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18話 水着回、そして崩壊していく日常
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私達は、ダークネストが長い夏季休暇に入った…
つまり夏休みということなので
魔界随一と呼ばれる遊泳施設にやってきた。
私の水着は
上には白いビキニ、下には白のミニスカの水着を着ている。
モルちゃんの水着は
シュシュやフリフリが付いていて可愛らしい
黒いフレアビキニである。
ルミナちゃんの水着は
白いビキニにヒラヒラした飾りがついている
とても可愛らしいものだ。
ルクシアちゃんの水着は黒と白のビキニ
久遠零の水着はシンプルなデザインの黒ビキニである。
久遠零の体は変幻自在
自らの肉体…すなわち体型を自在に変化させられるので
彼女の気分で貧乳になることも出来れば巨乳にもなれる
今の彼女は貧乳の気分なので
シャルロットと大差ない幼女体型となっている。
ローザお姉ちゃんの水着は
白いシャツを羽織っているが
中に結構際どい露出度の高めの黒ビキニを着ている。
ネムちゃんは普段の格好とあまり変わらない
黄色いのパーカーに黒ビキニを着ている水着パーカーである。
ティナは蒼と白といった海のような色合いをしていて。
私と同じようなビキニを着ている。
ジャンヌは蒼い氷の紋章がついている白いビキニで
アリスは赤い炎の紋章がついている黒いビキニだ。
ペアルックというやつだろうか?
私達全員、絶世の美少女でスタイル抜群だからか
私達は男女問わず、人々の視線を釘付けにし注目の的である。
「アリスちゃーん、ジャンヌちゃーん、早くおいでよ~!
さあ~て、いっぱい泳ぐぞっ!」
ネムリンが浅瀬に素足をつけ、こちらに手を振っている。
私はジャンヌと共に、彼女のもとへゆるりと歩いていった。
ティナも嬉しそうに波打ち際をはしゃぎ回る。
そして、ローザお姉ちゃんは
そんな私達の水着姿を写真と映像に残そうと
記録魔法を使っているのだが顔がずっとニヤけている。
「あははっモルちゃん達~隙だらけだね~それ~!」
言いながら、ネムちゃんが水をすくい、ぱしゃぱしゃっと
モルドレッドと零にかける。
「きゃっ、ちょっと、ネムちゃんッ」
「……反撃……するのです……。」
水着姿の零が、真似するように水をすくい、
ネムちゃんの顔にぱしゃっとかけた。
しかし、水はネムちゃんをすり抜けていった。
「ちょっとそれ反則じゃないの~!」
すり抜けていった水がモルドレッドに当たり
零へ反撃とばかりに水をすくい、
モルドレッドは零に水をばしゃっとかけた。
「あはははっ!たのし~!」
【星命流転】
星座のような魔法陣を展開し
ネムリンの透過能力を無効化するルミナ
私も水遊びに混ざってネムリンに水をばしゃっとかける。
「くすくすっ、やったな、シャルロットちゃんっ!」
私達は楽しそうに水をかけ合っている。
「…………アリス……」
ジャンヌが自らの水着を指さして言った。
「似合う?」
「……えーと、似合うけどね……似合うんだけど
わたしたちのもシャルロットのも、というか
みんな、その……大胆すぎない?」
アリスたちの着ている水着は
私が創世の力でそれぞれ勝手に作成してきたものである。
私の趣味が全開にされていて
よく店頭に並んでいるものよりも率直に言えば面積が少ない。
「ふむ。わかっていないな、アリスよ。」
私は水遊びしているが私の魔力の分身を作って
アリス達の前に現れて
私は堂々と腕を組みながら言った。
「なんでもいいんだけど、
シャルロットの水着もぴったりフィットしすぎじゃない?」
「水着というのはただの衣服ではなく
水中での活動能力はもちろんだが
その中でも私が創世の力を使ってまでわざわざ作った
このビキニは装着者の魔力を極限まで高めるための
究極の魔法鎧の一種なのだっ!」
「はい?」
アリスが素っ頓狂な声を上げた。
「このビキニの薄布こそが神々や魔王
つまり強者としての格を現している。
絶対的な真の強者とは鎧に頼らずに
この鍛え抜かれた体一つで戦場を駆け抜けて
絶対的な支配者として降臨し
このような薄着で戦うものなのだ。
実際、伝説上の生物の力を纏うアリスの魔力装甲や
私のあの純白の神としての姿も半裸だし 。
それに伝説上、神々や精霊は大体が半裸だぞ?
今、貴様たちの纏っているこの水着こそが
それぞれの魔力や体型に合わせた最適の形であり
これ以上ない最高の装備なのだっ!」
背後にバアアアアアアンという効果音をつけながら
私は自ら水着を見せつけるように言った。
「覚えておけ。このビキニこそが
魔王が生み出した究極の装備なのだ」
ゆるりと流れるプールに足を踏み出す。
「このビキニを纏っていれば、不可能はないっ!なんでも出来るのだっ!」
足は湖に沈まず、私は水面をいとも容易く走っていた。
「そこは泳ぎなさいよっ……!?」
「無論、泳ぐこともできるぞ」
ざぶんっと水中に入り、ぐるぐると流れるプールを旋回するように泳ぐ。
次第に水流が激しく渦を巻き台風のようになり
その他の客を吹き飛ばす程の渦潮が発生する。
「さあ、来るがいい。二人とも
せっかくの水遊びなのだ。存分に満喫せよっ!」
「死ぬわっ!!?」
「なにを言っている。私が作ったビキニの防御障壁を甘く見るでない。
大海を一瞬で干上がせる最上位炎魔法を受けたとしても
無傷で生還出来る程度には頑丈だぞ?
この程度の水流も泳げなくては水着とは言えないし?」
ジャンヌとアリスが顔を見合わせる。
「きっと…………大丈夫…………」
ジャンヌがまっすぐ荒れ狂う流れのプールに足を踏み出す。
ビキニのもつ魔力に守られ、その水流の中をジャンヌは苦もなく歩いていた。
「…………おいで…………?」
ジャンヌが手を伸ばすと、アリスも怖ず怖ずと湖に足を踏み出した。
水の中に入っても、水流に足をさらわれないことを悟ると、彼女は笑顔を浮かべた。
「あはっ、なにこれ?すごい……すごいわっ!」
ザバンッと思いきって、アリスは水の中に入る。
「ローザもゼロも来なさいよーっ」
アリスが泳ぎながら、波打ち際にいる二人に手を振った。
「は~い、すぐ行きますーっ。かき氷のお城がもう少しで完成しますので~!」
ゼロとローザは、かき氷を少しずつ削りながら
なにやら建物らしき物体を作っている。
完成には少し時間がかかりそうだ。
「じゃ、後でねっ」
そう口にすると、アリスは潜水し、私を追いかけるように泳いできた。
その横にジャンヌが続く。
二人がもう一歩で私に並ぶというところで、
足で水をかき、更に速度をぐんと上げた。
「ちょっと、なんで逃げるのよっ?」
「あははははっ、次は追いかけっこだ。」
「もう。待ちなさいよっ!」
「楽しそう~!私も混ぜて~!」
「師匠が面白そうなことしてます!
