裸族と露出狂の狭間で

犬童 幕

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裸族と露出狂の狭間で

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私はついに来た

アマゾンの奥地

裸族の住むジャングルへと

ここで全裸で暮らすの

体を隠すものは一切身に付けず

自分の望む姿で

都会は地獄だったわ

だって服を着なきゃ外へ行けない

部屋の中で全裸になっても

カーテンは閉めなくちゃいけない

スマホで自分の裸の写真を撮っても

誰にも送れない

でもここなら何でも出来る

全裸で足を大きく広げて

太陽の光を浴びながら

誰気兼ねなく昼寝も出来る

私は露出狂?

いいえ

裸族よ

今日からは・・・ね

あなたもいらっしゃいよ

あなたのペニス

随分陽の光にあててないでしょ?

私なんて太陽の光をマンコにあてるの初めてよ

大昔はブラブラさせて歩いてたのよ

ここならそれが出来るの

荷物なんて要らない

ここへ来なさいよ

すぐに飛行機に飛び乗って
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