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リラックスタイム
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「ほわぁ...美味しい...。」
ルイーナ特製ホットミルクティーを飲んで一息。
外で色々と疲れちゃうから、これがないとリラックスが出来ないのよね。
思わず上機嫌になって、足をぶらぶら。
そんな私をルイーナとフロリーが微笑ましそうに見守っていた。
「え...と...。メイアーナ...これは...一体...。」
ローリンウルド様が困惑顔で訪ねてくる。
他の数名も困惑顔だ。
私はキョトンとした顔をして首を傾げる。
「なにか問題でも?」
私はいつものように部屋に戻って、動きやすい楽な格好に着替えて、ソファーに座って甘いホットミルクティーを飲んでいるだけですよ?
ローリンウルド様達を来客扱いであればアウトですが、監視扱いであればOKです。
監視なんて今更過ぎですし、私もずっと気を使うのは嫌ですもの。
「そもそも、私は領地でのんびり生活したかったのに...王家からの打診という名の王命で強制的に婚約され、両親や兄は領地に逃げ、私はここに残らされている...。」
ホットミルクティーを一口飲み、カップを置いて身体をだらんとソファーに預ける。
「外では完璧に演じてあげているのだから、家の中では私の自由にして良いじゃない。
どうせ私は何処にも逃げられないのだし、逃げた所で捕まえられて戻されるだけなのだから。」
ふぅ...と片手を頬に当て、ため息をついてみせる。
と、ローリンウルド様に選ばれた監視要員の一人がスッと手をあげて質問してきた。
「メイアーナ様、メイアーナ様はローリンウルド様のことをどう思っているのか...聞いても良いですか?」
メイアーナは思わず黙りこんでしまった。
ローリンウルド様もソワソワし始めた気配がするが、メイアーナはそんなことは関係なしに黙りこむ。
メイアーナはしばらく黙りこんだ後、意味のない抵抗だとしても僅かな希望をと思い、おずおずと訪ねてみた。
「それは...表向きだけの理由だけで良いかしら?」
「いえ!正直に言っていただければ...。」
くっ...切り返しが早い。
ローリンウルド様以外の数人が目をキラキラさせてこっちを見てくる!
チラッとローリンウルド様を見ると、やっぱりソワソワしている。
「...ローリンウルド様...不敬罪になる可能性もあるのですが...正直に述べるほうが宜しいですか?」
「なっ...不敬罪だと...そこまでか...。」
ローリンウルド様はそこまでのこととは思っていなかったようで、ショボンと落ち込んでしまった。
周りの数人も申し訳ないという雰囲気だ。
...ローリンウルド様も私が婚約者になった経緯を知っているはずだけれど...なにを期待していたのやら。
あーあーあー、もうどーでもいいじゃない。
とりあえず、ソファーにだらんとしたら眠くなったわ...。
寝ていいかな?
「お嬢様、寝るのであればベッドにいきましょうね。お着替えもしませんと。」
「はぁーい。」
ルイーナ、流石私専属。
目を擦り、あくびをしながらルイーナに手を引かれ、寝間着に着替えさせてもらってぞもぞとベッドに潜り込む。
「ルイーナ...後は宜しくね。」
「はい。ゆっくり休んでくださいね。」
ルイーナにポンポンと叩かれ、あっという間に夢の世界へと旅立った。
ローリンウルド様達?
ルイーナ達に任せるわ。
おやすみなさーい。
ルイーナ特製ホットミルクティーを飲んで一息。
外で色々と疲れちゃうから、これがないとリラックスが出来ないのよね。
思わず上機嫌になって、足をぶらぶら。
そんな私をルイーナとフロリーが微笑ましそうに見守っていた。
「え...と...。メイアーナ...これは...一体...。」
ローリンウルド様が困惑顔で訪ねてくる。
他の数名も困惑顔だ。
私はキョトンとした顔をして首を傾げる。
「なにか問題でも?」
私はいつものように部屋に戻って、動きやすい楽な格好に着替えて、ソファーに座って甘いホットミルクティーを飲んでいるだけですよ?
ローリンウルド様達を来客扱いであればアウトですが、監視扱いであればOKです。
監視なんて今更過ぎですし、私もずっと気を使うのは嫌ですもの。
「そもそも、私は領地でのんびり生活したかったのに...王家からの打診という名の王命で強制的に婚約され、両親や兄は領地に逃げ、私はここに残らされている...。」
ホットミルクティーを一口飲み、カップを置いて身体をだらんとソファーに預ける。
「外では完璧に演じてあげているのだから、家の中では私の自由にして良いじゃない。
どうせ私は何処にも逃げられないのだし、逃げた所で捕まえられて戻されるだけなのだから。」
ふぅ...と片手を頬に当て、ため息をついてみせる。
と、ローリンウルド様に選ばれた監視要員の一人がスッと手をあげて質問してきた。
「メイアーナ様、メイアーナ様はローリンウルド様のことをどう思っているのか...聞いても良いですか?」
メイアーナは思わず黙りこんでしまった。
ローリンウルド様もソワソワし始めた気配がするが、メイアーナはそんなことは関係なしに黙りこむ。
メイアーナはしばらく黙りこんだ後、意味のない抵抗だとしても僅かな希望をと思い、おずおずと訪ねてみた。
「それは...表向きだけの理由だけで良いかしら?」
「いえ!正直に言っていただければ...。」
くっ...切り返しが早い。
ローリンウルド様以外の数人が目をキラキラさせてこっちを見てくる!
チラッとローリンウルド様を見ると、やっぱりソワソワしている。
「...ローリンウルド様...不敬罪になる可能性もあるのですが...正直に述べるほうが宜しいですか?」
「なっ...不敬罪だと...そこまでか...。」
ローリンウルド様はそこまでのこととは思っていなかったようで、ショボンと落ち込んでしまった。
周りの数人も申し訳ないという雰囲気だ。
...ローリンウルド様も私が婚約者になった経緯を知っているはずだけれど...なにを期待していたのやら。
あーあーあー、もうどーでもいいじゃない。
とりあえず、ソファーにだらんとしたら眠くなったわ...。
寝ていいかな?
「お嬢様、寝るのであればベッドにいきましょうね。お着替えもしませんと。」
「はぁーい。」
ルイーナ、流石私専属。
目を擦り、あくびをしながらルイーナに手を引かれ、寝間着に着替えさせてもらってぞもぞとベッドに潜り込む。
「ルイーナ...後は宜しくね。」
「はい。ゆっくり休んでくださいね。」
ルイーナにポンポンと叩かれ、あっという間に夢の世界へと旅立った。
ローリンウルド様達?
ルイーナ達に任せるわ。
おやすみなさーい。
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