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第24話『魔物は魔物。種族等はなく、ただそういう存在です』③
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私がカー君に説明し終わると、何だか意外そうな顔をしているリアムさんとフィンさんとキャロンさんが居た。
何だろうと首を傾げると、みんなを代表してかフィンさんが口を開く。
「いやー。意外……と言ったら失礼なんだけど。アメリアちゃんってかなり物知りなんだね。それに説明するのが上手い」
「そうですか?」
「あぁ。よくあのド田舎でそれだけの知識を付けたもんだ」
「言い方ァ!」
「いてっ、痛ぇな! 蹴るんじゃねぇよ! キャロン!」
「アンタが気遣いの無い事言うからでしょ」
「チッ」
リアムさんとキャロンさんは言い争いをしながら、互いに睨み合う。
そんな中、今までの会話で何か疑問に思ったのかフィンさんが私に疑問を投げてきた。
「不意にさ。疑問に思ったんだけど。魔物ってどういう括りになるんだ? 魔力が多い種族だから魔族か?」
「あー。フィン。それは突っ込まない方が良いわ」
「そうですね。魔物は魔物。種族等はなく、ただそういう存在です」
「ん? あ、いや。そりゃあ、そうなんだろうけどさ」
「フィン。知ってるか? 魔物の中には年がら年中発情して、手あたり次第に女を襲うゴブリンって連中が居るらしい。小鬼だったか? ソイツ、お前によく似てるが親戚か?」
「んだとテメェ! リアム! 誰が小鬼レベルの頭だと!?」
「ソレだ。それがオークとかの連中が魔族を名乗り始めた理由だ」
「あ? あぁ、そういう事か」
「結構ギリギリな話題だからオークの前でそれやるの止めてね? 下手したら私ら全員オークの餌にされるわよ」
「え!? オークってそんなに怖い奴らなのか!?」
「あ、いえ。そんな事は無いですよ。カー君。ただ、誰だって自分の信じている物を否定されたり、バカにされたら悲しいでしょう? オークさんも同じという事です」
「あぁ、そういう事か。ま、でもオークがヤバイ奴らでも俺が姉ちゃんを護ってやるからな」
「へっ。ビビってた癖によく言うぜ」
「なんだと!? 俺はビビってねぇ!」
「へいへい。そうだと良いな。ビクビク小僧」
「俺はガキじゃない! ビビってもねぇ!!」
「もうリアムさん! カー君をあんまり虐めないでください」
私はカー君を抱き寄せながら、リアムさんに文句を言った。
そしてそんな私の反応にリアムさんはバカにした様に笑う。
「おいおい。またお姉ちゃんに庇われてるぜ。随分と勇敢な英雄様だな」
「なんだと!」
「はいはい。もうその辺にしておきなさいよ。全く。リアムも大人げないわね」
「しょうがない。しょうがない。愛しのアメリアちゃんがカー君。カー君言ってるから面白くないんだろ」
「黙ってろ! フィン!」
ワイワイと森の中で騒ぎながら、私たちの旅は続いていくのだった。
何だろうと首を傾げると、みんなを代表してかフィンさんが口を開く。
「いやー。意外……と言ったら失礼なんだけど。アメリアちゃんってかなり物知りなんだね。それに説明するのが上手い」
「そうですか?」
「あぁ。よくあのド田舎でそれだけの知識を付けたもんだ」
「言い方ァ!」
「いてっ、痛ぇな! 蹴るんじゃねぇよ! キャロン!」
「アンタが気遣いの無い事言うからでしょ」
「チッ」
リアムさんとキャロンさんは言い争いをしながら、互いに睨み合う。
そんな中、今までの会話で何か疑問に思ったのかフィンさんが私に疑問を投げてきた。
「不意にさ。疑問に思ったんだけど。魔物ってどういう括りになるんだ? 魔力が多い種族だから魔族か?」
「あー。フィン。それは突っ込まない方が良いわ」
「そうですね。魔物は魔物。種族等はなく、ただそういう存在です」
「ん? あ、いや。そりゃあ、そうなんだろうけどさ」
「フィン。知ってるか? 魔物の中には年がら年中発情して、手あたり次第に女を襲うゴブリンって連中が居るらしい。小鬼だったか? ソイツ、お前によく似てるが親戚か?」
「んだとテメェ! リアム! 誰が小鬼レベルの頭だと!?」
「ソレだ。それがオークとかの連中が魔族を名乗り始めた理由だ」
「あ? あぁ、そういう事か」
「結構ギリギリな話題だからオークの前でそれやるの止めてね? 下手したら私ら全員オークの餌にされるわよ」
「え!? オークってそんなに怖い奴らなのか!?」
「あ、いえ。そんな事は無いですよ。カー君。ただ、誰だって自分の信じている物を否定されたり、バカにされたら悲しいでしょう? オークさんも同じという事です」
「あぁ、そういう事か。ま、でもオークがヤバイ奴らでも俺が姉ちゃんを護ってやるからな」
「へっ。ビビってた癖によく言うぜ」
「なんだと!? 俺はビビってねぇ!」
「へいへい。そうだと良いな。ビクビク小僧」
「俺はガキじゃない! ビビってもねぇ!!」
「もうリアムさん! カー君をあんまり虐めないでください」
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そしてそんな私の反応にリアムさんはバカにした様に笑う。
「おいおい。またお姉ちゃんに庇われてるぜ。随分と勇敢な英雄様だな」
「なんだと!」
「はいはい。もうその辺にしておきなさいよ。全く。リアムも大人げないわね」
「しょうがない。しょうがない。愛しのアメリアちゃんがカー君。カー君言ってるから面白くないんだろ」
「黙ってろ! フィン!」
ワイワイと森の中で騒ぎながら、私たちの旅は続いていくのだった。
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