結婚式に代理出席したら花嫁になっちゃいました

ゆきりん(安室 雪)

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 頭がグルグル回る様な痛さで目が覚める。

 うっ、吐きそう。起き上がると吐く一歩手前の所で、目の前にビニール袋が差し出される。それを掴み、リバースしてしまう。ある程度戻し、一息着くとティッシュが箱ごと差し出され、口を拭きビニール袋に入れると水を差し出された。一口だけ口に含み、口をすすいでビニール袋に吐き出す。

 スッキリしたっ!と思い顔を上げると、全く表情の無い体温が無さそうな男にビニール袋を取り上げれる。

 !?

 そういえば、ここ何処?

 そして誰?

 無表情男は一旦外に出たが、すぐに戻ってきた。またもや知らない男を連れて。

「お前は京極とどういう関係だ?」

 鷹夜さん?

「あ・・・の・・・?どちら様で?」

「正樹様が聞いていらっしゃるんだ。答えろ」

「え~と、私は京極 美希と言います」

「京極には『美希』と言う娘はいないはずだから、嫁で間違いないな?」

「はい、そうです。私は京極・・・」

  鷹夜のと言おうとしたが、遮られる。

 ここで遮られなければ、この後の事態は避けられただろうが、誰にも知るすべは無い。



 男達が部屋から出で行き、美希は再びベッドに沈む。ある程度吐いたのでスッキリはしたが、まだ頭がグルグル回るようだ。目を閉じると再び眠りについた。



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