ヒロインと婚約者をくっつけるため頑張ってたら...

curosu

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パーティー

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心機一転、最初に作った文章よりも少し執着を強くしました。

まだ軽いのでお試し感覚でもどうぞー。

(ユーグアルトが出落ちヒーロー呼ばわりされてて思わず笑ってしまった作者は悪くない...。強い視線感じるけど、作者悪く...悪いですごめんなさい!)

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会場に入った後、ファーストダンスを促されたので仕方なく踊る。

「1曲踊った後は挨拶回りしないといけないから、別々に行動しましょうね。」

「...わかった。」

エスコートされたからといってずっと一緒にいなければいけないとか、帰りも一緒じゃないといけないとかそういう決まりはないため、特にずっといる必要はない。

エスコートする側はエスコートされる側のことを守ったり助けたりしたほうが良いっていう暗黙のルール的なものはあるけれども...まぁ、紳士としての心得みたいなものだから、必ずというわけではないし...。


とりあえず...目をギラギラさせて、いまにも噛みつきそうな不機嫌顔しないでほしいわ。

無理矢理恋人繋ぎにしてきて、離さないと言われているかのごとくギュッと握らなくって良いから。

力を加減されているのか痛くはないけれども。

それに加えてもう片方の腰を抱く腕の力を強めて、ギュッと身体をくっつけなくって良いから。

胸が潰れているからちょっと苦しいし、踊りずらいわ。

あと顔が近いので思わず睨んでしまうけれども、睨んだ途端に意地悪そうに笑ってきた。

不機嫌はどこにいったのよ。


さて、ダンスも終わったことだし別れますか。

...手を離さずにショボンとしても可愛くともなんともないから。

離しなさい。


一つ深いため息をついて、気持ちを改めて挨拶回りにいく。

ユーグアルトと私では別々の人達に挨拶しなきゃいけないことが多い。

身分も違うし、仕事や友人も違うからなおさらよね。

仕事や領地等で関わりのあるおじさま達と盛り上がる。

おじさま達、イケメンなのよねー。

こう...渋いとか包容力があるというか...。

お腹も出てないし、軽くでも鍛えてるから細マッチョまではいかないけど筋肉あるし、頭も良いし、性格も良いし、なんかいい匂いするし...。

いまだに幅広い年齢層の女性から求婚されているのよね。

奥様いるのに求婚されている方もいるけれども、奥様を大切にされているのできっぱりとお断りしているし...こういう旦那様が欲しいわよね。

おじさま達に好きな人はいないのか、好きなタイプは?と聞かれるけれど、将来おじさま達みたいな感じになってくれる人って答えたら豪快に笑われたわ。

実の娘みたいに思ってくれているから、良い相手を見つけてやろうか?と気を使ってくれたり、いままで釣書で婚約打診された相手の性格や評判等を教えてくれたりしているのよね。

最近では心配してくれることが多いのだけれど...誰かさんのせいで。

性格や評判等は良いらしいのに、恋って人を変えるよなーっていうのがおじさま達の意見みたいよ。

なんか、視線を感じるのは気のせいかしら?

無視しましょ、無視。
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