3 / 14
一章 始動編
《3話》初攻略・前
しおりを挟む
「君が強くなれない原因はね、多分そのSPっていうのが関係している。」
「SPがですか?というかこれなんて読むんですか?」
「詳細見たら分かると思うんだけどーーおそらくSkillPoint(スキルポイント)の略称じゃないかな。
考えられる限りでは、その固有スキルは割り振り型。僕は《基礎ステータス》と《スキル取得》という項目があることしか鑑定で確認できなかったけど、多分そのSPを割り振って使う固有スキルじゃないかな?」
「じゃあ、もしかして原因はーーSPが溜まっていくだけ溜まって使えなかったから?」
「確証は持てないけど、その可能性が一番高い。」
ということは俺はこのポイントを割り振ったら強くなれるのか?
しかしーーーどれに振り分ければいいのだろうか。
「どの項目に振り分ければいいと思います?」
ルーナさんは、少し考える素振りを見せたあと。
「スキル取得って、もう確認した?」
「そういえばーーまだでした。」
「だったらまずは確認してみてよ。」
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv1〉
〈回避 Lv1〉
〈気配察知 Lv1〉
〈気配遮断 Lv1〉
「確認できた?」
「はい。できました。」
「取れるスキルは魔法系だった?」
「魔法系は全く無いですね。〈剣術〉〈回避〉〈気配遮断〉〈気配察知〉で全てです。」
「ふむふむなるほどーーーでは基礎ステータスはHP・ATK・AGIを重点的に上げるのをおすすめするよ。
スキルはポイントが足りるなら〈気配遮断〉以外は取っていたほうがいいだと思う。」
「分かりました。やってみます。」
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv1〉
〈回避 Lv1〉
〈気配察知 Lv1〉
〈気配遮断 Lv1〉
(剣術を選択)
〈剣術 Lv1 条件:50SP Lv3 取得しますか?〉
(取得)
〈取得しました。〉
とれた!この調子なら全部取れそうだ。
にしても取得条件があるとは。
残りも一気にとってしまおう。
(回避・気配察知を選択)
〈回避 Lv1 条件:50SP Lv5 取得しますか?〉
〈気配察知 Lv1 条件:50SP Lv6 取得しますか?〉
(取得)
〈取得しました。〉
よし、成功した!
ついでに、
(基礎ステータスを表示)
Lv 9
HP 20\20
MP 0\0
ATK 9 +5
DEF 5
DEX 15
AGI 11
SP 174
これから割り振って、
Lv 9
SP 324
HP 20\20 +50
MP 0\0
ATK 9 (+5) +20
DEF 5
DEX 15
AGI 11 +30
SP 174
↓
Lv 9
HP 70\70
MP 0\0
ATK 29(+5)
DEF 5
DEX 15
AGI 31
SP 74
こんなものでどうだろうか。
と、思いつつルーナさんに声をかける。
「割り振り終わりましたよ。」
「お疲れ様。さっき鑑定して確認したよ。いい感じに割り振れたね。」
謎の達成感がある。
でも、本当に強くなったのだろうか?あまり実感がわかない。
「とりあえず、今日はもう帰ろう。そして明日集まって再度攻略だ。」
「はい。分かりました。」
「それじゃあ、【転移】。」
瞬間、風景が一瞬で変わる。どうやら外に出てきたらしい。
ダンジョン内の転移ってすごくずるいような気がするんだけど。
「じゃ、そろそろ。またね、ユリス君。」
「ええ、また明日。ルーナさん。」
そうやってお別れする。
家についたときはもう日付が回ろうとしていた。
軽く水を浴びて布団に入る。
布団に入ると、その日一日の出来事を思い出す。
しばらく感傷に更けていると、ふと思いついた。
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv2〉
〈回避 Lv2〉
〈気配察知 Lv2〉
〈気配遮断 Lv1〉
これ、レベル2にするのに、どれくらいSPが必要なのだろう?
〈剣術 Lv2 条件:60SP 剣術 Lv1 取得しますか?〉
条件満たしちゃってたよ。
これ、とってみたい。他に取るスキルもないし取っちゃおうか。
(取得)
(ALLステータス表示)
Lv 9
HP 70\70
MP 0\0
ATK 29(+5)
DEF 5
DEX 15
AGI 31
SP 14
[固有スキル]ステータス操作
[スキル]〈剣術Lv2〉〈回避Lv1〉〈気配察知 Lv1〉〈豪運 LvMAX〉
豪運レベルMAXって。異常に高い。というか何レベルがレベルMAXなんだ?
レベル1からMAXまで上げたことがないから分かんないな。
ーーーまぁいいや。後々わかるだろう。
ついでに、この期にスキルの詳細も見ておこう。
〈剣術 Lv2:剣系統の装備をしている時、すべてのステータスが10%上昇〉
〈回避 Lv1:回避の行いやすさが5%上昇〉
〈気配察知 Lv1:自分から半径50m以内の存在を認識できる。〉
〈豪運 LvMAX:敵から得られるものが100%の確率でドロップ。〉
豪運だけ効果のレベルが段違いだ。
他のスキルもレベルが上がれば豪運みたいになるのだろうか。
そろそろ眠たくなってきたな。
明日に備えて、今日はもう寝よう。
ーーーー朝は得意な方だ。
早い時間でも目が覚める。
今日も日課へ、と行きたいところだが今日は待ち合わせがある。
その準備があるため、とりあえずーーー素振り500回だけこなしていくか。
素振りは完全に自己流。そのためいいのか悪いのかも分からないが、続けていたら日課になったのだ。
やらないと、変にむず痒く嫌な気持ちになる。
ササッと終わらせ待ち合わせ場所へ。
待ち合わせ場所はダンジョンの入り口。
ダンジョンにはFからSまででランク分けされている。
一段攻略難易度が低いダンジョンがFで一番高いのがSだ。
しかしB・Aに至っては☆Ⅰ・☆Ⅱ・☆Ⅲと区分がある。
それだけダンジョンによる難易度の差が激しいのだ。
そして今から行くダンジョンは最低難易度のFランクダンジョン。
普通の駆け出し探索者なら、一週間もあればクリアできると言われている。
いつもは負け続けていたし、昨日も死にかけたけど、
今日は何故か行ける気がする。
これも一重に、彼女のおかげなのだろう。
「ごめんね、待っちゃった?」
「ええ、少し。でもこちらが早く来すぎただけですよ。」
「ならいいか。じゃ、早速始めようか。」
そう言ってルーナさんはダンジョンに入る。
マッピングは殆ど全てできている。
あとは、突っ走るだけ。
今日は調子がいいんだ。いくらでも走れるような気がする。
ーーーいや、待て。ルーナさんが並走してきているから違和感がなかったが、
いつもより進み具合が早い。
もしかして、本当に早くなっているのか?
と、なると。
前方に生命体の反応がある。
しかし、今まではわからなかった距離で感じとれる。
なるほど。これが気配察知のスキルの恩恵か。
スピード頼りに距離を詰める。正体はゴブリン。
と、いってもこのダンジョンにはゴブリンしかいないので分かってはいたが。
縦に一閃。
すると驚くことに、ゴブリンがきれいに真っ二つになった。
いままでは怯ませたら上出来だったが。
これならーーいける!
真っ二つにできたのはまぐれではなかったようだ。
道行くゴブリンたちを一撃で倒しボス部屋へ到達。
「ここまでは僕の出番は一回もなかったね。
まぁ、そんな予感はしていたのだけれど。」
出番がなかったので怒っていると思ったが、何やら嬉しそうだ。
考えれば、当たり前のことだ。
ゴブリンロードを一瞬で葬れる人がゴブリンごときで起こるわけない。
「さてさて、いよいよボス部屋だけど。
覚悟はできた?」
「ーーーええ、いつでもどうぞ。」
怖くないといえば嘘になる。
昨日の今日だ。殺されかけたトラウマは、簡単には消えない。
でもーーー今なら、勝てる気がする。
この人がそばに付いていてくれている限り、負けない。
「よし、行こうか。」
こうして、戦いの扉は開かれたーーーーーーー。
「SPがですか?というかこれなんて読むんですか?」
「詳細見たら分かると思うんだけどーーおそらくSkillPoint(スキルポイント)の略称じゃないかな。
考えられる限りでは、その固有スキルは割り振り型。僕は《基礎ステータス》と《スキル取得》という項目があることしか鑑定で確認できなかったけど、多分そのSPを割り振って使う固有スキルじゃないかな?」
「じゃあ、もしかして原因はーーSPが溜まっていくだけ溜まって使えなかったから?」
「確証は持てないけど、その可能性が一番高い。」
ということは俺はこのポイントを割り振ったら強くなれるのか?
しかしーーーどれに振り分ければいいのだろうか。
「どの項目に振り分ければいいと思います?」
ルーナさんは、少し考える素振りを見せたあと。
「スキル取得って、もう確認した?」
「そういえばーーまだでした。」
「だったらまずは確認してみてよ。」
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv1〉
〈回避 Lv1〉
〈気配察知 Lv1〉
〈気配遮断 Lv1〉
「確認できた?」
「はい。できました。」
「取れるスキルは魔法系だった?」
「魔法系は全く無いですね。〈剣術〉〈回避〉〈気配遮断〉〈気配察知〉で全てです。」
「ふむふむなるほどーーーでは基礎ステータスはHP・ATK・AGIを重点的に上げるのをおすすめするよ。
スキルはポイントが足りるなら〈気配遮断〉以外は取っていたほうがいいだと思う。」
「分かりました。やってみます。」
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv1〉
〈回避 Lv1〉
〈気配察知 Lv1〉
〈気配遮断 Lv1〉
(剣術を選択)
〈剣術 Lv1 条件:50SP Lv3 取得しますか?〉
(取得)
〈取得しました。〉
とれた!この調子なら全部取れそうだ。
にしても取得条件があるとは。
残りも一気にとってしまおう。
(回避・気配察知を選択)
〈回避 Lv1 条件:50SP Lv5 取得しますか?〉
〈気配察知 Lv1 条件:50SP Lv6 取得しますか?〉
(取得)
〈取得しました。〉
よし、成功した!
ついでに、
(基礎ステータスを表示)
Lv 9
HP 20\20
MP 0\0
ATK 9 +5
DEF 5
DEX 15
AGI 11
SP 174
これから割り振って、
Lv 9
SP 324
HP 20\20 +50
MP 0\0
ATK 9 (+5) +20
DEF 5
DEX 15
AGI 11 +30
SP 174
↓
Lv 9
HP 70\70
MP 0\0
ATK 29(+5)
DEF 5
DEX 15
AGI 31
SP 74
こんなものでどうだろうか。
と、思いつつルーナさんに声をかける。
「割り振り終わりましたよ。」
「お疲れ様。さっき鑑定して確認したよ。いい感じに割り振れたね。」
謎の達成感がある。
でも、本当に強くなったのだろうか?あまり実感がわかない。
「とりあえず、今日はもう帰ろう。そして明日集まって再度攻略だ。」
「はい。分かりました。」
「それじゃあ、【転移】。」
瞬間、風景が一瞬で変わる。どうやら外に出てきたらしい。
ダンジョン内の転移ってすごくずるいような気がするんだけど。
「じゃ、そろそろ。またね、ユリス君。」
「ええ、また明日。ルーナさん。」
そうやってお別れする。
家についたときはもう日付が回ろうとしていた。
軽く水を浴びて布団に入る。
布団に入ると、その日一日の出来事を思い出す。
しばらく感傷に更けていると、ふと思いついた。
(スキル取得を表示)
スキル取得
〈剣術 Lv2〉
〈回避 Lv2〉
〈気配察知 Lv2〉
〈気配遮断 Lv1〉
これ、レベル2にするのに、どれくらいSPが必要なのだろう?
〈剣術 Lv2 条件:60SP 剣術 Lv1 取得しますか?〉
条件満たしちゃってたよ。
これ、とってみたい。他に取るスキルもないし取っちゃおうか。
(取得)
(ALLステータス表示)
Lv 9
HP 70\70
MP 0\0
ATK 29(+5)
DEF 5
DEX 15
AGI 31
SP 14
[固有スキル]ステータス操作
[スキル]〈剣術Lv2〉〈回避Lv1〉〈気配察知 Lv1〉〈豪運 LvMAX〉
豪運レベルMAXって。異常に高い。というか何レベルがレベルMAXなんだ?
レベル1からMAXまで上げたことがないから分かんないな。
ーーーまぁいいや。後々わかるだろう。
ついでに、この期にスキルの詳細も見ておこう。
〈剣術 Lv2:剣系統の装備をしている時、すべてのステータスが10%上昇〉
〈回避 Lv1:回避の行いやすさが5%上昇〉
〈気配察知 Lv1:自分から半径50m以内の存在を認識できる。〉
〈豪運 LvMAX:敵から得られるものが100%の確率でドロップ。〉
豪運だけ効果のレベルが段違いだ。
他のスキルもレベルが上がれば豪運みたいになるのだろうか。
そろそろ眠たくなってきたな。
明日に備えて、今日はもう寝よう。
ーーーー朝は得意な方だ。
早い時間でも目が覚める。
今日も日課へ、と行きたいところだが今日は待ち合わせがある。
その準備があるため、とりあえずーーー素振り500回だけこなしていくか。
素振りは完全に自己流。そのためいいのか悪いのかも分からないが、続けていたら日課になったのだ。
やらないと、変にむず痒く嫌な気持ちになる。
ササッと終わらせ待ち合わせ場所へ。
待ち合わせ場所はダンジョンの入り口。
ダンジョンにはFからSまででランク分けされている。
一段攻略難易度が低いダンジョンがFで一番高いのがSだ。
しかしB・Aに至っては☆Ⅰ・☆Ⅱ・☆Ⅲと区分がある。
それだけダンジョンによる難易度の差が激しいのだ。
そして今から行くダンジョンは最低難易度のFランクダンジョン。
普通の駆け出し探索者なら、一週間もあればクリアできると言われている。
いつもは負け続けていたし、昨日も死にかけたけど、
今日は何故か行ける気がする。
これも一重に、彼女のおかげなのだろう。
「ごめんね、待っちゃった?」
「ええ、少し。でもこちらが早く来すぎただけですよ。」
「ならいいか。じゃ、早速始めようか。」
そう言ってルーナさんはダンジョンに入る。
マッピングは殆ど全てできている。
あとは、突っ走るだけ。
今日は調子がいいんだ。いくらでも走れるような気がする。
ーーーいや、待て。ルーナさんが並走してきているから違和感がなかったが、
いつもより進み具合が早い。
もしかして、本当に早くなっているのか?
と、なると。
前方に生命体の反応がある。
しかし、今まではわからなかった距離で感じとれる。
なるほど。これが気配察知のスキルの恩恵か。
スピード頼りに距離を詰める。正体はゴブリン。
と、いってもこのダンジョンにはゴブリンしかいないので分かってはいたが。
縦に一閃。
すると驚くことに、ゴブリンがきれいに真っ二つになった。
いままでは怯ませたら上出来だったが。
これならーーいける!
真っ二つにできたのはまぐれではなかったようだ。
道行くゴブリンたちを一撃で倒しボス部屋へ到達。
「ここまでは僕の出番は一回もなかったね。
まぁ、そんな予感はしていたのだけれど。」
出番がなかったので怒っていると思ったが、何やら嬉しそうだ。
考えれば、当たり前のことだ。
ゴブリンロードを一瞬で葬れる人がゴブリンごときで起こるわけない。
「さてさて、いよいよボス部屋だけど。
覚悟はできた?」
「ーーーええ、いつでもどうぞ。」
怖くないといえば嘘になる。
昨日の今日だ。殺されかけたトラウマは、簡単には消えない。
でもーーー今なら、勝てる気がする。
この人がそばに付いていてくれている限り、負けない。
「よし、行こうか。」
こうして、戦いの扉は開かれたーーーーーーー。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる