あなたは幾らで全裸になる?

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全裸の値段

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将軍「王様、とびっきりの美女を見つけました」

王様「その女子が何か犯罪を犯したのか?」

将軍「いえ、何も悪い事はしておりません」

王様「それでは刑罰にこじつけて裸にして卑猥な事をする訳にもいかんではないか」

将軍「それで考えたのですが着ている服を一枚ずつ高値で買い取ると言うのはいかがでしょうか?」

王様「女子の着ている服を最後の一枚まで買い取れば全裸に出来ると言う訳じゃな。面白い、その女子をこれへ」

将軍「ははーっ、この女子でございます」

ソラ「王様、初めてお目にかかります。ソラと申します」

王様「これは何とも美しい女子ではないか。もっと近くへくるがよい」

ソラ「はい、王様」

王様「そちに聞きたいのじゃが、そちの家はお金持ちか?」

ソラ「いいえその様な事はございません。貧乏な家の娘でございます」

王様「それなら世がそちの持ち物を買い取ってやろう」

ソラ「せっかくのお申し出ではございますが私には王様にお売り出来る物など何もございません」

王様「そちが今着ている服が有るではないか。その服を高値で買い取ってやろう」

ソラ「この様な粗末な服を高値でお売りする事など出来ません」

王様「良いのじゃ。まずそちが着ているブラウスを百万ペタで買い取ろう。どうじゃ?」

ソラ「百万ペタでございますか? この服にはそれ程の価値はございません」

王様「そのブラウスを脱いだそちに値打ちがあるのじゃ。早く脱ぐがよい」

ソラ「でも今ここでブラウスを脱げば上はブラジャーだけになってしまいます。恥ずかしくてそんな事出来ません」

王様「それなら二百万ペタではどうじゃ?」

ソラ「二百万ペタあれば家族で住む新しい家が買えます。少しだけ恥ずかしさに耐えれば二百万ペタ貰えるならお売りします」

王様「それでは早速ブラウスを脱いで貰おうか」

ソラ「分かりました」

王様「貧乏な割には豊満な胸であるな。世はそのブラジャーも買い取りたくなったぞよ。そのブラジャー、二百万ペタで買い取ろう」

ソラ「いくら何でもブラジャー無しで家に帰れません。いくら王様のお申し出でも無理でございます」

王様「それなら五百万ペタではどうじゃ?」

ソラ「五百万ペタあれば欲しかったフェラーリが買えます。恥ずかしさに耐えてお売りします」

王様「貧乏な割にフェラーリが欲しかったのか?」

ソラ「はい、幼い頃からの夢でございました」

王様「ではブラジャーを外して貰おう。手で乳房を隠してはならぬぞ」

ソラ「お言葉ですが手で乳房を隠せないのなら五百万ペタは安すぎます。七百万ペタは頂きませんと」

王様「わ、分かった。七百万ペタ払おう。早くブラジャーを取るがよい」

ソラ「はい、王様」

王様「何とも形の良い乳房であるな。これはそのスカートも脱がせてみたくなったぞよ。そのスカートを一千万ペタで買い取ろう」

ソラ「スカートが無ければパンティ一枚だけの姿になります。それではとても家に帰れません」

王様「それなら二千万ペタ払おう」

ソラ「王様、お言葉ですがもう一声お願い致します」

王様「そ、そうか。それなら三千万ペタではどうじゃ?」

ソラ「売った!」

王様「えっ」

ソラ「はっ、失礼しました。三千万ペタでお売りします」

王様「それではそのスカートを脱ぐがよい」

ソラ「恥ずかしいのであまり見ないで下さい」

王様「三千万ペタも払うのだから見るわ!」

ソラ「これで私はパンティ一枚になりました。もう王様に何もお売りする物は有りません」

王様「そのパンティが残っておるではないか。それにしてもそそるパンティを履いておるな。どうしてもそのパンティが買い取りたくなった。一億ペタではどうじゃ?」

ソラ「いくら何でもパンティだけは一億ペタくらいではお売り出来ません」

王様「では二億ペタ払おう」

ソラ「・・・」

王様「三億!」

ソラ「・・・」

王様「五億!」

ソラ「王様がそれほど言ってくださるのなら五億ペタでお売りします」

王様「早く、早くそのパンティを脱げ! 手でどこも隠してはならぬぞ」

ソラ「はい、王様」

王様「なんとも神々しい裸体であるな。大金を払ったかいがあったな将軍」

将軍「その通りでございますな」

ソラ「お金はこの口座に振り込みでお願いします」

王様「よかろう。すぐに振り込ませよう」

ソラ「ッシャー!」

王様「うん、何じゃ?」

ソラ「いえ、何でもございません。では家までの道中全裸で帰ります。それではこれで失礼します」

王様「下がるがよい」

五分後

将軍「王様、女子が帰りましてございます」

王様「家まで全裸で帰ったのか?」

将軍「それがあの女子、家は王宮のすぐ側でしかも短距離の選手らしく7秒で家に入りました」

王様「何と!」

ソラ「ッシャー!」
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