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205 お・も・て・な・し
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領地に転移で戻った。トリニティ達には事前に話しておいたが、実際俺達が現れた時にはびっくりしていた。料理長たちに一緒に帰ってもらい、料理の用意をお願いした。子供が好きなものから、大人のつまみまで幅広く用意をお願いした。女性陣にはデザートを。フランソワ様にチョコのデザートを約束しているのでチョコレートムースやオベラのような見た目美しい層にしたもの等の用意もお願いした。ケーキスタンド等を用意させ、ガゼボ?での優雅なお茶会も催そう。優雅なひと時も大事。
トリニティとカーナを中心に大お祖父様、大お祖母様の部屋を用意してもらった。第二王子の子供はダニエル、エディ、レックスがやってくる。女の子達はお母様と一緒にいるので来ないらしい。ダニエル、エディはイーサン兄様とロナウド兄様の部屋へ、レックスは俺の部屋で過ごすことにした。たぶん、レオンとイザークも来るような気がする。その時のために念のため寝具などを用意しておいた。
屋敷を急ピッチで作りました。ガゼボ?を中心に庭園が見えて、散歩もできるように、そして温泉付きお風呂は各屋敷に作り、食事は屋敷でもいいし、ガゼボ?でも食べられるように配慮した。バラの精霊ローズ三姉妹(姉妹か?そこは不明)に美しいバラ園を頑張ってもらいました。ふと思う、俺、やっぱり精霊、クル任せだな。トホホ。でもまあしょうがない。大いに感謝して、おだてて頑張ってもらいましょう。”邪な考えをまたしている”とポツリつぶやくクルさん。クルさん頼みなんだよ。感謝しているよぉ。ブラッシングいっぱいするから。しっぽをブンブン顔にぶつけるクルさん。かわゆし。
ボールドウェッジ公爵ライアン様に報告はしているので、たぶん、絶対来るでしょう。でも国王陛下であるお祖父様は来ないことになっているけど可哀想だから、夜だけむかえにいってあげようかな。もしかしたら長老様達が飲みに来る可能性だってある。絶対飲みに来る。その時はライアン様やケンおじちゃんに相談して決めればいい。
「父様、なんだか大変なことになってしまいましたね。滞在は2,3日ぐらいですよね」
「たぶん、そのぐらいだろう。もしくは1日で帰るかもしれないし、そこは臨機応変にやっていこう」
田舎過ぎてつまらないとなる可能性だってある。それはそれで転移で送っていくので大丈夫。そうだ、俺の自転車作ってくれたかな?
「イーサン兄様、僕の自転車作ってくれましたか?レオンも絶対乗ると思うので4台ぐらい作ってください」
「大丈夫だよ。すでに作ってあるから。補助輪付きだがな。ただし、いきなり遊びに行かず前もって行動を報告すること。分かったか?」
「うん、大丈夫だよ。僕はすぐ乗れると思うので補助輪なしがいいです。みんな乗れないと思うから、練習で終わると思うんだ。そうだ、ドルトン、あれ作ってくれたかな?」
「あぁ、あれか。あの形は何なんだ?あれを競馬の時に使うのか?」
ふふふ、トランペットを作ってもらったのだ。イザークにピアノやトランペット、バイオリンを演奏してもらうのだ。音楽のスキル持ちはどんな演奏をするのだろうか。まずは競馬のファンファーレをしてもらおうって音楽とは言えないか?俺が口ずさんだものを音符に表してもらえるかな。イザークと夜語り合うんだ!寝かせないよ。
そして皆には体験型屋敷と同じ、魔道具や快適布団などを体感してもらいましょう。ホテルのようにアメニティとピッカピカの鏡そして某タオルのようなふかふかなタオルを用意しているのだ。姿見も用意してあるよ。
用意が出来たことを魔鳥で知らせ、いつ来るか話し合ってほしいことを伝えた。早速答えが来た。決定が早すぎだよ。な、な、なんと明日?明日ってあしただよね?来るのはやっ!
俺は明日の送迎に向けクルと一緒に早々と寝た。たっぷりブラッシングをして、感謝の言葉を伝えた。
「クル、ごめんね、明日いっぱい転移しないといけないかもしれないんだ」
「そんなこと、もともと私が転移を使えばと言ったのだからいいのよ。転移の方が楽だし。それもケビンの魔力量次第なんだから頑張ってといってもケビンの魔力量大して減らないから大丈夫だけどね。ほんと、規格外よね」
クルさんまで規格外といっているよ。失敬な!
「明日、リルも来るからいっぱい遊ぼうね。ちびっ子たちとも遊んであげてね」
「分かっているわよ。子犬、子猫になりきるわよ。任せてちょうだい。それと絶対あの長老たちが来るわよ。お祖父様連れてこなくていいの?まあ、その時は連れてくればいいのよね。そしてすぐ帰せばいいのよね」
すぐ帰すって、お祖父様は挨拶して終わりかい?
さあ明日頑張ろう。
トリニティとカーナを中心に大お祖父様、大お祖母様の部屋を用意してもらった。第二王子の子供はダニエル、エディ、レックスがやってくる。女の子達はお母様と一緒にいるので来ないらしい。ダニエル、エディはイーサン兄様とロナウド兄様の部屋へ、レックスは俺の部屋で過ごすことにした。たぶん、レオンとイザークも来るような気がする。その時のために念のため寝具などを用意しておいた。
屋敷を急ピッチで作りました。ガゼボ?を中心に庭園が見えて、散歩もできるように、そして温泉付きお風呂は各屋敷に作り、食事は屋敷でもいいし、ガゼボ?でも食べられるように配慮した。バラの精霊ローズ三姉妹(姉妹か?そこは不明)に美しいバラ園を頑張ってもらいました。ふと思う、俺、やっぱり精霊、クル任せだな。トホホ。でもまあしょうがない。大いに感謝して、おだてて頑張ってもらいましょう。”邪な考えをまたしている”とポツリつぶやくクルさん。クルさん頼みなんだよ。感謝しているよぉ。ブラッシングいっぱいするから。しっぽをブンブン顔にぶつけるクルさん。かわゆし。
ボールドウェッジ公爵ライアン様に報告はしているので、たぶん、絶対来るでしょう。でも国王陛下であるお祖父様は来ないことになっているけど可哀想だから、夜だけむかえにいってあげようかな。もしかしたら長老様達が飲みに来る可能性だってある。絶対飲みに来る。その時はライアン様やケンおじちゃんに相談して決めればいい。
「父様、なんだか大変なことになってしまいましたね。滞在は2,3日ぐらいですよね」
「たぶん、そのぐらいだろう。もしくは1日で帰るかもしれないし、そこは臨機応変にやっていこう」
田舎過ぎてつまらないとなる可能性だってある。それはそれで転移で送っていくので大丈夫。そうだ、俺の自転車作ってくれたかな?
「イーサン兄様、僕の自転車作ってくれましたか?レオンも絶対乗ると思うので4台ぐらい作ってください」
「大丈夫だよ。すでに作ってあるから。補助輪付きだがな。ただし、いきなり遊びに行かず前もって行動を報告すること。分かったか?」
「うん、大丈夫だよ。僕はすぐ乗れると思うので補助輪なしがいいです。みんな乗れないと思うから、練習で終わると思うんだ。そうだ、ドルトン、あれ作ってくれたかな?」
「あぁ、あれか。あの形は何なんだ?あれを競馬の時に使うのか?」
ふふふ、トランペットを作ってもらったのだ。イザークにピアノやトランペット、バイオリンを演奏してもらうのだ。音楽のスキル持ちはどんな演奏をするのだろうか。まずは競馬のファンファーレをしてもらおうって音楽とは言えないか?俺が口ずさんだものを音符に表してもらえるかな。イザークと夜語り合うんだ!寝かせないよ。
そして皆には体験型屋敷と同じ、魔道具や快適布団などを体感してもらいましょう。ホテルのようにアメニティとピッカピカの鏡そして某タオルのようなふかふかなタオルを用意しているのだ。姿見も用意してあるよ。
用意が出来たことを魔鳥で知らせ、いつ来るか話し合ってほしいことを伝えた。早速答えが来た。決定が早すぎだよ。な、な、なんと明日?明日ってあしただよね?来るのはやっ!
俺は明日の送迎に向けクルと一緒に早々と寝た。たっぷりブラッシングをして、感謝の言葉を伝えた。
「クル、ごめんね、明日いっぱい転移しないといけないかもしれないんだ」
「そんなこと、もともと私が転移を使えばと言ったのだからいいのよ。転移の方が楽だし。それもケビンの魔力量次第なんだから頑張ってといってもケビンの魔力量大して減らないから大丈夫だけどね。ほんと、規格外よね」
クルさんまで規格外といっているよ。失敬な!
「明日、リルも来るからいっぱい遊ぼうね。ちびっ子たちとも遊んであげてね」
「分かっているわよ。子犬、子猫になりきるわよ。任せてちょうだい。それと絶対あの長老たちが来るわよ。お祖父様連れてこなくていいの?まあ、その時は連れてくればいいのよね。そしてすぐ帰せばいいのよね」
すぐ帰すって、お祖父様は挨拶して終わりかい?
さあ明日頑張ろう。
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