46 / 115
六天魔皇と星海の少女編F 束の間の終息
しおりを挟む
「…行ってくるね、お姉ちゃん…
ううん、モルドレッドさん」
ルミナス・メモティック・フォールンナイトは
自室に並べてある等身大のモルドレッド人形に声をかけると
モルドレッドさんのいる病院に向けて
オルガンティア宮殿を後にした。
これから病院で眠っているモルドレッドさんのお見舞いに行くのだ。
空は雲一つない快晴だが、ルミナの心は晴れなかった。
あの日、壮絶な戦いが行われた日
ルミナは死ぬ運命だったはずなのだ。
なのに、目が覚めた時には、何故か全身の傷が治っていて
消滅したはずの神核も元通りになっているばかりか
私を縛り付けていた呪いまで消えていた。
奇跡が起こったとしか言いようがなかった。
ルミナは、なんとなくだけど、覚えていた
雪のように白くて優しい魔力。
あの時、モルドレッドさんだけじゃなくて
もう一人のお姉ちゃんも側にいてくれたような気がした。
とにかく、またモルドレッドさんには助けられてしまった。
これから私は一生をかけて贖罪をしなければいけない。
赫神華の一員として働いた悪事のことも
自分の我儘で赤の他人を沢山巻き込んでしまったことも
心から反省して償いをしていかなければいけない。
皇帝陛下は情状酌量の余地ありとして
私のことを絶弾するつもりはないらしい。
だけど、それでは気が済まなかった。
特に、部下の皆さんには詫びても詫びきれない。
昨日、ルミナは彼らの記憶を一日かけて
再び記憶を改竄して何もかも全て元通りに直した。
あの人達は意外にも
気にするな、お前が強く、六天魔皇に相応しい方だと分かったから十分だと言い
私を虐めていた部下の人達からも謝罪を受けてしまった。
謝りたいのは、むしろ…私の方なのに………
今後、彼らとどの様に接していけば良いのだろう…?
ルミナは、この先の事を考えながら
モルドレッドさんのいる病院まで向かった。
途中から何故かほとんど記憶がないけれど
戦神の神核が何故か粉々になったせいで
聖域が消滅してしまって
死者の蘇生はどうなってしまったのだろうと思っていたが
あの後、無事に蘇ったらしい。
シャルロットが全部なんとかしてくれたようだ。
私は、病院のベットの上でゴロゴロしている。
シュバルツとかいうクソ野郎に蹴られてからの記憶が欠如してしまっているが
自壊の秘術を使ったせいで
神核が燃え尽きてしまって死にかけていたはずの
ルミナは何故か物凄く元気になっていて
傷一つ無く生還したのだと言う、不思議なこともあるものだ。
シャルロットにあの後どうなったのか聞いたら
何故か、世界中が凍りついて、陸地は凍土になってしまって
海も全て凍りついて世界全土が豪雪地帯のようになってしまい
季節は夏だって言うのに極寒の寒さに見舞われた
そんな恐ろしい事件が私の気絶してる間に起きていたらしい。
赫神華のアジトが何者かによって壊滅させられて
遥か西の大陸に大きな穴が空いてしまったんだってさ。
あの後、ルミナは罪を償う為に
皇帝陛下から連続殺人事件の罰を受けることになった。
しかしシャルロットが物凄く頑張ってくれて
ルミナのことを全力で擁護したのである。
ルミナの事情を詳しく全て知ったお父様とお母様
そして、皇帝陛下は更生する意志の確認と
事情からして情状酌量の余地ありだったので
皇帝陛下の尊大なる慈悲の心によって
死刑だとか大した罰にはならなかった。
オルガンティア帝国の者に施した
全ての洗脳を解くことを条件に
これからもルミナは六天魔皇は続けられるらしい。
それと、一週間、宮殿の隅々まで一人で掃除する罰に加えて
宮殿内に監禁され謹慎処分という形となった。
それに、この事件の真相は世間では公にされておらず
六天魔大神魔戦争の結果も有耶無耶となった。
ルミナがやらかしたことを知る者は誰もいなかった。
そして今、私はルミナと再会している。
私は何故か、ルミナにキスをして吸血鬼的には
物凄くエッチなことをしてしまった記憶があり
な、なんだか気まずい
私とルミナは顔を真っ赤にさせながら、正座して向き合った。
「えっと…ルミナ…身体は大丈夫なの?」
「はい、モルドレッドさんのおかげで、すっかり元気になりました。」
どう言葉をかければいいか迷っていると
ルミナは緊張した様子で私の名前を呼んだ。
「…モルドレッドさんには、沢山迷惑をかけてしまいました。
…本当に、ごめんなさい。
もう、新しい家族を作ったり、洗脳したりしません。
もう、悪いことはしません。
本当に、ごめんなさい……!!」
ルミナは頭を深々と下げて謝罪した。
「そっか…私は全然気にしてないわよ」
優しい言葉をかけると
ルミナの瞳から今まで堪えてた激情が涙となって零れ落ちた。
「皆さん…そう言っているんです。
本当に皆さんは優しすぎます。
シャルロットさんなんて笑って転げて
『むしろその改竄能力と暗殺者の技術をこれからもどんどん私達の為に使ってほしい』
なんて、とんでもない冗談を言ってきたんですよ?
皆さん、本当に優しすぎて、暖かく迎え入れてくれて
でも、それだと気が済まないんです。」
「モルドレッドさん、私に、罰を与えてくれませんか?」
…確かに、悪いことをして罪悪感があるのに
大丈夫だよ、誰にでも間違いはある
そのような感じで無条件で許されて
いたたまれない気持ちになってしまったのだろう。
もうすでに彼女は皇帝陛下からそれなりの罰を受けたはずだが
まあ、本人がそこまで言うのなら
私が罰を与えてやろうじゃあないの。
「……分かったわ、ルミナ…貴女に与える罰は
私と生涯離れる事なくずっと側にいて欲しいの罰よ!」
それを聞いたルミナは顔を真っ赤にして
口を金魚のようにぱくぱくさせていた。
ルミナはボロボロと涙を零しながら
泣き笑いのような顔をして頷いた。
「……わかりました」
「でも、そんなの罰とは呼べませんよ。
だって、モルドレッドさんに呼ばれたら
すぐにでも駆けつけてしまいそうですから」
「フフフ…確かに、そうかもね」
「私も、ルミナの為ならどこにいても助けに行くから」
「それと、モルドレッドさんって呼び方
前にも言ったと思うけどあれは、止めて
もっと親しみを込めた愛称で呼んでほしいの」
それは、あの時、ルミナと離れ離れになって
絶望の中にいたモルドレッドを救ってくれた
ある大切な友達がくれた名前を紡ぐ。
「親しい友人は私のことをモルちゃんって呼ぶの。」
「だから、その…ルミナもたまにはそう呼んでほしいな…ダメ?」
「はい、よろしくお願いします…モルちゃん」
こうして私は長い時を超えて妹と再会を果たした。
多分、私達の行く先はまだまだ面倒くさいことが
沢山待ち構えているに違いない。
だけど、一人じゃなくて、シャルロットと
ルミナと一緒に立ち向かえるなら怖くない気がしてきた
まだまだルミナと一緒にやりたいことがあり過ぎて
どうしようかと、これからのことに胸を踊らせて
私はルミナの笑顔を見つめるのだった。
ううん、モルドレッドさん」
ルミナス・メモティック・フォールンナイトは
自室に並べてある等身大のモルドレッド人形に声をかけると
モルドレッドさんのいる病院に向けて
オルガンティア宮殿を後にした。
これから病院で眠っているモルドレッドさんのお見舞いに行くのだ。
空は雲一つない快晴だが、ルミナの心は晴れなかった。
あの日、壮絶な戦いが行われた日
ルミナは死ぬ運命だったはずなのだ。
なのに、目が覚めた時には、何故か全身の傷が治っていて
消滅したはずの神核も元通りになっているばかりか
私を縛り付けていた呪いまで消えていた。
奇跡が起こったとしか言いようがなかった。
ルミナは、なんとなくだけど、覚えていた
雪のように白くて優しい魔力。
あの時、モルドレッドさんだけじゃなくて
もう一人のお姉ちゃんも側にいてくれたような気がした。
とにかく、またモルドレッドさんには助けられてしまった。
これから私は一生をかけて贖罪をしなければいけない。
赫神華の一員として働いた悪事のことも
自分の我儘で赤の他人を沢山巻き込んでしまったことも
心から反省して償いをしていかなければいけない。
皇帝陛下は情状酌量の余地ありとして
私のことを絶弾するつもりはないらしい。
だけど、それでは気が済まなかった。
特に、部下の皆さんには詫びても詫びきれない。
昨日、ルミナは彼らの記憶を一日かけて
再び記憶を改竄して何もかも全て元通りに直した。
あの人達は意外にも
気にするな、お前が強く、六天魔皇に相応しい方だと分かったから十分だと言い
私を虐めていた部下の人達からも謝罪を受けてしまった。
謝りたいのは、むしろ…私の方なのに………
今後、彼らとどの様に接していけば良いのだろう…?
ルミナは、この先の事を考えながら
モルドレッドさんのいる病院まで向かった。
途中から何故かほとんど記憶がないけれど
戦神の神核が何故か粉々になったせいで
聖域が消滅してしまって
死者の蘇生はどうなってしまったのだろうと思っていたが
あの後、無事に蘇ったらしい。
シャルロットが全部なんとかしてくれたようだ。
私は、病院のベットの上でゴロゴロしている。
シュバルツとかいうクソ野郎に蹴られてからの記憶が欠如してしまっているが
自壊の秘術を使ったせいで
神核が燃え尽きてしまって死にかけていたはずの
ルミナは何故か物凄く元気になっていて
傷一つ無く生還したのだと言う、不思議なこともあるものだ。
シャルロットにあの後どうなったのか聞いたら
何故か、世界中が凍りついて、陸地は凍土になってしまって
海も全て凍りついて世界全土が豪雪地帯のようになってしまい
季節は夏だって言うのに極寒の寒さに見舞われた
そんな恐ろしい事件が私の気絶してる間に起きていたらしい。
赫神華のアジトが何者かによって壊滅させられて
遥か西の大陸に大きな穴が空いてしまったんだってさ。
あの後、ルミナは罪を償う為に
皇帝陛下から連続殺人事件の罰を受けることになった。
しかしシャルロットが物凄く頑張ってくれて
ルミナのことを全力で擁護したのである。
ルミナの事情を詳しく全て知ったお父様とお母様
そして、皇帝陛下は更生する意志の確認と
事情からして情状酌量の余地ありだったので
皇帝陛下の尊大なる慈悲の心によって
死刑だとか大した罰にはならなかった。
オルガンティア帝国の者に施した
全ての洗脳を解くことを条件に
これからもルミナは六天魔皇は続けられるらしい。
それと、一週間、宮殿の隅々まで一人で掃除する罰に加えて
宮殿内に監禁され謹慎処分という形となった。
それに、この事件の真相は世間では公にされておらず
六天魔大神魔戦争の結果も有耶無耶となった。
ルミナがやらかしたことを知る者は誰もいなかった。
そして今、私はルミナと再会している。
私は何故か、ルミナにキスをして吸血鬼的には
物凄くエッチなことをしてしまった記憶があり
な、なんだか気まずい
私とルミナは顔を真っ赤にさせながら、正座して向き合った。
「えっと…ルミナ…身体は大丈夫なの?」
「はい、モルドレッドさんのおかげで、すっかり元気になりました。」
どう言葉をかければいいか迷っていると
ルミナは緊張した様子で私の名前を呼んだ。
「…モルドレッドさんには、沢山迷惑をかけてしまいました。
…本当に、ごめんなさい。
もう、新しい家族を作ったり、洗脳したりしません。
もう、悪いことはしません。
本当に、ごめんなさい……!!」
ルミナは頭を深々と下げて謝罪した。
「そっか…私は全然気にしてないわよ」
優しい言葉をかけると
ルミナの瞳から今まで堪えてた激情が涙となって零れ落ちた。
「皆さん…そう言っているんです。
本当に皆さんは優しすぎます。
シャルロットさんなんて笑って転げて
『むしろその改竄能力と暗殺者の技術をこれからもどんどん私達の為に使ってほしい』
なんて、とんでもない冗談を言ってきたんですよ?
