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新世界創世編 ラスボス襲来
しおりを挟む今日もいい天気だ。
小鳥は冴えずり、草木は風に揺れて
犬や猫は今日も呑気にお昼寝している。
しかし、そんな日常は一瞬にして終焉を迎えた。
「さあ……この世界を終幕へと導く最期の遊戯を始めよう。」
突如、空が紫雷を纏った雲に覆われて暗雲に閉ざされ
世界を赤黒いカーテンのような壁で覆い尽くされた。
この世界を時代ごと滅ぼさんとする
終焉の破壊神オメガが現れたのだ。
「ほう、また立ち塞がるのか…アルビオン」
「当然だろ?」
「・・・無駄だ。今更お前達が何をしようとも無意味だ…。
何故なら貴様らが私を倒したとしても
貴様らの世界は終わりを迎える運命なのだ。
ここより遥か未来では既に大昔に滅んだ時代であり
私は確定された滅びをほんの少しだけ速めただけに過ぎない。
この世界の滅びは既に確定しているのだ…
100年もすればどう足掻こうと終わる世界というのに
救う意味など無いのに何故、まだ抗おうとする?」
「愚問だな、そんなの決まってるさ」
「そうよ、アンタをさっさと倒して
平和な世界に戻してあげるわよ!」
「はい…アナタなんか私達でやっつけちゃいます!」
「そうだよ!」
オメガと呼ばれている赤黒い狐面の男はその狐面を外す。
するとそこにはアルビオンを道連れにして
完全に消滅したはずの男
終わりの破壊の神…オメガがいた。
「フッアハハハ!!やってみろっ!
創世の力も満足に扱えないアルビオンと
有象無象の塵芥共に何が出来る?」
「インフィニティバースト・オールジェネレート・マスター・オブ・イグニッション」
「ジェネレート・オメガ・インフィニティ」
オメガは凄まじく禍々しい
赤黒い機械神の魔法陣を展開する。
オメガの魔法陣は
シャルロットのモノとは違い自動的に封印が解除され
全体的に赤黒く全身に金の装飾が施されている
終焉の機械神デウス・エクス・マキナ・オメガを召喚する。
そして、終焉機械神デウス・エクス・マキナ・オメガの
中心部に存在する重々しい封印された扉が開かれる。
中からは無限の宇宙が広がっており
禍々しい邪竜や神竜達が現れて
神竜達が魔神獣装甲となりオメガに纏われる。
そして、中心部の扉の中に存在し無限に膨張し続ける
宇宙に広がっている無数の惑星や、星々、そして
今まで時代ごと破壊してきた異世界人の魂に
世界の滅びを望んでいる
並行世界の人間や魔族達が
オメガの肉体に直接接続されていき、吸収されていく。
そして、現れたのは
神眼が赤黒く変化し瞳は金色の闇を放っている邪神にして
全盛期の姿をしているオメガである。
己の無限に等しい破壊神としての力を解き放った
宇宙最凶の破壊神である。
「さあ……この世界を終幕へと導く
この世界の最期の遊戯を始めよう。」
【バースト・ディストラクション】
オメガは魔法陣を出現させて
ホーミングミサイルを撃ちまくる。
「あら?その程度かしら?」
モルドレッドの瞳に破壊神の紋章が浮かびあがり
赤黒いホーミングミサイルは
モルドレッドに睨まれると消滅する。
「なら…これはどうだ?」
【カタストロフ・デストロイ】
オメガは破滅の紅き光の弾丸の雨を降らせるが
ルミナはそれ以上に速く魔法を連射し圧倒的な手数で攻める。
【星命流転】
ルミナの神核の力を顕現させる固有魔法で
世界の事象に干渉し世界の動きをスローモーションにし
シャルロットはオメガに急接近しようとするが
「ぬうぅぅおああああああ!!!!」
「無駄だ…アルビオン」
【アクセラレーション】
オメガも世界の時の流れを支配することで
お互い高速移動しながら激しい攻防を繰り広げるが
二度目のアクセラレーションで
シャルロットの背後に回ったオメガは
破壊神の力を纏った拳を全力で振りかざす。
シャルロットは地面に凄まじい勢いで衝突しクレーターが出来る。
「いってえええええ!!」
「これでどうだっ!」
【無限銃撃滅破壊無双弾】
無数に召喚された神の魔力が宿った魔法ライフルから
一撃必殺級の光弾の弾幕が一斉に放たれる。
しかしルミナとモルドレッドがそれを全て撃ち落とす。
「無駄…無駄…無駄………全て無駄なのだ………
貴様らが何をした所で無意味なのだ、これで終わりだ
私の偉大なる母………アルビオン……さらばだ……」
「………!?なんだ……体が……いうことを効かない…!?」
オメガはこの世界を滅ぼす為に
禁断の魔法を発動させる為に魔法陣を描こうとするが
途中で腕が震えだし動きを止めてしまう。
【星命流転!!!】
帝国全体にも効果が及ぶ広大な魔力が
精密な魔力操作で一瞬の間に圧縮されていく。
まるで夜空に浮かぶ星座のような星雲の魔法陣を描き
全知全能の世界の記録を改竄し書き換える。
世界の法則や理から完全に逸脱している魔法を行使する。
星命流転、その魔法の力は
終焉の破壊神にさえ届いたのだ。
オメガの身体に異変が起こり始める。
「があ・・・あああ・・・アア・・・貴様アアア!
オレにナニヲシターーーー!!!!!!」
突如オメガの体が捩れて地面に倒れ伏した。
【神核覚醒・星煌銀輝星覇廻流転】
ルミナの神核が覚醒し、白銀の星神の力を解き放つ。
ルミナから白銀の膨大過ぎる魔力が銀河のように広がり
【神核覚醒:新世界の創世神】
ルクシアの神核の力が覚醒し
彼女の魂の根源に刻まれている三人の神核の力
シャルロットの完全態となった創世の神の力
虚空の神の力、虚無さえも滅ぼす力
モルドレッドの真祖の吸血鬼の力に
全てを壊す破壊と終焉の神の力。
そして、ルミナの星神の力を宿している。
彼女の異能の力は、融合。
ありとあらゆる力を自身に混ぜ合わせる混沌とした
創世と破壊と白銀の神の神核が混ざっている
類を見ない程特殊な神核を宿している。
三人の力が混ざりあった異能の力が解き放たれた。
神々しい純白の光と禍々しい闇が合わさって
世界の均等を覆す最強の力が解き放たれ
神核の覚醒と同時に神化され
ルクシアは漆黒の創世神の衣装を纏う。
ルミナの星とルミナスの三日月の力が共鳴し
オメガの肉体を不思議な力で縛りつける。
「星命流転堕天慈癒極愛光」
宇宙と星々のような闇色と白銀の治癒の光を放ち
四人の消耗した魔力を回復させる。
そして、ルミナはモルドレッドに伝説の聖剣を託すように呪文を唱えると
星雲や星々のような光がモルドレッドに注がれる。
モルドレッドの髪がルミナのような白銀に染まり
右目が真祖の吸血鬼の真紅の瞳に変わり
左目が雪の結晶のような透き通った白銀の瞳へ染まり
世界中の魔素の色を書き換えて
塗り替える程の膨大な魔力を放出し
天地を紅と白銀の魔力に塗り変える。
モルドレッドは天に手を掲げると
光り輝く星空と星座の魔法陣
そして白銀と黒紫の魔法陣を展開し
脳裏に浮かんだ呪文を唱える。
「顕現せよ……光の恩寵を受けし剣よ……!
神々の血肉を喰らい黒雲の天を絶ち
星雲を支配し星命を廻転させる星空よ…!
すべての闇を祓う力を、我に与えよ……!!
その銘は……聖剣エクス=ヴォルディスノアール!」
モルドレッドの手に現れたのは一振りの
光輝く闇色の剣だった。
聖なる光を帯びた、闇色の聖なる神滅の剣。
聖剣は闇色の黒雷を切り裂き
モルドレッドの聖剣が煌めく。
シャルロットの魔王剣ヴォルディスノアールと
ルミナの想いを乗せたモルドレッドの
聖魔神剣エクス・ヴォルディスノアールが
終焉の破壊神の肉体を何度も何度も切り裂く。
【黒皇天魔覇星氷銀河斬!!!!】
「ぐあああああああああああああっっっ!?
なぜだ……創造主の足元にも及ばないはずの
塵芥でしかない奴らごときに……なぜこれほどまでの力があっっっっ!?」
「この世界から…いなくなれええええ!!」
【星命流転覇魔天黒滅皇星漆燼塵爆覇】
【星命流転覇星激爆覇】
ルクシアとルミナが放った
禍々しい赤黒い闇色の魔法陣と
星座のような美しい宇宙のような魔法陣から放たれた
超新星爆発のような白銀の輝きにも見える
究極の極大消滅魔法の力は
星の最期の煌きを彷彿とさせる輝き
その光の直撃を受けたモノは、何者だろうと
ありとあらゆる手段を用いても反射も吸収も不可能
如何なる抵抗も許されず、ただ崩壊するのみである。
オメガはルミナの白銀の極光と
ルクシアの黒い星命流転覇星激爆覇を受け止めようとするが
抵抗する時間など存在せずあっさりと消滅した。
「やったね!ルミナ!」
「……ッッ!?……待ってください…!?」
「今すぐそこから逃げてくださいっ!ルクシアちゃんっ!!」
「……え?」
【ジエンド・ワールドディスペアー】
オメガの肉体は完全に消滅したが、
魂はまだ完全に消滅しきっておらず
右腕の魔力回路がまだ生きていたのだ。
そして、ルクシアの胸に手を押し当てて
オメガの最上位の禁断魔法を発動させる。
最期の抵抗に発動させたのは、絶望の未来を見せて
強制的に異能を暴走させる最低最悪な魔法だった。
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