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第五章
第24話第五章5-1ノージム大陸
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5-1ノージム大陸
遠くに大陸が見えて来た。
「アイン! やったぞきっとノージム大陸だ!」
まだ明るいのでこれ以上は近づけないがどうやら目的のノージム大陸についたようだ。
俺は鉄の船を止めいかりを下ろしてこの沖合に待機する。
「さてと、問題はノージム大陸のどこら辺に着いたかだが、下手をするとホリゾンの影響の強い場所かもしれないな。どこまで俺たちの話が行っているか分からないが上陸は夜半にしよう」
俺がそう言うと三人とも頷く。
そして夜の上陸の為の準備を始めた。
* * * * *
風が無くても静かに船を岸まで移動させられるのは流石にガレントの鉄の船だ。
ゆっくり、そして確実に操作して人気の無い岩場近くに船を寄せる。
元冒険者をやっていたオクツマートが便利な魔法を知っていたおかげで助かる。
【夜目】と言う魔法で暗闇でもある程度の所まで見渡せる。
なんでもダンジョンやらなにやらではこの呪文を知っているのと知らないのとでは全然違うらしい。
確かにこう言った時は役に立つ。
俺たちはその呪文を教わり【夜目】を使って周りを見る。
「アイン、あの辺なら大丈夫そうだな」
「ルデン、船の底がつきそうだ。これ以上は無理だな」
それを聞きベリアルはルデンに聞く。
「ルデン、水深はどうなんだ?」
ちょうど岬のようになっている所から陸地までこの船が入れそうな場所があった。
ただ急激に浅くなっているようで船底が岩礁についてしまいそうだ。
「ん~、どうもあの岬の横は砂地のようだな、多分底も砂だろう。深さは‥‥‥三メートルと言った所か?」
「アイン、どうする?」
「どうせこの船は乗り捨てる。このままギリギリまで行って船底がついたら『鋼鉄の鎧騎士』で陸に上がろう」
俺がそう言うとみんな頷き準備に入る。
そして程無く船の底が海底に接触する。
がくん
「ここまでだな、みんな甲板に行こう。『鋼鉄の鎧騎士』を立ち上げる」
俺たちは甲板の「鋼鉄の鎧騎士」に向かうのだった。
* * *
がこん!
ばしゃっ!
「鋼鉄の鎧騎士」で海に入りルデンたちを肩や背中に乗せる。
ほとんど腰のあたりまで水に浸かっているが今の所中にまでは浸水していない。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」を操作して陸に上がる。
岩場の多い磯のようになっているが所々砂地もあるようだ。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」にみんなを乗せたまま更に陸地の奥に向かう。
「どうやらこの辺は人が住んでいなようだな、助かった」
オクツマートが【夜目】を維持したまま周りを見る。
俺も「鋼鉄の鎧騎士」を通して周囲を見るが【夜目】の魔法より断然はっきりと周囲が見える。
『民家も街道も無いな。当分このまま進んでみるか?』
「そうだな、街道あたりに出くわすまでは任せるよ、俺たちも周りを見張る」
オクツマートとそう話し俺はそのまま「鋼鉄の鎧騎士」を歩かせる。
そのまましばし歩いて行くのだった。
* * * * *
「おい、あそこ!」
どのくらい歩いただろうか?
あたりは雑草が生える草原に差し掛かっていた。
こんな寒い大地でも雑草だけはしっかりと生える。
そんな中ベリアルが声を上げた。
「道だ! 街道らしいぞ」
言われた方向を見ると人が通った形跡がハッキリと分かる道があった。
「これで人の住むところまでは行けるとして、今どこらへんかが問題だな」
「どこかに石碑でもあればな‥‥‥ って、おい、あれ見ろよ!!」
ルデンが指さす向こうにどうやら石碑らしきものが有るようようだ。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」をしゃがませてルデンたちを下ろす。
早速ルデンが走って行ってその石碑を確認する。
そして慌てて戻って来る。
「まずい! この先はヘミュンの街らしいぞ!」
「ヘミュンか、もろにホリゾン公国のお膝元じゃないか。アイン、この道はダメだ、このまま東に向かおう」
『そうだな、しかしそろそろ身を隠す場所を探した方が良いな、日の出だ』
東を向いたその先がうっすらと白くなってきた。
思ったほどイージム大陸には近い場所では無かった。
そしてホリゾン公国の影響力が強いこの場所。
移動は当面夜中にして昼間は目立つこいつを隠した方が良いだろう。
俺たちは隠れられそうな場所を探し始めるのだった。
遠くに大陸が見えて来た。
「アイン! やったぞきっとノージム大陸だ!」
まだ明るいのでこれ以上は近づけないがどうやら目的のノージム大陸についたようだ。
俺は鉄の船を止めいかりを下ろしてこの沖合に待機する。
「さてと、問題はノージム大陸のどこら辺に着いたかだが、下手をするとホリゾンの影響の強い場所かもしれないな。どこまで俺たちの話が行っているか分からないが上陸は夜半にしよう」
俺がそう言うと三人とも頷く。
そして夜の上陸の為の準備を始めた。
* * * * *
風が無くても静かに船を岸まで移動させられるのは流石にガレントの鉄の船だ。
ゆっくり、そして確実に操作して人気の無い岩場近くに船を寄せる。
元冒険者をやっていたオクツマートが便利な魔法を知っていたおかげで助かる。
【夜目】と言う魔法で暗闇でもある程度の所まで見渡せる。
なんでもダンジョンやらなにやらではこの呪文を知っているのと知らないのとでは全然違うらしい。
確かにこう言った時は役に立つ。
俺たちはその呪文を教わり【夜目】を使って周りを見る。
「アイン、あの辺なら大丈夫そうだな」
「ルデン、船の底がつきそうだ。これ以上は無理だな」
それを聞きベリアルはルデンに聞く。
「ルデン、水深はどうなんだ?」
ちょうど岬のようになっている所から陸地までこの船が入れそうな場所があった。
ただ急激に浅くなっているようで船底が岩礁についてしまいそうだ。
「ん~、どうもあの岬の横は砂地のようだな、多分底も砂だろう。深さは‥‥‥三メートルと言った所か?」
「アイン、どうする?」
「どうせこの船は乗り捨てる。このままギリギリまで行って船底がついたら『鋼鉄の鎧騎士』で陸に上がろう」
俺がそう言うとみんな頷き準備に入る。
そして程無く船の底が海底に接触する。
がくん
「ここまでだな、みんな甲板に行こう。『鋼鉄の鎧騎士』を立ち上げる」
俺たちは甲板の「鋼鉄の鎧騎士」に向かうのだった。
* * *
がこん!
ばしゃっ!
「鋼鉄の鎧騎士」で海に入りルデンたちを肩や背中に乗せる。
ほとんど腰のあたりまで水に浸かっているが今の所中にまでは浸水していない。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」を操作して陸に上がる。
岩場の多い磯のようになっているが所々砂地もあるようだ。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」にみんなを乗せたまま更に陸地の奥に向かう。
「どうやらこの辺は人が住んでいなようだな、助かった」
オクツマートが【夜目】を維持したまま周りを見る。
俺も「鋼鉄の鎧騎士」を通して周囲を見るが【夜目】の魔法より断然はっきりと周囲が見える。
『民家も街道も無いな。当分このまま進んでみるか?』
「そうだな、街道あたりに出くわすまでは任せるよ、俺たちも周りを見張る」
オクツマートとそう話し俺はそのまま「鋼鉄の鎧騎士」を歩かせる。
そのまましばし歩いて行くのだった。
* * * * *
「おい、あそこ!」
どのくらい歩いただろうか?
あたりは雑草が生える草原に差し掛かっていた。
こんな寒い大地でも雑草だけはしっかりと生える。
そんな中ベリアルが声を上げた。
「道だ! 街道らしいぞ」
言われた方向を見ると人が通った形跡がハッキリと分かる道があった。
「これで人の住むところまでは行けるとして、今どこらへんかが問題だな」
「どこかに石碑でもあればな‥‥‥ って、おい、あれ見ろよ!!」
ルデンが指さす向こうにどうやら石碑らしきものが有るようようだ。
俺は「鋼鉄の鎧騎士」をしゃがませてルデンたちを下ろす。
早速ルデンが走って行ってその石碑を確認する。
そして慌てて戻って来る。
「まずい! この先はヘミュンの街らしいぞ!」
「ヘミュンか、もろにホリゾン公国のお膝元じゃないか。アイン、この道はダメだ、このまま東に向かおう」
『そうだな、しかしそろそろ身を隠す場所を探した方が良いな、日の出だ』
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思ったほどイージム大陸には近い場所では無かった。
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俺たちは隠れられそうな場所を探し始めるのだった。
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