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72 ガゼボを案内と酒場兼休憩施設
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みんなが俺の後をぞろぞろとついてきている。
扉を開けて、まぁびっくり。天井高の天井に絵画が、あははは、やりすぎたなぁ、これは。フランスの有名宮殿の天井画のパクリだよ。
「ケビン、この天井にある絵はなぁに?すごいわね、神々?を描いたのかしら?」
「そ、そうですね、イメージです。こんな神々がいたらすごいなぁと。神々に見守られているというイメージです」
「すごいわね、天井が余計高く見えるわ。この天井の絵画はこの玄関先で終わりなの?」
「いえー、廊下は全てこのような天井です」
「まぁ」
お祖母様とカーラ様はお気に召したようだ。矢継ぎ早に質問をしてくるが答えに窮する。この世界にあるのかどうかが全く分からないから不用意な言葉を発してはいけないが、さんざん前世の言葉を披露して来たから、わけのわからない言葉で押し進めよう。うやむやにするのだ。兄様達も天井や壁などを見て驚いていた。
「イーサン兄様、ランプの魔道具を付けたいのでたくさん作ってください。希望はスイッチを押すと全ての照明が付くか、リモコンでつくようにして欲しいですね」
「ケビン、またおかしなことを言っているよ。スイッチ、リモコンとはなんだ?」
最近は魔導ランプを売り出したけど、一つ一つ魔力石の設置か魔力石に魔力を入れればいいのだが、スイッチ一つで全部ついて欲しい、もしくはリモコン。また説明してお願いしたが、イーサン兄様、すでに疲れ切っているように感じる。ポーションを渡したら、頭をグシャグシャにされた。
「それでは部屋の方を見にいきましょう」
みんな天井を見たり、壁を見たりと大忙しだ。窓も大きめに日が当たるようにしている。(絵画には色あせ防止を付与しておこう)バルーンシェイドカーテンをここに作ろう。雰囲気があった良い感じになるよね。
部屋は4つ作り、それぞれのコンセプトが大人数これは結婚式場のような丸テーブルが並べられたイメージと長テーブルで形式あるイメージ、そしてカジュアルな仲の良いお友達気兼ねなくお茶をするイメージ。商談するときなどシックなイメージの部屋。でも酒蔵近くに作る施設にも事務所と商談場所を作るからいらなかったかな。
「父様、ここにも商談部屋を作ったのですが、酒蔵の施設にも商談部屋を作った方がいいですよね?商談後にお酒の提供をするときの部屋を作った方がいいですか?」
「そうだな、落ち着いたかんじの部屋が商談にはいいな。商談後うまくいったら飲む部屋で一緒に飲んでもいいな」
「ケビン、兄様とドルトンの魔道具施設。そして倉庫と私の商会の事務所。どうだろうか」
「イーサン兄様、すみませんでした。丸投げで魔道具を作っていただいているのに施設を作ることを失念していました。この屋敷内の土地の動線を考えて、魔道具施設と商会の事務所に場所を考えます。あまり遠いところに作ると移動が大変になりますね。移動方法、うーん、二輪車か自動車を作りますか?イーサン兄様」
「ケビン、さっき、魔道具をお願いされたばかりだが、今度はにりんしゃ?じどうしゃ?それは作って欲しいノートに書いてあったものだな。はあ、本当に人員が足りないよ」
イーサン兄様には無茶ぶりしているから申し訳ないと思っている。
「まぁ、魔道具作りをする仲間達がうちの領地に来てくれることになっているから、今よりは余裕が持てる?と思っていたのだが、ケビンに先ほどから新しいものを言われているので余裕がないように感じる。ドルトン、大丈夫か?」
「弟子を数人いますが、今の状況は大変ですね。本当にケビン坊っちゃまは色々と考えてくれることは楽しいのですが、無茶振りが多いので大変です」
何気にディスられているような気がする。
「ドルトン、なぁ、俺たちがここに来ようか?もしくは俺たちの弟子が育って巣立つ頃なのだが、ここに来させるか、もしくはあの里にいる親族達を呼ぶかだ」
「そうだなぁ、あの里の親族か。ロドリゴ達なら気が合うがそのほかはなぁ。ロドリゴは呼べるのか?」
「確か奥方ができたはずだから、うーん難しいかもしれないな。奥方次第か、というところだな」
生産力の高いドワーフ達が多くなるのはいいが、お酒の消費率がすごくなるのでは?
「今、ここにいる間は俺も手伝うぞ。その前に契約魔法をしないといけないんだろう?ここは秘匿することが多そうだ」
「ギダン、あぁ、ここは秘匿することが多いのと、新しいものをこんな感じで作ってねと漠然としたもの言われるんだ。それはどういうものなのだ?もう少し詳しくと思っても、こういうものなんだで終わるんだ。それは覚悟したほうがいい」
そんなに大変な職場なのか?ここは。ひどいな、そんな説明じゃわからないじゃないか?
「ケビン、お前のことを言っているのだからな。お前はいつも、ノートに書いてこんな感じで、あとはよろしくって終わるからな」
俺?おれですか?首を捻る俺にみんな呆れ返った顔をしている。解せぬ。
それから魔道具施設の方を先に作った。お祖父様にはずっとなぜ魔道具施設が先なのだと言われ続けた。
ガゼボにはバルーンシェードカーテンを作り、テーブルクロスを部屋ごとに違ったものを作り、趣を変えてみた。母様も使えるように赤ちゃん用具も設置。
魔道具施設は実験場、倉庫、商会の事務所、仮眠室を設置。徹夜しないようにね、気をつけて。
そしてお祖父様達お待ちかねの仮眠室、休憩所と酒場のような部屋。もちろん休憩室と仮眠室は離れた場所に作ったよ。呑兵衛達がうるさいと休憩にもならないからね。酒場にはマイボトルをキープして飲んで帰っても良い。家に持ち帰って飲んでも良い。食べ物はマジックバッグに入れてあるのでご自由に食べてください、としている。
ギダンが羨ましそうにこの施設を見ていた。
扉を開けて、まぁびっくり。天井高の天井に絵画が、あははは、やりすぎたなぁ、これは。フランスの有名宮殿の天井画のパクリだよ。
「ケビン、この天井にある絵はなぁに?すごいわね、神々?を描いたのかしら?」
「そ、そうですね、イメージです。こんな神々がいたらすごいなぁと。神々に見守られているというイメージです」
「すごいわね、天井が余計高く見えるわ。この天井の絵画はこの玄関先で終わりなの?」
「いえー、廊下は全てこのような天井です」
「まぁ」
お祖母様とカーラ様はお気に召したようだ。矢継ぎ早に質問をしてくるが答えに窮する。この世界にあるのかどうかが全く分からないから不用意な言葉を発してはいけないが、さんざん前世の言葉を披露して来たから、わけのわからない言葉で押し進めよう。うやむやにするのだ。兄様達も天井や壁などを見て驚いていた。
「イーサン兄様、ランプの魔道具を付けたいのでたくさん作ってください。希望はスイッチを押すと全ての照明が付くか、リモコンでつくようにして欲しいですね」
「ケビン、またおかしなことを言っているよ。スイッチ、リモコンとはなんだ?」
最近は魔導ランプを売り出したけど、一つ一つ魔力石の設置か魔力石に魔力を入れればいいのだが、スイッチ一つで全部ついて欲しい、もしくはリモコン。また説明してお願いしたが、イーサン兄様、すでに疲れ切っているように感じる。ポーションを渡したら、頭をグシャグシャにされた。
「それでは部屋の方を見にいきましょう」
みんな天井を見たり、壁を見たりと大忙しだ。窓も大きめに日が当たるようにしている。(絵画には色あせ防止を付与しておこう)バルーンシェイドカーテンをここに作ろう。雰囲気があった良い感じになるよね。
部屋は4つ作り、それぞれのコンセプトが大人数これは結婚式場のような丸テーブルが並べられたイメージと長テーブルで形式あるイメージ、そしてカジュアルな仲の良いお友達気兼ねなくお茶をするイメージ。商談するときなどシックなイメージの部屋。でも酒蔵近くに作る施設にも事務所と商談場所を作るからいらなかったかな。
「父様、ここにも商談部屋を作ったのですが、酒蔵の施設にも商談部屋を作った方がいいですよね?商談後にお酒の提供をするときの部屋を作った方がいいですか?」
「そうだな、落ち着いたかんじの部屋が商談にはいいな。商談後うまくいったら飲む部屋で一緒に飲んでもいいな」
「ケビン、兄様とドルトンの魔道具施設。そして倉庫と私の商会の事務所。どうだろうか」
「イーサン兄様、すみませんでした。丸投げで魔道具を作っていただいているのに施設を作ることを失念していました。この屋敷内の土地の動線を考えて、魔道具施設と商会の事務所に場所を考えます。あまり遠いところに作ると移動が大変になりますね。移動方法、うーん、二輪車か自動車を作りますか?イーサン兄様」
「ケビン、さっき、魔道具をお願いされたばかりだが、今度はにりんしゃ?じどうしゃ?それは作って欲しいノートに書いてあったものだな。はあ、本当に人員が足りないよ」
イーサン兄様には無茶ぶりしているから申し訳ないと思っている。
「まぁ、魔道具作りをする仲間達がうちの領地に来てくれることになっているから、今よりは余裕が持てる?と思っていたのだが、ケビンに先ほどから新しいものを言われているので余裕がないように感じる。ドルトン、大丈夫か?」
「弟子を数人いますが、今の状況は大変ですね。本当にケビン坊っちゃまは色々と考えてくれることは楽しいのですが、無茶振りが多いので大変です」
何気にディスられているような気がする。
「ドルトン、なぁ、俺たちがここに来ようか?もしくは俺たちの弟子が育って巣立つ頃なのだが、ここに来させるか、もしくはあの里にいる親族達を呼ぶかだ」
「そうだなぁ、あの里の親族か。ロドリゴ達なら気が合うがそのほかはなぁ。ロドリゴは呼べるのか?」
「確か奥方ができたはずだから、うーん難しいかもしれないな。奥方次第か、というところだな」
生産力の高いドワーフ達が多くなるのはいいが、お酒の消費率がすごくなるのでは?
「今、ここにいる間は俺も手伝うぞ。その前に契約魔法をしないといけないんだろう?ここは秘匿することが多そうだ」
「ギダン、あぁ、ここは秘匿することが多いのと、新しいものをこんな感じで作ってねと漠然としたもの言われるんだ。それはどういうものなのだ?もう少し詳しくと思っても、こういうものなんだで終わるんだ。それは覚悟したほうがいい」
そんなに大変な職場なのか?ここは。ひどいな、そんな説明じゃわからないじゃないか?
「ケビン、お前のことを言っているのだからな。お前はいつも、ノートに書いてこんな感じで、あとはよろしくって終わるからな」
俺?おれですか?首を捻る俺にみんな呆れ返った顔をしている。解せぬ。
それから魔道具施設の方を先に作った。お祖父様にはずっとなぜ魔道具施設が先なのだと言われ続けた。
ガゼボにはバルーンシェードカーテンを作り、テーブルクロスを部屋ごとに違ったものを作り、趣を変えてみた。母様も使えるように赤ちゃん用具も設置。
魔道具施設は実験場、倉庫、商会の事務所、仮眠室を設置。徹夜しないようにね、気をつけて。
そしてお祖父様達お待ちかねの仮眠室、休憩所と酒場のような部屋。もちろん休憩室と仮眠室は離れた場所に作ったよ。呑兵衛達がうるさいと休憩にもならないからね。酒場にはマイボトルをキープして飲んで帰っても良い。家に持ち帰って飲んでも良い。食べ物はマジックバッグに入れてあるのでご自由に食べてください、としている。
ギダンが羨ましそうにこの施設を見ていた。
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