すばくんの毎日 ～発達障害の子育てエッセイ～

ママ友

ママ友

   子供が小学校に行き初めて一週間たった頃でした。
   学校に行くとき他の学年の子供と一緒になります。
   その時ママさんたちが子供送り迎えの時によく集まります。

   私はと言いますと挨拶や少しだけお話しをする程度なのですが、
   中には子供の事をそっちのけで、話し込むママさんたちがいます。

   お話しに夢中になりすぎて……。

   以前こういうことがありました。
   ママさんたちが話に夢中になり過ぎて、子供が道路に近づこうとしていました。
   その子は近くにいた他のママさんが気づいて、道路には出る事はなかったのですが、本当に危なかったのです。

   今こういうことは、他のママさん達の間でたまに見かけたりするのですが、「障害」を持つ親御さんは特に気を付けた方がいいと私は思いました。

   健常者とは違い障害の子供は行動が読めない子がいます。
   道路に飛び出したら危ないという事を知らない子がいる。
   信号をわからない子供もいます。

   だから気を付けなければいけません。

  でも「障害」があるというだけで親は子供のことが   心配になったり、不安になったりします。
   私もそうです……。

   だけど二つだけ。

   子供を見ないで話に夢中になったり、

「支援学校」に行っているから、「支援学級」に通っているからといって、全て学校任せにしてはいけません……。
   私は学校は子供が将来自立したり、知識を少しずつでもいいので覚えて、勉強したり、友達との関係性を学んだりするところだと思います。

  子供が出来ない事は先生が手伝ってくれると思います。

   だけど、自分の子の親は世界中さがしてもただ一人自分しかいないのです。
   だから子供を見て欲しいと思います。
   もちろん、他のママさんたちも自分の子供と向き合っている方はたくさんいると思います。

   だから私もこの先、自分の子と向き合いながら一緒に成長できたら……
  そう思います。