暴れ出して、俺は、ここから逃げたいだけですよ!」
天月美魔中佐
「に、逃げる?ここからか!はて、変な事しに、ここにお前から来たんだろう!」
正義
「俺は来てなんかいない、捕まったんだ!天月闇大佐に、そして、ここで、遊ばれていたんだよ!」
天月美魔中佐
「お前は、遊ばれていたのか?艦長に、ああ、なんてやらしいんだ!お前は、助かりたくて遊ばれたのか?」
ああーーー、これだ!俺は頭が痛く為って来た。
そしてそこに、天月闇が来て仕舞った。
「おい、お前、今直ぐに、私の副官の、美魔中佐を離せ、命令だ!」
正義
「あわわわわわ、仕舞った!来ちゃったじゃないか?万事休すだ!」
俺は、項垂れながら言われた通りに、押さえていた手を離した。
すると、美魔中佐は、俺の足を足で払い、俺を転がして不敵に微笑んで見下ろしているのだ。
ああー憎らしい!
天月闇大佐が言った、
「やっと新日本皇国軍の偵察部隊を、目くらましをして振り切ったんだ。副官の美魔の姿が見えなかったが、矢張りここにいたのか?」
すると、美魔中佐は、
「ああ、艦長、わ、私は不覚にも、急に襲って来た、この少年の汚い手段で、捕まって仕舞って、申しわけ有りません!」
な、何なんだ、俺は、襲ってなんかいない!それに汚い手段なんかも使ってもいない!
だがそれを、闇大佐は、こう言った。
「ああ、この少年は、口が汚いし使う 手も汚いようだな?一応、檻に入れて置いたが、お前が出して、遊んでいたのか?」
ギクリ とする、美魔中佐、
「あ、ああ、いえいえ、そんな、事は、あ、アハハハハ、その、あの、ああ、ハハハハ、」
ああ、そうだ、俺は、檻の中にいたんだ。
襲える筈も無いのだ!
俺の無実は証明された。
天月闇大佐
「もういい、部署に戻っていろ!」
天月美魔中佐
「ああ、はいっ!」
俺を、流し目で見ながら、美魔中佐がいって仕舞うと、闇大佐が、俺の方を見ながら言った。
「貴様は、汚い口を使って檻から這い出て来たのか?凄いなその口は!」
感心しているのか、バカ に仕手いるのか?良く分からない言い方で、俺の口の上手さを誉めていた。
だが、そんな俺に対して、天月闇大佐が、改まって、俺に言って来た。
「貴様は、何処から来たんだ!」
俺が答えた、
「俺は、次元爆発の有った、地下都市から、地上に出て来たんだ!」
天月闇大佐
「ほーーう、それで、どこにいくんだ?お前は、」
俺は、答に困っていた。いく冪場所も、目指す所も無く、唯、地上に出て来たのだ。
それは、息苦しい地下にいたく無かったからだが、
「そ、それは、」
俺の、行き場のない状況を、察したように、天月闇が言った。
「いくべき所も、いく当ても無しか?そうか、なら、丁度いい!」
なにが丁度いいのか?俺には、天月闇大佐の言っている事が、その時には、全く分からなかった。
2025年4月27日
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天月闇大佐の部屋で、俺の入っている箱檻を、怪訝に覗く、その者に、必死に懇願して、何とか俺は、入っていた檻から、やっと出して貰ったが、
俺の目の前にいたのは、天月闇大佐より、少し小柄の、美しい女性だった。
その人が、俺に言って来た。
「あなたは誰ですか?闇大佐の私物のようですが、ここで、何を闇大佐としていたんですか?」
俺が答えた、
「俺は、ここで、天月闇大佐に殺されそうに為っていたんだ!」
その女性士官が言う、
「殺される?そんな遊びを、あなたは、闇大佐としてたんですか?」
なんだ、この女は?あくまでも俺が、あの大佐と遊んでいたと言う、
その女性に言わせれば、俺は、殺される危険な遊びを喜んでしていたと言うのか?
