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第5-1話 お姫様、かわいいっ!
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◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「なぁピルタ。あの王様、何だか様子がヘンじゃ無かったかぁ?」
王城の中の一室。
ここは、私たちに充てがわれた待機室だ。
謁見の間で王様からクエリちゃんの悪夢に関しての依頼を受けたあと、夜になるまではここで過ごすよう言われたのだ。
十分過ぎるほど広い部屋の中には『好きなだけ食え』と言わんばかりにビュッフェスタイルで食べ物が置いてあるほか、様々な娯楽的な書物や仮眠がとれるソファまで設置されている。
が、何故か出入り口にはカギがかけられており、その向こうには複数の騎士さんが待機しているみたいなんだよね……。
ハッキリ言って、『超豪華な牢屋』ってカンジ。
トイレ行きたい時なんて、どーすればいいのさ。
「ネムちゃんも感じた? 実は私も、おかしいなーって思うところがいっぱいあったんだよねぇ」
部屋の外に居る騎士さんたちに聞こえないよう、私はネムちゃんにぴったりと身体を寄せて話した。
実はネムちゃん、本人は『幻獣』なんて名乗ってるけど、フツーの生物みたいに触るとあったかい。
こういう時、触ってると安心するんだ。
身体に生えている短い毛も触り心地が良いし、本当にまんま小さいバクだよね。
小動物扱いするといつも怒るけど、今日は私がナデナデしていても文句を言わずにいてくれている。
はー、癒される。
「クエリちゃんが毎晩泣いてるのは『悪夢』のせいだって言ってたけど、あれって本当にちゃんとクエリちゃん本人から聞いたのかな? なんだか『悪夢のせいで泣いてる』って決めつけて話してるカンジだったんだけど……」
「そうだなぁ……それに、その『悪夢』を祓うのであれば手段なんて一切問わない、とにかく『悪夢』を消せばいい、って言ってるようにも聞こえたなぁ」
「うん…………」
ネムちゃんの言うとおり、王様の『悪夢』を消すコトに対する執着は言葉の端々から滲み出ていた。
姫であるクエリちゃんの寝所に素性も知れない自称聖女と幻獣を入れるコトも厭わず、更に昏睡魔法までかけていいぞって即答するくらいなんだから。
あれじゃ、クエリちゃんのために『悪夢』を祓うというカンジには見えない。
何か別の意図があるような……。
それに…………
「……決定的にヘンだったのは、悪夢を見ているはずの張本人であるクエリちゃんが、『悪夢』が消えるかもって知っても、ぜんぜん嬉しそうじゃ無かったんだよね……」
そう、違和感の極め付けはここだ。
あの場所に居て王様との会話を聞いていたクエリちゃんは、私たちが何のために呼ばれたのかを聞いているはずだ。
自身を夜な夜な悩ませている悪夢を、消し去るために人が来た────────そう聞けば、本当に悪夢で悩んでいるのであれば多少なりとも喜ぶ素振りを見せても良いはずなんだけど……。
王様が私たち依頼をしている間、クエリちゃんは一度も笑わなかった。
と言うより、一度すら顔を上げなかったんだ。
本当にクエリちゃんは『悪夢』で泣いているのだろうか?
別の理由があるのか、きちんと調査しないまま請け負っていいものだろうか?
「……どうする? このままいつも通り『悪夢』を食っちまっていいのかぁ?」
「うぅ……そ、そんなコト言われても、ここまで来て『やっぱやめます』はムリでしょ! 今ここで断ったり逃げたりなんかしたら、ヘタするとこの国でお尋ね者扱いされちゃうかもしれないよっ!」
あうっ、いけない。
ちょっとヒートアップして、声が大きくなっちゃった。
部屋の外にはギリギリ聞こえていないと思うけど、気をつけ────────
「ピルタ様、ネムちゃん様、よろしいでしょうか?」
「は、はひーーーーっ!?」
ノックとほとんど同時に、騎士さんと思われる声が響く。
この異世界では、ノックと同時に扉が開かれたり、声をかけられたりする風習があるのだが、これがなかなか慣れない!
私はさっきの会話が聞かれてしまったのかと思い、思わずソファの上で身体を跳ねさせる。
その動きに巻き込まれたネムちゃんが『おわぁっ!?』と短い悲鳴を上げながら転がっていった。
「……? どうされましたか?」
「い、いえっ! ちょ、ちょっとビックリしただけで……な、なななんでしょうかっ!?」
「はい、先ほどクエリ姫の就寝の準備が整いました。ご同席をいただけますでしょうか?」
「は、ははははいっ! わ、わっかりましたぁ! すぐ行きますっ!?」
「い、いでで……ピルタ、お前よぅ。自分から俺にくっついておいて、吹っ飛ばすんじゃねぇよぉ……」
「あぅ、ご、ごめんねネムちゃんっ! でも、呼ばれたから行ってみようっ!」
私に放り投げられたネムちゃんに謝罪しつつ、私たちは急ぎ足で部屋を出た。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
部屋の外に出た私たちは、案内してくれたメイドさんについて行く。
謁見の間の脇を抜け、上に続く螺旋階段を登った先にあったのは、王家の人たちが使用している寝所のようだった。
クエリちゃんの寝所は、お姫さまの寝室だけあって凄く豪華な内装だ。
昨日こなした依頼のレオくんの部屋もなかなかの裕福さだったが、こっちはもう比べ物にならない。
大きな部屋の中央に、天蓋つきの大きなベッドがどばーんと置かれている。
窓際に掛けられたカーテンはベルベットを思わせるような重厚な素材で作られていて……さぞ遮光性が高いんだろうなぁ。
ベッドサイドには水差しのほか、ほんのりと不思議な光を放つランタンのようなものが置かれているのが見える。
…………んっ? あれっ?