私も混ぜてください~!」
「………うむ。私達も混ざろうか。」
「そうですね。かき氷も無くなってきましたし
これを食べ終わったら行きましょう。」
そして、私の分身がモルドレッドに近づいていくと
モルドレッドは肩をビクッと震わせながら
その後、平然を装おうとしていた。
「な……な…なな…なによ……シャルロット!?」
「あれあれ~?モルお姉ちゃんもしかして~?
あの水流とかウォータースライダーが怖いのかな~?」
「は……はあっ!?こ…あんなの怖くないわよ!」
「へえ~?そうなんだ~?ふーーーん?」
ニヤニヤしている私に恐怖を覚えている
モルドレッドだったがその予感は的中してしまう。
「よし!大丈夫なら、行ってこ~いっ!」
「イヤーーーーッッッ!!ギャアアーーーッ!!??」
モルドレッドは分身の私に蹴り飛ばされてしまい
水流の中に強制的に入らされてしまった。
水中を縦横無尽に逃げる私を
アリスとジャンヌに続き、ティナ、ローザ、ゼロ、それとネムちゃん
あと顔を真っ青にも真っ赤にもしているモルドレッドは全力で追いかけてくる。
大勢で泳ぎ回ることで、水流は更に激しく、荒れ狂う。
「……あはは……なんかものすごいことになってますね……」
「うん…………でもビキニだから、大丈夫。」
さらりとゼロは言い、微笑んだ気がした。
「で、でも、ですね。この水着……
やっぱりちょっと恥ずかしすぎますよね……」
言いながら、ローザは自らの体を隠すように抱いた。
「大丈夫………お姉ちゃんも…水着…似合ってるよ……」
そういうゼロもビキニである。
激しい水流で徐々に水着ズレて
激しく胸が揺れているせいで
巨乳組であるジャンヌ、アリス、ローザ、ゼロ、ネムは
何度か乳房があらわになりそうになっていた。
「そ、そんなに見ちゃ、だめですよ……?」
ローザがズレた水着を直しながらさりげなく視線をそらす。
「ローザお姉ちゃんって……アイツに関わらなかったら
本当……年相応でピュアな女の子だよね…………」
ぴしゃっと水がゼロにかかる。
「あははっ、水の中とかいえ油断禁物ですよ~」
ゼロは爽やかに微笑み、激しい水流から
水弾を作ろうとその場にしゃがんだ。
「……おしおきが必要みたいだな……」
「きゃ、きゃーーーっ」
ローザはくるりと反転して逃げ出した。
それをゼロがゆっくりと追いかける。
「……どこへ行こうというのかねっ?」
「だ、だって、止まったら、絶対水かけますよねっ?」
「大丈夫だよ」
「本当ですか?」
「うん…………約束する……」
すると、ローザは立ち止まり、ゆっくりと振り返ると見せかけて
また水を、ぱしゃっとゼロにかけた。
「あははー、また引っかかりましたねー」
にっこりとゼロは笑う。
「…………お姉ちゃん………楽しいね。」
ゼロが反撃とばかりに水をかけて
ローザがまた嬉しそうに、きゃーと悲鳴を上げながら
水流の中を駆けていく。
二人は楽しそうに、ぱしゃぱしゃと
足で水流の壁を蹴って跳ね上げながら、
水流の一番上まで仲よく駆け抜けていった。
あはは、はははっ、と爽やかな二人の笑いが鳴り響く。
やがて、水流の最上渦まで到達した
ゼロはローザに追いついていき、その手をつかんだ。
「あ……」
「………ほら、捕まえた」
滅多に表情が変わらないゼロの笑顔を浮かべた
ゼロの顔に、ローザの視線が吸い込まれてしまった。
そして、二人は水流を脱出して
かき氷をまた買いに行ってしまったのであった。
ネムリンとティナは水流からコースアウトしてしまい
今は子供達専用の小さなプールがある方の
キッズコーナーにある砂浜でお城を作っている。
シャルロットとルミナスとジャンヌとアリスとモルドレッドは今も水中で渦潮を作っている。
「ギャアアーーーッ!!!怖い怖い怖いー!!
シャルロットーー!いつになったら終わるのよこれっ~!」
「あうぅぅぅぅお姉ちゃん!?」
5人は勢いが付き過ぎた水流から弾き飛ばされてしまい
奇跡的にウォータースライダーの所に、全員着地してしまったのであるが
私の分身がこうなる未来を予知して
既に先回りしていたので
この後、私達を蹴り飛ばして
無理矢理ウォータースライダーを滑らせられる羽目になる……という未来を視た。
よし。分身はこの後、消しておくか。
ジャンヌとアリスはルミナの星命流転の効果で
因果律を書き換えてウォータースライダーには着地せずに
下半身を壁に埋められていた。
問題はこのウォータースライダーも頂上は凄まじく高く
流れている水の流れも先程の水流と大差ないほど速い。
ジェットコースターのようなスピードで滑ることになる。
私達は大きめな浮き輪に座りこれから
ウォータースライダーを下ることとなる。
私を中心に右腕にはジャンヌがしがみつき
背後にはルミナが私をガッツリと掴まれている。
私の後頭部がルミナの谷間に埋もれている。
そして、私の正面にはモルお姉ちゃんが
震えながらおもいっきり抱きしめられている。
「モルお姉ちゃんどうしたの?
もしかして…怖いのか~?」
「はあああああああっ!?
ちがいますーーーーっ!!」
「こんなの!」
「私にかかればっ!!」
「楽勝なんだからねっ!!!」
モルドレッドは強気に胸を張りながら
浮き輪にぎゅむっと座るが
次の瞬間、ウォータースライダーの水の勢いを見た
モルドレッドの顔が真っ青になった。
「ひえっ………!!」
「はーーい!それではいってらっしゃ~い!」
「えっちょっ……はわああああああっ!!!!」
「ギャアアーーーッッッッ!!!!」
「はにゃああああああーーー!?!?!?」
「あははははたーーのーーしーーーー!!」
ルミナとモルドレッドは悲鳴をあげながら
ルクシアは楽しそうに笑っていて
私の腕に胸や体を押し当ててぎゅっとしがみついている。
「にゃわわわわああああああーーーー!!! 」
「はわっ!!??」
「いやああああああああああああーーー!!!」
「おいおい、ちょっと落ち着けってお姉ちゃん……
うおおおおおいいいいぃぃぃっ!?
まてまてまてまて、この体制はマズいって!?」
ぎゅうううううっっっ……!!!と
怖がって目を瞑っているモルドレッドは
完全に水着が完全にずり落ちて脱げてしまって
お尻や胸、裸体が露出していることに気づいていない。
「ちょっ!モル!モルちゃんっ!
ああああああーー!?ルミナもヤバい……って
全員、水着が 脱げてますから!
いろいろ当たってるんですがああああああーー!?」
「いやっ……やだ……やぁっ…はぁ……はぁ………」
「ギャアアーーーッッッッ!!!」
「……………あっ……………。」
そして、そのままようやく終点に到達した私達は
私はモルドレッドと全裸で抱き合い、唇を重ねながら、完全にのびていた。
モルドレッドは怯えていたので気づいていないが
モルドレッドはシャルロットにキスをしてしまっていた。
「う…………?んぅ……んもッッッ!?」
「にゃ……にゃわああああああ!!!!???」
「もう………最悪よ…………」
シャルロットと関わるといつもいつも碌なことがないわっ!
はあ……どうして…私はあの子のことを好きになってしまったのかしら………
確かに、シャルロットは
産まれた時から保護欲を刺激されて、一目惚れして
私は…あの子をお姉ちゃんとして護りたくなった
悪い人達から護りたいって心に決めた……
とっても大好きでかわいい妹だけど……
「うにゃああああああーーー!!!」
私は頭を振り回してアイツにキスをしてしまったことを頭から消す。
えっ!?
「え…………?」
「えっ………なんで……今……どうして…?」
興奮して感情を昂らせてしまったことで
破壊の神眼の制御が出来なくなってしまい
瞳が真紅に染まり真祖の吸血鬼の力が発現し
視界に入った水着が徐々に塵になっていってしまう。
「うそっ……どうして………また…制御出来なくなってるのっ……!?」
なんでっっ!?
「こんなこと………破壊を制御出来るようになってから
今まで一度も起きたことなかったのに………」
このままじゃ……全裸になっちゃう………!?
おねがい………止まって…止まって………止まってよ!
止まって止まって止まって止まって止まって止まってっ
止まって止まって止まって止まって止まって止まってっ!!!
しかし、彼女の願いは届かず、水着はどんどん消滅していく。
やっ………だめっ…………ダメなのッ………止まってよ!!
このままじゃ…………視界に入った周りの人も………殺しちゃう……!!!
いやだ………いやだよ…………!
モルドレッドの眼から涙が零れ落ちる。
鐘の音が鳴り響いた気がした。
無意識にシャルロットに助けを求めてしまった
私の幻聴なのかもしれないわね。
わたし……ほんとうにバカよね…………
お姉ちゃんだから…………妹の力に頼らずに……
わたし………シャルロットに………ムキになって………
対抗戦で………頑張ったのに………負けちゃって………
いつも………私がシャルロットを護りたかったのに………
あの子を…………助けたいのに……
いつも……いつも……わたしが助けられちゃって……
今だって………お姉ちゃんなのに…………妹に助けを求めちゃう。
ダメなお姉ちゃんだなぁ……わたし。
「おいおい、こんなところにいたのかよ~
探したぞ~お姉ちゃんっ!」
ふえっ?
「ちょっ……あんた……どうしてここにっ!?」
「もう~困ったツンデレお姉ちゃんだな~
困ってたらちゃんと助けてって言ってくれないと!
妹に心配させるなよな~?」
「きゃっ……もう~……なんなのよ………。」
突然、シャルロットが私の目の前に現れて
タオルを被せてくれて……
裸になっちゃった私を隠してくれただけじゃなくて
破壊の神眼の暴走も止めてくれた………。
「はあ………はあ………はあ………はあ……………
ありがとう…………シャルロット………助かったわ……」
「いいってことよ~!私達は姉妹なんだから
お互い困ってたら助け合うのは当然なんだよ~!」
わたしは……シャルロットに更衣室に連れられて
またビキニを作ってもらったわ。
今度のデザインは…………フレアビキニじゃない
シャルロットの水着と色違いの黒ビキニだった。
「ねえ………シャルロット…?
さっきはなんで来てくれたの……?
私、アンタに助けてもらうようなことしてないわよ…?
さっきも……アンタとのキスに動揺して殴っちゃったし………」
「あははっ!気にするな!
それよりどうしたの?
随分としおらしくなっちゃってさあ……?
まあ、いいわ。理由は聞かないであげるよ。」
「それに……理由なんて必要ないんだよ?
私の大好きなお姉ちゃんを悲しませたくなかった。
それだけでも理由としてはよくないかな?」
「はあ…なにかっこつけてるのよ…?」
「うぐっ!」
「はあ……ほんと……ばっかみたい…………。」
モルお姉ちゃんは少し素直になれて赤面して
か細い声ながら正面から感謝を伝えようとした。
「ねえ………その……さっきは……その……………
あ…………ありがと……シャルロット」
「フフフ……どういたしまして。お姉ちゃん」
恥ずかしさからか……ツンデレ姉さんの素直な姿に動揺してか
しばらく無言となる二人………
そんな静寂を打ち破る声の主が
更衣室の壁をすり抜けて現れてしまった。
「シャルロットちゃ~ん!
たいへん!たいへーん!たいへんなのー!」
「うあっ!?ネムちゃん!どうしたの!?」
「うわぁぁ……!?な、なによっ!?」
「あのね!あのね!
ローザお姉ちゃんとゼロちゃん見なかった?
ルミナちゃんやジャンヌちゃんとアリスちゃんも探してるんだけど
中々見つけられないの~!」
「なっ………なんだってーー!?」
「なっ………なんですってーー!?」
「ここにもいないわっ!」
「ここにもいないね~」
「も~!あの二人どこいったのよ~!」
「というかなんで神様のアンタがいながら見失ってるのよ~!」
「お姉ちゃんの救いを求める声を優先しちゃってつい………
それにお姉ちゃんだって…似たようなモノじゃ~ん」
「わたしのせいってこと!?」
「お姉ちゃんって全力疾走しながら口喧嘩出来るんだ~元気だね~」
「ぜえ……はあ……… はあ………はあ…
こんなところで言い争っても意味……ないわね…」
「ぜえ…ぜえ………うん……そうだね。」
「あとあいつらが行きそうな所は………」
わたしはシャルロットを見ながら
さっきのことが頭を過ぎって顔が火照ってしまう。
「るーーおーい?もる?モルお姉ちゃ~ん?聞いてる~?」
「き……聞いてたわよ!」
「よし!それじゃ、次はまだ行ってない所を探そうか!」
「わ……わかったわっ!」
一方、行方不明となった久遠零とローザはというと
「ぐぬぬぬぬっ!!」
「はあ………はあ……やっぱり抜けないです~!」
「むむむ……これは……困った………。」
まさか……こんなことになるとは………
ウォータースライダーに乗った私達だったが
水流の勢いが強すぎてどうやら私達は
ウォータースライダーからコースアウトしてしまった。
困ったことに二人は浮き輪にスッポリとハマってしまった。
「とりあえず………色々と試してみる………?」
「そうですね!」
「まずは……同時に背中を押してみよう…………。」
「わ…わかりました!」
「「せーーのっ」」
「ふんぬぬぬぬぬ…………!!」
「あと………もうすこし………がんばって…………。」
「はいぃぃぃ………!!」
「ぎゃっ!?」
「……………失敗。」
浮き輪でツルンと手が滑ってしまい失敗してしまった。
「イタタ……大丈夫ですか?ゼロちゃん?」
「………むう………これは……ミチミチする………です。」
ゼロはローザの谷間に挟まれて両頬にめり込んでしまっていた。
「アババババババ……!?