その女は、更に俺に言った。
「あなたの事は、不問にします。ここで闇大佐の戻られるまで、大人しく静かに仕手いなさい、分かりましたね!」
じょ、冗談じゃ無い、戻って来たら絶対に殺される。
俺は、何がなんでも、ここから出なければ命が無いのだ。
俺は何とかして、この女性に分かって貰って、俺をここから逃がして貰おうと、目の前のこの女性に、縋ってしがみ付いていた。
俺は、目の前の女性に、必死に縋り付いて説明した。
「お、俺を、た、助けて呉れ!ここにいられないんだ。早く、助けて呉れ、何とかしてくれ!」
すると、この女性は、
「あ、ああ、ああーーつ!な、何をするんですか?や、やめなさい、やめろー!この変態、離せ異常者め!やめろって言っているんだ!分からないか、気違い男が!私を離せ!そこは触るな 変態!ああーーつ、やったな色きちがい!」
俺はちょっと、腕と肩と背中に、抱き付いただけだ。
なのにこの騒ぎだ!俺が言った。
「何を言ってんだ!俺は、触ってないぞ!変な事を勝手に言いやがって!」
天月美魔中佐
「なにをー、人聞きのいい事を言いやがったなーー!この儘、私を犯す積りだなー!なら、見ていろよ、変態めーー!」
ここに人がいるのか?いないのに何を言ってんだこの女、だがこの女は、俺に対して飛んでも無い事を 始めたのだ。
それは、縋る俺の足を払い除けて転がして、その上から馬乗りに為って、あっと言う間に、俺の両脚を両脚で挟み込んで、動けなくして、片手を引き上げてもう一方の手で絡めて抑え込み、自由に為った右手で、俺の首を絞め始めたのだ。
「どうだ変態!嬉しいか?お前はこう言うのが楽しいのだろう?この儘、私が殺してやるから、喜んで死ぬがいい!さあ、死ねーー!死ぬんだよ、死ねえーーーーー!」
俺は慌てた、これでは、まだ天月 闇大佐の方がましな位だ。
この女の方が異常者に近かったのだ。しかも、楽しそうな顔をして、俺の首を絞めて来る。
これでは堪った物では無い、俺は、徳利蜂に捕まった、芋虫のようにもがきながら激しく暴れた。
すると、その女は両手で、俺の手を交差させた儘、左右に押え付けて絞め殺そうとするのだ。
こ、殺される、俺は反射的に、そう感じた。
「や、やめろーー、やめてくれーー!し、死ぬーーー、死んじゃうーーー!ぐへええーーーーー」
天月美魔中佐
「ど、どうだ、楽しいか?変態男め!この儘死んで仕舞えーー!アハハハハハハ、」
俺は、もがくのをやめて、おさかれていた両手で自分の頭を抱え込んだ。
そして、体も真っ直ぐに両脚を閉じて、棒のような姿をした。
すると、乗っかった女が自分の重みで横倒しに為り、俺は、劣勢を挽回した。
上下が入れ替わり、俺が、その女の上になると、途端に女は、急に変な声を上げ始めた。
「あ、ああーーー、い、いやああーーー!やめてえーーー、いやあーーーーー!きゃあーーーー、きゃーーーーー!ああーーーーー、」
こっちが力の抜けるような、声を出し始めた。
これには、俺は、戸惑って仕舞った。
「な、何を言ってんだ!始めたのは、あなたの方でしょ、騒がないで下さい!」
だが、俺の言葉など、全く無視したように、騒ぐのをやめないのだ。
「きゃあーーーーーー、や、やめてーーーー、きゃあーーーーーー、きゃーーーーーー!」
俺は仕方なしに、女の耳元に思いっ切り大きな声で叫んで言った。
「うわああーーーーーつ、騒ぐなーーー、いい加減に、静かにしろーーー!」
俺が怒鳴り声を出すと、すると、やっと女は静かに為った。
「あ、へえーつ?ああ、さ、騒ぐ、ああ、ああーー、いや、やめて!ああ、怖いの、私、怖いわ!ああ、なにをするの?あ、ああ、ああーー、」
何が怖いんだ?さっきまで怖かったのは、そっちの方だ。
俺が言う、
「騒がないで下さい、何もしませんから、いいですね!」
女は、俺を変な目で見ながら、首を竦めて頷いた。
俺が、そっと手を離した、その瞬間だった、女が急に豹変したのだ。
自由に為った両手で、また俺の首を絞め付けて来たのだ。
「アハハハハハ、バカ男め!離すのを待っていたんだ。私が、大人しくお前なんかに犯される物か!愚か者めーー!」
正義
「ぐへえーーーーつ、ぐひいいーーーーつ、」
