人から龍へ、龍から神へ 神に至った者の異世界改革

菊一片

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第二章 神と人と

第三幕 アメジスト大陸にて、

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sideケーマ
妊娠している妻達の出産が終わり、生まれた子供たちが新たな家族として家にやってきて半年以上一年未満、まぁ8ヶ月ぐらい経ちました。
子供たちの名前も無事決定して、祝いの席の時に改めてみんなに発表しました。

まずは母親がマールで長女のソラ、すでにハイハイは高速化しており、某アニメの赤ちゃんのように縦横無尽に家の中を動き回っている。
この子をおかげで柵が必要な事に早々に気づけたのは大きい、なぜなら他の子達のハイハイも高速だからだ!

次に生まれたのは、母親はエルで、次女のユウヒ夕陽、エルはマールのすぐ後に妊娠したようで、ソラが生まれた一週間後に無事出産した。
この子もハイハイは高速化しており、下の兄妹達を引き連れて今日もフルスロットルで駆け抜けて行く。

三人目の子の母親がレミィ、エルに抜かれたのが(何の勝負かはわからないが)悔しいらしく既に俺に二人目をおねだりしに来ている、結果周りを挑発する事になり、この辺りから俺の分身は常時発動している形になった。
話が逸れたが、生まれた子は男の子で、名前はリクト陸人
漢字を使うと大陸たいりくりくひとの字を使う。
この子は男だ、俺とレミィの子だしどんな男になるかはわからないがいずれは好奇心を抑えられずに島から飛び出すかも知れない。
その時に、間違ってもそこに住んでる人達と喧嘩はともかく戦などして欲しくない。
だからその人達と仲良く出来るようにと祈りを込めて陸人にした。
本当はレミィが考える筈だったが陣痛の痛みで全部ぶっ飛んだらしく急遽俺が考えたが、いい名前が浮かんだと思う。

四人目はリーヴァが生んで女の子だ、名前はリンにした。
母のように女性になって欲しいと願いを込めた。
この子の名前の由来を聞いたらリーヴァが珍しく人前でをしてきた、後で理由をリーヴァに聞いたらすごく嬉しかったそうだ。

そして、最後の五人目の母親はイリスで、四女のトモカ智華
イリスは口では、結構ズバズバ言ったりするがあれでかなり人見知りするタイプらしく、中々俺に夜這いを仕掛けられずに出遅れしてしまったらしい。
その事を少し(かなり?)後悔して、自らに一服盛って俺に突撃してきた。
彼女もよくわからないが二人目を得る(獲る?)べく今宵もすごい格好で分身の俺の前ですごい事をしている、因みに分身でも経験値と子供が出来る。
母親の近況はここまでにしてこの子の名前の由来について話そう。
この子の名前は漢字で書くと仁智じんちと難しい方のはな
難しい事であっても知ること、理解する事を諦めないで欲しいと願うからこの名前にした。
この子は中々大人しく、他の子達のようにハイハイロードを爆走するのではなく、子守唄などを聞く事や外の散歩が大好きな子だ、そしてかなり人見知りをする子だった。
まさか遊びに来てくれた族長殿たちにあそこまで大泣きするとは・・・イリスと揃って宥めるのが中々大変だった。
と以上が生まれて来た我が子達の近況かな、中々ハードな毎日を送っています。
そして、夜泣きは聞いてた以上に大変でした。
しかも一人泣くとまた一人が泣き、宥めたと思いきやまた一人泣き出す・・・を、寝る部屋はそれぞれ別の部屋なのに家中で夜泣きの声が響いてました、妻達の為にここ暫くはずっと分身して子供たちの相手をしてました、3シフト交代制で・・・
そんな感じでいきなり我が子が五人!って感じに何事もなく生まれてくれたのは、すごく嬉しい。
だが、聞きしに勝る夜泣きを味わって、親と言うのはここまで大変なのか!?そんな思いを抱いている今日この頃。
ちなみに子供たちはウリスラにもしっかりとなついている。
定期検診の時に医師二人がかりでうちの子達を担当してくれたんだけど、そのうちの一人がウリスラでもう一人が小児科志望の龍人族の若いのがやってくれたんだけど、若いのが担当した子達が曲者だったのもいけなかった。
ウリスラはうちの子供たちが生まれてすぐに俺のところに嫁いで来て、一緒に生活しているから誰の子でもそもそも全然泣かれたりしない。
ところが、若いのが担当したのが基本的に人見知りするイリスとレミィの子を担当したものだから、いや~大騒ぎでした。
若いのも中々苦笑いでした。
子供たちと母親たちの近況はこんな感じになっている。

ここからはこれからのについて話そう。
まずはこの世界の大陸各地について、話したいと思う。
この世界にこの島を含めて7つの大陸と諸島列島がある。
まずは俺達がいる龍の街 バハムルがあるこの島、その名をダイヤ諸島。
中心にあるこの島から誰一人として龍人族は出る事が出来なかったから、島の周りに他にも島がある事を誰も知らなかったようだが、この島に住んでいない人たちからは、こう呼ばれているようだ。

次がサファイア列島、俺達の島(ダイヤ諸島)から東にある小さな島の集まりだ。
だが、しっかりと文化が成り立っており近々ダイヤ諸島に港を作って交流を図るつもりである。
俺個人で既に何度か訪れており、非常に豊かな海産物を恵んでもらった。
この時にこの世界の共通貨幣を見せて貰ったが俺の力で簡単に作る事が出来そうだ。
とりあえず初期資金を少しずるいが俺の力を使って作って、その後はきちんと商売して作る事にしよう。
そしてこのサファイア列島の周りに海龍族がいた。
彼らもまたいろいろとしがらみに縛られていたが、俺が龍人族を解放した時にであろう、その時に彼らもまた解放されたようだ。
今では様々な種族と話をしているそうだ。
俺はこの時会った海龍族の者に頼んで一族の長に会わせてもらった。
俺はまず現在、自分の種族が龍神であることを海龍族の長に伝えて合わせてこの世界の管理神が自分であることを伝える。
この事を聞いて海龍族の長はこれまでの経緯の説明を求め、いろいろと納得して今後協力をしながらこの世界をより良い世界にしようと握手と祝杯を挙げた。
彼らがいた海の領域は何もなく一言で言えばただの檻でしかなかった。
外に出れるようになった時に一隻の船を助けた事で今の集落に場所を帰る事が出来たらしい。
いろいろと話をしたがこれからの話をしただけで今回は終わってしまったので、また今度酒盛りをするときに過去のこの世界がどんなものだったか、聞いてみるとしよう。

そして、サファイア列島から更に北東の位置にルビー大陸がある。
大陸の大きさで言えば、アジア大陸の半分の大きさぐらいで切り立った山々が特徴の大陸だ。
サファイア列島以外はまだ位置を確認しただけで正直何も手つかずだ。
とりあえず龍化して世界の空をひたすら散歩してあれやこれやと遠目で見ただけである。
とりあえず国はいくつか存在しているようなので、いずれ訪れる予定である。

ルビー大陸から南南東の遥か彼方にエメラルド大陸があるこちらも大陸の規模としてはルビー大陸とあまり変わらない。
ただ赤道を越えるのでルビー大陸が夏ならエメラルド大陸は冬となる。
こちらの大陸もまたいずれだな。

ダイヤ諸島から北西の位置にパール大陸がある。
こちらの気候は非常に厳しく雪が消える事はない。
そんな環境でも人は生活出来ているようで、いずれは石炭に似たものを開発して暖房器具でも売りにいこう。

同じくダイヤ諸島の西南西にこの世界で一番デカイ大陸、その名もトパーズ大陸・・・つ~か、この大陸の名前を考えたのは誰だ!?もっと他の名前とかなかったのかよ!大陸とか島の名前が全部宝石って、どんだけキラキラしてんのよ!?
ふぅ~、失礼、取り乱して見苦しいところを見せてすまない、話を続けよう。
俺が龍化して飛んでもぐるっと見てまわるだけでかなり時間がかかるぐらいに広い、その面積は北アメリカ大陸にちょっといろいろ足したくらいの面積はある。
そして、この大陸に空龍族の集落があるようだ。
なんと言うか、会った空龍族は分かりやすく言うと雑魚のチンピラみたいでなんか知らんが喧嘩を吹っ掛けて来たから空の上でボコボコに撥ね飛ばしてやった。
人の姿ならいざ知らず、龍の姿の俺に喧嘩を吹っ掛けてくる馬鹿がおるとは思わなんだ。
とりあえずそのボコボコにした馬鹿を連れて空龍族の集落に行って、全員が喧嘩腰で調子に乗ってるから、力を全部解放して自己紹介をしてやった。
龍族のはしくれの癖に半分以上が気を失いやがったな、とりあえず族長に会って話をしてふざけた考えを持つようであれば危険因子として空龍族をこの世界から消すと全員の前で伝えた。
族長も少し調子に乗ってたから、
「とりあえず片っ端からぶちのめしてやるから、納得のいかねぇやつからかかってこい。」
力をかなり解放した状態でそう言ったら、
「申し訳ありませんでした、もうこのような事を致しませんのでどうか許して下さい(ガクブルガクブル)。」
土下座に移行したこいつらをどうしようか、悩んでいると、
「ケーマ」
マールが俺のところに来た。ていうか、
「ソラは?」
「私のを置いてきたので大丈夫です、ケーマの分身程強いのは残せないですけど、子育てするぐらいならどうにかなります!」
どうやら、俺といっしょに空のデートをしたいが為に分身を覚えた模様。
「そういや種族が女神に変わったって言ってたけか?女龍神めりゅうしんっていう新しい女神になるのかな?」
「はい!これも特訓の成果です!」
多分俺といっしょにいられるのが何よりも嬉しいのだろうな。
俺はそっとマールの頭を撫でる。
「えへへ~」
嬉しそうに笑うマールにときめいた。
「ところで、ここはどこですか?」
空龍族の集落で先程の事を伝えると、途端に周りの温度が下がった。
ようやく目を覚ました空龍達もマールの実力だと束になっても勝てないのは勝てないが、威圧で気絶する事も出来ない。
その為、マールがお仕置き組み手を慣行それはもう慣れた動きで男も女も関係なしにぶちのめす。
30分もしないうちに、全員にもう調子に乗りませんと誓わせた。
マールのおかげで大分簡単に矯正が出来たから帰ったらいや帰る前にどこかによる事にしよう。

最後に見て回ったのが、アメジスト大陸だ。
この大陸には、というか各大陸に異世界召喚の装置がある。
そして、このアメジスト大陸の召喚装置は人の手で動かす事が出来る。
そう生け贄を捧げる事によって、だからマールと寄り道するついでにこの召喚装置だけでも潰しておこうかな、と軽く考えて寄り道したのがまさかあんなにかかるとはあの時は正直思わなかった。
下りる直前で急にウルスラが出てきて、俺に体当たりして一緒に行きたいとアピールしたので結局三人でアメジスト大陸を冒険する事にした。
「ところでウルスラは病院のシフトは平気なのか?」
「とりあえず子供の一人でも作ってこいってみんなに言われてしまって・・・」
お~顔が赤くなってる、龍の姿でもわかるもんだな。
「ふふっ、あらあら、分身の方はそうでもないけど、本体の方はかなり獣よ?しばらく医者は出来なくなるわよ?」
マールさん、全部聞こえてますが・・・
「みんな、かなりのペースで医術を学んでいるんです、看護師の人達ももう一通りこなせますし、みんなから作るなら今しかないって言って・・・」
言いながら考えてしまったのだろう、鱗まで真っ赤になってしまった。
「まぁ、ゆっくりと探索して見よう、こういう時の為にいろいろ作ったし(ボソッ)」
「ケーマ、今なにやら不穏な事を言いませんでしたか?」
「私にも今何か聞こえました。」
「大丈夫、危なくないよ!かなり便利だよ!」 
マールが少しじとっした目付きで俺を見ながら一つため息をついて、
「まぁ、いきなり適当な村に入るよりは、ケーマの作った魔道具がいいでしょうね。」
ここしばらく実験出来なかったからな~、楽しみだ。
そうして、俺達三人はこの大陸に何があるのかを考える事もせずにアメジスト大陸に下りたって野宿?の準備を始めた。

「これ野宿って言うんですか?」
俺の魔導テントを見て、疑問に思うウルスラ。
「気にしたら負けよ?ウルスラ」
そのウルスラにアドバイス?を送るマール。
「ノーリスク便利なら問題なし!」
想定通りの効果を得られてご満悦な俺♪
「ウルスラ、今日はになるからよろしくね?」
「は、はい!その不束者ですがよろしくお願いします(ドキドキ)!」
こうしてアメジスト大陸での最初の夜は、二対一で迎えた。
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