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第二話 騎士ユーゴの困惑
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「あのクソ王女が」
悪態をつきながら、馬を走らせる。一刻も早く帰りたかった。
この半年間、ユーゴは隣国の王女の輿入れの護衛騎士として任務に当たったが、散々だった。
出発してすぐに王女は寄り道をすると言い出し、隣国の手前の歓楽街で遊び呆けた。実は早めに出発したから日程に余裕があると言い出した時は、頭をかち割ってやろうかと思った。歓楽街で身分を隠して普段はできない男遊びやギャンブルを耽り、何日もそこで過ごした。ただの護衛騎士が物申せることも出来ずに、ただ護衛にあたった。
隣国の王宮に着くだけで一ヶ月半もかかると、結婚式が終わるまで信頼ができる騎士にいてほしいと側近に言いつけたらしく、帰れぬ日々はさらに続いた。早く戻って確かめなければならないのに。実は出立前夜、セーラと王太子殿下の婚約話をしている伯爵夫妻の話を盗み聞いてしまった。
焦る気持ちで侍女もメイドも寝静まる中、セーラのベッドに忍び込み処女を散らした。これで王太子妃になどなれないという目論見だった。
十分に解したと思ったが痛がるセーラに射精した後に、何度も何度も腰を押し付けては子が出来るようにと願った。
急いで伯爵家に戻り、深夜だがセーラの部屋に入ると久しぶりのセーラは儚く微笑んだ。長い間離れていたから、気持ちが離れていても仕方がないが、そうだとしても許す気はない。力強く抱きしめると抱きしめ返してくれて、心の底からほっとした。
「はあ、会えなくて苦しかった。お願いだ、セーラを感じさせてくれ」
「あ、ちょっと待って、話が」
「待たない、話はあとだ」
柔らかな唇にかぶりつく。口内を余すことなく舐め上げてベッドに押し倒した。
「あっ、待って!ユーゴっ」
何度もセーラを想って自慰を繰り返したが、本物は格別だった。声も、唇も、抱きしめた体も全てが愛おしい。
セーラの声を無視して、セーラの部屋であっという間に部屋着と下着を剥ぎ取ると、豊かな胸に顔を埋める。両脇に手を当ててむにむにと乳房の柔らかさを顔で感じる。
「ああん!ユーゴ!待ってって言ったのにいっ」
乳輪に吸い付くとすでに固くしこっていた乳首に気づき嬉しくなる。
「ほら、乳首も感じてる」
レロレロと舐め回すとセーラの甘い声が漏れた。
「ああん!感じちゃうのお!」
あまりにいやらしい言葉に驚く。出立前はベッドの上で耐えるような声が漏れるだけだった。しかし興奮のほうが勝り、もっと感じさせたくてジュプ、ジュルジュルと音を立てて乳首をしゃぶった。その度に声が漏れて、すぐに下腹部に熱が集まる。
股に顔をうずめると、むわんと隠微な匂いが充満している。愛液が洪水していると言っていいほど、下着を汚していた。胸を愛撫しただけで、これほど濡れるのか。意味を成さない下着を下ろすと、直に顔を秘部にくっ付けた。
「やあっ!ん!あああ!ちょ、っと!待って!ユーゴ!話があるのっ」
起き上がろうとするセーラの体を押さえ込んで、べろべろと愛液を舐め回す。信じられないくらいにとろとろの蜜壷に吸い込まれるように舌を差し込んだ。剥き出しになっているぷっくりと腫れている陰核が、散々自慰をしたのだと妄想する。自分を想いながら自慰をしたのか。肉棒が痛いくらいに張り詰めた。
早く解して入れたいと、ゆびを一本蜜壷に差し込むと、とろとろの愛液が絡みつく。チュポチュポとした音が、セーラが感じている証拠だ。指を二本入れると、それでもスムーズに指が動く。痛がっている様子もない。
もしかして。陰核だけでなく、自分の指で腟内も弄っていたのか?想像しただけでもう耐えられなかった。指の愛撫もそこそこに、自分のスラックスを下ろして肉棒を手で支えると、蜜壷に一気に突っ込んだ。
「ああああんっ!」
ぐちょぐちょの腟は柔らかいのに締め付けてくる。半年前のぎちぎちできつい腟内も気持ちよかったが、蕩けた膣壁は段違いの快感だった。
「セーラ!ああっ!気持ちいいよっ」
「やあっ、あん!あん!深いのおっ」
何度も抽挿していると抵抗感が無くなった。快感に耐えるように目を瞑っている。
「どういう風に触っていたんだ?見せてくれ」
セーラの両手を胸に持っていくと、自分の胸を揉み出した。
「やっ、手が動いちゃうっ」
回すように揉みこんだ後、両方の乳首を指で摘みだした。こねこねと二本指で弄ると膣が締まる。
「んっ、気持ちよくなっちゃうう」
「可愛いよ、セーラ、可愛いすぎる。俺を想ってこの可愛いらしい乳首を弄っていたのか」
抽挿しやすいように足を広げると、セーラが自ら両足を自分の胸に押し当てるように抱きしめた。
秘部が丸見えのような格好に、夜でなかったらはっきりと見えたのに、と悔しくなる。
それでも目を凝らすと出入りするところが見える。締まりも良くなりさらに興奮して腰を早く振る。
「いいのおっ!きちゃう!きちゃううっ!」
セーラの卑猥な声に興奮が最高潮に達する。
「イくのか?中で感じてイけ」
「んくう!イくのお!中で感じてイっちゃううう」
ガクガクと腰を揺らして絶頂した。少し遅れて自分も絶頂して、最奥でたっぷりと射精した。
「婚約?」
知らないふりをして聞き返す。
婚約を知った上で出立前に処女を散らしたとセーラに知られたら嫌われるかもしれないと思ったからだ。
セーラが浮かない顔をしている。
「直談判してくるよ」
「でも……」
「大丈夫、俺が他国に流出しないよう養子にさせたくらいだから、それを盾にする」
「ユーゴ…」
「絶対にセーラを悲しませない」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ポロポロと涙を流すセーラを強く抱き締めた。
翌日。王宮にて護衛の報告という名目で王太子殿下に謁見を申請すると、あっさりと場を用意してくれた。
側近も侍女も退室させた。跪き下を向いていると、面を上げよと言われ、座るように促される。言われた通りに、真正面に座る。
「来ると思っていた」
長い脚を組み、優雅に紅茶を飲んでいる。尊大な態度だがそれが憎らしいほどに似合っている。
「セーラだろ?」
「はい」
「単刀直入に言え」
「セーラと交際しています、婚約を諦めていただけなければ二人で国を出ます」
「ふむ、セーラがそう言っているか?」
「国を出ることはまだ言っていませんが、愛し合っています」
「愛し合っているか……」
もう後には引けない。
「俺たちは結ばれています。セーラはもう、処女ではありません」
これで納得せざるをえないだろう。王太子妃として相応しくない。王太子以外の子を宿している可能性があるのだ。
「お前が処女を散らしたことは知っている」
「であれば!」
「処女の喪失は重要ではない。セーラは妊娠していない」
「なっ……しかし、昨夜も睦み合いました。もう」
「ほう、昨夜も」
なぜか嬉しそうにしている。どういう感情か理解ができない。殿下は何を考えている。
「たっぷりと中に注ぎました。子を宿しているかもしれません」
早く婚約を破棄すると言ってくれ。不穏な空気に冷や汗を掻いてしまう。
「子は宿していないよ」
「……どういうことですか?」
「昨日は避妊薬を飲ませたからな。まあ昨日だけじゃないが」
殿下が不敵に口角を上げる。
