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魔帝動乱編 闇夜の襲撃
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誰にも知られることなく終息した
襲撃事件から一ヶ月は経過したであろう頃。
「お姉ちゃんどうしたの?最近元気ないぞ~?」
「な、なんでもないわよ」
思い出されるのは一ヶ月前の出来事。
フレアリカによって私達の穏やかな日常が破壊された
あまりにも悲惨でトラウマになりかけた事件。
真祖の吸血鬼の力を使った感覚があるのだが
その間、何をしていたのか覚えていない。
覚えているのは、
シャルロットの心臓が撃ち抜かれて
血がシャワーのように噴き出したのと
魔力が切れた直後の記憶しかない。
「結局、アイツってなにがしたかったのかしら?」
「さあ?いじめっ子の逆恨みでしょ。」
モルちゃんは覚醒している時のことを
完全に覚えていないようだ。
そしてどっかの誰かが完全にやってくれたおかげで
フレアリカの魂は滅ぼされて何も聞けなかったけど
まあ、あんな小物如き捕まえた所で
黒幕を吐かせられるとは思えなかったし
今はこの束の間の日常を過ごすことの方が大切だと思い
私はあまりフレアリカのことを気にしないことにした。
フレアリカが率いていた配下の残党。
暗殺や国を転覆させようとする武装集団が引き起こす
物騒な事件が一ヶ月前から増えているらしい。
帝国聖騎士団がこの辺りにも警備してきて
皇帝様と難しい話をしていて最近のお父様は忙しいそうにしている。
「はあ……困ったなあ……相変わらず
帝国の老人達は頭がお堅いんだよなぁ…」
帰ってきたバラン・レガリアの呟きからは
とても疲労していることが感じられた。
お父様は皇帝の娘、お母様とは幼馴染である。
その縁で皇帝や聖騎士団とは仲が良いそうだ。
そして、帝国で開かれた円卓会議に参加したお父様。
内容は、最近この国に出没している物騒な奴らを捕まえよう。
といった風に非常にシンプルな内容なのだが
頭が堅く前時代的な思考の老人貴族達が
嫌がらせのようにグタグタ文句を言ったり
ケチを付けたりして難癖を付けてくるせいで
毎度、会議を長引かせているらしい。
「どこの世界にもそういう奴らっているんだなあ」
「シャルロット…なんの話してるの?」
「ああ、なんでもないよお姉ちゃん」
「お父さん疲れてるな~って思ってただけ」
バラン・レガリアは風呂上がりに
夜の街を散歩…という名目で見回りをしていた。
最近、この国の中枢で大暴れしているという
暗殺武装集団の名は【赫神華】
フレアリカという主犯格の少女は現在消息不明。
彼女は傾国という国堕の魔法とは違い
物理法則を超越し既存の魔法体系とは異なる
未知の力を使うという情報を得ている。
老人達のような保身にしか脳が無い奴らは
呑気で巫山戯たことを言っているが
赫神華の刃がこの街に及び
娘やエルザに刃が向けられる可能性だってある。
俺は愛する妻や娘達を守る為に必ず、武装集団を殲滅すると心に誓った。
「………ん?」
背後の暗闇から人の気配を感じた。
背丈はそれほど高くない。
娘と変わらないぐらいであろう。
宵闇のせいで顔がよく見えないが
華奢な細い手足から女の子だと推測する。
「こんな夜遅くに子供が出歩いてるなんて危ないなあ」
俺は彼女のことを特に警戒していなかった。
何故なら、彼女には警戒する要素が無かったからだ。
少女は武器も持ってない丸腰。
殺気も感じられない。
魔力量も微力で魔法を使うような気配も感じなかった。
だから、ただの迷子だと思った。
だから俺は少女に笑顔で対応しようとした。
「どうしたのかな?迷子ならおじさんが連れ---」
しかし、その油断が命取りだったとは思わなかった。
話しかけた瞬間、人影が消えた。
俺は警戒する。
殺気は感じずとも戦場にいた時の
戦士としての直感が警告している。
不信に思い俺は周囲を見渡す。
家庭を持ち、戦場から身を引くようになってから
戦闘経験はほぼない。聖剣を握るのも久しい。
空気が張り詰めたように重く冷たく感じ
少女は物怪や幽霊の類なのだろうか?
