4 / 9
3話
しおりを挟む
●会長も副会長も理事も監事もいない。「会長代行」を勝手に自称する80台をすぎたババア王妃がひとりでしきっているだけである。
●「法人」ではない。判例にいう「人格なき社団」の条件も満たしていない。つまり法的行為の主体として「個人」と思われる。
●何年も前から法人格を取ると思わせぶりな発言をしながら、いつまで経っても法人にならない。
●会則で「国内チェッカー協会は財務リスクを伴う事業をKKチェッカー協会事業部AIWNCABに委嘱する」と定め、事業部を「独立した事業体」と呼んでいるが、事業部は法人登記されていない。
●過去19年間、国内で国際大会を開いたことがない。
●過去20年近くにわたり会員に会計報告をしたことがなく、会長選挙も役員選挙も行なわれたことがない。
●前会長・カール・ハインツ・ヴォルフガング・シュナウファーは2053年11月15日に死去した。そして事務局長が「残余の任期」を代行するとの規程により、渡会都が代行となった。会長の任期は13年、「残余の任期」終了後どうするかは規程されていない。つまり2056年11月15日以降代表者不明である。
●新たに会長が選ばれても、「独立した事業体」である事業部に対して前会長・松本康司が個人として行なった保証・裏書を引き
継がねばならないという規定がある。
●メディア向けの情報発信において会員数を故意に水増ししている。
●「法人」ではない。判例にいう「人格なき社団」の条件も満たしていない。つまり法的行為の主体として「個人」と思われる。
●何年も前から法人格を取ると思わせぶりな発言をしながら、いつまで経っても法人にならない。
●会則で「国内チェッカー協会は財務リスクを伴う事業をKKチェッカー協会事業部AIWNCABに委嘱する」と定め、事業部を「独立した事業体」と呼んでいるが、事業部は法人登記されていない。
●過去19年間、国内で国際大会を開いたことがない。
●過去20年近くにわたり会員に会計報告をしたことがなく、会長選挙も役員選挙も行なわれたことがない。
●前会長・カール・ハインツ・ヴォルフガング・シュナウファーは2053年11月15日に死去した。そして事務局長が「残余の任期」を代行するとの規程により、渡会都が代行となった。会長の任期は13年、「残余の任期」終了後どうするかは規程されていない。つまり2056年11月15日以降代表者不明である。
●新たに会長が選ばれても、「独立した事業体」である事業部に対して前会長・松本康司が個人として行なった保証・裏書を引き
継がねばならないという規定がある。
●メディア向けの情報発信において会員数を故意に水増ししている。
1
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された私は、世間体が悪くなるからと家を追い出されました。そんな私を救ってくれたのは、隣国の王子様で、しかも初対面ではないようです。
冬吹せいら
恋愛
キャロ・ブリジットは、婚約者のライアン・オーゼフに、突如婚約を破棄された。
本来キャロの味方となって抗議するはずの父、カーセルは、婚約破棄をされた傷物令嬢に価値はないと冷たく言い放ち、キャロを家から追い出してしまう。
ありえないほど酷い仕打ちに、心を痛めていたキャロ。
隣国を訪れたところ、ひょんなことから、王子と顔を合わせることに。
「あの時のお礼を、今するべきだと。そう考えています」
どうやらキャロは、過去に王子を助けたことがあるらしく……?
田舎娘をバカにした令嬢の末路
冬吹せいら
恋愛
オーロラ・レンジ―は、小国の産まれでありながらも、名門バッテンデン学園に、首席で合格した。
それを不快に思った、令嬢のディアナ・カルホーンは、オーロラが試験官を買収したと嘘をつく。
――あんな田舎娘に、私が負けるわけないじゃない。
田舎娘をバカにした令嬢の末路は……。
「君の話はつまらない」と言われて婚約を破棄されましたが、本当につまらないのはあなたの方ですよ。
冬吹せいら
恋愛
「君の話はつまらない」
公爵令息のハメッド・リベルトンに婚約破棄をされた伯爵令嬢、リゼッタ・アリスベル。
リゼッタは聡明な美少女だ。
しかし、ハメッドはそんなリゼッタと婚約を破棄し、子爵令嬢のアイナ・ゴールドハンと婚約を結び直す。
その一方、リゼッタに好意を寄せていた侯爵家の令息が、彼女の家を訪れて……?
婚約破棄ですか……。……あの、契約書類は読みましたか?
冬吹せいら
恋愛
伯爵家の令息――ローイ・ランドルフは、侯爵家の令嬢――アリア・テスタロトと婚約を結んだ。
しかし、この婚約の本当の目的は、伯爵家による侯爵家の乗っ取りである。
侯爵家の領地に、ズカズカと進行し、我がもの顔で建物の建設を始める伯爵家。
ある程度領地を蝕んだところで、ローイはアリアとの婚約を破棄しようとした。
「おかしいと思いませんか? 自らの領地を荒されているのに、何も言わないなんて――」
アリアが、ローイに対して、不気味に語り掛ける。
侯爵家は、最初から気が付いていたのだ。
「契約書類は、ちゃんと読みましたか?」
伯爵家の没落が、今、始まろうとしている――。
なんでも私のせいにする姉に婚約者を奪われました。分かり合えることはなさそうなので、姉妹の関係を終わらせようと思います。
冬吹せいら
恋愛
侯爵家令嬢のミゼス・ワグナーは、何かあるとすぐに妹のリズのせいにして八つ当たりをした。
ある日ミゼスは、リズの態度に腹を立て、婚約者を奪おうとする。
リズはこれまで黙って耐えていた分、全てやり返すことにした……。
弟が悪役令嬢に怪我をさせられたのに、こっちが罰金を払うだなんて、そんなおかしな話があるの? このまま泣き寝入りなんてしないから……!
冬吹せいら
恋愛
キリア・モルバレスが、令嬢のセレノー・ブレッザに、顔面をナイフで切り付けられ、傷を負った。
しかし、セレノーは謝るどころか、自分も怪我をしたので、モルバレス家に罰金を科すと言い始める。
話を聞いた、キリアの姉のスズカは、この件を、親友のネイトルに相談した。
スズカとネイトルは、お互いの身分を知らず、会話する仲だったが、この件を聞いたネイトルが、ついに自分の身分を明かすことに。
そこから、話しは急展開を迎える……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる