3 / 5
異世界での生活
主婦の鎧を脱いだ沙織
しおりを挟む
「ふぅ。お待たせ」
扉から、ニールが汗を拭いながら出てきた。暑くはないのに···
そういえば、今ってどんな季節なのかしら?周りを見渡すと···
似たような長袖の服ばかりでわからない。
「ニールさん。この世界って季節ってあるんですか?」
ギルドから町までは、そう距離はないらしく目的地の衣装屋まで直ぐに着いた。
「ありますよ。季節なら。あそこに大きなミレイ山があるんですが、あそこが白くなると冬になって、今は秋です」
ニールは、大きな腕を真っ直ぐに伸ばした方向に山はあり、白くはなっていなかった。
「あ、サオリおばちゃん! ここだよ」
一目散に駆け出して転ぶ所は、万国共通か。
「キリ、先にアルーを···」
キリは、汚れたズボンの埃を叩き、アルーを店先に繋げた。
「サオリさん···」
ニールは、サオリを庇うように店の中へ入るとキリも続けて入っていった。
「こういうものしか、ないですが···」
ニールが、店主に声を掛け、店主はサオリを値踏みのような目で見、奥の棚から一式の女性衣類を持ってきた。
「こんなに···素敵···」
見た目どの女性が着ている物は、同じように見えても、そのひとつひとつ丁寧に刺繍や飾りが施されており、沙織はその内の一着を手に、女店主と奥へと消えたが···
「やっ···えっ? あっ、駄目です。そんな···あっ···」
奥から聞こえるサオリの声に、キリは、ニールに、
「おばちゃん、大丈夫?」
と聞くもニールの耳には届いていないのか、キリは勝手に店内をブラついては鏡の前でおもちゃの剣で遊んでいた。
「それは、まだお前には早い」
ニールは、キリからおもちゃの剣を取り上げると、キリに似合いそうなマントを探した。
「お、お待たせしました···」
女店主によって着替えをさせられたサオリの隣には、ニマニマと笑った店主。
「ど、どうですか? わたし、こんなの初めてなんで···」
どの女性もが着てる衣装ではあるが、ニールは言葉を失った。
「おばちゃん、可愛い! ね、お父さん!」
キリの嬉しそうな言葉に、ニールも、
「うん。きれいだ」
身体の中に熱くなるモノを感じながら、言葉少なげに言った。
「い、幾らだ?」
「3銀でいいよ。にしても、あんたほんといい身体してる。ま、あたしには負けるけどなっ!」
着ていた服をキリのマントを麻袋にしまい、アルーの背中へと括り付け、次の店へと向かう。
「なんか、凄い。ジロジロ見られてるような···」
(服だけをお願いしたのに···)
ほんの数分前まで一緒に言葉を交わしたサオリの顔が、まともに見れない位にニールは、激しく動揺していた。
一方、沙織は沙織で···
(やっぱり、現地の人ってこんなヒラヒラしたドレスをきれいに着こなしてるのね)
別の意味でへこんでいた。そして、ニールが言葉少なげになった原因が、自分の大きな胸にあるとは思ってもいない。
「おばちゃん、すごく可愛い。お姫様みたいだ」
キリは、キリで、後ろを振り返りつつサオリの顔を見ながら、歩いていた。
「ここは?」
大きく上からぶら下がっているモノが、何であるか?は、主婦をしている沙織ですらも想像はついたが···
「これか? マッホだ」
そう言われても、沙織にはピンとこない。豚かそれに近い動物なんだろう。
キリは、新しく出た肉の燻製を少し店主から貰って口を動かしている。
「マッホを1、あとサプールを2くれ」
「はいよ。ニール、結婚したのか?」
店主のからかいを睨み返しながら、ニールはいつものように2銀渡すと、それもアズールの背中へと括り付けた。
町全体に大きな鐘の音が響き渡る。
「もう昼か。キリ、腹は?」
「減った! おばちゃんもお腹空いたって」
聞かれてもいないのに、キリはサオリの代弁をし、サオリが笑う。
アズールを引きながら、すれ違う人並みを見るもやはり沙織は、落ち着かなかった。
(皆と同じ服を着てるのに、なんでかしら?)
衣装屋でも肉屋でもそうだったが、どこを歩いても、
「よ、ニール! いつ帰ってきたんだ?」
だの、
「ニール、次は俺を呼んでくれよ!」
だのすれ違う男性もさながら、女性からもいろいろな言葉を浴びせられ、ニールはそれぞれに言葉を、返していった。
(いったい、この人はなんなんだろう? キリくんは、強いとか言ってるし)
そんな思いを胸に、ニールの後をキリの手を繋ぎ、歩いていった。
「ここで、いっか。ここなら、食べれる物も多いし」
店の佇まいは、先程の衣装屋並みに古さはあるものの、扉を開ける前から賑わった声や匂いが漂っている。
「よぉっ!」
ニールが、入ると一瞬店内が静かになり、
「ニールッ! お前、生きてたのか?!」
驚きの声が聞こえたり、
「キリ? お前デカくなったなぁ!」
嫌がるキリを捕まえては、頭をぐりんぐりん撫で付ける男性もいた。
「お前···結婚したのか?!」
肉屋の店主同様に言っては、ニールから頭にげんこつを喰らっても怒る人はいない。
「オヤジ! 合鴨の燻製とチーズ。あと、適当に見繕ってくれ。それと、酒とミルク!」
(ここでも、視線を感じる···)
「おばちゃん、似てるんだよ」
丸い椅子に腰掛けたキリが、俯く沙織にそう言った。
「似てる? 誰に?」
(こんな世界に映画やテレビなんてものはない。いったい、何に似てるの?)
「女神、だ。正しくは、この国を作ったレノンという女神に···」
ニールは、そう言うとテーブルに置かれた酒を飲み始めた。
「お父さん?」
「あ?」
沙織は、隣に座ってたキリが、ソワソワしてるのを感じた。
「キリくん?」
「お仕事?」
「あぁ···」
そういえば、待ってる時に王兵がくるとお父さんは長い仕事に出ると教えてくれた。どんな仕事なんだろうか?
「おばちゃん···」
沙織は、どうしていいかわからず、ただただキリの固くなった握りこぶしをそっと包んだ。
「大丈夫だろ? 今までも俺が仕事で家を開けても、お前はひとりでやってこれた。その為に全てを教えてきた」
「え? でも、まだ6つですよ?」
驚いた沙織は、酒の入ったグラスをもてあそぶニールに詰めかかったが···
「うん。そうだよね! ぼく、いっぱい魔法のお勉強してるから···生きて···」
「ばーか! 男の癖に泣くんじゃねーよ。湿っぽくなるじゃねーか。俺みたいな男になるんだろ」
キリは、グッと涙を袖で拭くと、
「お腹空いたから、たーべよっ! おじちゃーん! パンちょーだーい!」
お店の中に渡るような大きな声をキリは、張り上げた。
シンとなった空気が、また賑やかになり始めた···。
リストランテを出ると、ニールは光の像へとサオリを案内した。
「これが?」
「あぁ、似てるだろ?」
そう言われても、沙織には像と自分を比べてもいまいち似てるのかはわからないが···
(絵でもあったら、わかるのに···)
そんな事を思った沙織でも、内心はちょっと嬉しかったりする。
泣き疲れたキリをベッドに寝かせ、沙織は庭でタバコをふかしてるニールの傍へ座った···
「いいですか?」
タバコを口に咬えたニールは、サオリを見るなり、何かを言おうとしたが口を閉じ、ただただ空を仰いでいた。
仕事の大変さはわかる。
あの人もいつもそうだったけど。
けど、こんな小さな子供を置いてなんて···
交わされる言葉はなく、ただふたりジッと空だけを眺めていた。
扉から、ニールが汗を拭いながら出てきた。暑くはないのに···
そういえば、今ってどんな季節なのかしら?周りを見渡すと···
似たような長袖の服ばかりでわからない。
「ニールさん。この世界って季節ってあるんですか?」
ギルドから町までは、そう距離はないらしく目的地の衣装屋まで直ぐに着いた。
「ありますよ。季節なら。あそこに大きなミレイ山があるんですが、あそこが白くなると冬になって、今は秋です」
ニールは、大きな腕を真っ直ぐに伸ばした方向に山はあり、白くはなっていなかった。
「あ、サオリおばちゃん! ここだよ」
一目散に駆け出して転ぶ所は、万国共通か。
「キリ、先にアルーを···」
キリは、汚れたズボンの埃を叩き、アルーを店先に繋げた。
「サオリさん···」
ニールは、サオリを庇うように店の中へ入るとキリも続けて入っていった。
「こういうものしか、ないですが···」
ニールが、店主に声を掛け、店主はサオリを値踏みのような目で見、奥の棚から一式の女性衣類を持ってきた。
「こんなに···素敵···」
見た目どの女性が着ている物は、同じように見えても、そのひとつひとつ丁寧に刺繍や飾りが施されており、沙織はその内の一着を手に、女店主と奥へと消えたが···
「やっ···えっ? あっ、駄目です。そんな···あっ···」
奥から聞こえるサオリの声に、キリは、ニールに、
「おばちゃん、大丈夫?」
と聞くもニールの耳には届いていないのか、キリは勝手に店内をブラついては鏡の前でおもちゃの剣で遊んでいた。
「それは、まだお前には早い」
ニールは、キリからおもちゃの剣を取り上げると、キリに似合いそうなマントを探した。
「お、お待たせしました···」
女店主によって着替えをさせられたサオリの隣には、ニマニマと笑った店主。
「ど、どうですか? わたし、こんなの初めてなんで···」
どの女性もが着てる衣装ではあるが、ニールは言葉を失った。
「おばちゃん、可愛い! ね、お父さん!」
キリの嬉しそうな言葉に、ニールも、
「うん。きれいだ」
身体の中に熱くなるモノを感じながら、言葉少なげに言った。
「い、幾らだ?」
「3銀でいいよ。にしても、あんたほんといい身体してる。ま、あたしには負けるけどなっ!」
着ていた服をキリのマントを麻袋にしまい、アルーの背中へと括り付け、次の店へと向かう。
「なんか、凄い。ジロジロ見られてるような···」
(服だけをお願いしたのに···)
ほんの数分前まで一緒に言葉を交わしたサオリの顔が、まともに見れない位にニールは、激しく動揺していた。
一方、沙織は沙織で···
(やっぱり、現地の人ってこんなヒラヒラしたドレスをきれいに着こなしてるのね)
別の意味でへこんでいた。そして、ニールが言葉少なげになった原因が、自分の大きな胸にあるとは思ってもいない。
「おばちゃん、すごく可愛い。お姫様みたいだ」
キリは、キリで、後ろを振り返りつつサオリの顔を見ながら、歩いていた。
「ここは?」
大きく上からぶら下がっているモノが、何であるか?は、主婦をしている沙織ですらも想像はついたが···
「これか? マッホだ」
そう言われても、沙織にはピンとこない。豚かそれに近い動物なんだろう。
キリは、新しく出た肉の燻製を少し店主から貰って口を動かしている。
「マッホを1、あとサプールを2くれ」
「はいよ。ニール、結婚したのか?」
店主のからかいを睨み返しながら、ニールはいつものように2銀渡すと、それもアズールの背中へと括り付けた。
町全体に大きな鐘の音が響き渡る。
「もう昼か。キリ、腹は?」
「減った! おばちゃんもお腹空いたって」
聞かれてもいないのに、キリはサオリの代弁をし、サオリが笑う。
アズールを引きながら、すれ違う人並みを見るもやはり沙織は、落ち着かなかった。
(皆と同じ服を着てるのに、なんでかしら?)
衣装屋でも肉屋でもそうだったが、どこを歩いても、
「よ、ニール! いつ帰ってきたんだ?」
だの、
「ニール、次は俺を呼んでくれよ!」
だのすれ違う男性もさながら、女性からもいろいろな言葉を浴びせられ、ニールはそれぞれに言葉を、返していった。
(いったい、この人はなんなんだろう? キリくんは、強いとか言ってるし)
そんな思いを胸に、ニールの後をキリの手を繋ぎ、歩いていった。
「ここで、いっか。ここなら、食べれる物も多いし」
店の佇まいは、先程の衣装屋並みに古さはあるものの、扉を開ける前から賑わった声や匂いが漂っている。
「よぉっ!」
ニールが、入ると一瞬店内が静かになり、
「ニールッ! お前、生きてたのか?!」
驚きの声が聞こえたり、
「キリ? お前デカくなったなぁ!」
嫌がるキリを捕まえては、頭をぐりんぐりん撫で付ける男性もいた。
「お前···結婚したのか?!」
肉屋の店主同様に言っては、ニールから頭にげんこつを喰らっても怒る人はいない。
「オヤジ! 合鴨の燻製とチーズ。あと、適当に見繕ってくれ。それと、酒とミルク!」
(ここでも、視線を感じる···)
「おばちゃん、似てるんだよ」
丸い椅子に腰掛けたキリが、俯く沙織にそう言った。
「似てる? 誰に?」
(こんな世界に映画やテレビなんてものはない。いったい、何に似てるの?)
「女神、だ。正しくは、この国を作ったレノンという女神に···」
ニールは、そう言うとテーブルに置かれた酒を飲み始めた。
「お父さん?」
「あ?」
沙織は、隣に座ってたキリが、ソワソワしてるのを感じた。
「キリくん?」
「お仕事?」
「あぁ···」
そういえば、待ってる時に王兵がくるとお父さんは長い仕事に出ると教えてくれた。どんな仕事なんだろうか?
「おばちゃん···」
沙織は、どうしていいかわからず、ただただキリの固くなった握りこぶしをそっと包んだ。
「大丈夫だろ? 今までも俺が仕事で家を開けても、お前はひとりでやってこれた。その為に全てを教えてきた」
「え? でも、まだ6つですよ?」
驚いた沙織は、酒の入ったグラスをもてあそぶニールに詰めかかったが···
「うん。そうだよね! ぼく、いっぱい魔法のお勉強してるから···生きて···」
「ばーか! 男の癖に泣くんじゃねーよ。湿っぽくなるじゃねーか。俺みたいな男になるんだろ」
キリは、グッと涙を袖で拭くと、
「お腹空いたから、たーべよっ! おじちゃーん! パンちょーだーい!」
お店の中に渡るような大きな声をキリは、張り上げた。
シンとなった空気が、また賑やかになり始めた···。
リストランテを出ると、ニールは光の像へとサオリを案内した。
「これが?」
「あぁ、似てるだろ?」
そう言われても、沙織には像と自分を比べてもいまいち似てるのかはわからないが···
(絵でもあったら、わかるのに···)
そんな事を思った沙織でも、内心はちょっと嬉しかったりする。
泣き疲れたキリをベッドに寝かせ、沙織は庭でタバコをふかしてるニールの傍へ座った···
「いいですか?」
タバコを口に咬えたニールは、サオリを見るなり、何かを言おうとしたが口を閉じ、ただただ空を仰いでいた。
仕事の大変さはわかる。
あの人もいつもそうだったけど。
けど、こんな小さな子供を置いてなんて···
交わされる言葉はなく、ただふたりジッと空だけを眺めていた。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる