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第1話 出会い①
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王都の中心部にある大通りを二本逸れた道から、さらに路地に入ると、隠れ家のようなアトリエがある。看板を掲げておらず、一見して何の建物かは分からない。しかし、窓には花が飾られ、店先にベンチが置かれている。小綺麗にしていることから、管理はされているようだ。このアトリエが、下着屋だと知る者は少ない。
ーーー
サラ・ベルクナー、二十二才。暗めの茶髪は肩にかかる程度の長さで、癖毛のおかげで自然と中に丸まっている。王都のはずれの一軒家で長女として生を受けてから、仲睦まじい両親のおかげであっという間に三人の兄弟が生まれた。弟も妹も、明るく穏やかなサラが大好きだった。
四人兄弟を育てるのは家計に負担がかかるが、流行病の後遺症で働けない母の代わりにサラは十三才から働き始めた。
二度仕事を変え、ひょんなことから少し珍しい下着屋『サロン・ド・ルモア』で働き初めて早四年。稼ぎの半分以上を家に入れているが、好きな裁縫を仕事にすることができて、サラは今の生活に満足していた。
朝、目が覚めて伸びをする。簡単にベッドメイクをしてから念入りに身支度を済ませる。食卓の上にある朝食をささっと食べてから階段を降りる。
一階に作業スペースと応接室があり、二階に住居スペースがある。サラはここの一部屋を借りて住んでいる。
少し珍しいというのは、女性の下着のみを取り扱っているためだ。オートクチュールの一点物の下着を専門にしており、ヒアリングと採寸を終わらせると、型紙作りから断裁、縫製までをこの店で行う。日常使いの物やセクシーな下着はもちろん、希望があればベビードールやガーターベルトも受注が可能だ。
女主人のミーナ、その娘であるアリアナと雇われのサラ。この店は従業員がたった三人しかいない。元から裁縫が好きだったが、先輩であるアリアナに一から十まで仕事のイロハを教わった。
二階から降りてきたミーナが、きっちりと化粧をしているサラを見て声を掛けた。
「サラ、今日はサントロ伯爵家にお届けね?」
「ミーナさん、お早うございます。そうです!何度行っても緊張しちゃうんですよねえ」
「お得意様だし滅多なことでは怒られないわよ」
「そうですかねえ?」
サラは、貴族の屋敷を訪れる時はいつも緊張してしまう。オートクチュールの下着を依頼する客は裕福な人が多いが、由緒あるサントロ伯爵家の令嬢ナターシャは、サラが担当する中で極めて高貴な方である。庶民である自分がいつ粗相をおかしてもおかしくない。
サラは午前は作業、午後から出来上がった商品を届けに行く予定だ。早速、別の案件の作業に入る。
「今日も歩いて行くんでしょ?遅くなる時は気を付けて帰ってくるのよ」
「はーい、ミーナさんも気を付けて行ってきてください」
ミーナも今日は顧客の採寸で終日外出する予定だ。サラは手を動かしながらミーナを見送ると、作業に集中した。
午後になると、今日の店番である先輩のアリアナに挨拶をしてアトリエを出た。アリアナの明るい見送りの言葉を背に歩き出す。アリアナは最近恋人が出来てご機嫌だ。今日は店を閉じた後にデートをするらしい。なんとも羨ましい。
サントロ伯爵家はアトリエから歩いて三十分ほどである。顧客の中では比較的近い訪問先だ。採寸もお届けもいつもお屋敷にて行われる。顧客との打ち合わせは屋敷で行われる場合もあれば、家族に秘密にしたい場合などは、アトリエに来てもらうこともできる。
エントランスで名前を告げると、談話室に案内された。中には美しいご令嬢が座っている。
「ごきげんよう、サラさん」
「いつもお世話になっております、ナターシャ様」
「ごめんなさいね、いつも座ったままで」
「いえいえ、お会いできるだけで嬉しいです」
顧客であるナターシャ伯爵令嬢が座ったまま挨拶をする。これは足が動かないためだ。学生時代に事故にあい、歩けなくなってしまったそうだ。
もう二年ほどサラのお得意様でいてくれている。