な、何て事をするんだ?ああーー、ああーー、やっぱりだ、この女は仕様もなしのいかれ女だ。
俺は、首を絞められながら、そう思った。
そして、まだ自由な儘の手で、俺が、思い切って、その女の胸を掴んだ。
すると、途端に女は顔色を変えた。
「あ、ああーーつ、な、何をする、ああーーつ、いやあーーーーーーーん!きゃあーーーーーーーーつ、きゃあーーーーーーーー!」
何と、慌てた女は、俺の首を絞めていた、首から手を離して、自分の胸を必死に庇っていた。
「ああーーー、い、いやーーーん!きゃーーーーーーつ、ああーーーーーーん、ひいーーーーーーーつ、」
何だこの女は?俺なんか無視して、自分の胸や体を庇って撫で回しながら悲鳴を上げている。
意識過剰のいかれ女だ。
でも、あー、助かった!俺は当然、無防備に為った女を簡単に捕まえて、その危険な両手を後ろ手に押え付けていた。
俺に捕まった、この女は、いじけながら愚痴を言っている。
「ああ、ううつ、汚い真似をしやがったな!この儘では済まさないぞ!うう、くそーーつ、」
まだ、負け惜しみを言っている、俺は、ほとほと呆れ果てていた。
正義
「あなたは、何ですか?行き成り暴れ出して、俺は、ここから逃げたいだけですよ!」
天月美魔中佐
「に、逃げる?ここからか!はて、変な事しに、ここにお前から来たんだろう!」
正義
「俺は来てなんかいない、捕まったんだ!天月闇大佐に、そして、ここで、遊ばれていたんだよ!」
天月美魔中佐
「お前は、遊ばれていたのか?艦長に、ああ、なんてやらしいんだ!お前は、助かりたくて遊ばれたのか?」
ああーーー、これだ!俺は頭が痛く為って来た。
そしてそこに、天月闇が来て仕舞った。
「おい、お前、今直ぐに、私の副官の、美魔中佐を離せ、命令だ!」
正義
「あわわわわわ、仕舞った!来ちゃったじゃないか?万事休すだ!」
俺は、項垂れながら言われた通りに、押さえていた手を離した。
すると、美魔中佐は、俺の足を足で払い、俺を転がして不敵に微笑んで見下ろしているのだ。
ああー憎らしい!
天月闇大佐が言った、
「やっと新日本皇国軍の偵察部隊を、目くらましをして振り切ったんだ。副官の美魔の姿が見えなかったが、矢張りここにいたのか?」
すると、美魔中佐は、
「ああ、艦長、わ、私は不覚にも、急に襲って来た、この少年の汚い手段で、捕まって仕舞って、申しわけ有りません!」
な、何なんだ、俺は、襲ってなんかいない!それに汚い手段なんかも使ってもいない!
だがそれを、闇大佐は、こう言った。
「ああ、この少年は、口が汚いし使う 手も汚いようだな?一応、檻に入れて置いたが、お前が出して、遊んでいたのか?」
ギクリ とする、美魔中佐、
「あ、ああ、いえいえ、そんな、事は、あ、アハハハハ、その、あの、ああ、ハハハハ、」
ああ、そうだ、俺は、檻の中にいたんだ。
襲える筈も無いのだ!
俺の無実は証明された。
天月闇大佐
「もういい、部署に戻っていろ!」
天月美魔中佐
「ああ、はいっ!」
俺を、流し目で見ながら、美魔中佐がいって仕舞うと、闇大佐が、俺の方を見ながら言った。
「貴様は、汚い口を使って檻から這い出て来たのか?凄いなその口は!」
感心しているのか、バカ に仕手いるのか?良く分からない言い方で、俺の口の上手さを誉めていた。
だが、そんな俺に対して、天月闇大佐が、改まって、俺に言って来た。
「貴様は、何処から来たんだ!」
俺が答えた、
「俺は、次元爆発の有った、地下都市から、地上に出て来たんだ!」
天月闇大佐
「ほーーう、それで、どこにいくんだ?お前は、」
俺は、答に困っていた。いく冪場所も、目指す所も無く、唯、地上に出て来たのだ。
それは、息苦しい地下にいたく無かったからだが、
「そ、それは、」
俺の、行き場のない状況を、察したように、天月闇が言った。
「いくべき所も、いく当ても無しか?そうか、なら、丁度いい!」
なにが丁度いいのか?俺には、天月闇大佐の言っている事が、その時には、全く分からなかった。
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