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性●為の方法を忘れさせるとどうなるか

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「魔王尾様、性行為の方法を忘れさせる術式を組んでみました。」
「え?」

秘書はたまに変なものを作ってくる。

「どゆことそれ?」
「そのまんまです。ある一定の範囲にすむ人間に性行為のほうほう、つまりあれとあれをあれする行為のことを指しますが、それを文献や記録や記憶をすべて消すための魔術です」
「えぇ・・」

なにそのエロ漫画にありそうな奴。

「発動ポイントから効果は周囲数百キロをカバーしますので、各地でひっそりと行えば侵略せずに人類を滅ぼすことができます」

「すげーなそれ・・よく考えてみたら。なんか自分の予想していた侵略とは違うけど」
なんか魔王は欲求不満だが、それも人類撲滅のためなら喜んで抑え込もうと努力した魔王。

そして数日後。
「というわけで完了しました。。」
「おおついにか!これで人類は滅亡したも同然だ!!」

百年後。
「そろそろ絶滅してきたころなんじゃない?」
「いえ・・おかしいですが・・もう少し待ってみましょう」
三百年後
「そろそろ・・」
「ん、なんか全然減りませんね・・おかしいなぁ」

そして調査したところ、「全然あいつら性欲抑えきれてませんね。毎日はっするしてますよあいつら」
「あにー?!魔術は成功しなかったのか?!」
「いえ、確かに発動しました。しかしやつらとて動物。なんかこう、いい感じのあれが股間にあればこすり合わせたりしてもおかしくありませんね」そう、調査したところ、なんかそんな感じだった。

「くそ!人間め!!恥ずかしくないのか自分の存在が!!」
「しかし大丈夫です魔王様。私にはこの魔術をどう活用するかが見えてきています」
「何?!」

そう、秘書が立てた作戦はこうである。そもそもなぜ性行為の方法が再発見されてしまったのか。それは恥部にある性器が何の用途に使うのかという好奇心からである。

「つまり、意識させなければよい。何に使うのか、明確に間違った情報を教えればよいということです。」
「つまるところ洗脳教育ということか!!」」

そして魔術を再度結構。そして同時にある魔法書をばらまいたのだ。

「おしっこ魔法!!」


股間を丸出しにした冒険者の股間から水魔法が飛び出した。通常の水魔法と比べて色が黄色かったが些細な問題である。魔法教師がそれを見てうんうんとうなづいた。

「そう、それがおしっこ魔法の初級じゃ。人間はものを作るために手があるのと同じように、おしっこ魔法を使うために性器があるということじゃな」
「せんせー!!どうして私とたけしくんの性器は違うんですかー?!」
「人それぞれじゃ。人それぞれ、いろんな大きさや形の性器があるじゃよ。小さい世紀大きい世紀、そんなの人の勝手」
「なんか感動した!!」「じゃろ」


そんな感じだった。そして徐々に人類は減っていったの出会うr。

「作戦は成功した!!」
「しかし・・魔王様!!今ここに勇者が接近してるとの情報が!!」
「お?きおったな?勇者。」
「気づかれたようです私たちの策略が」
「いいだろう久しぶりに相手になってやる!!」

そして・・

「レベルMAX!!おしっこ魔法!!」
「うわぁあああああああああああああ!!!」

城全体におしっこ魔法が降り注ぐことになったのだった。









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