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37 ここでお別れだ
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「どう言うことなの? ねえ、わからないよ。ちゃんと説明してよ」と芹那は焦れたように言った。
「あーはっは! 俺にもよくわからんが、芹那、お前さんのおかげで面白くなってきたぜ!」スサノオはやはりそう言って笑い声をあげた。
「ねえ、ちょっとこの人酔ってるの?」芹那は小声で僕に耳打ちしてきた。
「いや、いつもこうなんだ」
「そうだ芹那、お前さんは確かに神の末裔だ。だが人として生まれ、人として生きてきたせいで、その本来の力を失っている。そいつをいま呼び起こしてやろう」
「この人やっぱり酔ってるじゃない」芹那はやはりそう言ってきた。
「おいハクビシン、そいつをよこしな」そう言ってスサノオは、ハクビシンが咥えてきた勾玉を受け取り、手のひらに乗せた。「ちょうど日も暮れてきたようだしな。出て来いよ、八岐大蛇」スサノオは牢獄の隙間に目をやり、差し込む光が弱くなっているのを見てそう言った。
「ねえ、スサノオは何してるの?」芹那が僕に聞いてきた。
「いいから見てなよ」僕がそう言ってしばらくすると、スサノオの手の中で勾玉が動き出し、のたうちながら銀色の蛇に姿を変えたかと思うと、それはみるみる大きくなり、八岐大蛇が姿を現した。
「き、きゃあああ!」と芹那は悲鳴をあげて僕にしがみついてきた。
「大丈夫だよ。悪さはしない。僕たちの味方なんだ」
「み、み、み、味方って……」
と芹那が驚いているその横で、スサノオはさらに血相を変えるほど驚いて、「お、おい、八岐大蛇、お前さん、大丈夫なのかそれ!?」と言った。
「えっ、どうしたの、その怪我!?」と僕も思わず小さく叫んだ。
八岐大蛇は酷い怪我をしていた。
七つある頭のうち、まともに真っすぐしていられるのは一頭だけだった。
残りの六頭は、口から血を流し、頭に傷を受け、鱗がめくれ上がり、開けた口もふさがらず、息をしているのかどうかさえわからないものもいた。なんとか頭をあげている一頭でさえ、左目が潰され、両方の鼻から血を流していた。
「こりゃ酷いもんだな……」
「も、もしかして、あの戦いで……」
なんとか意識を保っている一頭は、大きく口を開け、上を向いたかと思うとその頭を地面に叩きつけるようにして何か重くて長い金属のようなものを吐きだした。
「もってきてくれたんだな、八岐大蛇」そう言ってスサノオは、八岐大蛇の吐き出した天叢雲剣を両手に抱えた。「八岐大蛇よ、悪いがあと一つ、お前から欲しいものがある」そう言ってスサノオは、割れた茶碗を胸元から出し、八岐大蛇の目の下にあてがった。すると八岐大蛇は察したかのように、目から一滴の涙を落した。
「よし。ありがとうよ、八岐大蛇。あとは俺たちが何とかする。お前さんはもう休んでくれ」スサノオのその言葉に安心したかのように、八岐大蛇はくるくると丸まるようにして、あっという間にもとの勾玉に戻った。
「おい和也、八岐大蛇はしばらく眠りにつく。ちゃんと大事に持っててくれよ」そう言ってスサノオは勾玉を僕に渡した。
「ああ、もちろんだとも」僕はそう言って勾玉を受け取ると、紐を通して首にかけた。
「ね、ねえ、い、今の何だったの!?」芹那が目を丸くして言った。
「今のがさっき話した八岐大蛇だよ。スサノオが戦ったって言う」僕は芹那に説明した。
「そ、そんな。まさかそこまでほんとだなんて思ってないわよ。さ、さっきの話、どこまで本当なのよ? や、八岐大蛇なの? 本物なの?」
「あっはっは! まあ無理もねえな。けれど今のは正真正銘、八岐大蛇だ。和也がさっき話してたことも全部本当のことだ。そして俺が言ったこともな。これで俺が本物の神だと言うことも信じたか?」
「そ、そんなのだって、あなたみたいな酔っ払い……、違うの?」
「酔っ払いとはひでえなあ! まあいいさ。それよりさあ、これを飲め」そう言ってスサノオは手に持った割れた茶碗を差し出した。
「こ、これってなに? なによそれ!?」
「八岐大蛇の涙だ。神の力が宿ってる」
「や、八岐大蛇の涙? 八岐大蛇って、化け物じゃないの? だから退治したんでしょ?」
「ああ、まあ、話せば長くなるが、化け物ってわけじゃない。あいつは神の遣いだ。それも神を超えるほどの超特級のな。まあそんな話はどうでもいい。さあ、いいからこれを飲め」
「の、飲めと言われても……、飲んだらどうなるのよ」
「飲めばわかる」
「信じていいよ」僕はそう言った。
「そ、そんなこと言ったって……」そう言いながら、芹那はしぶしぶと言った感じで割れた茶碗を受け取った。
よく見ると、茶碗に入った八岐大蛇の涙からは、うっすらと光の靄のようなものが立ち昇っていた。
「ほ、ほんとに大丈夫なのよね……」訝し気な目で睨みつける芹那の視線を、スサノオはにやりと笑って見返した。
どうして私がこんなもの……、と芹那はぶつぶつ言ってたが、手に持つ割れた茶碗に入れられた八岐大蛇の涙をそっと舌に乗せるように飲み干した。
「さ、さあ。飲んだわよ。これで何がどうなったって言うのよ……、って、こ、これなに? 何なのよこれ!?」と、金色の光の靄に包まれる自分の身体を見て芹那は慌てた。
「芹那、これでお前さんは神の力を取り戻したんだ」
「神の力って何よ……」
「おい和也、お前さん、その左手怪我してるな?」
「え、ああ、うん。折れてるかも知れない。曲げると強烈に痛むんだ」
「芹那、和也の怪我を治してやれ」
「は、はあ? 急になに言うの?」
「和也、ようく覚えておくんだ。女ってのはな、ただ守ってやるべきだけのものじゃない。俺たち男より、とんでもない力を持っているんだ」
「とんでもない力?」
「女は命を生み出すことができる。これは俺たち男がどれだけ剣を持って強くなろうが勝てる力じゃねえ。女ってのは、命の源なんだ。そしてそれは戦いの場でも同じだ。守るだけじゃない。力を借りろ。お前さんはこの先恐らく天逆毎と戦うことになる。その時はからならず美津子と言う女を身に着けて戦え」
「身に着けて戦えって、どう言うことだい?」
「スサノオは、八岐大蛇と戦う時、クシナダヒメを櫛に変えて身に着けて戦ったって聞いたことあるわ」芹那が言った。
「あっはっは、よく知ってるじゃねえか、その通りだ! いいか和也、女の持つ力は無限だ。命を生み出せるってこたあ、お前さんを無敵にしてくれるってことだ。美津子って子は、ここにはいねえ。だから必ず探し出せ。そしていつか天逆毎と、美津子とともに戦うんだ」
「なに言ってるんだよ。今から一緒に戦うんだろ?」
「あっはっは、それで勝てるならそうしてるさ。さあ、今から女の力がどれだけすげえかってこと見せてやる。さあ芹那、和也の怪我を治してやってくれ」
「え、治すって、どうやって?」
「いいからやってみな。和也の怪我した部分を両手で包んで、お前さんの心の一番温かい思いを流し込むんだ」
「両手で包んで? こ、心の一番温かい部分……?」芹那はやはり、訝し気な口調で言ったけれど、僕の苦しむ姿を見て放っておけないと思ったのか、言われたとおりに僕の痛む左腕を両手で包み、目を閉じた。それは不思議な感覚だった。まるで温かい泉の中に手を入れているようだった。そして僕は左手の感覚を失った。いや、左手が泉の水に溶けてしまったような感じだ。温かさは感じるのに、それを感じる左手がどこにもない。痛みは消え、それどころか体全体から疲労が抜けていくのがわかる。温かなベッドで深い眠りから覚めたような気分だ。なんていい気分なんだろう……。と、その刹那、芹那の体が眩しいほどの光に包まれ、その姿を見た。
「え、お、男?」と、初めて明るいところで見る芹那の顔を見て僕は思わず言ってしまった。
「えっ!? なに言ってるのよ! 失礼ね!」そう言った途端、芹那の体から光が消えた。
「え……、あ、ごめん……。でも違うんだ……」
「違うって、何が違うのよ!」
ほんとに、ほんとに芹那の顔が……、と言うより姿が、男の人のように見えたのだ。とても穏やかで優しい顔をしていた。今は暗闇でまた見えない。
「あっはっは、喧嘩しなさんな! 仲のいい奴らだなあ! 兄弟だから仕方ねえか」そう言ってスサノオは笑った。
「きょ、兄弟って何よ! 私に弟なんていないわよ! まして和也とは今知り合ったばかりよ。知ってるくせに」
「お前さんが生まれ変わる前の話だよ」
「生まれ変わる前の、話?」
「神だったころの話だ。今の姿を見てわかった」
「今の姿? いったい何が見えたのよ」
「和也、お前さんが見たのは、芹那の遠い前世の姿、つまり神だったころの姿だ」
「わ、わたし、男の神様だったってこと?」
「ああ、そうだ。とても頼りになる、優しい奴だった。それよりどうだ和也、傷の方は」
「え、あ、もうぜんぜん大丈夫! それどころか腹いっぱいに食べた後にぐっすり眠ったようにぴんぴんしてるよ」
「そいつは良かったなあ!」
「うん。もうひと暴れできるね!」
「いいや。和也、お前さんとはここでお別れだ」
「あーはっは! 俺にもよくわからんが、芹那、お前さんのおかげで面白くなってきたぜ!」スサノオはやはりそう言って笑い声をあげた。
「ねえ、ちょっとこの人酔ってるの?」芹那は小声で僕に耳打ちしてきた。
「いや、いつもこうなんだ」
「そうだ芹那、お前さんは確かに神の末裔だ。だが人として生まれ、人として生きてきたせいで、その本来の力を失っている。そいつをいま呼び起こしてやろう」
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「おいハクビシン、そいつをよこしな」そう言ってスサノオは、ハクビシンが咥えてきた勾玉を受け取り、手のひらに乗せた。「ちょうど日も暮れてきたようだしな。出て来いよ、八岐大蛇」スサノオは牢獄の隙間に目をやり、差し込む光が弱くなっているのを見てそう言った。
「ねえ、スサノオは何してるの?」芹那が僕に聞いてきた。
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「き、きゃあああ!」と芹那は悲鳴をあげて僕にしがみついてきた。
「大丈夫だよ。悪さはしない。僕たちの味方なんだ」
「み、み、み、味方って……」
と芹那が驚いているその横で、スサノオはさらに血相を変えるほど驚いて、「お、おい、八岐大蛇、お前さん、大丈夫なのかそれ!?」と言った。
「えっ、どうしたの、その怪我!?」と僕も思わず小さく叫んだ。
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「も、もしかして、あの戦いで……」
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「もってきてくれたんだな、八岐大蛇」そう言ってスサノオは、八岐大蛇の吐き出した天叢雲剣を両手に抱えた。「八岐大蛇よ、悪いがあと一つ、お前から欲しいものがある」そう言ってスサノオは、割れた茶碗を胸元から出し、八岐大蛇の目の下にあてがった。すると八岐大蛇は察したかのように、目から一滴の涙を落した。
「よし。ありがとうよ、八岐大蛇。あとは俺たちが何とかする。お前さんはもう休んでくれ」スサノオのその言葉に安心したかのように、八岐大蛇はくるくると丸まるようにして、あっという間にもとの勾玉に戻った。
「おい和也、八岐大蛇はしばらく眠りにつく。ちゃんと大事に持っててくれよ」そう言ってスサノオは勾玉を僕に渡した。
「ああ、もちろんだとも」僕はそう言って勾玉を受け取ると、紐を通して首にかけた。
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「今のがさっき話した八岐大蛇だよ。スサノオが戦ったって言う」僕は芹那に説明した。
「そ、そんな。まさかそこまでほんとだなんて思ってないわよ。さ、さっきの話、どこまで本当なのよ? や、八岐大蛇なの? 本物なの?」
「あっはっは! まあ無理もねえな。けれど今のは正真正銘、八岐大蛇だ。和也がさっき話してたことも全部本当のことだ。そして俺が言ったこともな。これで俺が本物の神だと言うことも信じたか?」
「そ、そんなのだって、あなたみたいな酔っ払い……、違うの?」
「酔っ払いとはひでえなあ! まあいいさ。それよりさあ、これを飲め」そう言ってスサノオは手に持った割れた茶碗を差し出した。
「こ、これってなに? なによそれ!?」
「八岐大蛇の涙だ。神の力が宿ってる」
「や、八岐大蛇の涙? 八岐大蛇って、化け物じゃないの? だから退治したんでしょ?」
「ああ、まあ、話せば長くなるが、化け物ってわけじゃない。あいつは神の遣いだ。それも神を超えるほどの超特級のな。まあそんな話はどうでもいい。さあ、いいからこれを飲め」
「の、飲めと言われても……、飲んだらどうなるのよ」
「飲めばわかる」
「信じていいよ」僕はそう言った。
「そ、そんなこと言ったって……」そう言いながら、芹那はしぶしぶと言った感じで割れた茶碗を受け取った。
よく見ると、茶碗に入った八岐大蛇の涙からは、うっすらと光の靄のようなものが立ち昇っていた。
「ほ、ほんとに大丈夫なのよね……」訝し気な目で睨みつける芹那の視線を、スサノオはにやりと笑って見返した。
どうして私がこんなもの……、と芹那はぶつぶつ言ってたが、手に持つ割れた茶碗に入れられた八岐大蛇の涙をそっと舌に乗せるように飲み干した。
「さ、さあ。飲んだわよ。これで何がどうなったって言うのよ……、って、こ、これなに? 何なのよこれ!?」と、金色の光の靄に包まれる自分の身体を見て芹那は慌てた。
「芹那、これでお前さんは神の力を取り戻したんだ」
「神の力って何よ……」
「おい和也、お前さん、その左手怪我してるな?」
「え、ああ、うん。折れてるかも知れない。曲げると強烈に痛むんだ」
「芹那、和也の怪我を治してやれ」
「は、はあ? 急になに言うの?」
「和也、ようく覚えておくんだ。女ってのはな、ただ守ってやるべきだけのものじゃない。俺たち男より、とんでもない力を持っているんだ」
「とんでもない力?」
「女は命を生み出すことができる。これは俺たち男がどれだけ剣を持って強くなろうが勝てる力じゃねえ。女ってのは、命の源なんだ。そしてそれは戦いの場でも同じだ。守るだけじゃない。力を借りろ。お前さんはこの先恐らく天逆毎と戦うことになる。その時はからならず美津子と言う女を身に着けて戦え」
「身に着けて戦えって、どう言うことだい?」
「スサノオは、八岐大蛇と戦う時、クシナダヒメを櫛に変えて身に着けて戦ったって聞いたことあるわ」芹那が言った。
「あっはっは、よく知ってるじゃねえか、その通りだ! いいか和也、女の持つ力は無限だ。命を生み出せるってこたあ、お前さんを無敵にしてくれるってことだ。美津子って子は、ここにはいねえ。だから必ず探し出せ。そしていつか天逆毎と、美津子とともに戦うんだ」
「なに言ってるんだよ。今から一緒に戦うんだろ?」
「あっはっは、それで勝てるならそうしてるさ。さあ、今から女の力がどれだけすげえかってこと見せてやる。さあ芹那、和也の怪我を治してやってくれ」
「え、治すって、どうやって?」
「いいからやってみな。和也の怪我した部分を両手で包んで、お前さんの心の一番温かい思いを流し込むんだ」
「両手で包んで? こ、心の一番温かい部分……?」芹那はやはり、訝し気な口調で言ったけれど、僕の苦しむ姿を見て放っておけないと思ったのか、言われたとおりに僕の痛む左腕を両手で包み、目を閉じた。それは不思議な感覚だった。まるで温かい泉の中に手を入れているようだった。そして僕は左手の感覚を失った。いや、左手が泉の水に溶けてしまったような感じだ。温かさは感じるのに、それを感じる左手がどこにもない。痛みは消え、それどころか体全体から疲労が抜けていくのがわかる。温かなベッドで深い眠りから覚めたような気分だ。なんていい気分なんだろう……。と、その刹那、芹那の体が眩しいほどの光に包まれ、その姿を見た。
「え、お、男?」と、初めて明るいところで見る芹那の顔を見て僕は思わず言ってしまった。
「えっ!? なに言ってるのよ! 失礼ね!」そう言った途端、芹那の体から光が消えた。
「え……、あ、ごめん……。でも違うんだ……」
「違うって、何が違うのよ!」
ほんとに、ほんとに芹那の顔が……、と言うより姿が、男の人のように見えたのだ。とても穏やかで優しい顔をしていた。今は暗闇でまた見えない。
「あっはっは、喧嘩しなさんな! 仲のいい奴らだなあ! 兄弟だから仕方ねえか」そう言ってスサノオは笑った。
「きょ、兄弟って何よ! 私に弟なんていないわよ! まして和也とは今知り合ったばかりよ。知ってるくせに」
「お前さんが生まれ変わる前の話だよ」
「生まれ変わる前の、話?」
「神だったころの話だ。今の姿を見てわかった」
「今の姿? いったい何が見えたのよ」
「和也、お前さんが見たのは、芹那の遠い前世の姿、つまり神だったころの姿だ」
「わ、わたし、男の神様だったってこと?」
「ああ、そうだ。とても頼りになる、優しい奴だった。それよりどうだ和也、傷の方は」
「え、あ、もうぜんぜん大丈夫! それどころか腹いっぱいに食べた後にぐっすり眠ったようにぴんぴんしてるよ」
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