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モデル(5)
(ルドルクスside)
セオドアはワンド国王に目を付けられてしまったために、しばらくレオンハルトの婚約者候補ということにしたらしい。
「えー……王太子妃とか……絶対ヤなんだけど……商会出来ないじゃん……無理無理……ぼくの生きがいなのに……」
「すまない!頼む!ワンド国王の愛妾になるよりはマシだろう!?」
「んー……そうなんだけど……一、二回ヤッたら元の家に戻すって聞いたことあるよ。見舞金もたんまり……」
「だ、だめだだめだ!セオドア、貞操はそんなに軽いものではない!」
弟とレオンハルトのやり取りを見て、呆れている。セオドアは危機感が足りない。
レオンハルトの言う通り、ワンド国王の愛妾になってしまえば失うものが多すぎる。気に入られた場合は国も戻れない。それは、許可出来ない。
レオンハルトは言葉が足りない。そんなに焦って貴賓を怒らせるなんてヘマ、彼にしては珍しい。ジトッと見つめるも、今のレオンハルトに俺の姿は目に入っていないようだ。
「…………はぁ。分かった。にいさん、待っていてくれたのに、ごめんね。先に帰ってくれる?ぼく、後始末しなくちゃ。レオンハルト殿下、ワンド国王陛下にお詫びのなにか、しなくちゃいけないのですよね?ぼくのせいで……」
「え。あ、それはそうだが、……泊まっていくか?」
「そうなりますね。客室を一室、手配させて下さい。ぼくも一緒に考えます」
切り替えの早いセオドアは、レオンハルトの負担を減らすために泊まり込むらしい。責任感があって宜しい。
と、なると。
「ルドル。セオドアは任せてくれ。申し訳ないが、クリスティーナ夫人(の処理)を頼む」
「……畏まりました」
そうなるだろうな……。セオドアとレオンハルトが出ていき、クリスティーナ嬢は期待に溢れる瞳でこちらを見上げていた。
今日の夜会には夫人の兄君が来ていたな。そう思い出した俺は、そっと呼び出しをかける。
「あの……ルドルクス様。わたしを、どうか屋敷に置いて頂けませんか?絶対に、お役に立って見せます」
「レオンハルト殿下を狙っていたのでは?」
「だって……レオンは、やっぱりわたしを許してくれなさそうです。一度、裏切ってしまったから……それは理解、できます。……でも!ルドルクス様。わたし、見た目も良いし、頭も良いです。それに家族はまだわたしを溺愛してくれてますから……侯爵家の支援もありますわ」
「……」
「ワンドにいた時にも、ルドルクス様のご名声をお聞きしました。本当に……レオンハルト殿下よりも、貴方様の方が有名なくらいなんですの。クリューゲルの誇る英雄です、貴方様は……」
そうねっとりした視線を向けてくるクリスティーナ夫人が気持ち悪い。有名がなんだ。この女の魂胆はわかっている。出来るだけ高位貴族の家へ上がり込みたい。であるからこそ、ワンドでは国王の愛妾に甘んじていた。
そしてクリューゲルでは、レオンハルトを狙った。過去に裏切った経験があるから難しいと考え、矛先を俺に向けたのか。
としても、俺は愛するファルシュカと結婚している。希望は一切無いと…………分からないものか?
分からないか。こいつはこの国に帰ってきたばかりで、俺が愛妻家である噂も耳にしていないのだろう。
そこで部屋に来客が入ってくる。クリスティーナ嬢の兄君の、バレンタイン・ムムンガ侯爵令息だ。
「クリスティーナ……!私の天使……!ああっ、これは現実か……っ!?どこにいたんだ…………!!」
クリスティーナ嬢を視界に入れた瞬間、熱く抱擁している。俺よりもかなり年上の兄君だが、この様子では頼りにはならなさそうだ。俺は苛々しながら脚を組む。
「ムムンガ侯爵令息。クリスティーナ夫人を引き取って頂きたい。今しがた、ワンド国王陛下の愛妾を解雇された」
「な…………なんですと…………?愛妾……?クリスティーナが…………?え、か、解雇?」
「過去、彼女がレオンハルト殿下に行った非道を、もちろんご存知のはず。あの時は修道院に入れるとムムンガ侯爵は言っていた。持ち帰って処理して頂きたい」
「………………………………そんな…………せっかく妹が帰ってきたのに……」
「そうです!お兄様!わたし、反省したんです!もう二度と、愚かな真似はしないって……!どうか、リンドバーグ辺境伯邸に置いて下さる様に、説得してくださいっ!」
「そ、そうです、リンドバーグ卿!残念ながら、私の妻は妹に厳しい。家に置いておけばどんな扱いを指示するか分からないのです……」
「まったくの、他人の家に置く方が、どんな扱いをされるか分からないのでは?」
俺は冷えた視線で二人を突き刺す。
未だ、俺は“お人好し”と舐められているのか。俺の屋敷の敷地内に、わざわざ害虫を入れたくない。それはピノ男爵令息で懲りたんだ。どれだけ金を積まれても断る。
二人がヒシッと抱き合っている。仲良いのだから持って帰れ。
と、騒ぐ彼らを置いて帰ってきたら……。
「よう。遅かったな。ファルシュカが酔っ払っちまった」
ホロウの腕に抱かれたファルシュカ。頬は真っ赤に火照り、潤んだ瞳は俺を見つけてとろりと蕩けた。
「あっ……るど、しゃ……」
これはいけない。ホロウから急いで奪い取ると、ファルシュカはぎゅうっと首元に縋り付き、額を擦り付けてくる。か、可愛い……。
「あいたかったぁ……」
「かーわーいーなァおい。本当、オレじゃなきゃ襲われてても文句は言えねーぜ」
「信用してるぞ、ホロウ。そろそろ寝たらいい」
「いんや、お前らがイチャイチャするのを妨害するってぇ重要な役割が残ってっからな」
また趣味の悪いことを。俺は一刻も早くこの舌ったらずファルシュカと寝室へ篭りたいのに。……と思っている間に、ファルシュカは胸元でくぅくぅ眠り出した。限界だったのか……。
俺も疲れた。可愛い最愛を胸に抱いて癒されながら、今日は寝よう……。
*
(ファルシュカside)
「う“~~ん…………?」
昨晩の記憶が無い。ホロウ様とお酒を飲んでいた、までの記憶しかなくて、そのあとはぷっつりと無くなっている。
でも、隣にはルドルクス様がいて、僕を腕の中に囲っているから……帰宅したルドルクス様とは会えたのかな?
毒には強い体質なのに、お酒には弱いのかもしれない。ふわふわといい気分だったような。
二日酔いは無いけど……。
セオドアはなんと、レオンハルト殿下の婚約者候補となって帰ってきた。『疲れた』とげっそりしているセオドアは、日中から寝出して、ルドルクス様と顔を見合わせる。
そんな折に、招かれざる客がやってきたのだった。
クリスティーナ嬢は単身、パンパンに膨らんだトランクと共に現れた。馬車はムムンガ侯爵家の家紋が入っていたことから、ここへ意図的に下ろしたのだろう。
「ムムンガ侯爵家が長女、クリスティーナよ。ルドルクス様はどちらに?」
「生憎と、お約束がないので……僕が対応させて頂きますね、クリスティーナ嬢」
実を言うと、ルドルクス様はいらっしゃるし、『俺が出る』と仰っていたのだが、僕が断った。
昨晩の出来事はさらりと聞いている。ルドルクス様の伴侶の座を狙っているらしい。結婚をしても安心できない英雄様の妻として、ここは僕が戦うべきだ。
……ルドルクス様の視界に、美しいクリスティーナ嬢をあまり映したくないというのもある。
クリスティーナ嬢は晴れた日の湖のような、輝く水色の髪を持っていた。群青のドレスは年相応の落ち着きと色香を醸し、白い肌は一時でも駆け落ちをしたなんて信じられない。
「……奥様は……今年で20……ですよね?じゃあ……知らないのも無理はないけれど、わたしとルドルクス様は、大人の関係だったのよ」
「というと?」
「ふふ、お可愛らしいこと。分からないのなら、そのままでいいです。いいから、ルドルクス様を出して下さい。大事なお話があるのです」
つんと姿勢良く紅茶を飲む姿は上品だ。ただ、僕だって負けていない。
大人の関係、だって?彼女とルドルクス様の共通点は、学園が一緒だったことくらい。当時のルドルクス様はまだ香水の匂いに過敏だった上、もちろんレオンハルト殿下の婚約者であった彼女に手を出すことなんかありえない。
分かりやすい、虚言だ。曖昧に濁すことで、なにかあったように匂わせたいのだろうけど、そんな手に引っかかる僕ではない。
「僕にはそうは思いません。ムムンガ侯爵家から追い出された、侯爵令嬢。お可哀想に、今晩の寝床にも困っていらっしゃるのでしょう?生憎当家の客室は全て埋まっているのです。厩の隅でもよろしければ」
にっこりと微笑む。ホロウ様の受け入れに伴い、従者や護衛さん、馬車の馬など、たくさんのお客様が屋敷に滞在している。本当に厩くらい……それも、厩の馬としての滞在しか出来ないよ?
クリスティーナ嬢は、ピキリと引き攣った笑みを浮かべた。
「まぁ……わたしにそのような扱いをすれば、ルドルクス様は黙っていらっしゃらないかと。容姿、教養、経験……全て、わたしは貴方より格上。わたしを選ばない理由はないです」
「随分と、自信をお持ちのようで。オークションに出品でもしたらいかがでしょう?きっと良きお方が落札されますよ」
バチバチとやり合っていると、突然、クリスティーナ嬢の目が、据わった。
「賭けを、しませんか」
にこり。目を細めたその奥は、笑っていない。
「ルドルクス様に、わたしのフェロモンを嗅いでいただきます。わたしが彼と結ばれたら、ルドルクス様と離縁してください。何も起こらなかったなら、わたしはもう二度と関わらないですから」
たっぷりとした自信。でも、僕の方にメリットがまるで無い。
「そんな勝負なんてしなくても、僕は貴女を二度と関わらないように出来ますよ?」
先触れは来ていない、非正式な訪問。この無礼さを盾にムムンガ侯爵に引き取るよう要請し、そのまま修道院へ入れるようにしてもらうとか。少なくともご当主夫婦はレオンハルト殿下の顔に泥を塗った、クリスティーナ嬢を許してはいないはずだ。
……と考えていたら。
「オレは閃いたぞ。ここで面白いことが起こっているとな!」
ホロウ様が乱入してきて、僕は頭を抱えたのだった。
*
「だってここの使用人、足出したって引っ掛からねぇし、対応完璧だし、新人とかいねぇし……つまんねぇんだよ。面白いことが起こりそうだと思って来たら、ビンゴ!珍獣発見だぜ」
「誰が珍獣ですって……?」
ホロウ様の登場に、クリスティーナ嬢は引いていた。
「アンタ、やめとけよ。それ、フェロモンアタックじゃねぇか。犯罪者になりてぇのか?」
「そんな下品な話じゃないです!ちょっと匂わせるだけで……」
「要らないフェロモンは下水の匂いと一緒だぜ。そんなもんアイツに嗅がせたら、口直しにとか言ってファルシュカを襲うだろ?てことは、オレがファルシュカに会えなくなるだろ?迷惑だ」
「はい?何故、そう言い切るんですか!分からないじゃないですか!」
「いーや、分かる。ハァ、飽きたな……つまんね。ファルシュカ、こいつをどっかやってくれないか?土産を見てほしいんだ」
「は……はい。分かりました」
ホロウ様は早くもクリスティーナ嬢に飽きてしまったらしい。警備兵に素早く指示を出して、暴れる彼女を連れて行ってもらった。
行き先は厩か貴族牢かを選ばせる。だってそこしか空いてないからね。嫌なら帰って頂いていいのだが、うんざりすることに、彼女は帰る気は無さそうだ。
「そんなことより、ウチの民族衣装を着てみてくれ!ファルシュカとその周辺に配るためにたくさん用意してきた。ついでに街中歩いてくれたら宣伝にもなるしよ」
ホロウ様の側近らしき人が衣装をどっさりと持って来た。ホロウ様のようなはだけた前合わせの服ではなく、もう少しきっちりと肌を隠してくれる、しかし着心地の良さそうな民族衣装だ。
「これは夜間着にするといいぜ。あー、外出用はコレだ。そんでもって夜伽用はこれで……」
「これは……わぁ………」
僕の真正面にあるのは、“夜伽用”と示されたもの。上品な刺繍が全面に施されており、一見露出は少ないように見えたが……触ってみると、肌が若干透けるほど薄い。
「流石、目が高えな。これは最高級の職人が仕立てたもので、オレの超おすすめだ」
サッと“夜伽用”から目を逸らした。
その先にあったこちらは、侍女さん用だろうか。シンプルで動きやすそうだ。これ、いいなぁ。普通にとても嬉しい。
「どれもとても素敵です……!ありがたく頂戴いたします。宣伝、頑張りますね」
「ファルシュカによく似合うと思って選んできたんだぜ。ついでにルドルクスの分もある」
「お、お揃い……」
夫婦っぽい。いや、夫婦なんだけど……そういうものに、僕は弱いのである。
お揃いの衣装を抱きしめてにこにこする僕を、ホロウ様は微笑ましそうに眺めておられた。
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