サバイバルゲームをしに山奥に行ったら異世界転移して美少女と迷宮ダンジョンで快適生活するおじさん。

タンペンおでん

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異世界で嫁爆誕!

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 シルフィーがレベル10になった。

 なかばあきらめていたレベルアップが成ったことに喜んで良いやら驚いて良いやらで困惑中のようだ。

 それに伴いとうとう念願の魔法が使えるようになったと言う。
 魔法は雷撃系のショックボルトと言う攻撃系魔法で戦闘向きだという。

 魔法の確認は眉間に意識を集中すると分かるのだという。チャクラを開ける感じか?
 俺も生活魔法があるので試してみたらアホみたいにあった。

「生活魔法って何千個もあるんだ?」

「いえ、6つですよ?」

 普通、生活魔法は火種を作るチャッカ、飲料水のアクリ、土を柔らかくするドチャ、風避けのフード、辺りを照らすプリズ、睡眠を誘発するスイの6つだと言う。

「ちなみに家も作れます。家建築ヘイベル

 呪文を唱えると土が空中から落ち山を作るとうにょうにょと動きだし一件の家を作り上げた。
 それは二階建てで大きさは八畳程の大きさだ。

「すごい……。他にも何かあるんですか?」

「日用品も作れるし雨も降らすことができるね、あと逆に晴れにすることもできるみたいだ。その他にも色々できるよ」

 まあ攻撃系ではないんだけど。
 ちなみに生活魔法っは永続魔法なので無くなることはないようだ。

「やっぱりカズヤはすごいね」

「シルフィーも魔法覚えたんでしょ、俺のは攻撃じゃないから見たい」

「たいした魔法ものじゃないよ?」

「攻撃魔法とかすごいじゃん見たいよ」

 シルフィーは照れながら一本の木の方に手を向け呪文を唱える。

「ショックボルト」

 その一撃は木に当たり表面を焦がした。

「これすごい実用的じゃない?」

「うん、私は雷撃系の魔法使いみたいだから攻撃力が高い」

 雷撃系の魔法は攻撃力が高く冒険でも戦争でも重宝される。当然その分給料や取り分も多くなるそうで将来を約束されたようなものなのだそうだ。

「そうか、じゃあ今後は色々な所から引く手あまただな」

 その言葉を聞くとシルフィーは俺に抱きつく。

「やだ、ずっと一緒にいさせてください」

 どうやら強くなったんだからもう俺は必要ないなと言う意味にとったらしい。
 俺はバカだなずっと一緒だよといいキスをした。
 唇を離すと涙を流し笑顔を見せる。

 ヤバイ可愛いこの娘俺の嫁です。

「もう少し狩りしてレベルあげる?」

「はい! 上げたいです」

 俺はアイテムボックスから栄養加工食品を取り出すとシルフィーに半分渡した。
 流石にお腹減るしね。一口でそれを食べると俺たちは狩りをすることになった。

 ワイルドボアの死体を忘れずに回収したら、アイテム覧のなかで各部位毎に別れた。
なにこの機能、超ありがたいじゃん。
 現代人の俺に解体とか無理だしな。

 そうこうしていると二匹目の魔物が現れた。
 それも危なげなくヘッドショットで倒すとシルフィーのレベルはまた上がった。
 その後も何匹か倒しレベル20を越えた頃、日が沈んだので先程作った家で休むことにした。

 ただ家のなかで肉を焼くと臭くなるので食事は外でした。
 塩も生活魔法で作れたがコショウは無理だった。

 どうやら命あるものを作るのは無理なようだ
 ただベッドや布団も作れたあたり意外と曖昧なのかもしれない。

 シルフィーはレベルアップにより更に魔法を覚えた。
 現在シルフィーが使える魔法は

◎ショックボルト
 軽い電撃を対象に当てる。
◎ショックウェイブ
 軽い電撃を周囲に飛ばす。
◎サンダー
 雷を対象に当てる。

の三つだ。

 レベル20で雷とかヤバイな。
ちなみに見せてもらったら大木を真っ二つにするほどの威力があった。

 夫婦喧嘩はしないことにしよう、いやまだ夫婦じゃないけどさ。

 指から雷が出るのかと思ったら上空から雷が落ちた。
 回避不能だろこれ。

 その晩は家の周りに壁を作り寝ることにした。
 壁は10m程のものを作った厚みもあるので魔物が入って来ることはない。

 壊せば大きい音もするし警戒の為に起きておく必要もないだろう。

 お風呂も壁を作る応用で作った、お風呂必要これ絶対。
 壁のサイズは自由自在なので、家の内部を壁で覆いその内部に小さい壁を作りお風呂を作ったそこに生活魔法でお湯を満たした。
 時間とともにぬるくなるので追い焚き機能がほしいところである。
 出入りは湿気対策で外に作った、ここは簡易住宅なので住める場所を見つけたときはちゃんと改良する予定だ。

 明日は早くから狩りをする予定なので就寝することにした。

 ちなみにベッドは二つ用意した。
 用意してしまった。
 数分前の俺を殴りたい。

 まあ、結婚式もあげてないんだし、まだそういうのは早いか。
 と思っていたらシルフィーがベッドから起きて俺の隣に立つ。

「カズヤ、隣で寝てもいいですか?」

「本音:もちろんだよ!(建前:もちろんだよ)」
 人肌恋しい異世界で一人で寝るとか無理ですからね。

 その晩早く寝るはずが寝たのは外が白み始めてからだった。
 若いって怖い……。

 俺はシルフィーの寝顔を見ていた。
 急転直下で嫁ができたが彼女は本当に俺といて幸せなのか考える。

 いや違うな、俺が幸せにするんだ。
 そう決意を新たにシルフィーのほほを指でつつく。

 彼女は目を覚ますと恥ずかしそうに布団を被る。

「シルフィーおはよう」
「おはようございます、昨日は凄かったのでまだ寝たいです」

 そう言って俺を抱き締め胸に顔を埋める。
 まあ、今日はゆっくりで良いか、俺もシルフィーを抱き締めまた眠りに入った。
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