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リョウ外伝6【突入】
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「リョウ!!何をボーッとしておるのだ!聞いてるか!!」
シュウトウの言葉で我に帰る
「はい!?申し訳ありません、御師様」
「よいか!皆に伝える。しっかり聴くがよい。
これからなにが起こるのか、全く想像がつかん。
我々は慎重に事を運ばねばならぬ。
城に侵入し、エルトワへ繋がるものを探し出さなければならない。
ラングレー殿率いる部隊は前方を守り慎重に進め!
後方は我々が守る」
「騎士道に誓い、必ずや指名を全うする!」
全員剣を立て気合いを入れた
「では、シュヴェルト城奪還しようぞ!!」
おー!
その一団は一歩湖畔に足を踏み込む
水面は時を止めている為、普通に歩く事が出来た
城の前に来るとラングレーが手をあげ、まず3人が飛び込んだ
剣を構え周囲を見渡しながら耳を澄ます‥
水の流れる音しか聞こえない
先発隊の合図で残りの者が慎重になだれ込んだ
そこは入り口の大広間
ピシャピシャと水が流れる壁には大きな[石像]が彫り込まれ当時の繁栄を伺わせた
ラングレーが合図し2人が右へ足を忍ばせ、ゆっくり扉を開けた
扉の向こうは遥かに続く回廊が延びており、この城の巨大さを物語っていた
ラングレーがみなを集めこう話す
「流石に2000年の月日が過ぎている故、危険は無さそうですな」
「いや‥これだけ静かなのも何か不自然‥
充分注意し、これより二手に分かれよう。
ラングレー殿の班10名は左へ
姫を含むその他の9名は右に進もう」
シュウトウがそう答えるとランガが声を上げた
「御師様、私はラングレー殿とまいります」
「よし、しかし忘れるでないぞ。心眼にて見極めよ」
「はい!」
レイナリアはランガを見た
ランガの体が黒き炎で揺らいでいる
ランガに触れた時の事を思い出していた
ラングレー班は左の奥へと消えた
―シュウトウ班―
ふた手に別れたシュウトウ班は目の前のドアを開けた
◆ガチャリ ギ・ギキィ~
寒気がするほどの錆び具合だ
ここは客室なのだろうか
大きなテーブルの周りを上等な椅子が並びきらきらと輝いていた
壁には肖像画がかけてある
レイナリアはその肖像画の前に立ち止まった
「この人は誰なのでしょうね。とてもきれいな人‥」
銀色の髪に精悍な顔つき、額から頬にまで黒い入れ墨をしている
レイナリアは額縁に触れた‥
シュウトウの言葉で我に帰る
「はい!?申し訳ありません、御師様」
「よいか!皆に伝える。しっかり聴くがよい。
これからなにが起こるのか、全く想像がつかん。
我々は慎重に事を運ばねばならぬ。
城に侵入し、エルトワへ繋がるものを探し出さなければならない。
ラングレー殿率いる部隊は前方を守り慎重に進め!
後方は我々が守る」
「騎士道に誓い、必ずや指名を全うする!」
全員剣を立て気合いを入れた
「では、シュヴェルト城奪還しようぞ!!」
おー!
その一団は一歩湖畔に足を踏み込む
水面は時を止めている為、普通に歩く事が出来た
城の前に来るとラングレーが手をあげ、まず3人が飛び込んだ
剣を構え周囲を見渡しながら耳を澄ます‥
水の流れる音しか聞こえない
先発隊の合図で残りの者が慎重になだれ込んだ
そこは入り口の大広間
ピシャピシャと水が流れる壁には大きな[石像]が彫り込まれ当時の繁栄を伺わせた
ラングレーが合図し2人が右へ足を忍ばせ、ゆっくり扉を開けた
扉の向こうは遥かに続く回廊が延びており、この城の巨大さを物語っていた
ラングレーがみなを集めこう話す
「流石に2000年の月日が過ぎている故、危険は無さそうですな」
「いや‥これだけ静かなのも何か不自然‥
充分注意し、これより二手に分かれよう。
ラングレー殿の班10名は左へ
姫を含むその他の9名は右に進もう」
シュウトウがそう答えるとランガが声を上げた
「御師様、私はラングレー殿とまいります」
「よし、しかし忘れるでないぞ。心眼にて見極めよ」
「はい!」
レイナリアはランガを見た
ランガの体が黒き炎で揺らいでいる
ランガに触れた時の事を思い出していた
ラングレー班は左の奥へと消えた
―シュウトウ班―
ふた手に別れたシュウトウ班は目の前のドアを開けた
◆ガチャリ ギ・ギキィ~
寒気がするほどの錆び具合だ
ここは客室なのだろうか
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壁には肖像画がかけてある
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「この人は誰なのでしょうね。とてもきれいな人‥」
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レイナリアは額縁に触れた‥
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