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第2章
呼んでいる声がする第2章(その3)星
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呼んでいる声がする第2章(その3) 星
「あたしね、実は蓮花ちゃんの出て来るやまももの木の夢ずっと見ているの。」
「えっ、瑠子ちゃんも?」
蓮花は頷いた
「これって不思議よね。」
「わあ、じゃあ、あたし達は前世でも会っていたのかな。」
「そうかも。」
「すごい。」
嬉しそうに蓮花はほほ笑んだ。
「うん、でも、蓮花ちゃん、辛そうで何処かに行っちゃうのそれをあたしが必死で止めてるの。」
「ええ?ほんと?」
驚いた様に蓮花は言って言葉を続けた。
「あたしの夢と関連有るのかもしれないだって、あたしの夢の中でもね、あの木の周辺で爆撃が落ちたんだけれど何処か行く所があってそれを女の人が必死に止めているの。その女の人って瑠子ちゃんなのかな?」
驚いて瑠子は言った。
「そうなのかも。なんか同じ場面の様だね。」
「そうなの! すごーい。わあ、じゃあ、あたし達前世でも会っていたのかな。同じ夢を見ているんだ。」
興奮した蓮花はそう言った。
でも本当に本当に前世かなと蓮花のはしゃぎ様を見ながらとても不思議な感覚がした。
なんにしても蓮花が喜んでくれて良かったと思った。
浜岡駅について蓮花と別れ樹海線に乗った。
イエローハウスの坂に到着して猫達いるかなと瑠子は思ったが猫男は毎日ご飯を上げているみたいで瑠子が通る頃にはもう誰もいない。
何処かで猫達は寝ているのかなと思った
彼は、餌代を稼ぐ為にバイトしているのかないや、それではまるで、彼が聖人みたいではないかとまた首を振った
最近こんな具合で首をふりすぎて首の調子が悪いので気をつけなければいけないと思った。
コツコツコツ
自分の足音だけが坂の道に響いている
その音で夜に妹だけ連れて出て行った母を思い出してしまった。
なぜ母はあたしを置いて行ってしまったのか
子供が生まれてから夫婦仲が悪くなったと言われた事があったっけ
それからあたしは結婚しないと決めたよ
と瑠子は遠い何処かに居る母親に向かって言った。
そう考えて歩いていた瑠子は背筋が曲がって下を向いていたせいか人が後ろから歩いて来る気配に気ずかなかった。
にわかに声がして驚いて振り向くとイエローハウスの留萌さんであった。
「こんばんは。また会いましたね」
振り向くと留萌さんであったが、その物言いに笑ってしまった。
「こんばんは。」
少し声のトーンを上げて答えた。暗い気持ちを悟られたくは無かったのだ。
「寂しい夜だね。俺はいつもこんな日は空を見るんだ。星を見ると癒されるんですよ。」
そう言うと留萌さん空を見上げた。
その言葉で瑠子もそうした。
星は少ししか無かったけれど、冷たい空気が夜空を神秘的に見せていた。
つづく
読んでいただいてありがとうございます^^
「あたしね、実は蓮花ちゃんの出て来るやまももの木の夢ずっと見ているの。」
「えっ、瑠子ちゃんも?」
蓮花は頷いた
「これって不思議よね。」
「わあ、じゃあ、あたし達は前世でも会っていたのかな。」
「そうかも。」
「すごい。」
嬉しそうに蓮花はほほ笑んだ。
「うん、でも、蓮花ちゃん、辛そうで何処かに行っちゃうのそれをあたしが必死で止めてるの。」
「ええ?ほんと?」
驚いた様に蓮花は言って言葉を続けた。
「あたしの夢と関連有るのかもしれないだって、あたしの夢の中でもね、あの木の周辺で爆撃が落ちたんだけれど何処か行く所があってそれを女の人が必死に止めているの。その女の人って瑠子ちゃんなのかな?」
驚いて瑠子は言った。
「そうなのかも。なんか同じ場面の様だね。」
「そうなの! すごーい。わあ、じゃあ、あたし達前世でも会っていたのかな。同じ夢を見ているんだ。」
興奮した蓮花はそう言った。
でも本当に本当に前世かなと蓮花のはしゃぎ様を見ながらとても不思議な感覚がした。
なんにしても蓮花が喜んでくれて良かったと思った。
浜岡駅について蓮花と別れ樹海線に乗った。
イエローハウスの坂に到着して猫達いるかなと瑠子は思ったが猫男は毎日ご飯を上げているみたいで瑠子が通る頃にはもう誰もいない。
何処かで猫達は寝ているのかなと思った
彼は、餌代を稼ぐ為にバイトしているのかないや、それではまるで、彼が聖人みたいではないかとまた首を振った
最近こんな具合で首をふりすぎて首の調子が悪いので気をつけなければいけないと思った。
コツコツコツ
自分の足音だけが坂の道に響いている
その音で夜に妹だけ連れて出て行った母を思い出してしまった。
なぜ母はあたしを置いて行ってしまったのか
子供が生まれてから夫婦仲が悪くなったと言われた事があったっけ
それからあたしは結婚しないと決めたよ
と瑠子は遠い何処かに居る母親に向かって言った。
そう考えて歩いていた瑠子は背筋が曲がって下を向いていたせいか人が後ろから歩いて来る気配に気ずかなかった。
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振り向くと留萌さんであったが、その物言いに笑ってしまった。
「こんばんは。」
少し声のトーンを上げて答えた。暗い気持ちを悟られたくは無かったのだ。
「寂しい夜だね。俺はいつもこんな日は空を見るんだ。星を見ると癒されるんですよ。」
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