41 / 70
空輸任務編
第38章 決死の一刺し
しおりを挟む
「雑魚が何人増えたところで、同じことだ。このオレの力を、ドグマハート様の偉大さを知らしめてくれる!」
ネオグライダーは気勢を上げると、再び両腕の翼にエネルギーを纏わせ、ジェットバーニアを吹かせた。空気を突き破る破裂音が響き、瞬く間に天高く舞い上がる。
それを皮切りに、残り2体の量産型が散会し、それぞれ弧を描きながら飛び回り始めた。
「来るぞ!」
「メタル、ジェノ、気をつけて。あいつの速さは尋常じゃない。」
「ああ、悔しいけど、スカイバイクの機動力じゃ対抗できない。ティルはもう少しあいつの相手を頼む。オレたちも、残り2体を落としたらすぐに加勢する。」
今度は任せてくれた。いつものメタルだ。
ティルの瞳に輝きが戻る。
「・・・うん、任せて!」
勢いよく飛び出し、今度はネオグライダーを追尾、メタルとジェノはスカイバイクをふかし、残りの2体を追って飛び出した。
「何度繰り返しても同じだ。」
ネオグライダーはバーニアを噴射し、急旋回、ティルの真横に回り込むと、間髪入れずに『マッハブレード』を撃ち込んだ。
「危ない!」
ティルは紙一重で攻撃をかわした。
1対1なら、斬撃波を何とか避けられそうだ。さっきより少し目が慣れてきたのだろうか。
それとも、メタルやジェノが来てくれたことが背中を押してくれるのか。
無論、仲間の加勢はティルを大いに鼓舞し、気力を引き出していた。
しかし、それだけではなかった。
「そらそら!」
「力の差を思い知らせてやる。」
「まだまだ本気じゃないぜ!」
攻撃のたびに、ネオグライダーの吐く言葉には、力を誇示しようとする姿勢、そして、相手への侮りがありありと滲んでいた。勇ましい口ぶりの中に、チンピラ臭さのようなものさえも顔をのぞかせる。
「(ああ、本当に私のこと、舐めてるんだな・・・。)」
スピードもパワーも明らかに自分より上なのに、どこか攻撃が一本調子で、必殺の気迫を感じない。
ティルは必死に食らいつきながらも、頭のどこかで冷静に、ネオグライダーの思考を俯瞰し始めていた。
さらに・・・。
「ドグマハート様、すぐに戦果をお見せしますぜ!」
決定的な一言。
視界が狭窄し始めながらも、ティルはうっすらと口元に笑みを浮かべていた。
「(ふふ、自分の力を示して、主人に褒めてもらいたいんだ。)」
頭の中に幼い頃の記憶が蘇る。
・・・
『ねぇ、見て見てぇ!』
まだたどたどしさの残る言葉遣いで、夢中で捕えた獲物を包み込んだ手を差し出した。
ただ見てもらいたかった。ただ、褒めてもらいたかった。屈託のない笑みでティルが得意げに母ジルに見せようとしたのは、禍々しい黒と黄色に彩られた1匹のハチだった。
自分より小さく、力のない生き物だと思っていた・・・。
・・・
猛威を振るうネオグライダーのことが、不意に、親の気を引こうとする幼子のように感じられた。
それは、考えてやったことではなかった。直感的に、目の前の敵に刺さるのではないかと思っただけだった。
深く息を吸い、疼くような痛みを堪えながら、ティルは精一杯の得意顔で声を張り上げた。
「まだ生まれたばかりなんだ。かわいいね!」
無意識に口をついて出た言葉が、ネオグライダーのプライドを刺激した。
「かわいい・・・だと⁉︎ドグマハート様の粋を集めたこのオレを、侮辱するかー!」
量産型機兵の追随を許さない圧倒的な戦闘力に見合わない、荒削りな思考回路。
電子頭脳の中で『かわいい』という言葉の意味を確認したネオグライダーが、明らかに気色ばんだ。
(あれ⁉︎めちゃくちゃ怒ってる。効果テキメン・・・!)」
「直接ぶった斬るのだってアリなんだぜぇ⁉︎」
ブレードを振り上げながら、ネオグライダーが距離を詰めてきた。すれ違いざまにティルに刃を振り下ろしては、一撃離脱を繰り返し、なおも余裕を見せつけようとする。
しかし、量産機への指揮が乱れたのだろうか。メタル、ジェノとドッグファイトを繰り広げていた、ラビットの動きが、にわかに固くなり、統制を失う。
「ここだ!」
メタルが剣を振るい『ソニックスラッシャー』を放ち、ラビットを両断する。
「破壊する!」
ジェノが『インデックスバルカン』の集中砲火を浴びせ、もう1体を打ち砕く。
「(やっぱ頼りになるなぁ。)」
スカイバイクを旋回させながら視線を交わすメタルとジェノを見て、ティルの顔がほころぶ。
「・・・おのれ!こうなれば、会心の一撃で船ごと体に穴を空けてくれる!」
ネオグライダーは体中にエネルギーを纏わせ、力を溜めていく。翼を覆う波動が禍々しく揺れ、バーニアのうなりが徐々に大きくなる。
「これは!」
「最大の一撃が・・・来る!」
メタルとジェノが固唾を飲む。
「すごいエネルギー。私も、もう長くは戦えない。でも、今ならいけるよね?・・・レイチェル?」
ラビット2機が撃墜され、ネオグライダーの飛び道具が止んだ今、流れ弾から結界で船を守る必要もない。
ティルが視線を向けた飛空艇のブリッジでは、レイチェルが、極彩色に輝く杖の先をこちらに向けて、狙いを定めていた。
険しい顔で目を細め、揺れる標的に照準を定める。
「飛空艇の上じゃ全力はムリですけど、当たったら痛いですよ?・・・『カオスフレア』!」
黒い火花を纏わせ、破壊の波動が矢のように空を貫いた。
「当たって・・・お願い!」
レイチェルは祈るような気持ちで、矢の軌跡に視線を注いだ。
しかし。
「なめるな!」
間一髪のところで、ネオグライダーは体を翻し、『カオスフレア』をかわしてしまった。
「そんな・・・!」
「アレをかわすか・・・!」
メタルとジェノが顔を歪める。
「確かに無視できない威力の攻撃だ。まずは、あいつから先に・・・!」
ネオグライダーは動きを止め、矢の飛んできた方角に視線を移した。絶望を浮かべた顔つきで見上げるレイチェルに、警戒が向けられたそのとき・・・
「どこ見てるの⁉︎あんたの相手は私よ!」
ティルは即座に、魂気のムチでネオグライダーの体を絡め取った。この機を逃さない。渾身の力で締め付けられ、金属製の細身のボディが軋みを立てる。
「バカめ、この程度の力でオレを止められるか!引きちぎってくれる。」
「そうはさせない!」
ネオグライダーが強引に振り解こうとしたそのとき、ムチの先端を、背中のメインバーニアの中に滑り込ませた。
幼い日、得意げに母に見せようとした小さな羽虫が、その手に置いて行った痛みと記憶が迸る。
次いで瞼に浮かぶのは、突然の痛みに悲鳴を上げた後、ふと視線を落とした足元に力無く転がっていた亡骸・・・。
「(自分がこっち側の立場になっちゃったな・・・。」
不吉な光景が心に影を落とすが、悟ったように口元だけで笑う。
それでも、やるしかない。残された全ての力を、ムチを通じてたたき込む!
『決死の覚悟』を乗せて・・・!
「『雀蜂の一刺し(ホーネットスパーク)』!」
命の灯火が爆ぜ、吸い込まれるような青天に火花を散らした。
ネオグライダーは気勢を上げると、再び両腕の翼にエネルギーを纏わせ、ジェットバーニアを吹かせた。空気を突き破る破裂音が響き、瞬く間に天高く舞い上がる。
それを皮切りに、残り2体の量産型が散会し、それぞれ弧を描きながら飛び回り始めた。
「来るぞ!」
「メタル、ジェノ、気をつけて。あいつの速さは尋常じゃない。」
「ああ、悔しいけど、スカイバイクの機動力じゃ対抗できない。ティルはもう少しあいつの相手を頼む。オレたちも、残り2体を落としたらすぐに加勢する。」
今度は任せてくれた。いつものメタルだ。
ティルの瞳に輝きが戻る。
「・・・うん、任せて!」
勢いよく飛び出し、今度はネオグライダーを追尾、メタルとジェノはスカイバイクをふかし、残りの2体を追って飛び出した。
「何度繰り返しても同じだ。」
ネオグライダーはバーニアを噴射し、急旋回、ティルの真横に回り込むと、間髪入れずに『マッハブレード』を撃ち込んだ。
「危ない!」
ティルは紙一重で攻撃をかわした。
1対1なら、斬撃波を何とか避けられそうだ。さっきより少し目が慣れてきたのだろうか。
それとも、メタルやジェノが来てくれたことが背中を押してくれるのか。
無論、仲間の加勢はティルを大いに鼓舞し、気力を引き出していた。
しかし、それだけではなかった。
「そらそら!」
「力の差を思い知らせてやる。」
「まだまだ本気じゃないぜ!」
攻撃のたびに、ネオグライダーの吐く言葉には、力を誇示しようとする姿勢、そして、相手への侮りがありありと滲んでいた。勇ましい口ぶりの中に、チンピラ臭さのようなものさえも顔をのぞかせる。
「(ああ、本当に私のこと、舐めてるんだな・・・。)」
スピードもパワーも明らかに自分より上なのに、どこか攻撃が一本調子で、必殺の気迫を感じない。
ティルは必死に食らいつきながらも、頭のどこかで冷静に、ネオグライダーの思考を俯瞰し始めていた。
さらに・・・。
「ドグマハート様、すぐに戦果をお見せしますぜ!」
決定的な一言。
視界が狭窄し始めながらも、ティルはうっすらと口元に笑みを浮かべていた。
「(ふふ、自分の力を示して、主人に褒めてもらいたいんだ。)」
頭の中に幼い頃の記憶が蘇る。
・・・
『ねぇ、見て見てぇ!』
まだたどたどしさの残る言葉遣いで、夢中で捕えた獲物を包み込んだ手を差し出した。
ただ見てもらいたかった。ただ、褒めてもらいたかった。屈託のない笑みでティルが得意げに母ジルに見せようとしたのは、禍々しい黒と黄色に彩られた1匹のハチだった。
自分より小さく、力のない生き物だと思っていた・・・。
・・・
猛威を振るうネオグライダーのことが、不意に、親の気を引こうとする幼子のように感じられた。
それは、考えてやったことではなかった。直感的に、目の前の敵に刺さるのではないかと思っただけだった。
深く息を吸い、疼くような痛みを堪えながら、ティルは精一杯の得意顔で声を張り上げた。
「まだ生まれたばかりなんだ。かわいいね!」
無意識に口をついて出た言葉が、ネオグライダーのプライドを刺激した。
「かわいい・・・だと⁉︎ドグマハート様の粋を集めたこのオレを、侮辱するかー!」
量産型機兵の追随を許さない圧倒的な戦闘力に見合わない、荒削りな思考回路。
電子頭脳の中で『かわいい』という言葉の意味を確認したネオグライダーが、明らかに気色ばんだ。
(あれ⁉︎めちゃくちゃ怒ってる。効果テキメン・・・!)」
「直接ぶった斬るのだってアリなんだぜぇ⁉︎」
ブレードを振り上げながら、ネオグライダーが距離を詰めてきた。すれ違いざまにティルに刃を振り下ろしては、一撃離脱を繰り返し、なおも余裕を見せつけようとする。
しかし、量産機への指揮が乱れたのだろうか。メタル、ジェノとドッグファイトを繰り広げていた、ラビットの動きが、にわかに固くなり、統制を失う。
「ここだ!」
メタルが剣を振るい『ソニックスラッシャー』を放ち、ラビットを両断する。
「破壊する!」
ジェノが『インデックスバルカン』の集中砲火を浴びせ、もう1体を打ち砕く。
