ヒロインと婚約者をくっつけるため頑張ってたら...

curosu

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※嫉妬

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「パーティーへ誘ったのは俺の方からだったが、レイラが魅力的すぎて他の男どもが近づいてこようとするのにイライラした。俺からレイラが奪われてしまうのではないかと思ったら、この世の男どもを殺したくなった。耐えられない。
だったら...奪われる前に俺の手の中に入れてしまえば良いよね?」

ギラギラとした目をしながら、腕の力をさらに強めて身体を密着させてくる。

悪い予感がしたが逃げようとしても遅く、顔を下げれないぐらい密着してしまった。

「離して!」

「嫌だ。」

密着しすぎて息がしずらいし、座ってるのに密着しているから体勢がきつい!

と、ふと力が弱まったと思ったら首筋にぬるりと感触がした後に痛みが走る。

「...っ!なにをしてるの!?」

「...俺のレイラだって印をつけなきゃ...。」

さらに喉にも胸にも赤い痕が増えていく。

「やっ...やめっ...!離してっ...!」

鎖骨にも肩にもユーグアルトが届く所に赤い痕が次々と増えていく。

「いやっ...!」

力を振り絞って腕の中から逃れようと背を向けるが、またすぐに捕まってしまった。

ユーグアルトはドレスの紐を緩め、肩甲骨にも赤い痕をつけてくる。

ドレスが緩められたせいではだけてしまったのに気がつき、慌てて押さえようとするが腕も一緒に押さえつけられているのでうまく押さえられない。

「んっ...はぁ...あっ...レイラ...ふっ...。」

耳の裏側にも音を立ててキスされた。

「うわ...わっ...あぅっ。」

背中から抱き締めれたまま、ベンチにむぎゅっと押し倒された。

いや、押し潰された。

そのままユーグアルトは馬乗りでもしたのか、私の身体が全く動かない。

「ふっ...ぐっ...んー!」

なんとか抜け出そうと身体に力を入れて見るけれども...うぬぬぬ...抜けない...。

脱出できる魔法って、敵とくっついていると意味がない物をばかりで役立たない!

一人だったり味方と一緒に逃げるんだったら役立つのだけれど!

そう思いながらも必死で抜け出そうとしていると、後ろに片手を持っていかれてなにかを嵌められた感触がした。

これは...腕輪?

「レイラが魔法を使わないように、制限させて貰う。この腕輪は俺が外さない限り取れないようになっている。
制限させて貰っているだけで、魔法が使えない訳じゃないから良いよね?」

見なくってもわかるぐらい、声色が楽しそうだ。

むかつく。


「俺、本当に優良物件だから結婚相手にいいと思うよ。レイラのこと大好きすぎて浮気の心配はないし、レイラが逃げようとしなければ大切に大事にしてあげる。
レイラはしっかりしているから、とろとろに蕩けるぐらい甘やかせたいと思うし、レイラがやりたいことを邪魔するつもりはないし。」

どう?と気軽に聞いてくる。

いや、意味わからん。
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