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第4話『その子の居ない二年間は本当に快適でした』
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小学校も六年生となったある夏の日。
夜も遅くなり始め、同じ部屋で寝ていた陽菜ちゃんと綾ちゃんが仲良く同じ布団で寝ているのを見ながら、私も寝ようかと準備をしていた時間にある客人が部屋を訪れた。
「こんな夜に申し訳ございません。もう寝ちゃう所でしたか?」
「あ、いえ。まだ」
「そうですか。では少しだけ付き合ってくれませんか?」
「は、はい」
珍しい。
朝陽さんがこんな夜遅くに起きているなんて。
そんな風に思いながら、私は朝陽さんに付いていってリビングまで行った。
そしてみんなには内緒ですよ。と言いながら朝陽さんが用意してくれたココアを受け取った。
そして、私はそれを口にしながら、正面に座って同じ様にココアを飲んでいる朝陽さんを盗み見るのだった。
何か、あったのかもしれない。
いや心当たりはある。
私はこの家にずっと住まわせてもらっていたけど、本当の家族では無いのだ。
だから、もしかしたら、もう家から出ていけという様な話かもしれない。
「あの。そのですね。とても言いにくい話にはなるんですが」
「はい」
き、きたっ。
やだ、やだよ……。
でも迷惑はかけたくない。
「加奈子さん。ご両親と会ってみませんか?」
「……」
「ちょうど良い機会だと思うんです。そろそろ中学校に入りますし」
「……っ」
「一度話し合いの場を……って、加奈子さん!? 大丈夫ですか!?」
「だい、じょうぶです」
分かっていたのに。
私は溢れてくる涙を止める事が出来なかった。
離れたくなかった。こんなにも優しい人たちと。
それが例え私の我儘なのだとしても。
「ごめんなさい。私たちの我儘が、加奈子さんを傷つけてしまいましたね」
「ち、違うんです。私は、違くて」
「いえ、加奈子さんは何も悪くありませんよ。ただ、一つ大事な事を加奈子さんに決めていただかないといけないのです」
「だいじな、こと?」
朝陽さんは、いつもと変わらない優しい笑顔を浮かべると、両手で私の右手を握り、首を傾げる。
「ちょっとだけ。ズルい言い方をさせて下さいね」
「……?」
「加奈子さん。私たちと本当の家族になりませんか?」
言葉を失うとはまさにこの事だった。
それは、ずっと願っていた事だった。
でも、叶わない夢だと思っていた。
「実は手続きは進めてまして、向こうのご夫婦とも話し合いはしているんですが、このまま勝手に進めても良いか。悩んでいたんです。でも加奈子さんを傷つけたくは無くて。なら、加奈子さんと向こうのご夫婦が話す機会をせめて用意しようかと思ったんですね」
「そう、ですか」
「私たちとしては加奈子さんと一緒に暮らしていた時間が楽しくて、このまま続いてくれたら嬉しいなとは思いますが、加奈子さんの気持ちが一番大事ですからね。向こうのお家を選んで、たまにこちらへ遊びに来ても良いですし」
選択肢として与えられたそれは、あまりにも大きな物だった。
朝陽さんの話では、このまま朝陽さん達と一緒に暮らす事も、本当の家族になる事も出来るが、それをすれば、もしかしたらもう元の家族とは会えなくなるかもしれないとの事だった。
でも、向こうの家族を選べば、こちらに遊びに来る事は出来る。
しかし、朝陽さんたちとずっと一緒に暮らす事は出来ない。
「難しい話ですから、すぐには決めなくても大丈夫です。でも、後悔しない為に話し合いの場に参加して貰えないでしょうか」
「……分かりました」
私は、その夜、遅くまで一人朝陽さんから聞いた話について考え続けていた。
そして、それから三日ほど悩み、考えて、朝陽さんに答えを返す事にした。
千歳家の父と母に会いたいと。
後悔とは後に悔やむと書いて後悔となる。
その言葉の意味を私はよくよく理解する事になった。
「まぁ、こちらとしても文句はありませんよ。荷物は全てそちらに送ってますしね。その子の居ない二年間は本当に快適でした。このままソレを引き取って下さるんでしょう? 感謝で言葉もありませんよ」
「まったくだ。何なら、お礼に何か送りましょうか? こちらとしても厄介払いが出来て嬉しいのでね」
「……まだ、正式に決まった訳では、加奈子さんの意思もありますし」
「え!? ソレの意思!? まだこっちに帰ってくるつもりなの? 止めてくださいよ。来るなら追い出しますよ」
「お前の部屋はもう紗理奈の部屋になっているしな。居場所なんか無いんだ。どうしても来たいというのなら、そのまま何処かへ消えてくれないか?」
「お二人とも、それ以上は」
「そもそも、なんで殆ど決まっていた話にソレを連れてきたんですか? あ。分かりましたよ。本当は立花さんもソレが近くに居る事が嫌になったんでしょう? それで、こっちに押し付けようとしているんですね。まぁ、血の繋がっていない娘なんて気持ち悪いだけですし。当然ですけど」
「偉そうな事言ってても結局はそういう事か。まぁ一緒に生活していれば分かるでしょう。で? どうするんですか。いっそ、何処かに捨てるというのもアリだとは思いますが」
「そんな訳無いでしょう!! そんな事!」
朝陽さんは悔しそうに唇を噛みしめながら、怒っていた。
そんな朝陽さんに心が揺れる。
この人は私の為に怒ってくれているんだと。
それが分かるから。こんな状況だというのに、私は嬉しかった。
そしてそれと同時に、私の中に僅かでも残っていた父と母だった人たちへの気持ちというのが消えていくのを感じていた。
そうだ。二年間会っていなかったから忘れていた。
この人たちはそういう人達だったのだ。
何で私は忘れていたんだろう。覚えていたのなら、こんな所へ来なかったのに。
朝陽さん達に酷い事なんか絶対に言わせなかったのに。
「……もう良いよ。朝陽さん。帰りましょう」
「でも」
「もう、私は大丈夫ですから」
私は精一杯の笑顔を作り、朝陽さんと共にその場を後にした。
後の話は、光佑くんのお父さんである幸太郎さんがしてくれるようだった。
そして、私は別室で泣きじゃくる朝陽さんの手を握りながら必死に泣き止んで欲しいと言葉を重ねていた。
これでは普段と立場が逆である。
しかし、それはそれで何だか嬉しい気持ちも感じてしまうのだった。
「ごめん、なさい。私のせいで」
「朝陽さんのせいなんかじゃないですよ」
「でも、私がここに加奈子さんを連れてきたから」
「良いんです。おかげで吹っ切れましたから」
「加奈子さん」
「むしろラッキーでした。だって、これでようやく、立花家の人たちと家族に、なれるんですから」
何故だろう。言葉が詰まって上手く話せない。
不思議に思って、頬を触れば手に触れたのは涙だった。
「あれ。おかしいな。悲しくなんか無いのに。だって、あの人たちの事、私は全然、好きなんかじゃなくて、それで」
「加奈子さんっ」
「本当なんですよ? 私、嬉しいんです。朝陽さんと、幸太郎さんと、光佑くんのや陽菜ちゃん、綾ちゃんと一緒に居られるって、嬉しくて、嬉しいハズなのに。苦しいんです。なんでか辛いんです」
どうしようもなく心が壊れそうな程、苦しい。
息苦しくて上手く話す事が出来ない。
そんな私を抱きしめて泣く朝陽さんの体温が温かくて優しくて、安心できるハズなのに、何でこんなに苦しいのだろう。
「でも、なんで……あぁ、そっか。わたし、愛して貰えてなかったんだって、わかったから、なんだ」
だからこんなにも苦しいんだ。
だって、ずっと、ずっと私は手を伸ばしていたから。
でも、この手はどうやっても届かなかったんだ。
それが分かっただけなんだ。
「加奈子さん。これからいっぱい楽しい事しましょう。いっぱい。いっぱい。楽しい思い出だけで、全部埋めましょう」
私は必死に私を抱きしめる朝陽さんに何も言葉を返すことが出来ず、ただ泣き続ける事しか出来なかった。
そしてこの日から少し経って、私は正式に立花家の一員となった。
夜も遅くなり始め、同じ部屋で寝ていた陽菜ちゃんと綾ちゃんが仲良く同じ布団で寝ているのを見ながら、私も寝ようかと準備をしていた時間にある客人が部屋を訪れた。
「こんな夜に申し訳ございません。もう寝ちゃう所でしたか?」
「あ、いえ。まだ」
「そうですか。では少しだけ付き合ってくれませんか?」
「は、はい」
珍しい。
朝陽さんがこんな夜遅くに起きているなんて。
そんな風に思いながら、私は朝陽さんに付いていってリビングまで行った。
そしてみんなには内緒ですよ。と言いながら朝陽さんが用意してくれたココアを受け取った。
そして、私はそれを口にしながら、正面に座って同じ様にココアを飲んでいる朝陽さんを盗み見るのだった。
何か、あったのかもしれない。
いや心当たりはある。
私はこの家にずっと住まわせてもらっていたけど、本当の家族では無いのだ。
だから、もしかしたら、もう家から出ていけという様な話かもしれない。
「あの。そのですね。とても言いにくい話にはなるんですが」
「はい」
き、きたっ。
やだ、やだよ……。
でも迷惑はかけたくない。
「加奈子さん。ご両親と会ってみませんか?」
「……」
「ちょうど良い機会だと思うんです。そろそろ中学校に入りますし」
「……っ」
「一度話し合いの場を……って、加奈子さん!? 大丈夫ですか!?」
「だい、じょうぶです」
分かっていたのに。
私は溢れてくる涙を止める事が出来なかった。
離れたくなかった。こんなにも優しい人たちと。
それが例え私の我儘なのだとしても。
「ごめんなさい。私たちの我儘が、加奈子さんを傷つけてしまいましたね」
「ち、違うんです。私は、違くて」
「いえ、加奈子さんは何も悪くありませんよ。ただ、一つ大事な事を加奈子さんに決めていただかないといけないのです」
「だいじな、こと?」
朝陽さんは、いつもと変わらない優しい笑顔を浮かべると、両手で私の右手を握り、首を傾げる。
「ちょっとだけ。ズルい言い方をさせて下さいね」
「……?」
「加奈子さん。私たちと本当の家族になりませんか?」
言葉を失うとはまさにこの事だった。
それは、ずっと願っていた事だった。
でも、叶わない夢だと思っていた。
「実は手続きは進めてまして、向こうのご夫婦とも話し合いはしているんですが、このまま勝手に進めても良いか。悩んでいたんです。でも加奈子さんを傷つけたくは無くて。なら、加奈子さんと向こうのご夫婦が話す機会をせめて用意しようかと思ったんですね」
「そう、ですか」
「私たちとしては加奈子さんと一緒に暮らしていた時間が楽しくて、このまま続いてくれたら嬉しいなとは思いますが、加奈子さんの気持ちが一番大事ですからね。向こうのお家を選んで、たまにこちらへ遊びに来ても良いですし」
選択肢として与えられたそれは、あまりにも大きな物だった。
朝陽さんの話では、このまま朝陽さん達と一緒に暮らす事も、本当の家族になる事も出来るが、それをすれば、もしかしたらもう元の家族とは会えなくなるかもしれないとの事だった。
でも、向こうの家族を選べば、こちらに遊びに来る事は出来る。
しかし、朝陽さんたちとずっと一緒に暮らす事は出来ない。
「難しい話ですから、すぐには決めなくても大丈夫です。でも、後悔しない為に話し合いの場に参加して貰えないでしょうか」
「……分かりました」
私は、その夜、遅くまで一人朝陽さんから聞いた話について考え続けていた。
そして、それから三日ほど悩み、考えて、朝陽さんに答えを返す事にした。
千歳家の父と母に会いたいと。
後悔とは後に悔やむと書いて後悔となる。
その言葉の意味を私はよくよく理解する事になった。
「まぁ、こちらとしても文句はありませんよ。荷物は全てそちらに送ってますしね。その子の居ない二年間は本当に快適でした。このままソレを引き取って下さるんでしょう? 感謝で言葉もありませんよ」
「まったくだ。何なら、お礼に何か送りましょうか? こちらとしても厄介払いが出来て嬉しいのでね」
「……まだ、正式に決まった訳では、加奈子さんの意思もありますし」
「え!? ソレの意思!? まだこっちに帰ってくるつもりなの? 止めてくださいよ。来るなら追い出しますよ」
「お前の部屋はもう紗理奈の部屋になっているしな。居場所なんか無いんだ。どうしても来たいというのなら、そのまま何処かへ消えてくれないか?」
「お二人とも、それ以上は」
「そもそも、なんで殆ど決まっていた話にソレを連れてきたんですか? あ。分かりましたよ。本当は立花さんもソレが近くに居る事が嫌になったんでしょう? それで、こっちに押し付けようとしているんですね。まぁ、血の繋がっていない娘なんて気持ち悪いだけですし。当然ですけど」
「偉そうな事言ってても結局はそういう事か。まぁ一緒に生活していれば分かるでしょう。で? どうするんですか。いっそ、何処かに捨てるというのもアリだとは思いますが」
「そんな訳無いでしょう!! そんな事!」
朝陽さんは悔しそうに唇を噛みしめながら、怒っていた。
そんな朝陽さんに心が揺れる。
この人は私の為に怒ってくれているんだと。
それが分かるから。こんな状況だというのに、私は嬉しかった。
そしてそれと同時に、私の中に僅かでも残っていた父と母だった人たちへの気持ちというのが消えていくのを感じていた。
そうだ。二年間会っていなかったから忘れていた。
この人たちはそういう人達だったのだ。
何で私は忘れていたんだろう。覚えていたのなら、こんな所へ来なかったのに。
朝陽さん達に酷い事なんか絶対に言わせなかったのに。
「……もう良いよ。朝陽さん。帰りましょう」
「でも」
「もう、私は大丈夫ですから」
私は精一杯の笑顔を作り、朝陽さんと共にその場を後にした。
後の話は、光佑くんのお父さんである幸太郎さんがしてくれるようだった。
そして、私は別室で泣きじゃくる朝陽さんの手を握りながら必死に泣き止んで欲しいと言葉を重ねていた。
これでは普段と立場が逆である。
しかし、それはそれで何だか嬉しい気持ちも感じてしまうのだった。
「ごめん、なさい。私のせいで」
「朝陽さんのせいなんかじゃないですよ」
「でも、私がここに加奈子さんを連れてきたから」
「良いんです。おかげで吹っ切れましたから」
「加奈子さん」
「むしろラッキーでした。だって、これでようやく、立花家の人たちと家族に、なれるんですから」
何故だろう。言葉が詰まって上手く話せない。
不思議に思って、頬を触れば手に触れたのは涙だった。
「あれ。おかしいな。悲しくなんか無いのに。だって、あの人たちの事、私は全然、好きなんかじゃなくて、それで」
「加奈子さんっ」
「本当なんですよ? 私、嬉しいんです。朝陽さんと、幸太郎さんと、光佑くんのや陽菜ちゃん、綾ちゃんと一緒に居られるって、嬉しくて、嬉しいハズなのに。苦しいんです。なんでか辛いんです」
どうしようもなく心が壊れそうな程、苦しい。
息苦しくて上手く話す事が出来ない。
そんな私を抱きしめて泣く朝陽さんの体温が温かくて優しくて、安心できるハズなのに、何でこんなに苦しいのだろう。
「でも、なんで……あぁ、そっか。わたし、愛して貰えてなかったんだって、わかったから、なんだ」
だからこんなにも苦しいんだ。
だって、ずっと、ずっと私は手を伸ばしていたから。
でも、この手はどうやっても届かなかったんだ。
それが分かっただけなんだ。
「加奈子さん。これからいっぱい楽しい事しましょう。いっぱい。いっぱい。楽しい思い出だけで、全部埋めましょう」
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