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高校生
第57話 クリスマスイブ〜前編〜
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今日は12月24日。
今年もクリスマスイブがやってきた。
去年はたしか六花とデートみたいなことをしたような記憶がある。
また六花とデートかぁーと思っていたが、今回は違った。
「じゃあ夜の10時頃には帰ってくるから」
「うん、分かったー」
「ちゃんと鍵閉めといてね!あと変な人が来てもドアを開けたりしたらダメだからね!あとは……えーと」
「お前は俺の母親か!もういいから行けよ!」
「失礼な!母親じゃなくお嫁さんでしょ!じゃあいってきまーす」
何が「失礼な!」だよ!
それと俺の「お嫁さん」でもないぞ!
六花はあの進路希望調査票以来、俺のお嫁さん気取りである。
なんであんなのが良くて、俺の自宅警備員はダメだったのか意味が分からん!
あるアニメの主人公も言ってたぞ!
『働いたら負けだ』
俺はそのセリフに共鳴を感じたから自宅警備員(専業主婦)を目指そうと思ったのに!
まぁ、ホントのところはただ思いつかなかったからなんだが。
「って、俺は何を考えてるんだ?」
俺は六花を玄関先から見送ると自分の部屋に戻り、溜まりまくった録画していたアニメを見ることにした。
あ。
そーだった。
なぜ俺が今1人で過ごしているか話してなかったね!
今日、六花はクラスメイトかつ同じ部活仲間の奈々、瑠璃、そしてライバルである亜美と映画を見る約束をしていたらしく、朝10時に隣町のショッピングモールの中にあるゲーセンで待ち合わせをしている。
この4人で出かけるなんて珍しいなと俺は正直思った。
だって、プライベートでこれが初めてじゃない?
何を考えてこの日にしたのかはどーでもいいが、六花は「あの秘密さえなければぁ~」って言って、すごく悔しがってた。
なんの秘密を握られたのやら……
とにかくこのことがあり、今現在に至る。
「まだ10時かぁー」
時計を見ると、六花を送り出してやっと1時間経った頃である。
「アイツ……ちゃんと待ち合わせ場所に着いたかなぁ」
なぜか六花のことが心配で、ナンパされてないだろうか、襲われたりしてないだろうかとか考えてしまう。終いには事故にはあってないだろうかである。
なんでここまで心配しなくてはならないだろうか。
「やっぱりだよなぁ……」
その答えはもう分かっている。
その答えのせいで俺は亜美と別れることになった。
いずれはどっちかに決めなきゃいけないとなると本当に決められるのだろうか。
それとも2人は俺の答えを待ってくれるのだろうか。
「んあああ!」
俺は頭を掻きむしり、抱え込んだ。
何を考えてるんだ!こんなこと今考えなくたっていいじゃないか!
なのに、家に1人でいるとなぜかそのことだけが頭を支配する。
答えを早く出せと言わんばかりに。
「もぉいい!」
俺は手早く身支度をすると、急いで家を出た。
出る際にリビングにある時計を見ると、午前10時半。
いるか分からないが、唯一の男友達である美月の家に向かった。
今年もクリスマスイブがやってきた。
去年はたしか六花とデートみたいなことをしたような記憶がある。
また六花とデートかぁーと思っていたが、今回は違った。
「じゃあ夜の10時頃には帰ってくるから」
「うん、分かったー」
「ちゃんと鍵閉めといてね!あと変な人が来てもドアを開けたりしたらダメだからね!あとは……えーと」
「お前は俺の母親か!もういいから行けよ!」
「失礼な!母親じゃなくお嫁さんでしょ!じゃあいってきまーす」
何が「失礼な!」だよ!
それと俺の「お嫁さん」でもないぞ!
六花はあの進路希望調査票以来、俺のお嫁さん気取りである。
なんであんなのが良くて、俺の自宅警備員はダメだったのか意味が分からん!
あるアニメの主人公も言ってたぞ!
『働いたら負けだ』
俺はそのセリフに共鳴を感じたから自宅警備員(専業主婦)を目指そうと思ったのに!
まぁ、ホントのところはただ思いつかなかったからなんだが。
「って、俺は何を考えてるんだ?」
俺は六花を玄関先から見送ると自分の部屋に戻り、溜まりまくった録画していたアニメを見ることにした。
あ。
そーだった。
なぜ俺が今1人で過ごしているか話してなかったね!
今日、六花はクラスメイトかつ同じ部活仲間の奈々、瑠璃、そしてライバルである亜美と映画を見る約束をしていたらしく、朝10時に隣町のショッピングモールの中にあるゲーセンで待ち合わせをしている。
この4人で出かけるなんて珍しいなと俺は正直思った。
だって、プライベートでこれが初めてじゃない?
何を考えてこの日にしたのかはどーでもいいが、六花は「あの秘密さえなければぁ~」って言って、すごく悔しがってた。
なんの秘密を握られたのやら……
とにかくこのことがあり、今現在に至る。
「まだ10時かぁー」
時計を見ると、六花を送り出してやっと1時間経った頃である。
「アイツ……ちゃんと待ち合わせ場所に着いたかなぁ」
なぜか六花のことが心配で、ナンパされてないだろうか、襲われたりしてないだろうかとか考えてしまう。終いには事故にはあってないだろうかである。
なんでここまで心配しなくてはならないだろうか。
「やっぱりだよなぁ……」
その答えはもう分かっている。
その答えのせいで俺は亜美と別れることになった。
いずれはどっちかに決めなきゃいけないとなると本当に決められるのだろうか。
それとも2人は俺の答えを待ってくれるのだろうか。
「んあああ!」
俺は頭を掻きむしり、抱え込んだ。
何を考えてるんだ!こんなこと今考えなくたっていいじゃないか!
なのに、家に1人でいるとなぜかそのことだけが頭を支配する。
答えを早く出せと言わんばかりに。
「もぉいい!」
俺は手早く身支度をすると、急いで家を出た。
出る際にリビングにある時計を見ると、午前10時半。
いるか分からないが、唯一の男友達である美月の家に向かった。
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