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高校生
第69話 水姫と禁断のデート?!
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3年生が卒業し、男子が女子にバレンタインのお返しをするホワイトデーも過ぎ、春休み期間に入った。
長いようで短く、いろいろあった2年生も残すところあと数日。
思い返せば、高校に入学したのが昨日のように感じていたとき、
「お待たせしました!」
俺の目の前に一人の美少女がおしゃれをしてやってきた。
そのあまりの姿に一瞬見惚れてしまう。
「隼人くん?私どこか変ですか?」
「い、いや!変じゃないよ!」
水姫は俺の様子の異変に気付いたのか少し不安な表情でそう聞いてきた。
てか、ちゃんと言ってなかったので言うが、俺の目の前に現れた美少女の正体は水姫のことである。
そして今昼の1時、俺と水姫は待ち合わせに最適な近所の公園で合流した。
「じゃあ、そろそろ行こうか」
「うん!」
水姫は愛嬌のある笑顔でそう頷き、歩き出した。
そもそも、なぜこのような状態になったかというと…まあ、話せば長くなると思う。
最初は、終業式が終わった放課後のこと。
美月から放課後、屋上に来てくれと朝登校したときに言われたので、行ってみた。
すると、屋上には美月1人がいて、その他周りを見渡したが誰もいない。
俺は柵の外を見渡している美月に後ろから声をかけた。
「おい、何の用だ?」
「隼人やっときたね」
美月はそう言って、長時間待たせたみたいな風にしているが、実際は終礼が終わってまだ5分も経っていない。
なので、何になりきっているか分からんが、こんなに早く来たのに長時間待たせたみたいな言い草に少しイラっときた。
そうとは知らず、美月は今日なぜこの場所に呼び出したのか説明を始めた。
「今日、この場所に隼人を呼び出したのには深いわけがあるんだ」
「深いわけ?」
「うん。簡単に言えば、聞かれたらまずいこと」
「なんだそりゃ」
「まあ、早いところ本題に入るけど、水姫とデートしてほしいんだ」
「……それは本当に聞かれたらまずいことだな…」
誰に聞かれたらまずいことなのかは知っての通り、亜美と六花のことである。
この2人だけに聞かれでもすれば、命が危ない。
「で、なんで俺が水姫とデートしなければならないんだ?」
「それは…水姫から頼まれたからさ!」
「…お前シスコン?」
こいつ絶対シスコンだよ。
前にも妹である水姫に頼まれて、俺宛のラブレターを書いたことがあったからな。
だが、美月はそれを全力で否定する。
「そんなわけないだろう!僕はシスコンでもなければマザコンでもない!」
「俺…一言もマザコンとか言ってないんだが…」
つまり、こいつはシスコンでマザコンなんだろう。
たぶん、シスコンなのに否定したということはそうに違いない。
「そ、そんなことより!デートしてくれないでしょうか?」
「なんで急に敬語になるんだよ…」
それぐらい必死ということなんだろうか。
相手に悪い思いにさせないための努力なんだろう。
俺も友人の必死の頼みを断るような最低な男ではない。
「分かった。デートはしてやるよ」
「ほんと?!ありがとう!恩に着るよ!」
「そんなにかよ……で、いつデートすればいいんだ?」
「それは水姫本人から直接連絡するから、それまで待ってて!」
「りょーかい」
ということでこのデートが計画された。
こんなところ見られたら確実に死刑だ。
当日は少し変装してこようと俺は思った。
この後のデートの様子はまた次回……つづく!
長いようで短く、いろいろあった2年生も残すところあと数日。
思い返せば、高校に入学したのが昨日のように感じていたとき、
「お待たせしました!」
俺の目の前に一人の美少女がおしゃれをしてやってきた。
そのあまりの姿に一瞬見惚れてしまう。
「隼人くん?私どこか変ですか?」
「い、いや!変じゃないよ!」
水姫は俺の様子の異変に気付いたのか少し不安な表情でそう聞いてきた。
てか、ちゃんと言ってなかったので言うが、俺の目の前に現れた美少女の正体は水姫のことである。
そして今昼の1時、俺と水姫は待ち合わせに最適な近所の公園で合流した。
「じゃあ、そろそろ行こうか」
「うん!」
水姫は愛嬌のある笑顔でそう頷き、歩き出した。
そもそも、なぜこのような状態になったかというと…まあ、話せば長くなると思う。
最初は、終業式が終わった放課後のこと。
美月から放課後、屋上に来てくれと朝登校したときに言われたので、行ってみた。
すると、屋上には美月1人がいて、その他周りを見渡したが誰もいない。
俺は柵の外を見渡している美月に後ろから声をかけた。
「おい、何の用だ?」
「隼人やっときたね」
美月はそう言って、長時間待たせたみたいな風にしているが、実際は終礼が終わってまだ5分も経っていない。
なので、何になりきっているか分からんが、こんなに早く来たのに長時間待たせたみたいな言い草に少しイラっときた。
そうとは知らず、美月は今日なぜこの場所に呼び出したのか説明を始めた。
「今日、この場所に隼人を呼び出したのには深いわけがあるんだ」
「深いわけ?」
「うん。簡単に言えば、聞かれたらまずいこと」
「なんだそりゃ」
「まあ、早いところ本題に入るけど、水姫とデートしてほしいんだ」
「……それは本当に聞かれたらまずいことだな…」
誰に聞かれたらまずいことなのかは知っての通り、亜美と六花のことである。
この2人だけに聞かれでもすれば、命が危ない。
「で、なんで俺が水姫とデートしなければならないんだ?」
「それは…水姫から頼まれたからさ!」
「…お前シスコン?」
こいつ絶対シスコンだよ。
前にも妹である水姫に頼まれて、俺宛のラブレターを書いたことがあったからな。
だが、美月はそれを全力で否定する。
「そんなわけないだろう!僕はシスコンでもなければマザコンでもない!」
「俺…一言もマザコンとか言ってないんだが…」
つまり、こいつはシスコンでマザコンなんだろう。
たぶん、シスコンなのに否定したということはそうに違いない。
「そ、そんなことより!デートしてくれないでしょうか?」
「なんで急に敬語になるんだよ…」
それぐらい必死ということなんだろうか。
相手に悪い思いにさせないための努力なんだろう。
俺も友人の必死の頼みを断るような最低な男ではない。
「分かった。デートはしてやるよ」
「ほんと?!ありがとう!恩に着るよ!」
「そんなにかよ……で、いつデートすればいいんだ?」
「それは水姫本人から直接連絡するから、それまで待ってて!」
「りょーかい」
ということでこのデートが計画された。
こんなところ見られたら確実に死刑だ。
当日は少し変装してこようと俺は思った。
この後のデートの様子はまた次回……つづく!
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