「(ネムちゃんっ……ま、まさかこれって、『夜光石』を入れたランタンじゃない!?)」
「(うひょー、間違いねえな)」
『夜光石』って言うのはこの異世界で採れる不思議な鉱石のひとつで、込められた魔力を少しずつ放出することで柔らかい光を出す石なんだ。
かなり稀な条件でなければ発生しない鉱石らしく、以前に酒場で耳に挟んだ話では、でっかい山ひとつ掘ったとき1個出てくるかどうかのレア石らしい。
そんな特殊な石なので、そりゃ値段もヤバい。
それを寝室のランプに使うなんて……王家ヤバい。
そんな神秘的な光に照らされたベッドの縁に、クエリちゃんがちょこんと座っているのが見えた。
「(わっ……! かわいいっ!)」
思わず声が出そうになっちゃった。
あぁっ、やっぱりクエリちゃん可愛いなぁぁっ……!
謁見の間で見た時よりも、更にゆったりとした服に着替えている。
湯浴みをしてきたのだろう、しっとりとした湿り気を感じる長い金髪が、まるでシルクの布ように柔らかく纏められているのが見えた。
周囲にいるメイドさんに、寝る直前のお世話をされている。
いつも一緒に寝ているのか、胸元にはピンク色のクマのようなぬいぐるみを抱っこしている。
凄くかわいい、かわいいんだけど……やっぱり、クエリちゃんの表情はどこか寂しげなままだ。
「来たか、聖女殿。霊獣殿。よろしく頼む」
「うぇっ!? お、王様っ?」
薄暗い部屋で突然予想していなかった声が聞こえ、私は思わず目を見開いてしまった。
えぇぇ~!? 王様、いるの!?
「なぁピルタ。あの王様、何だか様子がヘンじゃ無かったかぁ?」
王城の中の一室。
ここは、私たちに充てがわれた待機室だ。
謁見の間で王様からクエリちゃんの悪夢に関しての依頼を受けたあと、夜になるまではここで過ごすよう言われたのだ。
十分過ぎるほど広い部屋の中には『好きなだけ食え』と言わんばかりにビュッフェスタイルで食べ物が置いてあるほか、様々な娯楽的な書物や仮眠がとれるソファまで設置されている。
が、何故か出入り口にはカギがかけられており、その向こうには複数の騎士さんが待機しているみたいなんだよね……。
ハッキリ言って、『超豪華な牢屋』ってカンジ。
トイレ行きたい時なんて、どーすればいいのさ。
「ネムちゃんも感じた? 実は私も、おかしいなーって思うところがいっぱいあったんだよねぇ」
部屋の外に居る騎士さんたちに聞こえないよう、私はネムちゃんにぴったりと身体を寄せて話した。
実はネムちゃん、本人は『幻獣』なんて名乗ってるけど、フツーの生物みたいに触るとあったかい。
こういう時、触ってると安心するんだ。
身体に生えている短い毛も触り心地が良いし、本当にまんま小さいバクだよね。
小動物扱いするといつも怒るけど、今日は私がナデナデしていても文句を言わずにいてくれている。
はー、癒される。
「クエリちゃんが毎晩泣いてるのは『悪夢』のせいだって言ってたけど、あれって本当にちゃんとクエリちゃん本人から聞いたのかな? なんだか『悪夢のせいで泣いてる』って決めつけて話してるカンジだったんだけど……」
「そうだなぁ……それに、その『悪夢』を祓うのであれば手段なんて一切問わない、とにかく『悪夢』を消せばいい、って言ってるようにも聞こえたなぁ」
「うん…………」
ネムちゃんの言うとおり、王様の『悪夢』を消すコトに対する執着は言葉の端々から滲み出ていた。
姫であるクエリちゃんの寝所に素性も知れない自称聖女と幻獣を入れるコトも厭わず、更に昏睡魔法までかけていいぞって即答するくらいなんだから。
あれじゃ、クエリちゃんのために『悪夢』を祓うというカンジには見えない。
何か別の意図があるような……。
それに…………
「……決定的にヘンだったのは、悪夢を見ているはずの張本人であるクエリちゃんが、『悪夢』が消えるかもって知っても、ぜんぜん嬉しそうじゃ無かったんだよね……」
そう、違和感の極め付けはここだ。
あの場所に居て王様との会話を聞いていたクエリちゃんは、私たちが何のために呼ばれたのかを聞いているはずだ。
自身を夜な夜な悩ませている悪夢を、消し去るために人が来た────────そう聞けば、本当に悪夢で悩んでいるのであれば多少なりとも喜ぶ素振りを見せても良いはずなんだけど……。
王様が私たち依頼をしている間、クエリちゃんは一度も笑わなかった。
と言うより、一度すら顔を上げなかったんだ。
本当にクエリちゃんは『悪夢』で泣いているのだろうか?
別の理由があるのか、きちんと調査しないまま請け負っていいものだろうか?
「……どうする? このままいつも通り『悪夢』を食っちまっていいのかぁ?」
「うぅ……そ、そんなコト言われても、ここまで来て『やっぱやめます』はムリでしょ! 今ここで断ったり逃げたりなんかしたら、ヘタするとこの国でお尋ね者扱いされちゃうかもしれないよっ!」
あうっ、いけない。
ちょっとヒートアップして、声が大きくなっちゃった。
部屋の外にはギリギリ聞こえていないと思うけど、気をつけ────────
「ピルタ様、ネムちゃん様、よろしいでしょうか?」
「は、はひーーーーっ!?」
ノックとほとんど同時に、騎士さんと思われる声が響く。
この異世界では、ノックと同時に扉が開かれたり、声をかけられたりする風習があるのだが、これがなかなか慣れない!
私はさっきの会話が聞かれてしまったのかと思い、思わずソファの上で身体を跳ねさせる。
その動きに巻き込まれたネムちゃんが『おわぁっ!?』と短い悲鳴を上げながら転がっていった。
「……? どうされましたか?」
「い、いえっ! ちょ、ちょっとビックリしただけで……な、なななんでしょうかっ!?」
「はい、先ほどクエリ姫の就寝の準備が整いました。ご同席をいただけますでしょうか?」
「は、ははははいっ! わ、わっかりましたぁ! すぐ行きますっ!?」
「い、いでで……ピルタ、お前よぅ。自分から俺にくっついておいて、吹っ飛ばすんじゃねぇよぉ……」
「あぅ、ご、ごめんねネムちゃんっ! でも、呼ばれたから行ってみようっ!」
私に放り投げられたネムちゃんに謝罪しつつ、私たちは急ぎ足で部屋を出た。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
部屋の外に出た私たちは、案内してくれたメイドさんについて行く。
謁見の間の脇を抜け、上に続く螺旋階段を登った先にあったのは、王家の人たちが使用している寝所のようだった。
クエリちゃんの寝所は、お姫さまの寝室だけあって凄く豪華な内装だ。
昨日こなした依頼のレオくんの部屋もなかなかの裕福さだったが、こっちはもう比べ物にならない。
大きな部屋の中央に、天蓋つきの大きなベッドがどばーんと置かれている。
窓際に掛けられたカーテンはベルベットを思わせるような重厚な素材で作られていて……さぞ遮光性が高いんだろうなぁ。
ベッドサイドには水差しのほか、ほんのりと不思議な光を放つランタンのようなものが置かれているのが見える。
…………んっ? あれっ?
「(ネムちゃんっ……ま、まさかこれって、『夜光石』を入れたランタンじゃない!?)」
「(うひょー、間違いねえな)」
『夜光石』って言うのはこの異世界で採れる不思議な鉱石のひとつで、込められた魔力を少しずつ放出することで柔らかい光を出す石なんだ。
かなり稀な条件でなければ発生しない鉱石らしく、以前に酒場で耳に挟んだ話では、でっかい山ひとつ掘ったとき1個出てくるかどうかのレア石らしい。
そんな特殊な石なので、そりゃ値段もヤバい。
それを寝室のランプに使うなんて……王家ヤバい。
そんな神秘的な光に照らされたベッドの縁に、クエリちゃんがちょこんと座っているのが見えた。
「(わっ……! かわいいっ!)」
思わず声が出そうになっちゃった。
あぁっ、やっぱりクエリちゃん可愛いなぁぁっ……!
謁見の間で見た時よりも、更にゆったりとした服に着替えている。
湯浴みをしてきたのだろう、しっとりとした湿り気を感じる長い金髪が、まるでシルクの布ように柔らかく纏められているのが見えた。
周囲にいるメイドさんに、寝る直前のお世話をされている。
いつも一緒に寝ているのか、胸元にはピンク色のクマのようなぬいぐるみを抱っこしている。
凄くかわいい、かわいいんだけど……やっぱり、クエリちゃんの表情はどこか寂しげなままだ。
「来たか、聖女殿。霊獣殿。よろしく頼む」
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薄暗い部屋で突然予想していなかった声が聞こえ、私は思わず目を見開いてしまった。
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