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魔法帝の屋敷
日常
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屋敷で暮らし始めて一週間が過ぎた。
魔法騎士団試験と比べるととても時間が早く感じた。
やはり大きなイベントの方が長く感じるのだろうか。
一週間も過ごすと、習慣というものが身につく。
僕の一日は朝食から始まり、ミヨとの共同作業、夕食、そして魔法帝との勉強会だ。
ミヨに厳重注意を下されてから、9時までと言うルールが決められた。
これにより健康的な日常も歩めて怪我もいい感じに治ってきている。
ついでに僕以外の日常。
まずはソラ。
ソラは早起きだ。
魔道具で目覚ましをかけ、誰よりも早く起きる。
だから寝るのも一番早い。
そして朝ごはんを作り、みんなを起こす。
基本的にソラは主夫的なことを行なっていた。
一人でこの屋敷の掃除、料理、そして魔法による任務の伝達だ。
たまに、魔法帝の秘書っぽいこともやっている。
ミヨによると計算以外なんでもこなすらしい。
うん、お嫁に欲しい!
次に魔法帝。
魔法帝は毎日誰かを助けるために王都を発っている。
また、王城は会議に行くこともありとても仕事人だ。
それらを休みなくこなし、ブラックな日常を送っていた。
睡眠はちゃんとできているが本当、いつか体を壊さないだろうか………
最後にミヨ。
ミヨは僕と対して変わらない日々を送っている。
朝から夕方まで書類の計算。
一つ違うことは僕が魔法帝に勉強会を開いている時、ミヨは読書をしている。
とても楽しそうに読んでいた。
お勧めがあったなら今度紹介して欲しいな。
今日もまた、朝食を食べてミヨと一緒に仕事を取り組む。
大抵、ミヨの手伝いでやることはこの二つだ。
一つはこの国の予算の計算。
これは毎日繰り返し行なっている。
大量の量をやらないといけないが、パートナーのようなミヨとできるのは楽しい。
そして二つ目は、この計算のために必要になる資料の整理だ。
これは以前行った図書館の端にある巨大すぎる棚から必要な物を取り出したり直したりする。
次、使うことがあるかも知れないからきっちり分別しないといけない。
始めは場所を覚えるのがやっとだったが、仕事にも慣れてくるようで今は完璧に覚えた。
「はい、これとこれとこれ、お願い」
ミヨは梯子に登って高い棚から巻物を取り出した。
それをしたにいる僕に投げ渡す。
それを僕は受け取りって棚に入れ、また下にある巻物をミヨに投げた。
それをミヨは受け取り、今度は三つほど横の棚に入れた。
「よし、これで必要な資料は全部だね」
梯子から降りると、下に僕が集めておいた巻物の元に行く。
それを両手で抱え込んで持つ。
僕もミヨの真似をする。
「二人いると仕事の効率も上がって嬉しいけど、やっぱり量が多いね」
「うん、分かる。ミヨいつも一人でこんなにやっていたんだね」
「一人はしんどいなー。だからトモ君が手伝ってくれてとっても助かってるよ!」
ミヨは首を横に傾けてお礼を言う。
ミヨの笑顔にはまだ、照れてしまう。
しばらく移動していると、話しかけ辛そうにしているソラがいた。
いや、両手いっぱいに資料を持っているから見えないがもう一人横にいる。
少し怪しかったが、声を聞くとすぐに誰か分かった。
「久しぶりだね」
「あ、ヤーベルさん! お久しぶりです!」
貫禄のある笑みを向けるヤーベルさんがいた。
「怪我の確認だよ。確かここにも医務室があったから検査してもいいかい?」
「はい、分かりました。この資料の持ち運びが終わったらすぐに行きます」
「そうか、では待っているよ」
肩をすれ違い、お互いの行動に移す。
部屋に入るなり、ヤーベルさんは準備をしていたようで、黄金の触手が現れていた。
「いつ観ても綺麗な色だ……」
「そうかい。それは嬉しい感想をどうも」
思わず心の声が漏れていたようで、嘆息を入れながら座席に座る。
すぐに治療は始まり、ヤーベルさんの魔法は優しく僕の体に触れる。
「そう思えばトモヤ君。魔法帝の性格を知った時、混乱しなかったかい?」
「もちろん、しました!」
激しく首を縦に振り、同意を求める自分。
するとヤーベルさんは顔を綻ばせた。
「アハハハハ、やはりそうだろうとは思っていたよ。これでも、魔法帝とは小さい頃からの付き合いだからね。成長する度に呆れることが多くなるよ」
深いため息をつくヤーベルさん。
あの性格だからこそ、その気持ちは少し分かる気がする。
「まだまだ心は子どもだからね、あの子は。昔から魔法が好きで、自分勝手で、興奮すると声が大きくて……」
「うんうん」
思わず頷いていた。
「それでも力だけは誰もが認めるから、こっちはなんとも言えないよ。
でも私生活は相変わらずだ。あの子は一人なら絶対生きれないだろうから、これから同じ魔法騎士として君に頼りたいものだよ」
「そうですね。これからはお世話になると思いますが、そういう抜けているところは僕が手助けしてあげないと」
「ああ、ここでは二人がいるから安心できるが、もし任務で一緒になった時はお願いするよ!」
柔らかい顔でヤーベルさんは僕に頼む。
「はい、任されました!」
僕も笑顔でそれに対応した。
話している間に検査も終わり、部屋に輝いていた黄金の光がなくなっていた。
顎に手を当てながらヤーベルさんは僕の状態を答えてくれた。
「うん、君の体はよくなっているね。あと一週間もすれば元どおりになるだろう。
そうすれば、君も立派な魔法騎士だ」
「はい、ありがとうございます」
あと一週間もすればセクアナたちと一緒に任務に参加できることを知って嬉しくなった。
早くみんなと会いたいな。
そして、一緒にたくさんの人を助けたい。
嬉しい気持ちもあるがミヨとソラ、そして魔法帝の姿が頭をよぎる。
(そっか、あと一週間もすれば三人ともお別れなんだな………)
名残おしい気持ちにもなった。
「では、私は帰らせてもらうよ。早く元気になってこの国を頼むよ。私は治癒することしかできないから、君に想いを託すよ!」
「はい、頑張ります!」
静かに、そして大きな背中をしたヤーベルさんは帰っていかれた。
夕食、お風呂を済ませた夜。
いつもの日課で魔法帝と二人だけの勉強会が行われていた。
「いいですか? 酸素は物質を燃やすという働きがあるんです。
だからよく炎魔法や家庭で火を使っていますが、それはこの物質があるからこそできるわけです」
「へぇー、それは大切な物質だね!
これは大発見だよ!」
目を大きく開いて、いつものように大きなリアクションをとる魔法帝。
「確か、次の週に炎魔術師の合同訓練があったね。その時、これを発表したらもっと魔法のレベルが上がるじゃないか!?」
「いやー、たぶん理解できないでしょう。頭がいい魔法帝だからできるのであって……」
「え、私の頭がいいだって!
いやー、そんな褒められてもお金なんて出ないよ~」
(はぁー、すぐ調子に乗る。やはりめんどくさいお方だ)
「でも、私が教えたら、我らが魔法騎士なら分かってくれるさ!」
「無理でしょ……」
「ならトモヤ君が数百人の前で教えてやってくれ。なら完璧だ!」
「それは断固拒否します!
というか公開処刑じゃないですか!
僕、偏見持たれてるんですよ!
絶対『生意気だ』とか言われて魔法ぶっ放されますよ!
全身、火だらけです!」
「アハハハハ、君が丸こげになると。これはとても面白い!」
「いや、ガチで笑い事じゃないですから」
「はぁ……それは残念だね」
「そうですね」
最終的に諦めたようで魔法帝は肩を落とす。
その姿を見て、すこし罪悪感が芽生えたので軽く慰める。
「まぁ、魔法帝が理解してくれただけで僕は嬉しいですよ。とても勉強熱心でこちらも楽しいです」
「アハハハ、それはとても光栄な言葉だ」
「はい!」
魔法帝に微笑むと黒板に体を向け、再び説明に必要なことを書こうとする。
すると魔法帝がポツリと、
「いやー、君がここへ来てくれてよかった。私だけじゃなくて二人もとても楽しそうにしているよ。やはり年齢の近い友達ができて嬉しんだろうな」
とても感激な言葉に講義のことなど忘れて、魔法帝の方へ振り向いていた。
「そ、そうなんですか?」
「ああ、そうだとも。ミヨはよく笑うようになったし、ソラの表情も豊かになった。
これは紛れもない、君のおかげだよ!」
その優しい言葉に照れて、魔法帝の顔を直視できなかった。
「それは、どうも……ありがとうございます」
「あ、トモヤ君、授業の続きを早く頼む。これからの続きが気になるよ!」
「はいはい、わかりました」
チョークを手にとり講義の続きを始める。
しばらくお互いに集中して、教え、学んだ。
授業の終わりに差し掛かる頃。
「そう思えば二人ってどうして魔法帝と暮らすようになったんですか?
出会う機会なんてほとんどあり得ませんよね?」
「おお、やっと聞いてくれたか!