「毎日、避妊薬を飲ませているよ」
王宮で作られている避妊薬は、体を重ねた後に翌日の同じ時間までに飲む必要がある。毎日飲ませているということは。
その意味を理解して、瞬間的に殴りかかりそうになった。立ち上がり体が震えだす。なんとか気持ちを押し留めた。
「物騒な真似はよせ、お前を牢に入れなくてはならない」
「セーラに、無理やりっ……!」
「まあ落ち着け、無理やりなどありえない。喜んで股を開く。まあ、そうなるように仕向けたが」
殿下の言葉に、電撃が走ったようにセーラの様子と繋がってしまった。あんなにはしたない言葉を口にして、とろとろの蜜壷は自分をあっさり飲み込んだ。
埋め込まれていたのは指だけじゃなかったのだ。
遅かった。出立前に婚約と聞いて悪い想像をしたが、それよりも酷く、最悪の結果だった。勝手に涙が出てきた。守ってやれなかった。ただ一人の愛しい恋人を守れなかった。
「まあ悲観するな、別にお前から取り上げるつもりはない」
「どういう、ことですか?」
「お前に提案がある」
訝しげに殿下を見つめる。
「二人で愛そうではないか」
「……意味がわかりません」
「お前を慰めるためではないが、セーラは少なからずお前に気持ちがある。このまま俺の元へ嫁いでくることに罪悪感を感じている。俺はセーラを愛しているからな、無理に引き裂くことはしたくない。セーラの望むことは全て叶えてやりたい」
「セーラの望むこと……」
「というのは建前だ。まあ、望むことは叶えてやりたいのも本当だが」
「建前?」
「お前が処女を奪ったと聞いた時、お前を殺してやろうかと思ったが、ふと、お前に貫かれるセーラを想像すると……たまらなく興奮したよ」
「なっ!」
「他の男に突っ込まれるなど到底許さないが、お前なら許せる。むしろ最高に興奮する。セーラはお前への罪悪感がなくなり、お前はこれからもセーラと一緒に居られる」
「全員が幸せだ」
ユーゴはとんでもない提案に絶句した。
悪態をつきながら、馬を走らせる。一刻も早く帰りたかった。
この半年間、ユーゴは隣国の王女の輿入れの護衛騎士として任務に当たったが、散々だった。
出発してすぐに王女は寄り道をすると言い出し、隣国の手前の歓楽街で遊び呆けた。実は早めに出発したから日程に余裕があると言い出した時は、頭をかち割ってやろうかと思った。歓楽街で身分を隠して普段はできない男遊びやギャンブルを耽り、何日もそこで過ごした。ただの護衛騎士が物申せることも出来ずに、ただ護衛にあたった。
隣国の王宮に着くだけで一ヶ月半もかかると、結婚式が終わるまで信頼ができる騎士にいてほしいと側近に言いつけたらしく、帰れぬ日々はさらに続いた。早く戻って確かめなければならないのに。実は出立前夜、セーラと王太子殿下の婚約話をしている伯爵夫妻の話を盗み聞いてしまった。
焦る気持ちで侍女もメイドも寝静まる中、セーラのベッドに忍び込み処女を散らした。これで王太子妃になどなれないという目論見だった。
十分に解したと思ったが痛がるセーラに射精した後に、何度も何度も腰を押し付けては子が出来るようにと願った。
急いで伯爵家に戻り、深夜だがセーラの部屋に入ると久しぶりのセーラは儚く微笑んだ。長い間離れていたから、気持ちが離れていても仕方がないが、そうだとしても許す気はない。力強く抱きしめると抱きしめ返してくれて、心の底からほっとした。
「はあ、会えなくて苦しかった。お願いだ、セーラを感じさせてくれ」
「あ、ちょっと待って、話が」
「待たない、話はあとだ」
柔らかな唇にかぶりつく。口内を余すことなく舐め上げてベッドに押し倒した。
「あっ、待って!ユーゴっ」
何度もセーラを想って自慰を繰り返したが、本物は格別だった。声も、唇も、抱きしめた体も全てが愛おしい。