ご……ごめんなさい苦しいですよね?!
今、なんとかしてどきますからぁ!?」
「おちついて。」
「水着…………脱げかけてる…………。」
「………………このまま動いたら……
私達はすっぽんぽんになってしまう…………です。」
「えッ!?」
「なので………ここは動かすアイツに………
シャルお姉ちゃん達に………見つけてもらうまで
ゆっくり…………待ちましょう。」
「ううっ………シャルロットちゃん達……
見つけてくれるでしょうか……?」
「………シャルロットと誰よりも一緒にいたのは
アナタ………なんでしょう…………?
それなら………アナタは彼女を信じてあげなさい……。
信じられなくても………必ず見つけてくれると
アイツに……神様に………一緒に…………願いましょう。」
「そうですね!妹を信じましょう!
ありがとうございます…少しだけ元気になりました。
やっぱり………アナタもシャルロットちゃんなんですね………
一緒にいると…あの子みたいに安心させてくれます…。」
「ん?…………ずっと…そうだったですが…………
もしかして………ずっと一緒に暮らしてたのに
今、私とアイツが同一存在だと理解したのです………?」
「ふむむ…………まあ……いいのです。
ほら………あそこ………見て。」
「あっ!シャルロットちゃんです!」
私達を探してプール内を爆走していた
シャルロットちゃん、モルドレッドちゃんにルミナ
ルクシアちゃんにジャンヌちゃんにアリスちゃんに…ネムリまでいる!
「あーーーーーっっっ!!!
お姉ちゃんいたぞーー!!いたぞーー!!!
やっと見つけたーー!!!」
疲れてしまって眠ってしまったシャルロットは
ゼロに膝枕してもらっていた。
「…………疲れて寝てしまった……のですか…………。」
「昔に比べて、随分と成長しましたが
こういうところはまだまだ子供のままですね……。」
「まあ…………でも……………
今日のモルちゃんを助けた所はかっこよかったですよ………シャルちゃん?」
シャルロットの頭を撫でながら
久遠零は在りし日のシャルロットを思い出していた。
死んでいった仲間の墓を5000000年の間
人類が絶滅し、砂の星となった
地球で生き続けて墓を護り続けた
墓守りの魔王は突如現れた
この少女に決闘を挑まれ幾度となく、闘いを繰り返していた。
「いい加減………諦めたら……いいのに………」
「諦めないに………ぜえ…ぜえ…決まってるだろ……」
「何度も負けてるのに……どうして…………
いま、わたしは…まけた………?
そこまでボロボロになってまで…………………
どうして……私に………勝ちたかったの……………?
何もない空虚なわたしを……家族にしたいの……?」
「理由なんて……特にないね…。
私がもう一人の私のことを気にいった。それだけだ。
まあ、強いて言えば……………
誰もが幸せになれる世界……それを実現させる為には……
私だけじゃだめなんだ………もう一人の私……
君の力が必要不可欠なんだ………」
「誰もが………幸せに………なれる世界………?」
「………………作れるの…………?」
「ああ、諦めずに願い続ければ……いつか絶対に叶えられる。
その為に私に力を貸してくれ!」
「…………いいです。……負けたら…
仲間になるって約束だったし…………。」
「いいぃぃぃぃぃやっっったああああああ!!!」
物凄い……はしゃぎっぷり………です。
「それじゃあ、これからよろしく!
もう一人の未来の私っ!」
「と………そうだな……どっちも同じ名前じゃ、ややこしいから
私が考えた名前をあげるよ。」
「名前………?……………いいですよ。
元々の名前なんて………とっくの昔に忘れてしまいましたから。」
「それじゃ、今日から貴女の名前は……
久遠零!ってことでよろしく!ゼロちゃん」
「ゼロ………ちゃん?」
そうして、彼女は私のお姉ちゃんになってくれました。
「あれから、随分と……近づきましたね……
誰もが幸せになれる世界に……?」
そして、私達は疲れてしまって
久遠零以外はみんな眠ってしまったので
零が転移魔法でみんなを送ってあげました……。
そして、平和そのものであった魔界に
世界を滅ぼそうとする未来人の魔の手が迫っていたのでした。
ここはとある次元の狭間に存在する
アザラやゲララの住処としているアジトである。
「あああああああひひひひひひ!!!
遂に………遂に蘇ったぞーーー!!!!!」
「あら?ようやくアルビオンにやられた傷が治ったのね?」
「ほう……魔獣王がようやくお目覚めか。」
「ワタシは蘇った融合異界魔獣王
アルキメデス・ハデス・ロマロコンチーッッッ!!!
さあ!復讐の時だ!!!アルビオン!!!」
始祖の魔王ティアナ・オメガ・ヘルティアロードと呼ばれている
赤黒い狐面の男はその狐面を外す。
するとそこにはアルビオンを道連れにして
完全に消滅したはずの男
終わりの破壊の神…オメガがいた。
「インフィニティバースト・オールジェネレート・マスター・オブ・イグニッション」
「ジェネレート・インフィニティ・アルビオン」
オメガは凄まじく禍々しい
ティアナとシャルロットの戦いの記録を使い再現した。
シャルロットの力や始祖の魔王の魔力を完全に再現した
赤黒い機械神の魔法陣を展開する。
オメガの魔法陣はティアナと同様に
自動的に封印が解除され
全体的に赤黒く全身に金の装飾が施されている
終焉の機械神デウス・エクス・マキナ・オメガを召喚する。
そして、終焉機械神デウス・エクス・マキナ・オメガの
中心部に存在する重々しい封印された扉が開かれる。
中からは無限の宇宙が広がっており
ティアナのモノと同様の神竜達が現れて
神竜達が魔神獣装甲となりオメガに纏われる。
そして、中心部の扉の中に存在し無限に膨張し続ける
宇宙に広がっている無数の惑星や、星々、そして
今まで時代ごと破壊してきた異世界人の魂に
世界の滅びを望んでいる
この世界の人間や魔族達が
オメガの肉体に直接接続されていき、吸収されていく。
そして、現れたのは
神眼が赤黒く変化し瞳は金色の闇を放っている邪神にして
シャルロット・レガリアの姿をしているオメガである。
シャルロット・レガリアの力や姿を完全に模倣し
己の無限に等しい破壊神としての力を備えた
宇宙最凶の破壊神
ティアナ・オメガ・ヘルティアロードである。
「さあ……この世界を終幕へと導く
この世界の最期の遊戯を始めよう。」
つまり夏休みということなので
魔界随一と呼ばれる遊泳施設にやってきた。
私の水着は
上には白いビキニ、下には白のミニスカの水着を着ている。
モルちゃんの水着は
シュシュやフリフリが付いていて可愛らしい
黒いフレアビキニである。
ルミナちゃんの水着は
白いビキニにヒラヒラした飾りがついている
とても可愛らしいものだ。
ルクシアちゃんの水着は黒と白のビキニ
久遠零の水着はシンプルなデザインの黒ビキニである。
久遠零の体は変幻自在
自らの肉体…すなわち体型を自在に変化させられるので
彼女の気分で貧乳になることも出来れば巨乳にもなれる
今の彼女は貧乳の気分なので
シャルロットと大差ない幼女体型となっている。
ローザお姉ちゃんの水着は
白いシャツを羽織っているが
中に結構際どい露出度の高めの黒ビキニを着ている。
ネムちゃんは普段の格好とあまり変わらない
黄色いのパーカーに黒ビキニを着ている水着パーカーである。
ティナは蒼と白といった海のような色合いをしていて。
私と同じようなビキニを着ている。
ジャンヌは蒼い氷の紋章がついている白いビキニで
アリスは赤い炎の紋章がついている黒いビキニだ。
ペアルックというやつだろうか?
私達全員、絶世の美少女でスタイル抜群だからか
私達は男女問わず、人々の視線を釘付けにし注目の的である。
「アリスちゃーん、ジャンヌちゃーん、早くおいでよ~!
さあ~て、いっぱい泳ぐぞっ!」
ネムリンが浅瀬に素足をつけ、こちらに手を振っている。
私はジャンヌと共に、彼女のもとへゆるりと歩いていった。
ティナも嬉しそうに波打ち際をはしゃぎ回る。
そして、ローザお姉ちゃんは
そんな私達の水着姿を写真と映像に残そうと
記録魔法を使っているのだが顔がずっとニヤけている。
「あははっモルちゃん達~隙だらけだね~それ~!」
言いながら、ネムちゃんが水をすくい、ぱしゃぱしゃっと
モルドレッドと零にかける。
「きゃっ、ちょっと、ネムちゃんッ」
「……反撃……するのです……。」
水着姿の零が、真似するように水をすくい、
ネムちゃんの顔にぱしゃっとかけた。
しかし、水はネムちゃんをすり抜けていった。
「ちょっとそれ反則じゃないの~!」
すり抜けていった水がモルドレッドに当たり
零へ反撃とばかりに水をすくい、
モルドレッドは零に水をばしゃっとかけた。
「あはははっ!たのし~!」
【星命流転】
星座のような魔法陣を展開し
ネムリンの透過能力を無効化するルミナ
私も水遊びに混ざってネムリンに水をばしゃっとかける。
「くすくすっ、やったな、シャルロットちゃんっ!」
私達は楽しそうに水をかけ合っている。
「…………アリス……」
ジャンヌが自らの水着を指さして言った。
「似合う?」
「……えーと、似合うけどね……似合うんだけど
わたしたちのもシャルロットのも、というか
みんな、その……大胆すぎない?」
アリスたちの着ている水着は
私が創世の力でそれぞれ勝手に作成してきたものである。
私の趣味が全開にされていて
よく店頭に並んでいるものよりも率直に言えば面積が少ない。
「ふむ。わかっていないな、アリスよ。」
私は水遊びしているが私の魔力の分身を作って
アリス達の前に現れて
私は堂々と腕を組みながら言った。
「なんでもいいんだけど、
シャルロットの水着もぴったりフィットしすぎじゃない?」
「水着というのはただの衣服ではなく
水中での活動能力はもちろんだが
その中でも私が創世の力を使ってまでわざわざ作った
このビキニは装着者の魔力を極限まで高めるための
究極の魔法鎧の一種なのだっ!」
「はい?」
アリスが素っ頓狂な声を上げた。
「このビキニの薄布こそが神々や魔王
つまり強者としての格を現している。
絶対的な真の強者とは鎧に頼らずに
この鍛え抜かれた体一つで戦場を駆け抜けて
絶対的な支配者として降臨し
このような薄着で戦うものなのだ。
実際、伝説上の生物の力を纏うアリスの魔力装甲や
私のあの純白の神としての姿も半裸だし 。
それに伝説上、神々や精霊は大体が半裸だぞ?
今、貴様たちの纏っているこの水着こそが
それぞれの魔力や体型に合わせた最適の形であり
これ以上ない最高の装備なのだっ!」
背後にバアアアアアアンという効果音をつけながら
私は自ら水着を見せつけるように言った。
「覚えておけ。このビキニこそが
魔王が生み出した究極の装備なのだ」
ゆるりと流れるプールに足を踏み出す。
「このビキニを纏っていれば、不可能はないっ!なんでも出来るのだっ!」
足は湖に沈まず、私は水面をいとも容易く走っていた。
「そこは泳ぎなさいよっ……!?」
「無論、泳ぐこともできるぞ」
ざぶんっと水中に入り、ぐるぐると流れるプールを旋回するように泳ぐ。
次第に水流が激しく渦を巻き台風のようになり
その他の客を吹き飛ばす程の渦潮が発生する。
「さあ、来るがいい。二人とも
せっかくの水遊びなのだ。存分に満喫せよっ!」
「死ぬわっ!!?」
「なにを言っている。私が作ったビキニの防御障壁を甘く見るでない。
大海を一瞬で干上がせる最上位炎魔法を受けたとしても
無傷で生還出来る程度には頑丈だぞ?
この程度の水流も泳げなくては水着とは言えないし?」
ジャンヌとアリスが顔を見合わせる。
「きっと…………大丈夫…………」
ジャンヌがまっすぐ荒れ狂う流れのプールに足を踏み出す。
ビキニのもつ魔力に守られ、その水流の中をジャンヌは苦もなく歩いていた。
「…………おいで…………?」
ジャンヌが手を伸ばすと、アリスも怖ず怖ずと湖に足を踏み出した。
水の中に入っても、水流に足をさらわれないことを悟ると、彼女は笑顔を浮かべた。
「あはっ、なにこれ?すごい……すごいわっ!」
ザバンッと思いきって、アリスは水の中に入る。
「ローザもゼロも来なさいよーっ」
アリスが泳ぎながら、波打ち際にいる二人に手を振った。
「は~い、すぐ行きますーっ。かき氷のお城がもう少しで完成しますので~!」
ゼロとローザは、かき氷を少しずつ削りながら
なにやら建物らしき物体を作っている。
完成には少し時間がかかりそうだ。
「じゃ、後でねっ」
そう口にすると、アリスは潜水し、私を追いかけるように泳いできた。
その横にジャンヌが続く。
二人がもう一歩で私に並ぶというところで、
足で水をかき、更に速度をぐんと上げた。
「ちょっと、なんで逃げるのよっ?」
「あははははっ、次は追いかけっこだ。」
「もう。待ちなさいよっ!」
「楽しそう~!私も混ぜて~!」
「師匠が面白そうなことしてます!
