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第25話 虐待弁当~その後~ 智亜紀side
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『虐待弁当事件』の次の週。
役員会があり、私は学校へ来ていた。
役員会終了後、担任に話があるので、少し時間をもらえないかと呼び止められた。
…何となく内容がわかるぞ。大体担任が呼び止めるとすれば、あの話であろう。
場所を教室へ移し、開口一番
「靖の弁当の話を聞いているか?」
と聞かれた。
私は、大和から『虐待弁当事件』の話を聞いている事を伝えた。
そして、靖はその後どうしているのかを担任に聞いた。
「靖、様子がおかしいんです。
授業中も魂が抜けたようにボーっとしていて。
一度お母さんを呼んで、現状をお伝えしないといけないと思ってます。
弁当の件は、やはり噂が広まって、靖も肩身狭い思いをしている部分があるかと思います。
なので、今回の職場体験も、本人の希望を無視する形にはなりますが、確実に昼食が食べれる職場にしました。」
学校側はきちんと見ていたのだ。
靖の弁当を。
それをからかう友人の声も。
その後、靖の学校行事の昼食事情が一気に変わった。
先生達がアクションを起こしたからだ。
職場体験の希望調査をした際に、靖は全て昼食持参必須の職場を希望していたそうだ。
ただ、その希望を通した場合、靖がまた嫌な思いをする可能性を考慮したのだ。
その職場へ行くことになったメンバーは、コンビニおにぎりを持って行った大和の友人や、授業料・給食費を滞納している家庭の子など、学校側から『要観察』の烙印を押された子達のみで編成されているそうだ。
靖は希望が通らずかわいそうではあるが、食をきちんと摂る事の方が今の靖には必要だと思う。
体が資本だからこそ。
ボーっとしているのも、心配だしね。
もしかしたら、色々悩んでいるのかもしれないから、昼食の考慮もだけど、先生が話聞いてあげればいいと思う。
ただ、例え呼び出ししても『虐待弁当事件』を勃発させた、当の本人には反省することなんてないだろう。
だって、わが子が部活で結果を残す事しか考えてないし、そのために学校生活が上手くいかなくても大丈夫って思ってるし。
むしろ、
「弁当用意しなくて良いとか、超ラッキー!!」
と思っているでしょ。
役員会があり、私は学校へ来ていた。
役員会終了後、担任に話があるので、少し時間をもらえないかと呼び止められた。
…何となく内容がわかるぞ。大体担任が呼び止めるとすれば、あの話であろう。
場所を教室へ移し、開口一番
「靖の弁当の話を聞いているか?」
と聞かれた。
私は、大和から『虐待弁当事件』の話を聞いている事を伝えた。
そして、靖はその後どうしているのかを担任に聞いた。
「靖、様子がおかしいんです。
授業中も魂が抜けたようにボーっとしていて。
一度お母さんを呼んで、現状をお伝えしないといけないと思ってます。
弁当の件は、やはり噂が広まって、靖も肩身狭い思いをしている部分があるかと思います。
なので、今回の職場体験も、本人の希望を無視する形にはなりますが、確実に昼食が食べれる職場にしました。」
学校側はきちんと見ていたのだ。
靖の弁当を。
それをからかう友人の声も。
その後、靖の学校行事の昼食事情が一気に変わった。
先生達がアクションを起こしたからだ。
職場体験の希望調査をした際に、靖は全て昼食持参必須の職場を希望していたそうだ。
ただ、その希望を通した場合、靖がまた嫌な思いをする可能性を考慮したのだ。
その職場へ行くことになったメンバーは、コンビニおにぎりを持って行った大和の友人や、授業料・給食費を滞納している家庭の子など、学校側から『要観察』の烙印を押された子達のみで編成されているそうだ。
靖は希望が通らずかわいそうではあるが、食をきちんと摂る事の方が今の靖には必要だと思う。
体が資本だからこそ。
ボーっとしているのも、心配だしね。
もしかしたら、色々悩んでいるのかもしれないから、昼食の考慮もだけど、先生が話聞いてあげればいいと思う。
ただ、例え呼び出ししても『虐待弁当事件』を勃発させた、当の本人には反省することなんてないだろう。
だって、わが子が部活で結果を残す事しか考えてないし、そのために学校生活が上手くいかなくても大丈夫って思ってるし。
むしろ、
「弁当用意しなくて良いとか、超ラッキー!!」
と思っているでしょ。
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