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今日の晩御飯は何にしようかなぁ~、と考えながら美希は駅近のスーパーをフラフラする。冷凍食品も美味しいけど、さすがに毎晩食べるのはちょっとね。お肉食べたいなぁ、焼肉?ステーキ?贅沢してステーキにしちゃお。今まではお値打ちになったお肉にステーキ用のスパイスをかけていたけど、今日は分厚いお肉にするっ。だって、一週間頑張ったもん。
そう。先週末の土曜日に結婚式の代理出席をしたばっかりに、花嫁代理をさせられ、ホントの花嫁にされてしまって一週間だ。強引に結婚させられた割には生活は悪くない。以前よりも充実していると言ってもいい。家賃や水道水高熱費を心配しなくて良くなったので、食費を切り詰めなくていい。昼食は自分のお財布から出すが、家で食べる分は鷹夜から渡されているカードで支払う。食が充実しているお陰なのか毎晩鷹夜に愛されているせいか、一週間で肌ツヤが良くなった気がする。毎晩、鷹夜に抱かれるもイヤではなくなってきた。鷹夜は、優しく甘く美希を抱くのだ。まるで、本当の新婚夫婦の様に。
家に帰り、手早く夕飯の準備をする。鷹夜はいつも20時頃帰宅するから、付け合わせの野菜やスープの準備をして、後はお肉を焼くだけにする。すると、玄関が開く音がしたので、フライパンにお肉を入れ焼き始める。2人ともレアが好きなので、すぐに焼きあがる。
「お帰りなさい」
リビングのドアが開き、入ってきた鷹夜に声をかける。
「ああ」
ダイニングの椅子に座った鷹夜の前に焼きたてのお肉や晩御飯を並べて行く。鷹夜は基本的に夜は家で食べると数日で分かったので、夜は一緒に食べる事になった。1人分だと作るのが面倒だなと思うが、一品は必ず作り、出来合いのおかずも少し取り入れる。そこそこバランスは取れているはず。
夕飯を食べ終わり、のんびりお茶を飲んでいると鷹夜が美希の手を取り、指輪をはめる。
「えっ!?」
何で指輪!?
そう。先週末の土曜日に結婚式の代理出席をしたばっかりに、花嫁代理をさせられ、ホントの花嫁にされてしまって一週間だ。強引に結婚させられた割には生活は悪くない。以前よりも充実していると言ってもいい。家賃や水道水高熱費を心配しなくて良くなったので、食費を切り詰めなくていい。昼食は自分のお財布から出すが、家で食べる分は鷹夜から渡されているカードで支払う。食が充実しているお陰なのか毎晩鷹夜に愛されているせいか、一週間で肌ツヤが良くなった気がする。毎晩、鷹夜に抱かれるもイヤではなくなってきた。鷹夜は、優しく甘く美希を抱くのだ。まるで、本当の新婚夫婦の様に。
家に帰り、手早く夕飯の準備をする。鷹夜はいつも20時頃帰宅するから、付け合わせの野菜やスープの準備をして、後はお肉を焼くだけにする。すると、玄関が開く音がしたので、フライパンにお肉を入れ焼き始める。2人ともレアが好きなので、すぐに焼きあがる。
「お帰りなさい」
リビングのドアが開き、入ってきた鷹夜に声をかける。
「ああ」
ダイニングの椅子に座った鷹夜の前に焼きたてのお肉や晩御飯を並べて行く。鷹夜は基本的に夜は家で食べると数日で分かったので、夜は一緒に食べる事になった。1人分だと作るのが面倒だなと思うが、一品は必ず作り、出来合いのおかずも少し取り入れる。そこそこバランスは取れているはず。
夕飯を食べ終わり、のんびりお茶を飲んでいると鷹夜が美希の手を取り、指輪をはめる。
「えっ!?」
何で指輪!?
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