「(やっぱ頼りになるなぁ。)」
スカイバイクを旋回させながら視線を交わすメタルとジェノを見て、ティルの顔がほころぶ。
「・・・おのれ!こうなれば、会心の一撃で船ごと体に穴を空けてくれる!」
ネオグライダーは体中にエネルギーを纏わせ、力を溜めていく。翼を覆う波動が禍々しく揺れ、バーニアのうなりが徐々に大きくなる。
「これは!」
「最大の一撃が・・・来る!」
メタルとジェノが固唾を飲む。
「すごいエネルギー。私も、もう長くは戦えない。でも、今ならいけるよね?・・・レイチェル?」
ラビット2機が撃墜され、ネオグライダーの飛び道具が止んだ今、流れ弾から結界で船を守る必要もない。
ティルが視線を向けた飛空艇のブリッジでは、レイチェルが、極彩色に輝く杖の先をこちらに向けて、狙いを定めていた。
険しい顔で目を細め、揺れる標的に照準を定める。
「飛空艇の上じゃ全力はムリですけど、当たったら痛いですよ?・・・『カオスフレア』!」
黒い火花を纏わせ、破壊の波動が矢のように空を貫いた。
「当たって・・・お願い!」
レイチェルは祈るような気持ちで、矢の軌跡に視線を注いだ。
しかし。
「なめるな!」
間一髪のところで、ネオグライダーは体を翻し、『カオスフレア』をかわしてしまった。
「そんな・・・!」
「アレをかわすか・・・!」
メタルとジェノが顔を歪める。
「確かに無視できない威力の攻撃だ。まずは、あいつから先に・・・!」
ネオグライダーは動きを止め、矢の飛んできた方角に視線を移した。絶望を浮かべた顔つきで見上げるレイチェルに、警戒が向けられたそのとき・・・
「どこ見てるの⁉︎あんたの相手は私よ!」
ティルは即座に、魂気のムチでネオグライダーの体を絡め取った。この機を逃さない。渾身の力で締め付けられ、金属製の細身のボディが軋みを立てる。
「バカめ、この程度の力でオレを止められるか!引きちぎってくれる。」
「そうはさせない!」
ネオグライダーが強引に振り解こうとしたそのとき、ムチの先端を、背中のメインバーニアの中に滑り込ませた。
幼い日、得意げに母に見せようとした小さな羽虫が、その手に置いて行った痛みと記憶が迸る。
次いで瞼に浮かぶのは、突然の痛みに悲鳴を上げた後、ふと視線を落とした足元に力無く転がっていた亡骸・・・。
「(自分がこっち側の立場になっちゃったな・・・。」
不吉な光景が心に影を落とすが、悟ったように口元だけで笑う。
それでも、やるしかない。残された全ての力を、ムチを通じてたたき込む!
『決死の覚悟』を乗せて・・・!
「『雀蜂の一刺し(ホーネットスパーク)』!」
命の灯火が爆ぜ、吸い込まれるような青天に火花を散らした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
嘘つきな君の世界一優しい断罪計画
空色蜻蛉
ファンタジー
誰も傷つけないよう付いた嘘が暴かれる時、誰よりも優しい青年の真実が明らかになる。
悪逆非道な侯爵家に生まれたリトスは、王太子妃を狙っている妹の野望を阻止し、実家を良い感じに没落させて、自分は国外追放されたいな~と考えていた。
軟派で無能な侯爵令息を装い、妹の対抗馬である庶民出身のテレサ嬢を支援したり、裏でいろいろ画策していた。
しかし、リトスの完璧な計画は、国外から招聘された有名な魔術師レイヴンによって徐々に暴かれていく。
リトスとレイヴン、二人の【星瞳の魔術師】が織りなす、オリジナル世界観の異世界ファンタジー物語。
※女性向けハイファンタジー&ブロマンス作品です
恋愛がメインではないので既存の女性向けカテゴリに分類できず・・主役二人の関係性はBLに近いです。
主人公最強、かつ相方も最強で、対等に戦うライバル&相棒です。
主役二人が水戸黄門よろしく事件を恰好よく解決していくお話になります。いっそ文芸の方がいいのかも?
※カクヨム、エブリスタ、Talesで連載中。掲載サイトによって進行がちがいます。
また、番外編の掲載の仕方も各サイトの仕様に合わせて変えています。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる