婚活に失敗したら第四王子の家庭教師になりました

春浦ディスコ

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駄目だ。このままだと本当に駄目だ。
身体つきもがっちりしてきたシルヴァンを完全に男性として見てしまっている。
このままだとむしろ私から抱いてほしいと懇願してしまうかもしれない。
そして断罪コースに......!と不安になったマーサは苦渋の決断で家庭教師を辞任したい旨を伝えることにした。
もう卒業も近く問題ないはずだ。
シルヴァンに直接言うのは怖いけど、背に腹は代えられない。
(このままだと勘違い女になった後に断罪......!)

「え?」

「だから、あの、そろそろご卒業に向けて、私が教えられることも少なくなってまいりましたので......」

無言が怖い。
言わなければよかったかもしれない。

しばらく沈黙を続いたあと、椅子に座っていたシルヴァン殿下が立ち上がった。
マーサの目の前に立ち見下ろす。

「本心?」
「っ......」

「俺が好きだと伝えても素直じゃないから身体から陥落しようと思ったんだけど、逆効果だったかな」

沈黙が続く。

「マーサ......」
「はい......」

「マーサが好きだよ。マーサが家庭教師についてから勉強に張り合いもでたし、公務も頑張れる」

「マーサに会えるだけですべてが報われる。他に何もいらない、マーサだけが欲しい」

「年齢を気にしてる?俺は今のマーサが好きだよ。教養があることもそうだけど、今までマーサが築き上げてきたすべての要素が愛しい。俺と対等に向き合ってくれるところも、凛として通る声も、スラっとしてる身体も実は大きい胸も全部好き」

「ずっと話していたいって思う。......ずっと抱き締めていたいと思う」

「シルヴァン殿下......」

「マーサは?俺のこと好きじゃない?」

「っ......お答えしたとしても、殿下とこ、恋人関係になれると思っていません」

「それって、俺のこと好きってことでいい?」

「いや、えっと......好、きです、けど......でも」

駄目なんです、と最後まで言う前にシルヴァンに抱えあげられた。

「好きって言ったね!やっと......!」
「あれ、あ、ちょっと待ってください!殿下!」

マーサはしまった!と思った。
シルヴァンが軽々しくマーサを持ち上げると執務机にマーサを座らせた。
そのままマーサの腰に腕を回して囲いこむ。

「俺のこと好きなんだよね?」

シルヴァンはおでこを合わせてマーサを強く見つめる。

「いえっ、あの、......撤回します......」
「撤回いいい?ほんっとに素直じゃないんだから......。やっぱり身体に聞くね」

シルヴァンは腰を掻き抱いてマーサの唇を貪る。
ちゅう、ちゅぱ、ちゅぱ。

「んん......んっ、はぁん」

「すぐとろんとするのに、ほんとマーサは......。そんな目で見つめられたら撤回なんて信じられないよ」

唇を離すとシルヴァンが服の上から胸にかぶりついた。

「あ!ちょっ」
左手で胸を揉みながら、ハムハムと口を動かす。

「もう待てない。本心を聞いたからもう、待てない。無理だよ無理無理」

パツパツのブラウスのボタンを性急にはずしていく。
下着が露になり、シルヴァンが息を飲んだ。

「はあ、マーサ、マーサ」
ブラウスが完全に肌蹴ると、もう一度顔を埋める。
大きく息を吸い込むとマーサの香りが体に染み込むようでシルヴァンはさらに興奮した。
下着を上に押し上げてマーサの乳房がボロンとまろびでた。

「綺麗だ......」

いたく感動している様子のシルヴァンはマーサの乳房を視姦した。

「そ、そんなに見ないでえっくださいっ」

「無理だよ、どれだけ我慢したと思ってるの」
片手で揉みし抱きながら、片方の乳首を吸い上げる。
れろれろと舐めると固く立ち上がった。
「こっちも可愛がるね」

もう片方の乳首もれろれろと舐め回す。
「あっ......ふうん」
「あーたまんない。おっぱいまで可愛いってどういうこと......」

揉みしだきながら乳首を交互にしゃぶる。
しばらくすると満足したのか、ロングスカートをたくしあげた。

「ああん!」
下着が露になる。
股を閉じようとするがシルヴァンの体が邪魔でできない。
「可愛い......」

シルヴァンがマーサの両足を大きく広げる。
体を屈めると、下着の上から顔を押し付ける。
麗しく優秀であるシルヴァンが自分の股に顔をつっこんでいる光景にマーサは驚愕する。
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