その話聞きたいかい? いや別に聞かなくてもいんだよ。ただ君がどうしてもっていうのなら話してあげてもいいけれど!」
「なら遠慮しときます。別にそこまで気にしていることではないので」
「え……?」
露骨に悲しそうな顔をされた。
「い、いいや話します! ちゃんと話すので聞きなさい!」
「は、はい……」
結局強制的に座らされ、魔法帝の話が始まった。
魔法騎士団試験と比べるととても時間が早く感じた。
やはり大きなイベントの方が長く感じるのだろうか。
一週間も過ごすと、習慣というものが身につく。
僕の一日は朝食から始まり、ミヨとの共同作業、夕食、そして魔法帝との勉強会だ。
ミヨに厳重注意を下されてから、9時までと言うルールが決められた。
これにより健康的な日常も歩めて怪我もいい感じに治ってきている。
ついでに僕以外の日常。
まずはソラ。
ソラは早起きだ。
魔道具で目覚ましをかけ、誰よりも早く起きる。
だから寝るのも一番早い。
そして朝ごはんを作り、みんなを起こす。
基本的にソラは主夫的なことを行なっていた。
一人でこの屋敷の掃除、料理、そして魔法による任務の伝達だ。
たまに、魔法帝の秘書っぽいこともやっている。
ミヨによると計算以外なんでもこなすらしい。
うん、お嫁に欲しい!
次に魔法帝。
魔法帝は毎日誰かを助けるために王都を発っている。
また、王城は会議に行くこともありとても仕事人だ。
それらを休みなくこなし、ブラックな日常を送っていた。
睡眠はちゃんとできているが本当、いつか体を壊さないだろうか………
最後にミヨ。
ミヨは僕と対して変わらない日々を送っている。
朝から夕方まで書類の計算。
一つ違うことは僕が魔法帝に勉強会を開いている時、ミヨは読書をしている。
とても楽しそうに読んでいた。
お勧めがあったなら今度紹介して欲しいな。
今日もまた、朝食を食べてミヨと一緒に仕事を取り組む。
大抵、ミヨの手伝いでやることはこの二つだ。
一つはこの国の予算の計算。
これは毎日繰り返し行なっている。
大量の量をやらないといけないが、パートナーのようなミヨとできるのは楽しい。
そして二つ目は、この計算のために必要になる資料の整理だ。
これは以前行った図書館の端にある巨大すぎる棚から必要な物を取り出したり直したりする。
次、使うことがあるかも知れないからきっちり分別しないといけない。
始めは場所を覚えるのがやっとだったが、仕事にも慣れてくるようで今は完璧に覚えた。
「はい、これとこれとこれ、お願い」
ミヨは梯子に登って高い棚から巻物を取り出した。
それをしたにいる僕に投げ渡す。
それを僕は受け取りって棚に入れ、また下にある巻物をミヨに投げた。
それをミヨは受け取り、今度は三つほど横の棚に入れた。
「よし、これで必要な資料は全部だね」
梯子から降りると、下に僕が集めておいた巻物の元に行く。
それを両手で抱え込んで持つ。
僕もミヨの真似をする。
「二人いると仕事の効率も上がって嬉しいけど、やっぱり量が多いね」
「うん、分かる。ミヨいつも一人でこんなにやっていたんだね」
「一人はしんどいなー。だからトモ君が手伝ってくれてとっても助かってるよ!」
ミヨは首を横に傾けてお礼を言う。
ミヨの笑顔にはまだ、照れてしまう。
しばらく移動していると、話しかけ辛そうにしているソラがいた。
いや、両手いっぱいに資料を持っているから見えないがもう一人横にいる。
少し怪しかったが、声を聞くとすぐに誰か分かった。
「久しぶりだね」
「あ、ヤーベルさん! お久しぶりです!」
貫禄のある笑みを向けるヤーベルさんがいた。
「怪我の確認だよ。確かここにも医務室があったから検査してもいいかい?」
「はい、分かりました。この資料の持ち運びが終わったらすぐに行きます」
「そうか、では待っているよ」
肩をすれ違い、お互いの行動に移す。
部屋に入るなり、ヤーベルさんは準備をしていたようで、黄金の触手が現れていた。
「いつ観ても綺麗な色だ……」
「そうかい。それは嬉しい感想をどうも」
思わず心の声が漏れていたようで、嘆息を入れながら座席に座る。
すぐに治療は始まり、ヤーベルさんの魔法は優しく僕の体に触れる。
「そう思えばトモヤ君。魔法帝の性格を知った時、混乱しなかったかい?」
「もちろん、しました!」
激しく首を縦に振り、同意を求める自分。
するとヤーベルさんは顔を綻ばせた。
「アハハハハ、やはりそうだろうとは思っていたよ。これでも、魔法帝とは小さい頃からの付き合いだからね。成長する度に呆れることが多くなるよ」
深いため息をつくヤーベルさん。
あの性格だからこそ、その気持ちは少し分かる気がする。
「まだまだ心は子どもだからね、あの子は。昔から魔法が好きで、自分勝手で、興奮すると声が大きくて……」
