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11話
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いつものように村の見回りをしていると
「止まれ」前を走っていた父が急に立ち止まった。
「見てみろゴブリンだ」指差す先を見ると
そこには僕と同じぐらいの身長の緑色の人の形の魔物がいた
つぶれた鼻にとがった耳、さけたような大きな口には小さく鋭い牙がのぞいていた
初めて見る魔物に僕は恐ろしくなった
怖い、体がすくんで動かないが目はそれをとらえて離さない
「ビビってんの?」
バカにしたように父が聞いてくる
「こわい、レオは怖くない?」
怖がっているのは僕だけなのだろうか?
「お、おれは……こわくなぃ」
強がっているがレオも怖いみたいだ
「お前らはもう、あんなゴブリンなんか目じゃないぐらい、強いんだからビビんなくていいぞ!」
アホがなにか言っている、そんなことを聞いても心穏やかになるわけないだろ。
「いいか、今から俺が倒して来るから、しっかり見とけよ!」
父は剣を抜き走り出した
「よっ」鉄線を軽々飛び越えゴブリンの前に立ち首をはねた。
「うっ」想像以上にグロい、レオは大丈夫かと横を見る
「すげー! 一撃だ!」なんだか喜んでいる……
「2人ともこっちに来い」
ゴブリンの血を拭き取りながら父が言う
僕らは鉄線の魔石をはずして電気を止めてから鉄線をくぐり抜けた
近づくとさらにグロいしアンモニア臭がする
「臭いだろ、これはすでに腐敗が始まっているんだ」と言いながらナイフを取り出し
「シリウス、みぞおち辺りに小さな魔石があるから取ってみろ」とナイフをわたしてきた
「ムリムリムリムリ‼」 と激しく拒否した
「おじさん、僕やってみたい」とレオが言い出した
「シリウスはほんとにビビりだな! じゃあレオやってみろ」とナイフをレオに渡した
レオは恐る恐るナイフをみぞおちに刺し切っていく
「なにかある⁉ これが魔石かな」と切ったところにナイフを刺し直しほじくり出した
小指のさき程度の一見、白い砂利に見える魔石を取り出した
おぇぇぇっぇ! 気持ち悪いー! うぇぇぇ!
見た目はとりつくろっているが内心では吐きそうだ
「おっ! 簡単に取り出したな、よし後始末をするぞ!」
ゴブリンの死体は油をまいて焼却処分する
焼却しないと他の魔物を呼び寄せてしまったり
腐って瘴気が蔓延して病気になる人がでたりするからだそうだ
「魔物はよく燃えるんだ、すぐに腐敗が進んでガスがでるから、
ちゃんと火をつければだいたい燃える、燃え残りがあれば埋めてしまえばいい……」
父は思案顔で
「でも、こんなところまでゴブリンが来てるってことは
だいぶ増えてきたのか? 明日にでもバージルと調査してみるか」と言った
次の日は朝から父と兄は調査にでかけた
見送りにでたら「今日の見回りは俺たちでするから休んどけ」と神が言った
「ほ、本当ですか神様⁉」
「アハハハ、まぁたまにはいいだろ」父と兄は準備を済ませて出立していった
「や、や、やすみだー」なにしよう
そう考えているとレオがやってきた
「えっ! 今日休みなの⁉ やったーなにかしようぜ」
「こんにちは、シリウス今日はお休みなんでしょ! 遊ぼう!」とメアリーまでやってきた
「なんでしってるの?」
「さっきお兄さんにあって休みだから遊んであげてって言われたよ」
さ~て子供3人か何をしようか?
その日は1日中遊んだ
先ずはママゴトやごっこ遊びを提案してきたメアリーをなんとかなだめ
春だから川に行って釣りをして、くさ滑りもしようとなった、
納屋に向い釣具と小麦袋を持って出た。
村内を通る川に行って、ウグイを30匹も釣り、
土手の坂を小麦袋に座りくさ滑りを楽しみ
お昼ごはんを姉が届けてくれみんなで食べた
メアリーが姉から花かんむりを教えてもらい、一生懸命に作ってる横で
僕たちはなぜか木の枝を剣がわりに、素振りと形の練習をしてしまっていた
何だか体がムズムズしてきて、手ごろなを枝に手を伸ばしていた
習慣はなんて恐ろしいんだ
メアリーが作った花かんむりは僕とレオにくれた
「ありがとう」と言いながら
僕は内心こういうのは捨てにくいから困ると思ってしまっていた。
家に帰りウグイを母に下ごしらえをしてもらい
塩焼きにして食べたが臭みがなく美味しかったが
ウグイは醤油マヨが1番美味しいと思うので前世が懐かしくなった
この体に生まれ変わり7年が経つ、体に精神が近づいていってるのがよくわかる
家族は家族、レオやメアリーは友達としっかりと認識していて違和感なく接しているのだ。
前世を思い出すことも今の生活に不便さをおぼえたときだけだ
この世界で転生できたことはとても幸運だったのかもしれない……
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
夜に差し掛かるころ父と兄が帰ってきた、
村長の家に報告に行っていたので遅くなったようだ
ゴブリンが思いのほか多くこれは駆除が必要だと判断がおりた
父と兄が行くものだと思って「気をつけて頑張って」と言ったら
「いやいや、シリウスもレオも行くんだぞ、
まぁ2人は見学みたいなものだが村長とも話し合って決めたから」
「……えっ!?い…や…ムリムリムリムリ!!あんなグロいことできないって!!」
「明日は早いからしっかり寝とけよ」
「いやだぁ~!!」
こんな世界に転生して最悪だ~!!
「止まれ」前を走っていた父が急に立ち止まった。
「見てみろゴブリンだ」指差す先を見ると
そこには僕と同じぐらいの身長の緑色の人の形の魔物がいた
つぶれた鼻にとがった耳、さけたような大きな口には小さく鋭い牙がのぞいていた
初めて見る魔物に僕は恐ろしくなった
怖い、体がすくんで動かないが目はそれをとらえて離さない
「ビビってんの?」
バカにしたように父が聞いてくる
「こわい、レオは怖くない?」
怖がっているのは僕だけなのだろうか?
「お、おれは……こわくなぃ」
強がっているがレオも怖いみたいだ
「お前らはもう、あんなゴブリンなんか目じゃないぐらい、強いんだからビビんなくていいぞ!」
アホがなにか言っている、そんなことを聞いても心穏やかになるわけないだろ。
「いいか、今から俺が倒して来るから、しっかり見とけよ!」
父は剣を抜き走り出した
「よっ」鉄線を軽々飛び越えゴブリンの前に立ち首をはねた。
「うっ」想像以上にグロい、レオは大丈夫かと横を見る
「すげー! 一撃だ!」なんだか喜んでいる……
「2人ともこっちに来い」
ゴブリンの血を拭き取りながら父が言う
僕らは鉄線の魔石をはずして電気を止めてから鉄線をくぐり抜けた
近づくとさらにグロいしアンモニア臭がする
「臭いだろ、これはすでに腐敗が始まっているんだ」と言いながらナイフを取り出し
「シリウス、みぞおち辺りに小さな魔石があるから取ってみろ」とナイフをわたしてきた
「ムリムリムリムリ‼」 と激しく拒否した
「おじさん、僕やってみたい」とレオが言い出した
「シリウスはほんとにビビりだな! じゃあレオやってみろ」とナイフをレオに渡した
レオは恐る恐るナイフをみぞおちに刺し切っていく
「なにかある⁉ これが魔石かな」と切ったところにナイフを刺し直しほじくり出した
小指のさき程度の一見、白い砂利に見える魔石を取り出した
おぇぇぇっぇ! 気持ち悪いー! うぇぇぇ!
見た目はとりつくろっているが内心では吐きそうだ
「おっ! 簡単に取り出したな、よし後始末をするぞ!」
ゴブリンの死体は油をまいて焼却処分する
焼却しないと他の魔物を呼び寄せてしまったり
腐って瘴気が蔓延して病気になる人がでたりするからだそうだ
「魔物はよく燃えるんだ、すぐに腐敗が進んでガスがでるから、
ちゃんと火をつければだいたい燃える、燃え残りがあれば埋めてしまえばいい……」
父は思案顔で
「でも、こんなところまでゴブリンが来てるってことは
だいぶ増えてきたのか? 明日にでもバージルと調査してみるか」と言った
次の日は朝から父と兄は調査にでかけた
見送りにでたら「今日の見回りは俺たちでするから休んどけ」と神が言った
「ほ、本当ですか神様⁉」
「アハハハ、まぁたまにはいいだろ」父と兄は準備を済ませて出立していった
「や、や、やすみだー」なにしよう
そう考えているとレオがやってきた
「えっ! 今日休みなの⁉ やったーなにかしようぜ」
「こんにちは、シリウス今日はお休みなんでしょ! 遊ぼう!」とメアリーまでやってきた
「なんでしってるの?」
「さっきお兄さんにあって休みだから遊んであげてって言われたよ」
さ~て子供3人か何をしようか?
その日は1日中遊んだ
先ずはママゴトやごっこ遊びを提案してきたメアリーをなんとかなだめ
春だから川に行って釣りをして、くさ滑りもしようとなった、
納屋に向い釣具と小麦袋を持って出た。
村内を通る川に行って、ウグイを30匹も釣り、
土手の坂を小麦袋に座りくさ滑りを楽しみ
お昼ごはんを姉が届けてくれみんなで食べた
メアリーが姉から花かんむりを教えてもらい、一生懸命に作ってる横で
僕たちはなぜか木の枝を剣がわりに、素振りと形の練習をしてしまっていた
何だか体がムズムズしてきて、手ごろなを枝に手を伸ばしていた
習慣はなんて恐ろしいんだ
メアリーが作った花かんむりは僕とレオにくれた
「ありがとう」と言いながら
僕は内心こういうのは捨てにくいから困ると思ってしまっていた。
家に帰りウグイを母に下ごしらえをしてもらい
塩焼きにして食べたが臭みがなく美味しかったが
ウグイは醤油マヨが1番美味しいと思うので前世が懐かしくなった
この体に生まれ変わり7年が経つ、体に精神が近づいていってるのがよくわかる
家族は家族、レオやメアリーは友達としっかりと認識していて違和感なく接しているのだ。
前世を思い出すことも今の生活に不便さをおぼえたときだけだ
この世界で転生できたことはとても幸運だったのかもしれない……
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
夜に差し掛かるころ父と兄が帰ってきた、
村長の家に報告に行っていたので遅くなったようだ
ゴブリンが思いのほか多くこれは駆除が必要だと判断がおりた
父と兄が行くものだと思って「気をつけて頑張って」と言ったら
「いやいや、シリウスもレオも行くんだぞ、
まぁ2人は見学みたいなものだが村長とも話し合って決めたから」
「……えっ!?い…や…ムリムリムリムリ!!あんなグロいことできないって!!」
「明日は早いからしっかり寝とけよ」
「いやだぁ~!!」
こんな世界に転生して最悪だ~!!
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