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ううっ、気持ち悪い・・・。
後2駅もあるのに吐きそうだ。この横にいるオヤジっ!無駄に体押し付けてくるしっ!
なるべく少しでも人に密着しないように、ドア周辺にいるのに。頭がフワフワとして倒れそうになった時、電車がグラリと揺れ、来夏に密着していたオヤジが離れる。バランスを崩した来夏の腕を引き、腕の中に囲い込まれる。抱きつかれているわけでは無い。男性が両腕を壁に付き、その腕の中に囲われているのだ。なので、来夏の周りには少し空間ができる。
「あ、あの、ありがとうございます」
お礼を言うと、
「ああ」
と、素っ気なく返される。
そして、乗り換え駅に着いたので、再度お礼を言い電車を降りる。
次の日も朝、同じ電車に乗ると昨日の男性がいた。人の波に押され、また昨日の男性のそばに来てしまった。壁寄りにいた男性は、来夏に気がつくと、来夏と場所を入れ替え、昨日の様に囲い込む。
「あ、あの?」
「アンタ、人混みが苦手なんだろ?いいから黙ってろ」
「ありがとう」
そして乗り換え駅で、またお礼を言って降りる。
そして、次の日、さすがに今日はいないだろうと思ってた男性がいる。来夏に気がつくとすぐに囲ってくれる。
「あの、こんな事してもらわなくても大丈夫ですよ?毎日の事ですし」
何だか申し訳ないし、照れるっ。
「俺がしたいだけだから、気にするな」
ふっ、と笑う顔がとても優しい。
「あのっ、良かったら今度お礼にお茶でもいかがですか?」
「ナンパか?いいぞ」
にやりと笑われる。
どうしたっ、私!なんでお茶なんて誘うのっ!
「いつにする?」
と耳元で囁かれ、心まで囲われてしまった来夏なのだった。
後2駅もあるのに吐きそうだ。この横にいるオヤジっ!無駄に体押し付けてくるしっ!
なるべく少しでも人に密着しないように、ドア周辺にいるのに。頭がフワフワとして倒れそうになった時、電車がグラリと揺れ、来夏に密着していたオヤジが離れる。バランスを崩した来夏の腕を引き、腕の中に囲い込まれる。抱きつかれているわけでは無い。男性が両腕を壁に付き、その腕の中に囲われているのだ。なので、来夏の周りには少し空間ができる。
「あ、あの、ありがとうございます」
お礼を言うと、
「ああ」
と、素っ気なく返される。
そして、乗り換え駅に着いたので、再度お礼を言い電車を降りる。
次の日も朝、同じ電車に乗ると昨日の男性がいた。人の波に押され、また昨日の男性のそばに来てしまった。壁寄りにいた男性は、来夏に気がつくと、来夏と場所を入れ替え、昨日の様に囲い込む。
「あ、あの?」
「アンタ、人混みが苦手なんだろ?いいから黙ってろ」
「ありがとう」
そして乗り換え駅で、またお礼を言って降りる。
そして、次の日、さすがに今日はいないだろうと思ってた男性がいる。来夏に気がつくとすぐに囲ってくれる。
「あの、こんな事してもらわなくても大丈夫ですよ?毎日の事ですし」
何だか申し訳ないし、照れるっ。
「俺がしたいだけだから、気にするな」
ふっ、と笑う顔がとても優しい。
「あのっ、良かったら今度お礼にお茶でもいかがですか?」
「ナンパか?いいぞ」
にやりと笑われる。
どうしたっ、私!なんでお茶なんて誘うのっ!
「いつにする?」
と耳元で囁かれ、心まで囲われてしまった来夏なのだった。
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