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第80話『これからも続いてゆく日常』①
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勢いでレナちゃんと結婚してから数年経った。
とは言っても、私は相変わらず学園で教師をやっているし、色々なトラブルに巻き込まれたり、解決したりしている。
そして……。
「ねぇー。シーラちゃん。今日は良いでしょ?」
「今日は一緒に寝たいという子が居ますので」
「もー! 昨日も、その前もそう言ってたじゃない!! シーラちゃんは私の事なんてどうでも良いの!?」
「どうでも良い。という訳ではありませんが……」
「ありませんが……?」
「ほら、レナちゃん。すぐ暴走するじゃないですか。私がもう止まって下さいって言ってるのに、無理に続けようとしますし。結婚の時の約束はどうしたんですかね」
「いやー。それはほら。なんていうか。シーラちゃんが可愛すぎるのがいけないんだよ!!」
私は、何度言われても変わらずやりたい放題してくるレナちゃんをジトっとした目で見た。
そして、レナちゃんは私の目から逃げる様に視線を逸らした。
「そうですか。私がいけませんか。では、レナちゃんと一緒に居る事は出来ませんね」
「えぇ!? なんで!!」
「だって、私が居るだけでレナちゃんは自分を抑える事が出来ないのでしょう? なら共に居る事がレナちゃんのマイナスになってしまいます」
「ちょっと! 待って! 待ってよ! 嘘だから!」
「離婚しますか?」
「分かった! 分かったから!! ちゃんと自分を抑えるから!!」
「……」
「し、シーラちゃん?」
「とりあえず今日は別々に寝ましょう。一緒に寝たい子も居ますし。それに明日は朝から大事な用事がありますから。暴走するレナちゃんと一緒に寝ると朝まで寝かせて貰えませんし」
「自重する! 自重するから!」
「ですから、それを今夜から証明してください。証明出来たら、また一緒に寝ましょう」
「……分かった」
私はレナちゃんが頷いたのを確認してから、仕事に戻ろうとしたのだが、すぐに腕をレナちゃんに掴まれてしまう。
「シーラちゃん!」
「はい?」
「今! 今、今夜からって言った!?」
「えぇ。今夜からです」
「う、嘘だよね!? 今夜だけだよね?」
「いえ。最低5日くらいは考えてますね。ちょうどやる事が重なってますし」
「やだやだやだ!!」
「という訳なので、レナ先生は仕事に集中して下さい」
私は魔法でレナちゃんを部屋の外へと追い出して、この部屋に近づけない様にするのだった。
とは言っても、私は相変わらず学園で教師をやっているし、色々なトラブルに巻き込まれたり、解決したりしている。
そして……。
「ねぇー。シーラちゃん。今日は良いでしょ?」
「今日は一緒に寝たいという子が居ますので」
「もー! 昨日も、その前もそう言ってたじゃない!! シーラちゃんは私の事なんてどうでも良いの!?」
「どうでも良い。という訳ではありませんが……」
「ありませんが……?」
「ほら、レナちゃん。すぐ暴走するじゃないですか。私がもう止まって下さいって言ってるのに、無理に続けようとしますし。結婚の時の約束はどうしたんですかね」
「いやー。それはほら。なんていうか。シーラちゃんが可愛すぎるのがいけないんだよ!!」
私は、何度言われても変わらずやりたい放題してくるレナちゃんをジトっとした目で見た。
そして、レナちゃんは私の目から逃げる様に視線を逸らした。
「そうですか。私がいけませんか。では、レナちゃんと一緒に居る事は出来ませんね」
「えぇ!? なんで!!」
「だって、私が居るだけでレナちゃんは自分を抑える事が出来ないのでしょう? なら共に居る事がレナちゃんのマイナスになってしまいます」
「ちょっと! 待って! 待ってよ! 嘘だから!」
「離婚しますか?」
「分かった! 分かったから!! ちゃんと自分を抑えるから!!」
「……」
「し、シーラちゃん?」
「とりあえず今日は別々に寝ましょう。一緒に寝たい子も居ますし。それに明日は朝から大事な用事がありますから。暴走するレナちゃんと一緒に寝ると朝まで寝かせて貰えませんし」
「自重する! 自重するから!」
「ですから、それを今夜から証明してください。証明出来たら、また一緒に寝ましょう」
「……分かった」
私はレナちゃんが頷いたのを確認してから、仕事に戻ろうとしたのだが、すぐに腕をレナちゃんに掴まれてしまう。
「シーラちゃん!」
「はい?」
「今! 今、今夜からって言った!?」
「えぇ。今夜からです」
「う、嘘だよね!? 今夜だけだよね?」
「いえ。最低5日くらいは考えてますね。ちょうどやる事が重なってますし」
「やだやだやだ!!」
「という訳なので、レナ先生は仕事に集中して下さい」
私は魔法でレナちゃんを部屋の外へと追い出して、この部屋に近づけない様にするのだった。
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