私も混ぜてください~!」
「………うむ。私達も混ざろうか。」
「そうですね。かき氷も無くなってきましたし
これを食べ終わったら行きましょう。」
そして、私の分身がモルドレッドに近づいていくと
モルドレッドは肩をビクッと震わせながら
その後、平然を装おうとしていた。
「な……な…なな…なによ……シャルロット!?」
「あれあれ~?モルお姉ちゃんもしかして~?
あの水流とかウォータースライダーが怖いのかな~?」
「は……はあっ!?こ…あんなの怖くないわよ!」
「へえ~?そうなんだ~?ふーーーん?」
ニヤニヤしている私に恐怖を覚えている
モルドレッドだったがその予感は的中してしまう。
「よし!大丈夫なら、行ってこ~いっ!」
「イヤーーーーッッッ!!ギャアアーーーッ!!??」
モルドレッドは分身の私に蹴り飛ばされてしまい
水流の中に強制的に入らされてしまった。
水中を縦横無尽に逃げる私を
アリスとジャンヌに続き、ティナ、ローザ、ゼロ、それとネムちゃん
あと顔を真っ青にも真っ赤にもしているモルドレッドは全力で追いかけてくる。
大勢で泳ぎ回ることで、水流は更に激しく、荒れ狂う。
「……あはは……なんかものすごいことになってますね……」
「うん…………でもビキニだから、大丈夫。」
さらりとゼロは言い、微笑んだ気がした。
「で、でも、ですね。この水着……
やっぱりちょっと恥ずかしすぎますよね……」
言いながら、ローザは自らの体を隠すように抱いた。
「大丈夫………お姉ちゃんも…水着…似合ってるよ……」
そういうゼロもビキニである。
激しい水流で徐々に水着ズレて
激しく胸が揺れているせいで
巨乳組であるジャンヌ、アリス、ローザ、ゼロ、ネムは
何度か乳房があらわになりそうになっていた。
「そ、そんなに見ちゃ、だめですよ……?」
ローザがズレた水着を直しながらさりげなく視線をそらす。
「ローザお姉ちゃんって……アイツに関わらなかったら
本当……年相応でピュアな女の子だよね…………」
ぴしゃっと水がゼロにかかる。
「あははっ、水の中とかいえ油断禁物ですよ~」
ゼロは爽やかに微笑み、激しい水流から
水弾を作ろうとその場にしゃがんだ。
「……おしおきが必要みたいだな……」
「きゃ、きゃーーーっ」
ローザはくるりと反転して逃げ出した。
それをゼロがゆっくりと追いかける。
「……どこへ行こうというのかねっ?」
「だ、だって、止まったら、絶対水かけますよねっ?」
「大丈夫だよ」
「本当ですか?」
「うん…………約束する……」
すると、ローザは立ち止まり、ゆっくりと振り返ると見せかけて
また水を、ぱしゃっとゼロにかけた。
「あははー、また引っかかりましたねー」
にっこりとゼロは笑う。
「…………お姉ちゃん………楽しいね。」
ゼロが反撃とばかりに水をかけて
ローザがまた嬉しそうに、きゃーと悲鳴を上げながら
水流の中を駆けていく。
二人は楽しそうに、ぱしゃぱしゃと
足で水流の壁を蹴って跳ね上げながら、
水流の一番上まで仲よく駆け抜けていった。
あはは、はははっ、と爽やかな二人の笑いが鳴り響く。
やがて、水流の最上渦まで到達した
ゼロはローザに追いついていき、その手をつかんだ。
「あ……」
「………ほら、捕まえた」
滅多に表情が変わらないゼロの笑顔を浮かべた
ゼロの顔に、ローザの視線が吸い込まれてしまった。
そして、二人は水流を脱出して
かき氷をまた買いに行ってしまったのであった。
ネムリンとティナは水流からコースアウトしてしまい
今は子供達専用の小さなプールがある方の
キッズコーナーにある砂浜でお城を作っている。
シャルロットとルミナスとジャンヌとアリスとモルドレッドは今も水中で渦潮を作っている。
「ギャアアーーーッ!!!怖い怖い怖いー!!
シャルロットーー!いつになったら終わるのよこれっ~!」
「あうぅぅぅぅお姉ちゃん!?」
5人は勢いが付き過ぎた水流から弾き飛ばされてしまい
奇跡的にウォータースライダーの所に、全員着地してしまったのであるが
私の分身がこうなる未来を予知して
既に先回りしていたので
この後、私達を蹴り飛ばして
無理矢理ウォータースライダーを滑らせられる羽目になる……という未来を視た。
よし。分身はこの後、消しておくか。
ジャンヌとアリスはルミナの星命流転の効果で
因果律を書き換えてウォータースライダーには着地せずに
下半身を壁に埋められていた。
問題はこのウォータースライダーも頂上は凄まじく高く
流れている水の流れも先程の水流と大差ないほど速い。
ジェットコースターのようなスピードで滑ることになる。
私達は大きめな浮き輪に座りこれから
ウォータースライダーを下ることとなる。
私を中心に右腕にはジャンヌがしがみつき
背後にはルミナが私をガッツリと掴まれている。
私の後頭部がルミナの谷間に埋もれている。
そして、私の正面にはモルお姉ちゃんが
震えながらおもいっきり抱きしめられている。
「モルお姉ちゃんどうしたの?
もしかして…怖いのか~?」
「はあああああああっ!?
ちがいますーーーーっ!!」
「こんなの!」
「私にかかればっ!!」
「楽勝なんだからねっ!!!」
モルドレッドは強気に胸を張りながら
浮き輪にぎゅむっと座るが
次の瞬間、ウォータースライダーの水の勢いを見た
モルドレッドの顔が真っ青になった。
「ひえっ………!!」
「はーーい!それではいってらっしゃ~い!」
「えっちょっ……はわああああああっ!!!!」
「ギャアアーーーッッッッ!!!!」
「はにゃああああああーーー!?!?!?」
「あははははたーーのーーしーーーー!!」
ルミナとモルドレッドは悲鳴をあげながら
ルクシアは楽しそうに笑っていて
私の腕に胸や体を押し当ててぎゅっとしがみついている。
「にゃわわわわああああああーーーー!!! 」
「はわっ!!??」
「いやああああああああああああーーー!!!」
「おいおい、ちょっと落ち着けってお姉ちゃん……
うおおおおおいいいいぃぃぃっ!?
まてまてまてまて、この体制はマズいって!?」
ぎゅうううううっっっ……!!!と
怖がって目を瞑っているモルドレッドは
完全に水着が完全にずり落ちて脱げてしまって
お尻や胸、裸体が露出していることに気づいていない。
「ちょっ!モル!モルちゃんっ!
ああああああーー!?ルミナもヤバい……って
全員、水着が 脱げてますから!
いろいろ当たってるんですがああああああーー!?」
「いやっ……やだ……やぁっ…はぁ……はぁ………」
「ギャアアーーーッッッッ!!!」
「……………あっ……………。」
そして、そのままようやく終点に到達した私達は
私はモルドレッドと全裸で抱き合い、唇を重ねながら、完全にのびていた。
モルドレッドは怯えていたので気づいていないが
モルドレッドはシャルロットにキスをしてしまっていた。
「う…………?んぅ……んもッッッ!?」
「にゃ……にゃわああああああ!!!!???」
「もう………最悪よ…………」
シャルロットと関わるといつもいつも碌なことがないわっ!
はあ……どうして…私はあの子のことを好きになってしまったのかしら………
確かに、シャルロットは
産まれた時から保護欲を刺激されて、一目惚れして
私は…あの子をお姉ちゃんとして護りたくなった
悪い人達から護りたいって心に決めた……
とっても大好きでかわいい妹だけど……
「うにゃああああああーーー!!!」
私は頭を振り回してアイツにキスをしてしまったことを頭から消す。
えっ!?
「え…………?」
「えっ………なんで……今……どうして…?」
興奮して感情を昂らせてしまったことで
破壊の神眼の制御が出来なくなってしまい
瞳が真紅に染まり真祖の吸血鬼の力が発現し
視界に入った水着が徐々に塵になっていってしまう。
「うそっ……どうして………また…制御出来なくなってるのっ……!?」
なんでっっ!?
「こんなこと………破壊を制御出来るようになってから
今まで一度も起きたことなかったのに………」
このままじゃ……全裸になっちゃう………!?
おねがい………止まって…止まって………止まってよ!
止まって止まって止まって止まって止まって止まってっ
止まって止まって止まって止まって止まって止まってっ!!!
しかし、彼女の願いは届かず、水着はどんどん消滅していく。
やっ………だめっ…………ダメなのッ………止まってよ!!
このままじゃ…………視界に入った周りの人も………殺しちゃう……!!!
いやだ………いやだよ…………!
モルドレッドの眼から涙が零れ落ちる。
鐘の音が鳴り響いた気がした。
無意識にシャルロットに助けを求めてしまった
私の幻聴なのかもしれないわね。
わたし……ほんとうにバカよね…………
お姉ちゃんだから…………妹の力に頼らずに……
わたし………シャルロットに………ムキになって………
対抗戦で………頑張ったのに………負けちゃって………
いつも………私がシャルロットを護りたかったのに………
あの子を…………助けたいのに……
いつも……いつも……わたしが助けられちゃって……
今だって………お姉ちゃんなのに…………妹に助けを求めちゃう。
ダメなお姉ちゃんだなぁ……わたし。
「おいおい、こんなところにいたのかよ~
探したぞ~お姉ちゃんっ!」
ふえっ?
「ちょっ……あんた……どうしてここにっ!?」
「もう~困ったツンデレお姉ちゃんだな~
困ってたらちゃんと助けてって言ってくれないと!
妹に心配させるなよな~?」
「きゃっ……もう~……なんなのよ………。」
突然、シャルロットが私の目の前に現れて
タオルを被せてくれて……
裸になっちゃった私を隠してくれただけじゃなくて
破壊の神眼の暴走も止めてくれた………。
「はあ………はあ………はあ………はあ……………
ありがとう…………シャルロット………助かったわ……」
「いいってことよ~!私達は姉妹なんだから
お互い困ってたら助け合うのは当然なんだよ~!」
わたしは……シャルロットに更衣室に連れられて
またビキニを作ってもらったわ。
今度のデザインは…………フレアビキニじゃない
シャルロットの水着と色違いの黒ビキニだった。
「ねえ………シャルロット…?
さっきはなんで来てくれたの……?
私、アンタに助けてもらうようなことしてないわよ…?
さっきも……アンタとのキスに動揺して殴っちゃったし………」
「あははっ!気にするな!
それよりどうしたの?
随分としおらしくなっちゃってさあ……?
まあ、いいわ。理由は聞かないであげるよ。」
「それに……理由なんて必要ないんだよ?
私の大好きなお姉ちゃんを悲しませたくなかった。
それだけでも理由としてはよくないかな?」
「はあ…なにかっこつけてるのよ…?」
「うぐっ!」
「はあ……ほんと……ばっかみたい…………。」
モルお姉ちゃんは少し素直になれて赤面して
か細い声ながら正面から感謝を伝えようとした。
「ねえ………その……さっきは……その……………
あ…………ありがと……シャルロット」
「フフフ……どういたしまして。お姉ちゃん」
恥ずかしさからか……ツンデレ姉さんの素直な姿に動揺してか
しばらく無言となる二人………
そんな静寂を打ち破る声の主が
更衣室の壁をすり抜けて現れてしまった。
「シャルロットちゃ~ん!
たいへん!たいへーん!たいへんなのー!」
「うあっ!?ネムちゃん!どうしたの!?」
「うわぁぁ……!?な、なによっ!?」
「あのね!あのね!
ローザお姉ちゃんとゼロちゃん見なかった?
ルミナちゃんやジャンヌちゃんとアリスちゃんも探してるんだけど
中々見つけられないの~!」
「なっ………なんだってーー!?」
「なっ………なんですってーー!?」
「ここにもいないわっ!」
「ここにもいないね~」
「も~!あの二人どこいったのよ~!」
「というかなんで神様のアンタがいながら見失ってるのよ~!」
「お姉ちゃんの救いを求める声を優先しちゃってつい………
それにお姉ちゃんだって…似たようなモノじゃ~ん」
「わたしのせいってこと!?」
「お姉ちゃんって全力疾走しながら口喧嘩出来るんだ~元気だね~」
「ぜえ……はあ……… はあ………はあ…
こんなところで言い争っても意味……ないわね…」
「ぜえ…ぜえ………うん……そうだね。」
「あとあいつらが行きそうな所は………」
わたしはシャルロットを見ながら
さっきのことが頭を過ぎって顔が火照ってしまう。
「るーーおーい?もる?モルお姉ちゃ~ん?聞いてる~?」
「き……聞いてたわよ!」
「よし!それじゃ、次はまだ行ってない所を探そうか!」
「わ……わかったわっ!」
一方、行方不明となった久遠零とローザはというと
「ぐぬぬぬぬっ!!」
「はあ………はあ……やっぱり抜けないです~!」
「むむむ……これは……困った………。」
まさか……こんなことになるとは………
ウォータースライダーに乗った私達だったが
水流の勢いが強すぎてどうやら私達は
ウォータースライダーからコースアウトしてしまった。
困ったことに二人は浮き輪にスッポリとハマってしまった。
「とりあえず………色々と試してみる………?」
「そうですね!」
「まずは……同時に背中を押してみよう…………。」
「わ…わかりました!」
「「せーーのっ」」
「ふんぬぬぬぬぬ…………!!」
「あと………もうすこし………がんばって…………。」
「はいぃぃぃ………!!」
「ぎゃっ!?」
「……………失敗。」
浮き輪でツルンと手が滑ってしまい失敗してしまった。
「イタタ……大丈夫ですか?ゼロちゃん?」
「………むう………これは……ミチミチする………です。」
ゼロはローザの谷間に挟まれて両頬にめり込んでしまっていた。
「アババババババ……!?
ご……ごめんなさい苦しいですよね?!
今、なんとかしてどきますからぁ!?」
「おちついて。」
「水着…………脱げかけてる…………。」
「………………このまま動いたら……
私達はすっぽんぽんになってしまう…………です。」
「えッ!?」
「なので………ここは動かすアイツに………
シャルお姉ちゃん達に………見つけてもらうまで
ゆっくり…………待ちましょう。」
「ううっ………シャルロットちゃん達……
見つけてくれるでしょうか……?」
「………シャルロットと誰よりも一緒にいたのは
アナタ………なんでしょう…………?
それなら………アナタは彼女を信じてあげなさい……。
信じられなくても………必ず見つけてくれると
アイツに……神様に………一緒に…………願いましょう。」
「そうですね!妹を信じましょう!
ありがとうございます…少しだけ元気になりました。
やっぱり………アナタもシャルロットちゃんなんですね………
一緒にいると…あの子みたいに安心させてくれます…。」
「ん?…………ずっと…そうだったですが…………
もしかして………ずっと一緒に暮らしてたのに
今、私とアイツが同一存在だと理解したのです………?」
「ふむむ…………まあ……いいのです。
ほら………あそこ………見て。」
「あっ!シャルロットちゃんです!」
私達を探してプール内を爆走していた
シャルロットちゃん、モルドレッドちゃんにルミナ
ルクシアちゃんにジャンヌちゃんにアリスちゃんに…ネムリまでいる!
「あーーーーーっっっ!!!
お姉ちゃんいたぞーー!!いたぞーー!!!
やっと見つけたーー!!!」
疲れてしまって眠ってしまったシャルロットは
ゼロに膝枕してもらっていた。
「…………疲れて寝てしまった……のですか…………。」
「昔に比べて、随分と成長しましたが
こういうところはまだまだ子供のままですね……。」
「まあ…………でも……………
今日のモルちゃんを助けた所はかっこよかったですよ………シャルちゃん?」
シャルロットの頭を撫でながら
久遠零は在りし日のシャルロットを思い出していた。
死んでいった仲間の墓を5000000年の間
人類が絶滅し、砂の星となった
地球で生き続けて墓を護り続けた
墓守りの魔王は突如現れた
この少女に決闘を挑まれ幾度となく、闘いを繰り返していた。
「いい加減………諦めたら……いいのに………」
「諦めないに………ぜえ…ぜえ…決まってるだろ……」
「何度も負けてるのに……どうして…………
いま、わたしは…まけた………?
そこまでボロボロになってまで…………………
どうして……私に………勝ちたかったの……………?
何もない空虚なわたしを……家族にしたいの……?」
「理由なんて……特にないね…。
私がもう一人の私のことを気にいった。それだけだ。
まあ、強いて言えば……………
誰もが幸せになれる世界……それを実現させる為には……
私だけじゃだめなんだ………もう一人の私……
君の力が必要不可欠なんだ………」
「誰もが………幸せに………なれる世界………?」
「………………作れるの…………?」
「ああ、諦めずに願い続ければ……いつか絶対に叶えられる。
その為に私に力を貸してくれ!」
「…………いいです。……負けたら…
仲間になるって約束だったし…………。」
「いいぃぃぃぃぃやっっったああああああ!!!」
物凄い……はしゃぎっぷり………です。
「それじゃあ、これからよろしく!
もう一人の未来の私っ!」
「と………そうだな……どっちも同じ名前じゃ、ややこしいから
私が考えた名前をあげるよ。」
「名前………?……………いいですよ。
元々の名前なんて………とっくの昔に忘れてしまいましたから。」
「それじゃ、今日から貴女の名前は……
久遠零!ってことでよろしく!ゼロちゃん」
「ゼロ………ちゃん?」
そうして、彼女は私のお姉ちゃんになってくれました。
「あれから、随分と……近づきましたね……
誰もが幸せになれる世界に……?」
そして、私達は疲れてしまって
久遠零以外はみんな眠ってしまったので
零が転移魔法でみんなを送ってあげました……。
そして、平和そのものであった魔界に
世界を滅ぼそうとする未来人の魔の手が迫っていたのでした。
ここはとある次元の狭間に存在する
アザラやゲララの住処としているアジトである。
「あああああああひひひひひひ!!!
遂に………遂に蘇ったぞーーー!!!!!」
「あら?ようやくアルビオンにやられた傷が治ったのね?」
「ほう……魔獣王がようやくお目覚めか。」
「ワタシは蘇った融合異界魔獣王
アルキメデス・ハデス・ロマロコンチーッッッ!!!
さあ!復讐の時だ!!!アルビオン!!!」
始祖の魔王ティアナ・オメガ・ヘルティアロードと呼ばれている
赤黒い狐面の男はその狐面を外す。
するとそこにはアルビオンを道連れにして
完全に消滅したはずの男
終わりの破壊の神…オメガがいた。
「インフィニティバースト・オールジェネレート・マスター・オブ・イグニッション」
「ジェネレート・インフィニティ・アルビオン」
オメガは凄まじく禍々しい
ティアナとシャルロットの戦いの記録を使い再現した。
シャルロットの力や始祖の魔王の魔力を完全に再現した
赤黒い機械神の魔法陣を展開する。
オメガの魔法陣はティアナと同様に
自動的に封印が解除され
全体的に赤黒く全身に金の装飾が施されている
終焉の機械神デウス・エクス・マキナ・オメガを召喚する。
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中心部に存在する重々しい封印された扉が開かれる。
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ティアナのモノと同様の神竜達が現れて
神竜達が魔神獣装甲となりオメガに纏われる。
そして、中心部の扉の中に存在し無限に膨張し続ける
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今まで時代ごと破壊してきた異世界人の魂に
世界の滅びを望んでいる
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オメガの肉体に直接接続されていき、吸収されていく。
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シャルロット・レガリアの力や姿を完全に模倣し
己の無限に等しい破壊神としての力を備えた
宇宙最凶の破壊神
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0
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高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
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