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第10話 形勢逆転
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そして、靖は中学生となった。
靖は順調に身長が伸び、この頃には180cm近くになり、入学早々ユニフォームも貰った。
かたや大和は、身長が早い段階で止まってしまい、試合に全く出してもらえてなかった。
更に運がいい事に、その年の秋に靖はアンダー世代の日本代表のトライアウトの声が掛かった。
ここの部活動は、外部コーチが絶対的権力を持ち、顧問の先生などは名ばかり。
そして子供のランクで親の立ち位置が決まるのだ。
私はここで智亜紀よりも立ち位置が上になった。
そんな私に媚びて来る、同学年の保護者達。
私はこの保護者達を使って更に智亜紀を追い詰めようと思い、ありもしない智亜紀のネガティブな話を植えつけた。
智亜紀は、部活をやるのは子であって、親が出来るのは応援する事のみという、いかにも綺麗事で固めたようなスタンスであった。
智亜紀は当時、仕事が多忙を極めており、大和の送迎も智亜紀の母親がやっていた為、
「智亜紀は他の親に何もかも丸投げだ」
「実は顧問の先生の愛人をやっている」
などありもしない話をして、同学年の保護者達に焚き付け、智亜紀を攻撃する方向へ持っていった。
しかし、やりすぎたのだ。
智亜紀が全く部活に顔を出さないので、他の保護者達は智亜紀ではなく大和を攻撃したのだ。
保護者達はとことん大和を追い詰め、結果的に大和は自傷行為を行い、部活を辞めていった。
それでも私は笑いが止まらなかった。
やっと。
やっと。
智亜紀を超える事が出来たのだ。
靖は順調に身長が伸び、この頃には180cm近くになり、入学早々ユニフォームも貰った。
かたや大和は、身長が早い段階で止まってしまい、試合に全く出してもらえてなかった。
更に運がいい事に、その年の秋に靖はアンダー世代の日本代表のトライアウトの声が掛かった。
ここの部活動は、外部コーチが絶対的権力を持ち、顧問の先生などは名ばかり。
そして子供のランクで親の立ち位置が決まるのだ。
私はここで智亜紀よりも立ち位置が上になった。
そんな私に媚びて来る、同学年の保護者達。
私はこの保護者達を使って更に智亜紀を追い詰めようと思い、ありもしない智亜紀のネガティブな話を植えつけた。
智亜紀は、部活をやるのは子であって、親が出来るのは応援する事のみという、いかにも綺麗事で固めたようなスタンスであった。
智亜紀は当時、仕事が多忙を極めており、大和の送迎も智亜紀の母親がやっていた為、
「智亜紀は他の親に何もかも丸投げだ」
「実は顧問の先生の愛人をやっている」
などありもしない話をして、同学年の保護者達に焚き付け、智亜紀を攻撃する方向へ持っていった。
しかし、やりすぎたのだ。
智亜紀が全く部活に顔を出さないので、他の保護者達は智亜紀ではなく大和を攻撃したのだ。
保護者達はとことん大和を追い詰め、結果的に大和は自傷行為を行い、部活を辞めていった。
それでも私は笑いが止まらなかった。
やっと。
やっと。
智亜紀を超える事が出来たのだ。
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