嫌な感じがした俺はヒヤリとした汗をかいた。
その瞬間、俺は腹部に鈍い痛みを感じ
腹部から、口の端から鮮血が滴る。
少女は俺の腹部を腕で突き刺し素手で貫いていた。
武器も持たず魔法も使わず一切の殺気が感じられず
まるでこうすることが日常の一部
普通の事のように少女の腕は俺の腹を抉っている。
「お……ま……え…………は…………ガハッ」
「ま……さ……か…………」
それ以上考えることが出来なかった。
腹の底から力が抜けていく感覚。
視界が霞み、呼吸も乱れて身体が凍えていく。
死というモノがすぐそこまで迫っているのを感じた。
血だまりの中、俺は意識を失った。
心臓の鼓動が止まったのを確認した
暗殺者の少女はバラン・レガリアの死体に近づき
申し訳無さそうに謝る。
「………ごめんなさい。」
「でも、仕方のないことなんです。」
星命流転
記憶を改竄し操り魂の記憶を詠む
世界さえも騙し、記録を改竄してしまう
星神の神核を解放し物理法則を超越した
異端な力を行使する。
腕を引き抜くと膝をついて
男の死体が私の足元に転がる。
殺人とは実に煩わしいものだ。
惨たらしく殺せば殺すほど
被害者の魂は死ぬ瞬間の記憶を必要以上に取り込むことになる。
だから、なるべく静かに気配を隠して悟られず
死体に死ぬ直前の記憶が無くなるように殺して
魂の記憶を調べるのが最善なのだ。
今回は聖帝国最強の騎士団長と言われた男
バラン・レガリア、流石にそう簡単には殺せなかった。
死を認識されて殺してしまった為
彼の思念が濁流のように流れ込んでくる。
「オエエ…………シュガーアンドシュガー……」
噎せた。砂糖を無限に注がれてるようで吐きそうになる。
なんだこの男の記憶は……
妻と娘に対する無限大の愛情しか感じ取れない。
精神操作が得意とはいえ
自分の精神を弄ることは出来ないから
この感覚には中々慣れない。
神の力とはいえ、流石に万能ではない。
ハートまみれのピンク色の記憶は避けて
見る記憶を限定して記憶の精査を終える。
「これで………よし」
聖帝国最強の聖剣使いの剣技を模倣出来た以外で
大した情報が得られなかった。
終わったら早めに立ち去らないと誰かに見られてしまう可能性があった。
コイツの死骸をどうしようか悩んでいると
服が返り血でグチョグチョに濡れていたことに気がついた。
このねっとりした血を見る度に
悪夢のような、家族の最期の姿を思い出す。
血、腐臭、毎日ご飯を食べていた食卓は
おぞましい赤に染まっていた。
家族は皆、こと切れていて
首や手足が無かったり内蔵をぶち撒けていたり
そんな惨劇が起こった
食卓に座っていたのがフレアリカだった。
他人の精神や記憶は自在に操れるのに
自分のトラウマを消すことが出来ない。
半端者の私らしいが
どうしてこうも不完全な力なのだろうか?
通信魔法の術式が刻まれた魔石から渋い男の声がした。
『成果はどうだ?』
少しだけ間を置いて返答した。
「……バラン・レガリアからは何も情報を得られませんでした。」
「そうか。」
「ど…どうします?」
「構わん。予定通りそのまま進めたまえ」
その威圧的な声に怯えの感情を抑え
ビビりながらわたしは返答した。
「……了解…しました。」
わたしは被検体LMNS-397
次世代の子供として
未来を救う希望として祝福されたが終焉の獣と成り果てた
白銀蒼眼のドラゴンのような見た目に変貌した私は
正気を失っても尚、私はお姉様を求めて彷徨った。
最期に見たのは、確か…お姉様の真紅の瞳
あの美しい瞳に睨みつけられながら私は生涯を終えた。
転生したこの世界では孤児として生を受けた
氷兎蒼竜と吸血鬼の因子を産まれ持った混血種だ。
私の神核の力と回復魔法と氷魔法を使える才能は
フレアリカという女に目をつけられてしまいました。
わたしを拾って育ててくれた家族を人質に取られてしまい
フレアリカは回復魔法の効果がキャンセルされる
回復封じの魔剣を持っていて
配下にならなければこの魔剣で殺すと脅され
家族を彼女から解放する為に
仕方なく彼女の指示で殺りたくもない殺しをさせられている。
しかし、彼女はその契約を護る気なんて最初から無かったのだ。
朝、目が覚めたら私の家族は彼女に鏖にされていた。
それからどうなったのかはもう覚えていない。
最期の記憶を完璧に消した
