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*とある令嬢の話3
皆様、とある令嬢こと令嬢Aですわ。
そして、テレシア様のファンクラブの会長ですわ!
私の目の前には、ファンクラブとしてじゃなくても許せない行為をした者を芋虫のように縛って転がしていますわ。
ええ、断じて許せませんわ。
ファンクラブ会員全員に連絡して、色んな方にに協力してもらい、なおかつ芋虫のように転がってる者を取り囲んで威圧しております。
ファンクラブ会員のほとんどの方々が参加するとあって、また王宮の広い会場を貸し切らせて頂きました。
陛下と王妃様に出来事を説明して、制裁する許可も頂きましたわ。
さて、この転がってる芋虫。正体はアクセラント殿下です。気づいていた方もいるかと思います。
こんなに簡単に捕まって大丈夫なのかっていう疑問は、陛下と王妃様にご協力頂いているから大丈夫なのです。
ファンクラブ会員の総力をもってさえいれば、陛下や王妃様の許可が無くても王子の一人や二人簡単に捕まえてこれますけれども...今回は穏便に事を運びました。
そして、アクセラント殿下は囲まれて威圧されてるのにも関わらずに、うーうー唸っているのは自分は悪くないとお思いなのでしょうか?
ファンクラブを侮らないでくださいませ?
「ねぇ、アクセラント殿下?ファンクラブ会員全員がテレシア様の幸せを願っているのです。
なのに、陛下からの仕事だといえども一人の令嬢に群がり、さらにその件を解決させてないのにも関わらずにテレシア様のとこへ押し掛け、なおかつ身勝手な嫉妬にかられてあんなことをして、テレシア様を怒らせました。
テレシア様から赤の他人宣言されたくせにですよ?」
ファンクラブ会員から殺気が漏れていますが...それでもアクセラント殿下はへこたれてません。
「全部解決して、きちんと公務をし、押し掛けるとはいえ今までのことを謝罪し、一切手出しせずに話し合う。それが一番理想的だったのにも関わらず、全て放棄してテレシア様のとこに向かいましたよね?
そんな貴方は王太子に相応しくはない。テレシア様にも相応しくはない。」
「うーうー!」
芋虫さんがジタバタ暴れ、怒りの眼差しでこちらを見てきますが...怖くなどありませんね!
「ファンクラブ会員総力を持って、陛下と王妃様に嘆願し、王太子候補からアクセラント殿下を外すことも出来るのですよ?テレシア様のファンクラブを侮らないでくださいませ?」
「...。」
「テレシア様の幸福の為にならないような方は徹底的に排除します。それが、アクセラント殿下でないことを御祈りしておきますわ。忠告...しましたわよ?次回はありませんわ。」
去ろうとして、ふといたずら心が沸き上がる。
「そうそう、テレシア様と仲睦まじい王太子候補が別に居ますよね。振られる可能性が高いですし、ファンクラブの中には応援している者が多いので、テレシア様のこと諦めた方が宜しいですよ。では。」
綺麗なカーテシーして、そのまま帰ります。
何人かが踏みつけたり蹴ったりしている気がしますが、私はなにも見てないし聞いていません。
広い会場はアクセラント殿下だけを残し、暗闇になりました。
誰も殿下のことを助けないように隠れて監視している者達がいるので、アクセラント殿下はしばらく芋虫のままです。
反省していなさい!
そして、テレシア様のファンクラブの会長ですわ!
私の目の前には、ファンクラブとしてじゃなくても許せない行為をした者を芋虫のように縛って転がしていますわ。
ええ、断じて許せませんわ。
ファンクラブ会員全員に連絡して、色んな方にに協力してもらい、なおかつ芋虫のように転がってる者を取り囲んで威圧しております。
ファンクラブ会員のほとんどの方々が参加するとあって、また王宮の広い会場を貸し切らせて頂きました。
陛下と王妃様に出来事を説明して、制裁する許可も頂きましたわ。
さて、この転がってる芋虫。正体はアクセラント殿下です。気づいていた方もいるかと思います。
こんなに簡単に捕まって大丈夫なのかっていう疑問は、陛下と王妃様にご協力頂いているから大丈夫なのです。
ファンクラブ会員の総力をもってさえいれば、陛下や王妃様の許可が無くても王子の一人や二人簡単に捕まえてこれますけれども...今回は穏便に事を運びました。
そして、アクセラント殿下は囲まれて威圧されてるのにも関わらずに、うーうー唸っているのは自分は悪くないとお思いなのでしょうか?
ファンクラブを侮らないでくださいませ?
「ねぇ、アクセラント殿下?ファンクラブ会員全員がテレシア様の幸せを願っているのです。
なのに、陛下からの仕事だといえども一人の令嬢に群がり、さらにその件を解決させてないのにも関わらずにテレシア様のとこへ押し掛け、なおかつ身勝手な嫉妬にかられてあんなことをして、テレシア様を怒らせました。
テレシア様から赤の他人宣言されたくせにですよ?」
ファンクラブ会員から殺気が漏れていますが...それでもアクセラント殿下はへこたれてません。
「全部解決して、きちんと公務をし、押し掛けるとはいえ今までのことを謝罪し、一切手出しせずに話し合う。それが一番理想的だったのにも関わらず、全て放棄してテレシア様のとこに向かいましたよね?
そんな貴方は王太子に相応しくはない。テレシア様にも相応しくはない。」
「うーうー!」
芋虫さんがジタバタ暴れ、怒りの眼差しでこちらを見てきますが...怖くなどありませんね!
「ファンクラブ会員総力を持って、陛下と王妃様に嘆願し、王太子候補からアクセラント殿下を外すことも出来るのですよ?テレシア様のファンクラブを侮らないでくださいませ?」
「...。」
「テレシア様の幸福の為にならないような方は徹底的に排除します。それが、アクセラント殿下でないことを御祈りしておきますわ。忠告...しましたわよ?次回はありませんわ。」
去ろうとして、ふといたずら心が沸き上がる。
「そうそう、テレシア様と仲睦まじい王太子候補が別に居ますよね。振られる可能性が高いですし、ファンクラブの中には応援している者が多いので、テレシア様のこと諦めた方が宜しいですよ。では。」
綺麗なカーテシーして、そのまま帰ります。
何人かが踏みつけたり蹴ったりしている気がしますが、私はなにも見てないし聞いていません。
広い会場はアクセラント殿下だけを残し、暗闇になりました。
誰も殿下のことを助けないように隠れて監視している者達がいるので、アクセラント殿下はしばらく芋虫のままです。
反省していなさい!
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