転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき

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第1話:目覚めた最強の御曹司、目の前には極上のエルフメイド

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第1話:目覚めたら最強の御曹司、目の前には極上のエルフメイド 

「……ん……。ここは……?」
重い瞼をゆっくりと持ち上げる。
視界に飛び込んできたのは、見たこともないほど豪華な天蓋(てんがい)だった。
シャンデリアの柔らかな光が、部屋の隅々まで行き届いている。
背中に感じるベッドの感触は、まるで雲の上に寝かされているかのように柔らかかった。
(なんだ……? 確か俺は、いつものように自分の部屋で……)
そこまで考えて、記憶の断片が弾けた。
深夜、コンビニへ向かう途中。
視界を横切った強烈な光。
耳をつんざくようなブレーキ音。
そこから先の記憶は、真っ暗な闇に吸い込まれていた。
「……死んだのか、俺?」
ポツリと独り言が漏れる。
その瞬間だった。
「――っ! カイル様! お目覚めになられたのですね!」
横から、鈴を転がすような、それでいてどこか艶っぽい大人の女性の声が響いた。
ゆっくりと首を巡らせる。
そこには信じられない光景があった。
透き通るような白い肌。
長く、美しい曲線を描く尖った耳。
そして、メイド服の胸元から溢れんばかりの豊かな膨らみ。
「……エルフ?」
俺が呆然と呟くと、その美しい女性は安堵の表情を浮かべ、ベッドの脇に膝をついた。
「はい。あなたの専属メイド、リリアですわ。もう三日も眠っておられたので、わたくし……心配で夜も眠れませんでしたのよ?」
潤んだ瞳で俺を見つめてくるリリア。
身を乗り出した拍子に、彼女の豊かな胸がベッドの端に乗り、柔らかく形を変えた。
「リリア……。ここは、どこなんだ? それに俺は……」
「まあ、やはり記憶が混濁してらっしゃいますのね。ここはヴァン・バレンティン公爵家。カイル様は、この屋敷の次期当主であり、大陸一の富を継ぐお方ですわ」
「バレンティン公爵家……大陸一の富……」
言葉を反芻する。
どうやら俺は現代の日本から、このカイルという青年の体に転生してしまったらしい。
鏡は見当たらないが、自分の手を見ると、以前の俺とは違う白く細い手だった。
「カイル様、どこかお苦しいところはございませんか? 熱は……」
リリアがそっと手を額に当てる。
ひんやりとした掌。
エルフ特有の心地よい体温が伝わってくる。
「……大丈夫だ。ただ、少し頭がぼーっとするだけだよ」
「よかったですわ。公爵家の治癒魔法師が回復魔法を施しておりましたので、お体は問題ないはずです」
「回復魔法……」
どうやら、ここは本当にファンタジー世界らしい。
「カイル様に万が一のことがあれば、わたくし……責任を取って、この命を捧げる覚悟でしたもの」
「命なんて、大げさだよ」
「いいえ。わたくしにとってカイル様は、この世で最も尊いお方ですわ」
そのときだった。
コンコン。
ドアが鋭く叩かれる。
「失礼します。カイル様の意識が戻られたと聞き、参上いたしました」
入ってきたのは、銀色の甲冑に身を包んだ凛々しい女性だった。
腰には剣。
鋭い眼差し。
だがその鎧でさえ、彼女の豊かな胸を完全には隠しきれていない。
「騎士団長にしてカイル様の警護を拝命しております、シルヴィアです。我が主、お体の具合はいかがでしょうか」
深々と頭を下げる。
「シルヴィア……。ああ、大丈夫だ」
「カイル様……そのお言葉を再び聞けるとは。このシルヴィア、感激しております」
そしてシルヴィアは続けた。
「ところでカイル様。広間には屋敷のメイドたちが勢揃いしております。皆様、カイル様の無事をこの目で確かめたいと」
「メイドたちが?」
「はい。リリアを筆頭に、カイル様に仕える選りすぐりの10人でございます」
リリアが微笑んだ。
「皆様、本当に心配しておりましたのよ」
彼女に腕を取られ、ベッドから立ち上がる。
「……わかった。会おう」
「さすがカイル様ですわ」
二人に支えられながら廊下を歩く。
右からはシルヴィアの鎧の体温。
左からはリリアの柔らかな感触。
(なんだこの世界……天国か?)
やがて巨大な扉の前に到着した。
「皆様! カイル様がお見えですわ!」
扉が開く。
その先には――
「「カイル様! お目覚め、心よりお祝い申し上げます!」」
圧巻の光景だった。
並ぶのは、絶世の美女たち。
そして全員が驚くほど豊かな胸の持ち主。
「……えっ?」
俺は思わず足を止めた。
獣耳のメイド。
知的な眼鏡メイド。
小柄な少女メイド。
それぞれが一歩前に出る。
「カイル様、厨房担当のミナです。最高級の滋養強壮スープを煮込んでおります」
猫耳の尻尾が揺れる。
「カイル様……また私の料理、食べてくれますか?」
「ああ、楽しみにしてる」
「……っ! 嬉しい……!」
次に眼鏡のメイドが前に出る。
「図書管理担当のセシルです。領地の収支報告も準備しておりますが……今日はお休みください」
妖艶な微笑み。
次々と挨拶するメイドたち。
そして全員が――
俺を熱い視線で見つめていた。
(転生ボーナス豪華すぎるだろ……)
リリアが微笑む。
「カイル様、お疲れのようでしたらわたくしの膝でお休みに?」
「いや、大丈夫だ」
「まあ!」
広間が歓声に包まれる。
「さてカイル様。お祝いはまだ終わりではございません」
「まだあるのか?」
「もちろんですわ。三日間も眠っておられましたもの。お体を丁寧にお手入れいたしませんと」
「お手入れ?」
メイドたちが一歩前に出る。
「まずはお風呂ですわ」
「湯殿の準備は整っている。警護も兼ねて私も同行する」
シルヴィアが言う。
「いや、一人で入れるぞ?」
「何を仰いますの! 公爵家の嫡男が一人でお体を洗うなどあり得ませんわ!」
(まさか……)
「さあ参りましょう、カイル様」
俺はメイドたちに囲まれながら歩き出した。
最強の財力。
極上のメイドたち。
俺の異世界での第二の人生は――
どうやら、最高に刺激的なものになりそうだった。
「……神様、もし本当に転生させたのがあんたなら」
俺は内心で呟く。
「最高のチョイスだ」
湯気の立ち上る豪華な湯殿へ向かいながら、俺の新しい人生は始まったのだった。
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