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あたしの彼は、
、
しおりを挟む「んー……ちょっと地元の子と約束があって…、」
本当は榛名くんとの約束なんだけど、マユミにもユカにも榛名くんと付き合っている事は言っていない。
別に隠すような事ではないんだけど、あたし自身がまだ実感が湧いてないからか、なんとなく言えずにいる。
「明日なら大丈夫だから、明日行こ!ね?」
嘘を吐いた事への罪悪感を感じながらもそう言えばマユミも渋々ではあったけれど「分かった」と頷いてくれた。
シュンと肩を落とすマユミにチクリと胸が痛みながらも、先約があったのは本当だし仕方ない。
それにあたしだってこの日を待ち侘びてたんだ。
テストが終わったんだから、きっと今日は甘い甘~い時間を過ごせるに違いない。
そんな事を考えてはニヤけてしまいそうになるのをグッと堪えていると、ポケットの中のスマホが振動しているのに気づいて、取り出す。
画面を見れば、榛名くんからの新着メッセージが。
【今日、俺ん家でもいい?】
?!!!!!
トークアプリに表示されているその一文は、あたしを有頂天にさせるのには十分すぎた。
だって、今まで2人で会うってなったらあたしの家ばかりだった。
あたしの親は共働きでほとんど不在だからそっちの方が都合がいいし、別にそれに不満を覚えた事もなかった。
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