バラン・レガリアに回復魔法を行使する。
私の回復魔法は死後、5分以内なら魂にさえ作用し
死者を蘇生することが出来る。
死亡前後の記憶を完全に消せば蘇らせても問題ないよね。多分
「…………あれ……?俺……なんでこんな所で寝てるんだ……?」
完璧に記憶を消去し操作したバラン・レガリアは
起き上がり家に戻っていく。
その様子を見届けた私は闇に消えていった。
襲撃事件から一ヶ月は経過したであろう頃。
「お姉ちゃんどうしたの?最近元気ないぞ~?」
「な、なんでもないわよ」
思い出されるのは一ヶ月前の出来事。
フレアリカによって私達の穏やかな日常が破壊された
あまりにも悲惨でトラウマになりかけた事件。
真祖の吸血鬼の力を使った感覚があるのだが
その間、何をしていたのか覚えていない。
覚えているのは、
シャルロットの心臓が撃ち抜かれて
血がシャワーのように噴き出したのと
魔力が切れた直後の記憶しかない。
「結局、アイツってなにがしたかったのかしら?」
「さあ?いじめっ子の逆恨みでしょ。」
モルちゃんは覚醒している時のことを
完全に覚えていないようだ。
そしてどっかの誰かが完全にやってくれたおかげで
フレアリカの魂は滅ぼされて何も聞けなかったけど
まあ、あんな小物如き捕まえた所で
黒幕を吐かせられるとは思えなかったし
今はこの束の間の日常を過ごすことの方が大切だと思い
私はあまりフレアリカのことを気にしないことにした。
フレアリカが率いていた配下の残党。
暗殺や国を転覆させようとする武装集団が引き起こす
物騒な事件が一ヶ月前から増えているらしい。
帝国聖騎士団がこの辺りにも警備してきて
皇帝様と難しい話をしていて最近のお父様は忙しいそうにしている。
「はあ……困ったなあ……相変わらず
帝国の老人達は頭がお堅いんだよなぁ…」
帰ってきたバラン・レガリアの呟きからは
とても疲労していることが感じられた。
お父様は皇帝の娘、お母様とは幼馴染である。
その縁で皇帝や聖騎士団とは仲が良いそうだ。
そして、帝国で開かれた円卓会議に参加したお父様。
内容は、最近この国に出没している物騒な奴らを捕まえよう。
といった風に非常にシンプルな内容なのだが
頭が堅く前時代的な思考の老人貴族達が
嫌がらせのようにグタグタ文句を言ったり
ケチを付けたりして難癖を付けてくるせいで
毎度、会議を長引かせているらしい。
「どこの世界にもそういう奴らっているんだなあ」
「シャルロット…なんの話してるの?」
「ああ、なんでもないよお姉ちゃん」
「お父さん疲れてるな~って思ってただけ」
バラン・レガリアは風呂上がりに
夜の街を散歩…という名目で見回りをしていた。
最近、この国の中枢で大暴れしているという
暗殺武装集団の名は【赫神華】
フレアリカという主犯格の少女は現在消息不明。
彼女は傾国という国堕の魔法とは違い
物理法則を超越し既存の魔法体系とは異なる
未知の力を使うという情報を得ている。
老人達のような保身にしか脳が無い奴らは
呑気で巫山戯たことを言っているが
赫神華の刃がこの街に及び
娘やエルザに刃が向けられる可能性だってある。
俺は愛する妻や娘達を守る為に必ず、武装集団を殲滅すると心に誓った。
「………ん?」
背後の暗闇から人の気配を感じた。
背丈はそれほど高くない。
娘と変わらないぐらいであろう。
宵闇のせいで顔がよく見えないが
華奢な細い手足から女の子だと推測する。
「こんな夜遅くに子供が出歩いてるなんて危ないなあ」
俺は彼女のことを特に警戒していなかった。
何故なら、彼女には警戒する要素が無かったからだ。
少女は武器も持ってない丸腰。
殺気も感じられない。
魔力量も微力で魔法を使うような気配も感じなかった。
だから、ただの迷子だと思った。
だから俺は少女に笑顔で対応しようとした。
「どうしたのかな?迷子ならおじさんが連れ---」
しかし、その油断が命取りだったとは思わなかった。
話しかけた瞬間、人影が消えた。
俺は警戒する。
殺気は感じずとも戦場にいた時の
戦士としての直感が警告している。
不信に思い俺は周囲を見渡す。
家庭を持ち、戦場から身を引くようになってから
戦闘経験はほぼない。聖剣を握るのも久しい。
空気が張り詰めたように重く冷たく感じ
少女は物怪や幽霊の類なのだろうか?
嫌な感じがした俺はヒヤリとした汗をかいた。
その瞬間、俺は腹部に鈍い痛みを感じ
腹部から、口の端から鮮血が滴る。
少女は俺の腹部を腕で突き刺し素手で貫いていた。
武器も持たず魔法も使わず一切の殺気が感じられず
まるでこうすることが日常の一部
普通の事のように少女の腕は俺の腹を抉っている。
「お……ま……え…………は…………ガハッ」
「ま……さ……か…………」
それ以上考えることが出来なかった。
腹の底から力が抜けていく感覚。
視界が霞み、呼吸も乱れて身体が凍えていく。
死というモノがすぐそこまで迫っているのを感じた。
血だまりの中、俺は意識を失った。
心臓の鼓動が止まったのを確認した
暗殺者の少女はバラン・レガリアの死体に近づき
申し訳無さそうに謝る。
「………ごめんなさい。」
「でも、仕方のないことなんです。」
星命流転
記憶を改竄し操り魂の記憶を詠む
世界さえも騙し、記録を改竄してしまう
星神の神核を解放し物理法則を超越した
異端な力を行使する。
腕を引き抜くと膝をついて
男の死体が私の足元に転がる。
殺人とは実に煩わしいものだ。
惨たらしく殺せば殺すほど
被害者の魂は死ぬ瞬間の記憶を必要以上に取り込むことになる。
だから、なるべく静かに気配を隠して悟られず
死体に死ぬ直前の記憶が無くなるように殺して
魂の記憶を調べるのが最善なのだ。
今回は聖帝国最強の騎士団長と言われた男
バラン・レガリア、流石にそう簡単には殺せなかった。
死を認識されて殺してしまった為
彼の思念が濁流のように流れ込んでくる。
「オエエ…………シュガーアンドシュガー……」
噎せた。砂糖を無限に注がれてるようで吐きそうになる。
なんだこの男の記憶は……
妻と娘に対する無限大の愛情しか感じ取れない。
精神操作が得意とはいえ
自分の精神を弄ることは出来ないから
この感覚には中々慣れない。
神の力とはいえ、流石に万能ではない。
ハートまみれのピンク色の記憶は避けて
見る記憶を限定して記憶の精査を終える。
「これで………よし」
聖帝国最強の聖剣使いの剣技を模倣出来た以外で
大した情報が得られなかった。
終わったら早めに立ち去らないと誰かに見られてしまう可能性があった。
コイツの死骸をどうしようか悩んでいると
服が返り血でグチョグチョに濡れていたことに気がついた。
このねっとりした血を見る度に
悪夢のような、家族の最期の姿を思い出す。
血、腐臭、毎日ご飯を食べていた食卓は
おぞましい赤に染まっていた。
家族は皆、こと切れていて
首や手足が無かったり内蔵をぶち撒けていたり
そんな惨劇が起こった
食卓に座っていたのがフレアリカだった。
他人の精神や記憶は自在に操れるのに
自分のトラウマを消すことが出来ない。
半端者の私らしいが
どうしてこうも不完全な力なのだろうか?
通信魔法の術式が刻まれた魔石から渋い男の声がした。
『成果はどうだ?』
少しだけ間を置いて返答した。
「……バラン・レガリアからは何も情報を得られませんでした。」
「そうか。」
「ど…どうします?」
「構わん。予定通りそのまま進めたまえ」
その威圧的な声に怯えの感情を抑え
ビビりながらわたしは返答した。
「……了解…しました。」
わたしは被検体LMNS-397
次世代の子供として
未来を救う希望として祝福されたが終焉の獣と成り果てた
白銀蒼眼のドラゴンのような見た目に変貌した私は
正気を失っても尚、私はお姉様を求めて彷徨った。
最期に見たのは、確か…お姉様の真紅の瞳
あの美しい瞳に睨みつけられながら私は生涯を終えた。
転生したこの世界では孤児として生を受けた
氷兎蒼竜と吸血鬼の因子を産まれ持った混血種だ。
私の神核の力と回復魔法と氷魔法を使える才能は
フレアリカという女に目をつけられてしまいました。
わたしを拾って育ててくれた家族を人質に取られてしまい
フレアリカは回復魔法の効果がキャンセルされる
回復封じの魔剣を持っていて
配下にならなければこの魔剣で殺すと脅され
家族を彼女から解放する為に
仕方なく彼女の指示で殺りたくもない殺しをさせられている。
しかし、彼女はその契約を護る気なんて最初から無かったのだ。
朝、目が覚めたら私の家族は彼女に鏖にされていた。
それからどうなったのかはもう覚えていない。
最期の記憶を完璧に消した
バラン・レガリアに回復魔法を行使する。
私の回復魔法は死後、5分以内なら魂にさえ作用し
死者を蘇生することが出来る。
死亡前後の記憶を完全に消せば蘇らせても問題ないよね。多分
「…………あれ……?俺……なんでこんな所で寝てるんだ……?」
完璧に記憶を消去し操作したバラン・レガリアは
起き上がり家に戻っていく。
その様子を見届けた私は闇に消えていった。
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