皆さん、本当に優しすぎて、暖かく迎え入れてくれて
でも、それだと気が済まないんです。」
「モルドレッドさん、私に、罰を与えてくれませんか?」
…確かに、悪いことをして罪悪感があるのに
大丈夫だよ、誰にでも間違いはある
そのような感じで無条件で許されて
いたたまれない気持ちになってしまったのだろう。
もうすでに彼女は皇帝陛下からそれなりの罰を受けたはずだが
まあ、本人がそこまで言うのなら
私が罰を与えてやろうじゃあないの。
「……分かったわ、ルミナ…貴女に与える罰は
私と生涯離れる事なくずっと側にいて欲しいの罰よ!」
それを聞いたルミナは顔を真っ赤にして
口を金魚のようにぱくぱくさせていた。
ルミナはボロボロと涙を零しながら
泣き笑いのような顔をして頷いた。
「……わかりました」
「でも、そんなの罰とは呼べませんよ。
だって、モルドレッドさんに呼ばれたら
すぐにでも駆けつけてしまいそうですから」
「フフフ…確かに、そうかもね」
「私も、ルミナの為ならどこにいても助けに行くから」
「それと、モルドレッドさんって呼び方
前にも言ったと思うけどあれは、止めて
もっと親しみを込めた愛称で呼んでほしいの」
それは、あの時、ルミナと離れ離れになって
絶望の中にいたモルドレッドを救ってくれた
ある大切な友達がくれた名前を紡ぐ。
「親しい友人は私のことをモルちゃんって呼ぶの。」
「だから、その…ルミナもたまにはそう呼んでほしいな…ダメ?」
「はい、よろしくお願いします…モルちゃん」
こうして私は長い時を超えて妹と再会を果たした。
多分、私達の行く先はまだまだ面倒くさいことが
沢山待ち構えているに違いない。
だけど、一人じゃなくて、シャルロットと
ルミナと一緒に立ち向かえるなら怖くない気がしてきた
まだまだルミナと一緒にやりたいことがあり過ぎて
どうしようかと、これからのことに胸を踊らせて
私はルミナの笑顔を見つめるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【リクエスト作品】邪神のしもべ 異世界での守護神に邪神を選びました…だって俺には凄く気高く綺麗に見えたから!
石のやっさん
ファンタジー
主人公の黒木瞳(男)は小さい頃に事故に遭い精神障害をおこす。
その障害は『美醜逆転』ではなく『美恐逆転』という物。
一般人から見て恐怖するものや、悍ましいものが美しく見え、美しいものが醜く見えるという物だった。
幼い頃には通院をしていたが、結局それは治らず…今では周りに言わずに、1人で抱えて生活していた。
そんな辛い日々の中教室が光り輝き、クラス全員が異世界転移に巻き込まれた。
白い空間に声が流れる。
『我が名はティオス…別世界に置いて創造神と呼ばれる存在である。お前達は、異世界ブリエールの者の召喚呪文によって呼ばれた者である』
話を聞けば、異世界に召喚された俺達に神々が祝福をくれると言う。
幾つもの神を見ていくなか、黒木は、誰もが近寄りさえしない女神に目がいった。
金髪の美しくまるで誰も彼女の魅力には敵わない。
そう言い切れるほど美しい存在…
彼女こそが邪神エグソーダス。
災いと不幸をもたらす女神だった。
今回の作品は『邪神』『美醜逆転』その二つのリクエストから書き始めました。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる