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今回の撮影にも、アヤトと彩音の曲が流れている。『カチンッ』とカチンコの音が鳴り撮影開始になる。
見つめ合い、アヤトの手が彩音の頤を掴み、キス。そして2秒で離れる。前半はここまでだがーーー。
流石にそれを10回程繰り返すと、かなりの疲労感だ。
「はい、じゃあ一旦休憩しまぁす」
美緒子の声で休憩に入る。
用意された椅子に座ると思わず
「ふぅ~っ」
とため息が出てしまう。
「彩音、疲れたから?」
横に座ってるアヤトにたずねられる。
「そりゃあね。見られながらキスってヤダ」
プクッと頬っぺたを膨らませる。
そんな彩音の耳元に唇を寄せアヤトは呟くのだった。
「見られないのはイイんだな。今朝みたいなヤツとか、濃厚なヤツ」
「なっ、アヤト~っ!」
顔を赤くして彩音はアヤトの肩をポンポン叩く。
「ハイハイ、お2人さん。後半に進む事にするから、彩音ちゃんはリップ塗ってもらって」
と言うと、スタイリストさんがやってきて手際よく塗っていく。
「3色あるから、サクサク撮るわよ」
美緒子の声で撮影再開になる。
今度はキスの所から唇が離れ見つめ合う流れをとる。アヤトのキスは気持ちいいけど、普段はリップなんてしてないから、ちょっと変な感じ。それに、離れた時にアヤトの唇にリップの色が薄っすら付いてるのを見るとドキドキする。
途中でリップの色を変えて撮影し、撮影が終わったのは夜だった。
「はい、お疲れでした。完了です」
画像をチェックしてた美緒子から明るい声が響いてくる。すると、一斉に撤去作業がはじまる。
「お疲れ~、2人ともいいかな?」
等々力さんがやってくる。
「急なんだけど、音楽番組に空きが出たらしくてスノスタと彩音ちゃんの出演オファーが来てるんだけど、どうする?」
「えっ!?」
「ほら、このCM話題になってるし。3作目も音楽番組放送の時にはオンエアーされてる時期だよ」
「1回位は出た方がいいんだろうな。面倒だな」
アヤトは呟く。
見つめ合い、アヤトの手が彩音の頤を掴み、キス。そして2秒で離れる。前半はここまでだがーーー。
流石にそれを10回程繰り返すと、かなりの疲労感だ。
「はい、じゃあ一旦休憩しまぁす」
美緒子の声で休憩に入る。
用意された椅子に座ると思わず
「ふぅ~っ」
とため息が出てしまう。
「彩音、疲れたから?」
横に座ってるアヤトにたずねられる。
「そりゃあね。見られながらキスってヤダ」
プクッと頬っぺたを膨らませる。
そんな彩音の耳元に唇を寄せアヤトは呟くのだった。
「見られないのはイイんだな。今朝みたいなヤツとか、濃厚なヤツ」
「なっ、アヤト~っ!」
顔を赤くして彩音はアヤトの肩をポンポン叩く。
「ハイハイ、お2人さん。後半に進む事にするから、彩音ちゃんはリップ塗ってもらって」
と言うと、スタイリストさんがやってきて手際よく塗っていく。
「3色あるから、サクサク撮るわよ」
美緒子の声で撮影再開になる。
今度はキスの所から唇が離れ見つめ合う流れをとる。アヤトのキスは気持ちいいけど、普段はリップなんてしてないから、ちょっと変な感じ。それに、離れた時にアヤトの唇にリップの色が薄っすら付いてるのを見るとドキドキする。
途中でリップの色を変えて撮影し、撮影が終わったのは夜だった。
「はい、お疲れでした。完了です」
画像をチェックしてた美緒子から明るい声が響いてくる。すると、一斉に撤去作業がはじまる。
「お疲れ~、2人ともいいかな?」
等々力さんがやってくる。
「急なんだけど、音楽番組に空きが出たらしくてスノスタと彩音ちゃんの出演オファーが来てるんだけど、どうする?」
「えっ!?」
「ほら、このCM話題になってるし。3作目も音楽番組放送の時にはオンエアーされてる時期だよ」
「1回位は出た方がいいんだろうな。面倒だな」
アヤトは呟く。
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