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「やめてよっ、お願いっ!」

 美希は必死で叫ぶ。しかし、鷹夜は聞き入れようとはせず、美希の蜜壺の中にグッと指を潜り込ませ、ゆるゆると動かす。

「お願いっ、私・・・、私、初めてなのっ」

 美希は涙に濡れた目で、鷹夜に訴える。

 その瞬間、鷹夜の動きがピタリと止まる。

「あ?何だって?」
 
 鷹夜は少し眉間に皺を寄せ、じっと目を合わせ聞いてくる。

 美希は25歳にもなって、まだ・・なのだ・・・。恥ずかしくなって視線を外しながらもう一度言う。

「だから、私まだ誰ともした事が無くて。だから、好きな人じゃないとヤダ」

 ハラハラと目の縁から涙が溢れる。

 鷹夜はそんな美希を見ながら、ふと思った事を聞く。

「じゃあ、キスも初めてだったのか?ソレはさすがに無いよな?」

 「別にキスも初めてでもいいじゃない」

 モジモジしながら美希は呟く。

 鷹夜は一瞬、唖然とした顔をするが、ふっと顔を和らげる。

「まさかこの歳で、処女の妻を娶れるとはな・・・」

「だから離してっ」

「もうお前は俺の妻だろ。今日、初夜を迎えてもいいはずだ。優しくは出来ないかも知れないが、安心して抱かれろ。お前の身体はイヤがっていない」

 そして、先程よりも優しい手つきで、美希の身体を愛撫していく。蜜壺へも、より優しく、美希の性感帯を開発するが如く、撫で上げていく。

 はじめは苦痛の顔をしていた美希の顔が、だんだんと目を細めていき、小さく喘ぎ声を溢す様になる。

 鷹夜が蜜壺の少し上にある突起をグリっと撫でた時。

「ああっ、イヤッ!」

 美希が一際大きな声を上げる。

「美希、コレはイイって言うんだ。覚えろ」

 執拗にその部分だけを愛撫し、快感を覚えさせる。

「あああっ!」

 高い声を上げ、美希はグッタリと身体を弛緩させる。

「イッタな、美希。いい子だ」

 ニヤリとした笑みではなく、優しい笑顔で鷹夜は美希の頭を撫でる。思いの外、ソレが心地良く、美希は微笑むのだった。
 


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