「早速、品物をお渡ししますね」
「いつも早い仕上がりに感謝するわ。サラさん、ありがとう」
梱包を丁寧に開く。相変わらず優雅にリボンを解く手つきに、さすが伯爵家のご令嬢だと見惚れてしまう。
「わあ......!素敵!想像していた通りよ」
「有り難いお言葉です」
「ふふふ、今回は少し挑戦的なデザインをお願いしたけど、似合うか心配だわ」
「ナターシャ様にぴったりだと思いますよ」
今回のオーダーは、日常使いができる上下の下着ではあるものの、レースをふんだんに使用している。気心地の良さとデザイン性をどちらも取り込んだ結果、ショーツはレースが直接肌にあたるのは前身頃のみで、後身頃とクロッチ部分は綿で作られており、その上からレースが縫い付けられている。シュミーズも同様に、前身頃の中心部分が胸元から裾までレースで透けている。指四本分ほどの幅のレースは胸の谷間も臍も透けて見える作りだ。
「誰に見せる訳でもないけど、サラさんが作ってくれる素敵な下着を身に付けるとね、とっても気分が良くなるの、まるで自分がお姫様になれたような気持ちにね」
「ナターシャ様......光栄です」
サラは少しでもナターシャの力になれていると実感して、心が暖かくなった。
「身に付けてみますか?お部屋の外で待っておりますね」
いつも出来上がった物をすぐに試着するため、サラが立ち上がる。試着の手伝いをする侍女はテキパキと準備を始めた。退室しようとすると、ナターシャがサラに声を掛けた。
「ちょっと待って、いつも待たせて悪いと思って。待っている間、フィリップに庭を案内させるわ」
「いえ、えーっと、お構い無く......」
サラのささやかな抵抗もむなしく、程なくしてナターシャの弟であるフィリップがやってきた。
現れたのは金髪碧眼の麗しい男性。背が高く、体を鍛えているのかガッチリした体型だ。中性的で美しく、吸い込まれるように視線を奪われる。
「どうしましたか」
サラに目を向けることなく会釈をすると、ナターシャに声を掛けた。
「まあ!ちゃんと挨拶しなさい」
「すみません」
フィリップが目を瞑りながらこちらに頭を下げる。
「あ、いえ、こちらこそ、すみません……」
「全く……。下着を試着する間、サラさんに庭を案内してくれるかしら」
フィリップがわかりやすく眉間に皺を寄せた。
ーーー
サラ・ベルクナー、二十二才。暗めの茶髪は肩にかかる程度の長さで、癖毛のおかげで自然と中に丸まっている。王都のはずれの一軒家で長女として生を受けてから、仲睦まじい両親のおかげであっという間に三人の兄弟が生まれた。弟も妹も、明るく穏やかなサラが大好きだった。
四人兄弟を育てるのは家計に負担がかかるが、流行病の後遺症で働けない母の代わりにサラは十三才から働き始めた。
二度仕事を変え、ひょんなことから少し珍しい下着屋『サロン・ド・ルモア』で働き初めて早四年。稼ぎの半分以上を家に入れているが、好きな裁縫を仕事にすることができて、サラは今の生活に満足していた。
朝、目が覚めて伸びをする。簡単にベッドメイクをしてから念入りに身支度を済ませる。食卓の上にある朝食をささっと食べてから階段を降りる。
一階に作業スペースと応接室があり、二階に住居スペースがある。サラはここの一部屋を借りて住んでいる。
少し珍しいというのは、女性の下着のみを取り扱っているためだ。オートクチュールの一点物の下着を専門にしており、ヒアリングと採寸を終わらせると、型紙作りから断裁、縫製までをこの店で行う。日常使いの物やセクシーな下着はもちろん、希望があればベビードールやガーターベルトも受注が可能だ。
女主人のミーナ、その娘であるアリアナと雇われのサラ。この店は従業員がたった三人しかいない。元から裁縫が好きだったが、先輩であるアリアナに一から十まで仕事のイロハを教わった。
二階から降りてきたミーナが、きっちりと化粧をしているサラを見て声を掛けた。
「サラ、今日はサントロ伯爵家にお届けね?」
「ミーナさん、お早うございます。そうです!何度行っても緊張しちゃうんですよねえ」
「お得意様だし滅多なことでは怒られないわよ」
「そうですかねえ?」
サラは、貴族の屋敷を訪れる時はいつも緊張してしまう。オートクチュールの下着を依頼する客は裕福な人が多いが、由緒あるサントロ伯爵家の令嬢ナターシャは、サラが担当する中で極めて高貴な方である。庶民である自分がいつ粗相をおかしてもおかしくない。
サラは午前は作業、午後から出来上がった商品を届けに行く予定だ。早速、別の案件の作業に入る。
「今日も歩いて行くんでしょ?遅くなる時は気を付けて帰ってくるのよ」
「はーい、ミーナさんも気を付けて行ってきてください」
ミーナも今日は顧客の採寸で終日外出する予定だ。サラは手を動かしながらミーナを見送ると、作業に集中した。
午後になると、今日の店番である先輩のアリアナに挨拶をしてアトリエを出た。アリアナの明るい見送りの言葉を背に歩き出す。アリアナは最近恋人が出来てご機嫌だ。今日は店を閉じた後にデートをするらしい。なんとも羨ましい。
サントロ伯爵家はアトリエから歩いて三十分ほどである。顧客の中では比較的近い訪問先だ。採寸もお届けもいつもお屋敷にて行われる。顧客との打ち合わせは屋敷で行われる場合もあれば、家族に秘密にしたい場合などは、アトリエに来てもらうこともできる。
エントランスで名前を告げると、談話室に案内された。中には美しいご令嬢が座っている。
「ごきげんよう、サラさん」
「いつもお世話になっております、ナターシャ様」
「ごめんなさいね、いつも座ったままで」
「いえいえ、お会いできるだけで嬉しいです」
顧客であるナターシャ伯爵令嬢が座ったまま挨拶をする。これは足が動かないためだ。学生時代に事故にあい、歩けなくなってしまったそうだ。
もう二年ほどサラのお得意様でいてくれている。
「早速、品物をお渡ししますね」
「いつも早い仕上がりに感謝するわ。サラさん、ありがとう」
梱包を丁寧に開く。相変わらず優雅にリボンを解く手つきに、さすが伯爵家のご令嬢だと見惚れてしまう。
「わあ......!素敵!想像していた通りよ」
「有り難いお言葉です」
「ふふふ、今回は少し挑戦的なデザインをお願いしたけど、似合うか心配だわ」
「ナターシャ様にぴったりだと思いますよ」
今回のオーダーは、日常使いができる上下の下着ではあるものの、レースをふんだんに使用している。気心地の良さとデザイン性をどちらも取り込んだ結果、ショーツはレースが直接肌にあたるのは前身頃のみで、後身頃とクロッチ部分は綿で作られており、その上からレースが縫い付けられている。シュミーズも同様に、前身頃の中心部分が胸元から裾までレースで透けている。指四本分ほどの幅のレースは胸の谷間も臍も透けて見える作りだ。
「誰に見せる訳でもないけど、サラさんが作ってくれる素敵な下着を身に付けるとね、とっても気分が良くなるの、まるで自分がお姫様になれたような気持ちにね」
「ナターシャ様......光栄です」
サラは少しでもナターシャの力になれていると実感して、心が暖かくなった。
「身に付けてみますか?お部屋の外で待っておりますね」
いつも出来上がった物をすぐに試着するため、サラが立ち上がる。試着の手伝いをする侍女はテキパキと準備を始めた。退室しようとすると、ナターシャがサラに声を掛けた。
「ちょっと待って、いつも待たせて悪いと思って。待っている間、フィリップに庭を案内させるわ」
「いえ、えーっと、お構い無く......」
サラのささやかな抵抗もむなしく、程なくしてナターシャの弟であるフィリップがやってきた。
現れたのは金髪碧眼の麗しい男性。背が高く、体を鍛えているのかガッチリした体型だ。中性的で美しく、吸い込まれるように視線を奪われる。
「どうしましたか」
サラに目を向けることなく会釈をすると、ナターシャに声を掛けた。
「まあ!ちゃんと挨拶しなさい」
「すみません」
フィリップが目を瞑りながらこちらに頭を下げる。
「あ、いえ、こちらこそ、すみません……」
「全く……。下着を試着する間、サラさんに庭を案内してくれるかしら」
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