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接触禁止
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陥落したミルフォード様をみて、ふと思い立った。
そうだ、まだ女性がこっちをまだ見ている。
それに、婚約解消なんてことを言った殿下に少しお仕置きをしたい。
陥落したミルフォード様と同じように膝をつき、ミルフォード様に向かって囁く。
「ねぇ、ミルフォード様。いま少しだけだったら...胸に顔を埋めても良いですわよ。でも、手を使って触れるのはき・ん・し。」
両手を広げ、ミルフォード様を誘うと...顔を上げふらふらとしながら私の胸に顔を埋める。
私はミルフォード様の顔を押し付けるように抱き寄せ、目を閉じる。
これで女性は悟ってくれるだろう。
薄目を開け、女性の方を確認すると居なくなっていた。
確認を終えた私はミルフォード様の両肩に手を置き、自分から引き離そうと力を込める...が、離れない。
しかも、ミルフォード様は胸に顔を擦り付けてきた。
むかつく。
あ、匂いも嗅いでいる。
変態だ!
「ミルフォード様、離れてください。私はまだ婚約解消なんて言ったこと怒っているんですからね!私のことを散々好きだって言ってたくせに!
私が許すまで接触禁止です!」
無理矢理振り切り、立ち上がって上から見下ろす。
「そんな!それはやめてくれ!」
ミルフォード様は私の制服を掴み、泣きそうな顔ですがりついてきた。
「だめです。許しません。」
怒った顔で視線を逸らす。
「お願いだ!許してくれ!ただでさえ最近はキャッスリーンに避けられて辛かったのに!さっきのでは全然足りない!」
私の制服を掴んでたにも関わらず、絶対に離れないと腰に抱きついてきた。
「ダメです!ただでさえ、婚約者を選ぶお茶会の時に私の胸がでかいからと言う理由だけで選び、しかも好き勝手に胸を弄びたいからと結婚を早めて、外堀を埋めまくってた癖に...婚約解消ですって?
隙あらば私の胸を揉みまくっていた癖に?
こっちから婚約解消してやりますわ!慰謝料も忘れずに貰わないといけませんわね!
さぁ、私を自由にしてくださいまし!」
「嫌だぁああああああああ!」
「離してくださいまし!婚約解消の話をつけにお父様と陛下に進言しにいきますわ!」
「ダメだぁああああああああああ!」
腰に抱きつきながら、下から胸に埋もれてきましたわ!
このっ!
「この変態がっ!離しなさい!」
後頭部をバシバシ叩くが、微動だにしない。
「嫌だ!」
「ちょっと!きゃあっ...。」
体重を掛けられ、地面に押し倒されてしまった。
しかも、馬乗りしてきたから逃げられない!
ミルフォード様の目がぎらついて、飢えている肉食獣の眼差しに似ていて...思わず身体がすくむ。
「確かに俺が悪かった。反省しているから...許して貰えるようにご奉仕しても...良いよね?」
目をぎらつかせながら舌舐めずりしている姿を見ても、反省しているとは思いませんわよ!
そうだ、まだ女性がこっちをまだ見ている。
それに、婚約解消なんてことを言った殿下に少しお仕置きをしたい。
陥落したミルフォード様と同じように膝をつき、ミルフォード様に向かって囁く。
「ねぇ、ミルフォード様。いま少しだけだったら...胸に顔を埋めても良いですわよ。でも、手を使って触れるのはき・ん・し。」
両手を広げ、ミルフォード様を誘うと...顔を上げふらふらとしながら私の胸に顔を埋める。
私はミルフォード様の顔を押し付けるように抱き寄せ、目を閉じる。
これで女性は悟ってくれるだろう。
薄目を開け、女性の方を確認すると居なくなっていた。
確認を終えた私はミルフォード様の両肩に手を置き、自分から引き離そうと力を込める...が、離れない。
しかも、ミルフォード様は胸に顔を擦り付けてきた。
むかつく。
あ、匂いも嗅いでいる。
変態だ!
「ミルフォード様、離れてください。私はまだ婚約解消なんて言ったこと怒っているんですからね!私のことを散々好きだって言ってたくせに!
私が許すまで接触禁止です!」
無理矢理振り切り、立ち上がって上から見下ろす。
「そんな!それはやめてくれ!」
ミルフォード様は私の制服を掴み、泣きそうな顔ですがりついてきた。
「だめです。許しません。」
怒った顔で視線を逸らす。
「お願いだ!許してくれ!ただでさえ最近はキャッスリーンに避けられて辛かったのに!さっきのでは全然足りない!」
私の制服を掴んでたにも関わらず、絶対に離れないと腰に抱きついてきた。
「ダメです!ただでさえ、婚約者を選ぶお茶会の時に私の胸がでかいからと言う理由だけで選び、しかも好き勝手に胸を弄びたいからと結婚を早めて、外堀を埋めまくってた癖に...婚約解消ですって?
隙あらば私の胸を揉みまくっていた癖に?
こっちから婚約解消してやりますわ!慰謝料も忘れずに貰わないといけませんわね!
さぁ、私を自由にしてくださいまし!」
「嫌だぁああああああああ!」
「離してくださいまし!婚約解消の話をつけにお父様と陛下に進言しにいきますわ!」
「ダメだぁああああああああああ!」
腰に抱きつきながら、下から胸に埋もれてきましたわ!
このっ!
「この変態がっ!離しなさい!」
後頭部をバシバシ叩くが、微動だにしない。
「嫌だ!」
「ちょっと!きゃあっ...。」
体重を掛けられ、地面に押し倒されてしまった。
しかも、馬乗りしてきたから逃げられない!
ミルフォード様の目がぎらついて、飢えている肉食獣の眼差しに似ていて...思わず身体がすくむ。
「確かに俺が悪かった。反省しているから...許して貰えるようにご奉仕しても...良いよね?」
目をぎらつかせながら舌舐めずりしている姿を見ても、反省しているとは思いませんわよ!
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