セーラの声を無視して、セーラの部屋であっという間に部屋着と下着を剥ぎ取ると、豊かな胸に顔を埋める。両脇に手を当ててむにむにと乳房の柔らかさを顔で感じる。
「ああん!ユーゴ!待ってって言ったのにいっ」
乳輪に吸い付くとすでに固くしこっていた乳首に気づき嬉しくなる。
「ほら、乳首も感じてる」
レロレロと舐め回すとセーラの甘い声が漏れた。
「ああん!感じちゃうのお!」
あまりにいやらしい言葉に驚く。出立前はベッドの上で耐えるような声が漏れるだけだった。しかし興奮のほうが勝り、もっと感じさせたくてジュプ、ジュルジュルと音を立てて乳首をしゃぶった。その度に声が漏れて、すぐに下腹部に熱が集まる。
股に顔をうずめると、むわんと隠微な匂いが充満している。愛液が洪水していると言っていいほど、下着を汚していた。胸を愛撫しただけで、これほど濡れるのか。意味を成さない下着を下ろすと、直に顔を秘部にくっ付けた。
「やあっ!ん!あああ!ちょ、っと!待って!ユーゴ!話があるのっ」
起き上がろうとするセーラの体を押さえ込んで、べろべろと愛液を舐め回す。信じられないくらいにとろとろの蜜壷に吸い込まれるように舌を差し込んだ。剥き出しになっているぷっくりと腫れている陰核が、散々自慰をしたのだと妄想する。自分を想いながら自慰をしたのか。肉棒が痛いくらいに張り詰めた。
早く解して入れたいと、ゆびを一本蜜壷に差し込むと、とろとろの愛液が絡みつく。チュポチュポとした音が、セーラが感じている証拠だ。指を二本入れると、それでもスムーズに指が動く。痛がっている様子もない。
もしかして。陰核だけでなく、自分の指で腟内も弄っていたのか?想像しただけでもう耐えられなかった。指の愛撫もそこそこに、自分のスラックスを下ろして肉棒を手で支えると、蜜壷に一気に突っ込んだ。
「ああああんっ!」
ぐちょぐちょの腟は柔らかいのに締め付けてくる。半年前のぎちぎちできつい腟内も気持ちよかったが、蕩けた膣壁は段違いの快感だった。
「セーラ!ああっ!気持ちいいよっ」
「やあっ、あん!あん!深いのおっ」
何度も抽挿していると抵抗感が無くなった。快感に耐えるように目を瞑っている。
「どういう風に触っていたんだ?見せてくれ」
セーラの両手を胸に持っていくと、自分の胸を揉み出した。
「やっ、手が動いちゃうっ」
回すように揉みこんだ後、両方の乳首を指で摘みだした。こねこねと二本指で弄ると膣が締まる。
「んっ、気持ちよくなっちゃうう」
「可愛いよ、セーラ、可愛いすぎる。俺を想ってこの可愛いらしい乳首を弄っていたのか」
抽挿しやすいように足を広げると、セーラが自ら両足を自分の胸に押し当てるように抱きしめた。
秘部が丸見えのような格好に、夜でなかったらはっきりと見えたのに、と悔しくなる。
それでも目を凝らすと出入りするところが見える。締まりも良くなりさらに興奮して腰を早く振る。
「いいのおっ!きちゃう!きちゃううっ!」
セーラの卑猥な声に興奮が最高潮に達する。
「イくのか?中で感じてイけ」
「んくう!イくのお!中で感じてイっちゃううう」
ガクガクと腰を揺らして絶頂した。少し遅れて自分も絶頂して、最奥でたっぷりと射精した。
「婚約?」
知らないふりをして聞き返す。
婚約を知った上で出立前に処女を散らしたとセーラに知られたら嫌われるかもしれないと思ったからだ。
セーラが浮かない顔をしている。
「直談判してくるよ」
「でも……」
「大丈夫、俺が他国に流出しないよう養子にさせたくらいだから、それを盾にする」
「ユーゴ…」
「絶対にセーラを悲しませない」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
ポロポロと涙を流すセーラを強く抱き締めた。
翌日。王宮にて護衛の報告という名目で王太子殿下に謁見を申請すると、あっさりと場を用意してくれた。
側近も侍女も退室させた。跪き下を向いていると、面を上げよと言われ、座るように促される。言われた通りに、真正面に座る。
「来ると思っていた」
長い脚を組み、優雅に紅茶を飲んでいる。尊大な態度だがそれが憎らしいほどに似合っている。
「セーラだろ?」
「はい」
「単刀直入に言え」
「セーラと交際しています、婚約を諦めていただけなければ二人で国を出ます」
「ふむ、セーラがそう言っているか?」
「国を出ることはまだ言っていませんが、愛し合っています」
「愛し合っているか……」
もう後には引けない。
「俺たちは結ばれています。セーラはもう、処女ではありません」
これで納得せざるをえないだろう。王太子妃として相応しくない。王太子以外の子を宿している可能性があるのだ。
「お前が処女を散らしたことは知っている」
「であれば!」
「処女の喪失は重要ではない。セーラは妊娠していない」
「なっ……しかし、昨夜も睦み合いました。もう」
「ほう、昨夜も」
なぜか嬉しそうにしている。どういう感情か理解ができない。殿下は何を考えている。
「たっぷりと中に注ぎました。子を宿しているかもしれません」
早く婚約を破棄すると言ってくれ。不穏な空気に冷や汗を掻いてしまう。
「子は宿していないよ」
「……どういうことですか?」
「昨日は避妊薬を飲ませたからな。まあ昨日だけじゃないが」
殿下が不敵に口角を上げる。
「毎日、避妊薬を飲ませているよ」
王宮で作られている避妊薬は、体を重ねた後に翌日の同じ時間までに飲む必要がある。毎日飲ませているということは。
その意味を理解して、瞬間的に殴りかかりそうになった。立ち上がり体が震えだす。なんとか気持ちを押し留めた。
「物騒な真似はよせ、お前を牢に入れなくてはならない」
「セーラに、無理やりっ……!」
「まあ落ち着け、無理やりなどありえない。喜んで股を開く。まあ、そうなるように仕向けたが」
殿下の言葉に、電撃が走ったようにセーラの様子と繋がってしまった。あんなにはしたない言葉を口にして、とろとろの蜜壷は自分をあっさり飲み込んだ。
埋め込まれていたのは指だけじゃなかったのだ。
遅かった。出立前に婚約と聞いて悪い想像をしたが、それよりも酷く、最悪の結果だった。勝手に涙が出てきた。守ってやれなかった。ただ一人の愛しい恋人を守れなかった。
「まあ悲観するな、別にお前から取り上げるつもりはない」
「どういう、ことですか?」
「お前に提案がある」
訝しげに殿下を見つめる。
「二人で愛そうではないか」
「……意味がわかりません」
「お前を慰めるためではないが、セーラは少なからずお前に気持ちがある。このまま俺の元へ嫁いでくることに罪悪感を感じている。俺はセーラを愛しているからな、無理に引き裂くことはしたくない。セーラの望むことは全て叶えてやりたい」
「セーラの望むこと……」
「というのは建前だ。まあ、望むことは叶えてやりたいのも本当だが」
「建前?」
「お前が処女を奪ったと聞いた時、お前を殺してやろうかと思ったが、ふと、お前に貫かれるセーラを想像すると……たまらなく興奮したよ」
「なっ!」
「他の男に突っ込まれるなど到底許さないが、お前なら許せる。むしろ最高に興奮する。セーラはお前への罪悪感がなくなり、お前はこれからもセーラと一緒に居られる」
「全員が幸せだ」
ユーゴはとんでもない提案に絶句した。
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