だらだらとした映画語り

因幡雄介

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映画コラム

『アンノウン・ボディーズ』 説明不足が目立つ【70点】

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【あらすじ】



 ベルギーのベストセラー小説を原作に、6つの首なし死体を巡る謎に挑む刑事たちを描いたサスペンスミステリー。

 6人の女性の全裸死体が同時に発見された。

 いずれも血を抜かれ、指紋は酸で焼かれ、頭部は持ち去られていた。

 捜査を担当するのは、はみ出し者のベテラン刑事フレディと冷戦沈着なボスで相棒のフィンケ。

 死体の身元は明らかになったものの、失踪時期や場所、職業や外見まで全く共通点は見当たらず、捜査は難航する。

 そんな中、犯人のもとから逃げ出したと思われる女性リナが、記憶を失った状態で発見される。

 フレディはフィンケや上層部の反対を押し切り、彼女を手がかりに独自の捜査へと突き進んでいく。

 出演は「ロフト.」のケーン・デ・ボーウ、「エブリバディ・フェイマス!」のウェルマー・デスメット、「人生はマラソンだ!」のマルセル・ヘンセマ。

 ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。



【因幡さんの映画語り】



 冒頭から異常な死体を転がしてくるミステリー。

 規律を守る刑事と、守らない刑事の対立構造ができあがっている。

 基本的に、刑事たちが犯人に翻弄される映画で、ミスに不満を持つ視聴者もいるだろう。

 海外展開を意識してか、残虐描写と濡れ場(モザイクあり)がすごいので、苦手な人にはオススメしない。

 

 刑事のフレディとフィンケは、警察から連絡が入り、首がなくなっている女性の全裸死体を発見する。

 警察犬が一斉に吠え始め、他にも死体が埋まっていることがわかる。

 死体の数は6体あった。

 司法解剖の結果、死体は冷凍保存されており、死因は不明。

 内臓がいきなり停止したとしか思えない、不可解な死に方だった。

 再び遺体発見の通報が入り、現場に向かうと、記憶を失ったリナが徘徊していた・・・。

 

 説明不足が目立つ映画である。

 フレディがやんちゃなのだが、これの理由がわからない。

 犯人の動機も不明。

 犯人に翻弄される場面でも、説得力に欠けている。

 映画の都合上カットされたのではないかと予想。

 キャラクターたちの背景に膨大なドラマが詰まっているのだろう。

 ベルギーが舞台の派手なアクションと、猟奇殺人を楽しみたい方向け。
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