「うんうん」
思わず頷いていた。
「それでも力だけは誰もが認めるから、こっちはなんとも言えないよ。
でも私生活は相変わらずだ。あの子は一人なら絶対生きれないだろうから、これから同じ魔法騎士として君に頼りたいものだよ」
「そうですね。これからはお世話になると思いますが、そういう抜けているところは僕が手助けしてあげないと」
「ああ、ここでは二人がいるから安心できるが、もし任務で一緒になった時はお願いするよ!」
柔らかい顔でヤーベルさんは僕に頼む。
「はい、任されました!」
僕も笑顔でそれに対応した。
話している間に検査も終わり、部屋に輝いていた黄金の光がなくなっていた。
顎に手を当てながらヤーベルさんは僕の状態を答えてくれた。
「うん、君の体はよくなっているね。あと一週間もすれば元どおりになるだろう。
そうすれば、君も立派な魔法騎士だ」
「はい、ありがとうございます」
あと一週間もすればセクアナたちと一緒に任務に参加できることを知って嬉しくなった。
早くみんなと会いたいな。
そして、一緒にたくさんの人を助けたい。
嬉しい気持ちもあるがミヨとソラ、そして魔法帝の姿が頭をよぎる。
(そっか、あと一週間もすれば三人ともお別れなんだな………)
名残おしい気持ちにもなった。
「では、私は帰らせてもらうよ。早く元気になってこの国を頼むよ。私は治癒することしかできないから、君に想いを託すよ!」
「はい、頑張ります!」
静かに、そして大きな背中をしたヤーベルさんは帰っていかれた。
夕食、お風呂を済ませた夜。
いつもの日課で魔法帝と二人だけの勉強会が行われていた。
「いいですか? 酸素は物質を燃やすという働きがあるんです。
だからよく炎魔法や家庭で火を使っていますが、それはこの物質があるからこそできるわけです」
「へぇー、それは大切な物質だね!
これは大発見だよ!」
目を大きく開いて、いつものように大きなリアクションをとる魔法帝。
「確か、次の週に炎魔術師の合同訓練があったね。その時、これを発表したらもっと魔法のレベルが上がるじゃないか!?」
「いやー、たぶん理解できないでしょう。頭がいい魔法帝だからできるのであって……」
「え、私の頭がいいだって!
いやー、そんな褒められてもお金なんて出ないよ~」
(はぁー、すぐ調子に乗る。やはりめんどくさいお方だ)
「でも、私が教えたら、我らが魔法騎士なら分かってくれるさ!」
「無理でしょ……」
「ならトモヤ君が数百人の前で教えてやってくれ。なら完璧だ!」
「それは断固拒否します!
というか公開処刑じゃないですか!
僕、偏見持たれてるんですよ!
絶対『生意気だ』とか言われて魔法ぶっ放されますよ!
全身、火だらけです!」
「アハハハハ、君が丸こげになると。これはとても面白い!」
「いや、ガチで笑い事じゃないですから」
「はぁ……それは残念だね」
「そうですね」
最終的に諦めたようで魔法帝は肩を落とす。
その姿を見て、すこし罪悪感が芽生えたので軽く慰める。
「まぁ、魔法帝が理解してくれただけで僕は嬉しいですよ。とても勉強熱心でこちらも楽しいです」
「アハハハ、それはとても光栄な言葉だ」
「はい!」
魔法帝に微笑むと黒板に体を向け、再び説明に必要なことを書こうとする。
すると魔法帝がポツリと、
「いやー、君がここへ来てくれてよかった。私だけじゃなくて二人もとても楽しそうにしているよ。やはり年齢の近い友達ができて嬉しんだろうな」
とても感激な言葉に講義のことなど忘れて、魔法帝の方へ振り向いていた。
「そ、そうなんですか?」
「ああ、そうだとも。ミヨはよく笑うようになったし、ソラの表情も豊かになった。
これは紛れもない、君のおかげだよ!」
その優しい言葉に照れて、魔法帝の顔を直視できなかった。
「それは、どうも……ありがとうございます」
「あ、トモヤ君、授業の続きを早く頼む。これからの続きが気になるよ!」
「はいはい、わかりました」
チョークを手にとり講義の続きを始める。
しばらくお互いに集中して、教え、学んだ。
授業の終わりに差し掛かる頃。
「そう思えば二人ってどうして魔法帝と暮らすようになったんですか?
出会う機会なんてほとんどあり得ませんよね?」
「おお、やっと聞いてくれたか!
その話聞きたいかい? いや別に聞かなくてもいんだよ。ただ君がどうしてもっていうのなら話してあげてもいいけれど!」
「なら遠慮しときます。別にそこまで気にしていることではないので」
「え……?」
露骨に悲しそうな顔をされた。
「い、いいや話します! ちゃんと話すので聞きなさい!」
「は、はい……」
結局強制的に座らされ、魔法帝の話が始まった。
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